『血塗れの棺がひらくとき』


PC1:牧野十夜(まきの・とおや)(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC2:喜多川未知留(きたがわ・みちる)(キャラシート)PL:粘土
PC3:平井遊里(ひらい・ゆうり)(キャラシート)PL:缶詰

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:というわけで揃いました!
GM:貴族の嗜み第二弾!
GM:やってまいりましょう、よろしくおねがいします!
GM:まずは軽い自己紹介から
GM:本日の主役!PC1は新キャラクターの牧野くん、どうぞ!
牧野 十夜:はい!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYpsm0pgIM
牧野 十夜:「答えろ。『俺と同じ顔の男』を知っているか」
牧野 十夜:第八の新人。はんぶんこ怪人のサイボーグ、"十徳機腕"(テンパーパス・アーム)こと牧野十夜(まきの・とおや)です。
牧野 十夜:とある事故で体が縦真っ二つに断裂、死亡した……と思いきや、謎の科学者の怪奇実験で生体機械に補われ復活しました。
牧野 十夜:右半身が生身、左半身が機械!……じゃあ、「生身の左半身」はどうなったのか? それを追ってN市までやってきました。
牧野 十夜:性格としては目つきの悪くピリピリとした眼鏡高校生! 事件には協力するのでなにとぞ……
牧野 十夜:性能としては《ライトニングリンク》でとにかく殴る! 脳筋!
牧野 十夜:以上、よろしくおねがいします!
GM:疾風のような自己紹介
GM:オレでなきゃ見逃しちゃうね
GM:そんな牧野くんのハンドアウトはこちら!
GM: 
PC1:牧野十夜 君はつい先日N市第8支部に配属されたばかりのエージェントだ。
血の滲むような困難の果てに、君の運命を弄んだ何者かを探すべくこの街にやってきた君は
初めてのオフの日に、チルドレンである獅子堂奈央実から呼びつけられる。
GM: 
GM:というわけで
GM:謎の男の娘からツラぁ貸さんかいと迫られます
GM:仲良くしてあげてね!
牧野 十夜:フン!慣れ合う気なぞない!(よろしくね!)
GM:では次!
GM:PC2の喜多川さん!
喜多川未知留:はーい!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiojrrgIM
GM:どぞどぞ!
喜多川未知留:きたがわ みちる 第2地区のハーレムアパートことコープなみかぜに住んでいるUGNイリーガルです。
喜多川未知留:身長145cm、体重34kg。そして22歳!病弱アルビノ合法ロリです。
喜多川未知留:子どもをかわいがったり喜ばせたりするのが好き。
オズサイト:その為にも格好良くて頼れる大人のお姉さんの幻影を纏ったりとかしているぞ!
喜多川未知留:オーヴァードとしての能力はエンジェルハイロウの光学操作。秘密兵器たる自作ドローン群を介して幻影を作れる程度だったけど最近はビームも出すよ。
喜多川未知留:データとしてはフォールンスプライトで判定支援したり、《黒き明かり》で達成値を後出しで減らせたり。
喜多川未知留:そしてピュア《マスヴィジョン》があるので、クライマックスではそこそこの火力です。
喜多川未知留:今回も頑張るぞー!
GM:よろしくおねがいします!
GM:では続いてハンドアウトを共有するPC3の平井さん!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxIOjygIM
GM:どぞ!
平井遊里:はいさい!
平井遊里:「平井遊里(ひらい・ゆーり)。コードネームは銀糸編《シルクスハイド》…ですっ」
平井遊里:高校2年の17歳、泣きぼくろがチャームポイントの普通の女子高生です。
平井遊里:第2支部にお邪魔してるチルドレンとかやってます。
平井遊里:普通の生まれ育ちですが、覚醒当初に能力を抑えきれず暴走した時にUGNの皆さんに助けられました
平井遊里:それ以降私もUGNとして頑張ってます。喧嘩とか得意じゃないですけど、私も誰かを助けられるようにがんばります!
平井遊里:戦闘の他、一般人の感性もあるのでそういう世間ずれした子の学校の面倒とかも見るの得意です!
平井遊里:性能はキュマイラ・ハヌマーン・オルクスの縮地タゲロ白兵型!
平井遊里:ターゲットロック攻勢変色を狩りの統率者で味方にバラまいて殴ります。
平井遊里:どこまで逃げても縮地で追いかけます。
平井遊里:そんな蜘蛛のキュマイラの糸使い。カフェイン取るとぽやぽやします。任務の時は気をつけなきゃですねっ!
平井遊里:あ、バディムーヴで後乗せ支援ができるようになりました。出来る女子です。
平井遊里:今回、何にするか聞いてませんけどがんばります!
平井遊里:よろしくおねがいします!
GM:オッケイ!何するかは今から発表!
GM:というわけでハンドアウトだ!
GM: 
PC2-3:喜多川未知留&平井遊里 君の管轄する第二地区で、突如不審なワーディング反応が検知される。
発信源はN国立博物館。県内でも屈指の収蔵品数を持つ重要文化施設だ。
現場に向かった君たちは、建物の中で驚くべき光景を目にするのだった。
GM: 
GM:舞台は博物館!
平井遊里:重要施設!
GM:アカデミックな雰囲気の中、交友を深めてください。
喜多川未知留:楽しみ~
平井遊里:あふれる知性!
GM:では早速参りましょう!
喜多川未知留:森田さんの突発セッションでの驚くべき光景
喜多川未知留:本当に驚くべきなんだろうな……
喜多川未知留:はい!

OP1…牧野十夜

GM:OP1!いでよ牧野くん!
GM:侵蝕どうぞ!
牧野 十夜:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 7[7]+38 → 45

GM:---
GM:第3地区・繁華街
GM:---
GM:君は激戦区、N市に配属されたばかりのエージェントだ。
GM:今日はこの街にやってきて初めてのオフの日。どう過ごすべきか考えていたところ
GM:君はとあるチルドレンから、呼び出しを受ける。
GM:……待ち合わせの場所は間違いないはずだが
GM:予定の時間からもう15分ほどが過ぎようとしている。
牧野 十夜:(……)市内はまだ不慣れだ。自分の方が場所を間違えているのか? そう思いメッセージを送るも、返事がない。
獅子堂奈央実:と、そんな所へ
獅子堂奈央実:「あー、おったー」
獅子堂奈央実:「とーやくんー」
獅子堂奈央実:パタパタと走ってくる影。
獅子堂奈央実:歳は中学生ほど、華奢な体つきをフリルだらけのロリータ服で包んでいる。
牧野 十夜:「居て当然だ。指定された場所も間違ってなかったようだしな」
牧野 十夜:「……何かあったか?」
獅子堂奈央実:「はーっ、はーっ」
獅子堂奈央実:「あんな、うちな」
獅子堂奈央実:「いっつも寝坊してまうから」
獅子堂奈央実:「3つ目覚ましかけたんやけど」
獅子堂奈央実:「……3つとも電池抜けててん」
獅子堂奈央実:しょんぼり
牧野 十夜:「……閉口するぞ。なんだその状況は……そして寝坊か。遅刻の原因は」
獅子堂奈央実:しゅんと頷く
獅子堂奈央実:「うちからとーやくんのこと誘たのに」
獅子堂奈央実:「ごめんなさい……」
牧野 十夜:「……構わん。時間は戻らないからな。それで、今日は何をするんだ。呼び出されたはいいが」
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:じっとその顔を見上げている
牧野 十夜:「何かついているか。俺の顔に」
獅子堂奈央実:「ううん、ちゃうけど」
獅子堂奈央実:「とーやくん、やっぱり優しいひとやわあ、思て」
獅子堂奈央実:笑顔が戻る
獅子堂奈央実:「うち、ぼんくらして怒られてばっかりやから」
獅子堂奈央実:にこにこ。
牧野 十夜:「……不要だ。その言葉は。時間を有意義に使いたいだけで、優しいわけでは……」笑顔を見ていると、なんとなく調子が狂う。
獅子堂奈央実:「あ、そうそう」
獅子堂奈央実:「なんでとーやくんに来てもらったかゆーたらね」
獅子堂奈央実:「うちな、とーやくんと仲良くなりたいねん」
獅子堂奈央実:「うちの支部、チルドレンのひと、あんまりおらへんから」
獅子堂奈央実:「おひるごはんとか、ときどきひとりになってもーて、さびしい……」
獅子堂奈央実:「とーやくんは、さびしない?」
牧野 十夜:「寂しくはない。別にな」
獅子堂奈央実:「ぇえ~」
牧野 十夜:「……ただ、発想が無かった。そういう時間を交流に充てるというな。連携の向上になるかもわからん」
獅子堂奈央実:「!」
獅子堂奈央実:「そうですー!そうやの。そういうことも、あるかも……」
獅子堂奈央実:「せやから、仲良くなりたい思て」
獅子堂奈央実:「考えました」
獅子堂奈央実:キリッとした顔
獅子堂奈央実:「ボーリング!」
獅子堂奈央実:「うちと、ボーリングいきませんか!」
牧野 十夜:「学生か。……学生だったな」
牧野 十夜:「……構わん。案内も頼むぞ」
獅子堂奈央実:「わぁー」
獅子堂奈央実:「やったー」
獅子堂奈央実:バンザイポーズでぴょんぴょん跳ねる
獅子堂奈央実:「うちな、ボーリングだけは得意やから」
獅子堂奈央実:「かっこええとこ、いっぱい見せますー」
獅子堂奈央実:ふんすふんす。
獅子堂奈央実:「すごいんやよーほんまにー」
牧野 十夜:「……見せて見ろ。こっちも『左』は使わないでおいてやる」そもそも、レクリエーションに呪わしき半身を使うのもタチの悪い冗談のようだが。
GM:君たちは歩き出す、
GM:目的地はアーケードのアミューズメント施設だ。
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:その言葉を聞いて、しばらく黙り込んでいたが
獅子堂奈央実:「とーやくんは」
獅子堂奈央実:「なんで、戦うことにしたん?」
獅子堂奈央実:歩きながら、ぽつりとこぼす。
獅子堂奈央実:「……あ」
獅子堂奈央実:「いきなり、こんなん聞くことちゃうやんな……」
獅子堂奈央実:「うちこういうの、ほんまにへたくそや」
獅子堂奈央実:またしょんぼりとした顔
牧野 十夜:「……別にいい。」
牧野 十夜:「探すためだ。俺の半身を。その為には、一番UGN(ここ)が手っ取り早かった」
獅子堂奈央実:「はんしん?」
獅子堂奈央実:「……やきゅう?」
獅子堂奈央実:※縦縞の球団のイメージ映像
牧野 十夜:「違う。俺の体の左側は、生体機械だ。もとの生身の体を探している」
獅子堂奈央実:「!」
獅子堂奈央実:「それって……」
獅子堂奈央実:「誰かにそうされた……ゆうこと?」
牧野 十夜:「あぁ。だから探している。犯人も含めてな」
獅子堂奈央実:「……そうなんや」
獅子堂奈央実:「見つけたら、どないするん?」
牧野 十夜:「どう、するんだろうな。もう一回手術なりなんなりして、元の体に戻るのか」
牧野 十夜:「……決めていない。ただ、『自分の半分がどこにあるかわからない』ことが怖い。だから、戦っている」
獅子堂奈央実:「怖いから、戦う」
獅子堂奈央実:「……かっこええなぁ、とーやくん」
獅子堂奈央実:ぽつりとこぼして
獅子堂奈央実:きゅっと、君の左手を握る
牧野 十夜:「……何を」
獅子堂奈央実:そのまま早足に歩き出し
獅子堂奈央実:「寝坊してもうたし」
獅子堂奈央実:「いそぎましょー」
牧野 十夜:「……あぁ」
獅子堂奈央実:「今日はいーっぱい」
獅子堂奈央実:「楽しいことしよな、とーやくん」
獅子堂奈央実:顔だけ振り向いて微笑みかける
牧野 十夜:……寝坊に対する説教。獅子堂の戦う理由。言いたい事や聞きたい事は数々あれど。
牧野 十夜:とりあえずは、ボウリングの後でいいかと、笑顔を見ていて思う。
GM:---
GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
牧野 十夜:設定上初期ロイスなので追加の取得は無し! 感情だけ 獅子堂奈央実/〇連帯感/不信感 に今変更しておきます!
GM:あえて距離のあるロイスに書き直す!
GM:テクニシャンだ

OP2…喜多川未知留&平井遊里

GM:では次!OP2!
GM:喜多川さんと平井さん侵蝕どうぞ!
喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:36->42)
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:29->30)
GM:---
GM:第2地区
GM:N国立博物館
GM:---
GM:夕刻頃、不審なワーディング反応が支部にて観測され
GM:当直のチルドレンであった君……平井遊里は、連絡のついたイリーガルを連れて現場に急行した。
GM:建物を囲むのは対ワーディングマスクを装着したUGNの人員達。
GM:……ワーディングは展開中。現在も建物内に対象のオーヴァード、あるいはジャームは潜んでいると思われる。
オズサイト:「まったく、無粋なことをするものだよね」緑色のパーカーを着た、背の高く浅黒い肌の女。
オズサイト:「素敵なものがたくさんある場所でひと騒動起こそうなんて、困ったことだよ」
オズサイト:「というわけで、イリーガル"オズサイト"。喜んで協力させてもらうよ」
平井遊里:「全くです。文化に対する敬意が感じられませんね」大きめの紺のパーカー姿にミニスカートを履いた、同年代で少し身長が低めの少女。
平井遊里:赤斑眼鏡のレンズの奥から、赤の瞳がその姿を見やる。
平井遊里:「銀糸編《シルクスハイド》、平井遊里です。ご協力感謝します、オズサイトさん」
平井遊里:言って、握手を求めるように手を差し出す。
オズサイト:「よろしく平井さん。第2支部の人だと、羽鳥さんから聞いてるかな?」握手に応じる。
オズサイト:「そうでなくてもちょくちょくお仕事貰ってるし、データは読んでるのかな」
オズサイト:外見より、握る手の感触は小さい。
平井遊里:「そうですね。羽鳥さんからお話は聞いています」
平井遊里:おぉ、とその感触に驚きながら。
平井遊里:「管理しているアパートの住人だとか…聞くと触れるとでは大違いですね」
平井遊里:その目線は目の前の長身の女性を見ていない。
平井遊里:手の感触から推察するその先へと目を彷徨わせている
オズサイト:「ふふん、中々どうしてやるものだろう……当たり」
オズサイト:幻影の内側と視線が合ったタイミングで、軽くウインクする。
平井遊里:身じろぎの感覚からそれを察知する。
平井遊里:「えぇ、聞いていなければわからない所でした」
オズサイト:「平井ちゃんもなかなかどうして、目が良いんだね」
オズサイト:「それとも肌か、どこか別の感覚かな」
平井遊里:「あはは、そちらも正解です」
平井遊里:空いた手で自らのタイツをつい、と引っ張る
平井遊里:黒のタイツが一部分シュルリと解けて蜘蛛の銀糸に変換され、宙を漂う。
平井遊里:「風の流れとか、そういう感じですね。指より敏感なので」
平井遊里:解けたタイツは新たな糸で既に修復されている。
喜多川未知留:(今の所作、なんとなく羽鳥さんみたいだなあ)
GM:君たちは挨拶もそこそこに
GM:建物の中へと脚を踏み入れていく。
GM:静まり返った閉館中の博物館。物音一つたたない静寂。
GM:……ワーディングの中心へ向けて、君たちは進んでいく。
オズサイト:「そのアパートで仲良くしてる子が、羽鳥さんと一緒にここへ遊びに来た話とかしてたなあ……」歩きながら
平井遊里:「あぁ、良いですね。仲の良いご近所付き合い、羨ましいです」
GM:ぼんやりと非常灯だけが輝く廊下で
GM:天井から提げられたポスターが目に留まる。
GM:『企画展:東欧の幻想文化と伝説』
オズサイト:「今はこういうのやってたんだね」
オズサイト:手元に浮かべたホロビジョンを見ながら向かう。下調べしておいた、この博物館の間取り。
オズサイト:「へえ。この先はちょうど……」
平井遊里:その間取りを確認しながら極細の糸を漂わせ、動体を探る。
GM:小人や妖精の図画が織り込まれた美しいタペストリーや
GM:神話の一部分が描かれた調度品が、闇の中で浮かび上がる。
喜多川未知留:(良いなぁ……後で入場料払おう……)
平井遊里:(ああいう織物出来ないかな……参考にしよう)
GM:やがて、君たちは企画展示室の最奥に辿り着く。
GM:真っ先に感じるのは
GM:強烈な血の匂い。
GM:床全体が、どす黒い血の色に染まっている。
GM:警備服を着た遺体が3つ。引き裂かれ、床に転がっている。
平井遊里:「……オズサイトさんっ」気を引き締める。
オズサイト:「ああ、銀糸編」
GM:部屋の中央。砕けたガラスケースの残骸に囲まれているのは
GM:精巧な彫刻が施された、漆黒の埋葬棺だ。
GM:その蓋は開いている。
オズサイト:「……博物館を選んだんじゃあなく」周囲に光学走査、張り巡らせながら。
オズサイト:「博物館が、何か選んじゃったのかな。これは」
平井遊里:「歴史のあるもの……ですからねぇ」
平井遊里:周囲に糸を張り、感覚を研ぎ澄ませていく。
喜多川未知留:(前に一度、勾玉が襲い掛かってきたこともあるしなあ)
平井遊里:「それで、その選ばれた側は……おとなしく待ってくれては、いないみたいですね」
GM:周囲に動くものの気配は感じられない。
GM:ただ棺がそこにあるだけだ。
オズサイト:「……いや、そうでもないかな」
平井遊里:「?」動体はない……が、同行者の警戒に気づく。
オズサイト:「ぼくらはワーディングの発生場所に来たんじゃあない」
オズサイト:「状況は今なお、ここで進行中と考えるなら」
平井遊里:「進行させている何かは確実に居る。ですか」
平井遊里:「……近づいてみます。援護いただけますか?」
オズサイト:「OK、任せて」幻影は無手のまま、拳銃を抜く。
平井遊里:「お願いします」こちらは無手。ただし、既に糸で編んだタイツで包んだ脚で近づき…
GM:君が棺へと近づこうとした時
GM:突然。
???:『――触れるな』
???:どこからともなく、声がする。
平井遊里:「っ、何者ですか」
平井遊里:足を止めて周りの様子をうかがう
GM:キキキキキキキッ!!
GM:床から湧き上がるのは……無數の蝙蝠!
GM:渦を巻くように君たちを囲む!
オズサイト:「姿を見せてもらえると嬉しいんだけ……うわっ!」
平井遊里:「ひぇっ!」
平井遊里:顔をかばった腕の隙間からそれを見る
???:「……フゥウウ」
???:「我が棺に触れるな、不埒者」
???:気がつくと、ガラスケースの残骸の上に
???:青白い肌と髪、そして黒ずくめの衣服を纏った幽鬼じみた男が現れる。
オズサイト:「……レディの扱いがなってない方、自己紹介をしてもらっても?」
???:「浅瀬を惑う稚鮎の如くに若く儚き蒙昧の娘どもよ」
???:「宵闇を司る神より賜りし我が名を惧れるがよい」
???:枯れ木が軋みをたてるような掠れ声
???:節くれだった指が2人を差す
平井遊里:「……」
喜多川未知留:(……ゴクリ)
???:「我こそはアイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウス卿」
レスティエ:「誉ある吸血貴族の裔なるぞ」
喜多川未知留:「ッ、アイゼンベルグだって!?」
喜多川未知留:思わず、素の声を洩らしてしまう。
喜多川未知留:よく知っている名だ。というかお隣りさんだ
平井遊里:「アイゼンベルグさん、ですか」オズサイトさんの狼狽をちらりと横目に見て。
レスティエ:「娘たち、何故に我が城に断わり無く踏み入るのか」
レスティエ:「畏れなき稚児の為すことと言えど、些かに不快な狼藉である」
レスティエ:血走った目が君たちへと見開かれている。
レスティエ:「応えよ娘」
レスティエ:レネゲイドを震わす威圧感。間違いなくワーディングはこの存在から放たれている。
オズサイト:「……では、アイゼンベルグ卿。ここは貴方の居城でも、領地でもありません」
レスティエ:「……何?」
レスティエ:眉根を寄せる。
レスティエ:「何と申した、娘」
平井遊里:「随分と旧いお方のようですが、ここは国の所有する博物館です」
平井遊里:「貴方のものではありません」
オズサイト:「故に、住まう民を生かし殺し護る権利も、あなたにはありません」
オズサイト:「私たちがここにいるのは、この三つ目の為です」手で警備員の遺体を示す。
レスティエ:「……」
レスティエ:「はは」
レスティエ:「ははははははっ」
平井遊里:「おとなしく同行して頂ければ、こちらも説明の用意が……」哄笑を見て言葉を止める
レスティエ:「なんの戯言を」
レスティエ:「もうよい、この下郎どもの首を刎ねよ」
レスティエ:ずずずず
レスティエ:転がっていた遺体に床の血がまとわりつき
レスティエ:その体を起こす。
死体:「……う、が」
死体:腕を伸ばし、君たちへと襲いかかる!
オズサイト:「……なるほど従者、いかにもだね」暗い部屋の中、緑色の魔法陣が浮かび上がり
オズサイト:「ブラム=ストーカーより古そうだけどさっ!」偽装したドローン群から光線の斉射、死体の動きを留める。
平井遊里:「ひゃわっ」
平井遊里:驚き身じろぎする動き。
平井遊里:手元は糸を繰り、張り巡らせた糸が連鎖し、その体を拘束にかかる
死体:「がっ」
死体:一撃で死体は吹き飛ばされ、動きを止める、しかし……。
レスティエ:既に男の姿はない。
レスティエ:《瞬間退場》
平井遊里:「あ、待ちなさい!」
平井遊里:糸を使った高速移動により追跡を目論むも、意識をそらした一瞬の間、既に方向の検討すら付かない。
オズサイト:「む……態度の割には用心深いか。怖いな」
平井遊里:「~~~~、もうっ」
平井遊里:「……仕方ありません、オズサイトさん」ワナワナと湧き上がる感情を抑えつつ、口調はクールに。
オズサイト:「ああ、シルクスハイド。監視の目はもう広げてるよ」
平井遊里:「おぉ」普通に感心
平井遊里:「……じゃないや、助かります。建物内ならともかく、外となると」
平井遊里:張った糸を回収しつつつ。
オズサイト:「あんなに危険で時代錯誤な方は、即刻見つけて縛りまくって、棺に叩き込まないとね」
平井遊里:「ですね。歴史は有るようですがお爺ちゃんです」
平井遊里:「徘徊してるのを捕まえて、とっととお家に帰っていただきましょう」
GM:---
GM:シーンは終了、ロイスのみ可能です。
喜多川未知留:同行者:平井遊里/P連帯感○:N不安 で取得
平井遊里:「協力者 オズサイト ○P信頼/N興味」で取得して以上

合流

GM:合流シーン!全員登場!
喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:42->47)
牧野 十夜:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 7[7]+45 → 52

平井遊里:平井遊里の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:30->32)
GM:---
GM:第3地区・駅周辺
GM:---
GM:アミューズメント施設からの帰り道。
GM:日はすっかり暮れて、街灯が眩しさを増している。
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:とぼとぼ
獅子堂奈央実:「負けてもたー」
獅子堂奈央実:「ちゃうねん、ちがうねんよ、とーやくん」
獅子堂奈央実:「うちもっと上手やねん」
獅子堂奈央実:「ほんまやよーほんまにー」
牧野 十夜:「わかった。……わかったから、やめろ。揺するのを」
獅子堂奈央実:「しんじてー」
獅子堂奈央実:ゆさゆさ
獅子堂奈央実:「今日はあさごはん、ちゃんと食べへんかったから」
獅子堂奈央実:「あかんかっただけですー」
牧野 十夜:「……別に。リベンジはいつでも受けて立ってやる」
獅子堂奈央実:「へ?」
獅子堂奈央実:「ほんまにー?」
獅子堂奈央実:「また、誘ってええの?とーやくん」
牧野 十夜:「……聞き返すな。わざわざ」
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:「やったー」
獅子堂奈央実:バンザイポーズ
獅子堂奈央実:「うち、またとーやくんと一緒にボーリング行きたいなーて」
獅子堂奈央実:「思てたから……あんじょう、おおきに」
牧野 十夜:(……余程同年代の友人が少なかったのか、こいつは)と、内心で思いつつ。
牧野 十夜:「好きに誘え。……オフな限りはな」
獅子堂奈央実:「はーい」
獅子堂奈央実:「とーやくんと一緒におると、えらい楽しいわあ」
獅子堂奈央実:「ずーっと、うきうきしてはる」
獅子堂奈央実:「とーやくんは、うきうきしてる?」
獅子堂奈央実:君の顔を横から覗き込みながら
獅子堂奈央実:首をかしげる。
牧野 十夜:「悪くはない。……気晴らしにはなった」
獅子堂奈央実:「悪くはないって」
獅子堂奈央実:「ええってこと?」
牧野 十夜:「……聞き返すな。だから、わざわざ」そっぽを向くように。
獅子堂奈央実:「んふふー」
獅子堂奈央実:「んふふふふー」
獅子堂奈央実:その周りをニヤニヤしながらちょろちょろ。
牧野 十夜:「笑うな。……いや、好きにしろ……」
獅子堂奈央実:「はいはーい、好きにしますー」
獅子堂奈央実:「……あれ?」
獅子堂奈央実:ぴたりと、その脚が止まる
GM:視線の先には
レスティエ:「……」
レスティエ:爛々と目を光らせる、幽鬼のような男。
獅子堂奈央実:「なんやろ、あの人」
獅子堂奈央実:「えらいこわい顔、してはるけど……」
GM:君はその眼光に
GM:危険な気配を感じるかもしれない。
牧野 十夜:「……警戒しろ」左腕に内蔵されていたリニアキャノンを展開する。
レスティエ:そう言葉にした瞬間
レスティエ:君が武器を掲げるよりも早く
獅子堂奈央実:「とーやくん!」
獅子堂奈央実:君の体は押しのけられる。
牧野 十夜:「っ……」
レスティエ:ざ しゅばっ!!
レスティエ:一陣の風が吹いたかと思うと
レスティエ:その姿は君たちの反対側
レスティエ:街灯の上へと移っている。
レスティエ:「おお、おお」
レスティエ:その腕の中には
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:ぐったりと目を閉じて、抱えられている。
獅子堂奈央実:その首筋には、牙のような傷跡。
牧野 十夜:「獅子堂ッ!」
レスティエ:「おお、おお」
レスティエ:「この舌を擽る甘き血の香り」
レスティエ:「麗しきその姿」
レスティエ:「まごうことなく、我が妻マリアルイゼ……!」
レスティエ:唇の端から血を垂らしつつ
レスティエ:男は狂気じみた笑みを浮かべている
牧野 十夜:「……離せ、獅子堂を。御託はいらんぞ、耄碌爺さん」
レスティエ:「離せ、だと」
レスティエ:「我を何と心得るか、小僧」
レスティエ:「我こそはこの地を治め守護する蒼き血の主ぞ」
牧野 十夜:「危ない不審者だろ」
レスティエ:「……嘆かわしや」
レスティエ:「ああ、嘆かわしや!!」
レスティエ:「領民の不忠!またも血を以て贖わねばならぬというか!」
レスティエ:キキキキキキキッ
レスティエ:男の周囲を、紅く輝く蝙蝠が渦を巻く!
牧野 十夜:「撃つぞ? そろそろ……っ」狙いを定める間に、蝙蝠に邪魔をされる。
レスティエ:ザァアアアッ!
レスティエ: ザ ン !
レスティエ:カミソリのような羽を持った蝙蝠の群れが
レスティエ:君の足元を斬りつける!
牧野 十夜:「チッ……」足元の蝙蝠を撃ち払う。その間、注意は男から逸れる。
レスティエ:顔を上げると
レスティエ:既にその姿はない。
牧野 十夜:「獅子堂……ッ」名を叫ぶが、その姿もまた。
レスティエ:《瞬間退場Ⅱ》
レスティエ:同エンゲージの獅子堂奈央実とともに退場します
GM:コウモリたちも夜風に溶けるように消え
GM:静寂だけが残された。
GM:そこに駆けつけてくる2つの影。
GM:喜多川さんと平井さんだ。
オズサイト:「……どうやら、遅かった、ようだね」息を切らせながら姿を現す。
平井遊里:「そうみたいです……不覚です」
平井遊里:息は乱れていない。
牧野 十夜:「答えろ。何者だ」展開されたままの左腕のリニアキャノンを地に向け、問う。
平井遊里:「こちらはUGN第2支部所属、銀糸編《シルクスハイド》の平井遊里です。そちらも、一般のお方では無さそうですね」
平井遊里:両手を上げる。その指には極細の糸が結ばれている
オズサイト:「UGNイリーガル、オズサイト。第2支部の指揮下で行動ちゅ……ゲホゲホッ」
喜多川未知留:単純に体力が無いのである。
平井遊里:単純に身体も鍛えてる。健康優良児。
平井遊里:「そちらのスタンスと所属をお聞きしても?」
牧野 十夜:「UGN、第八。"十徳機腕"(テンパーパス・アーム)の牧野十夜だ」
平井遊里:「あぁ」UGNと聞いて表情を緩める
平井遊里:「こちらは、先程の蝙蝠老人を追跡中です。……そちらも交戦されましたか?」
牧野 十夜:「第八のチルドレンが攫われた。蝙蝠男にだ」
平井遊里:「ッ、……攫われた、ですか。穏やかではありませんね」
オズサイト:「彼は恐らく、数百年の眠りから目覚めた貴族のジャーム……」
オズサイト:「正気は失っていても、嘘をついている気はない。そういう奴だ」
オズサイト:「何か妙なことは言っていなかったかな?」
牧野 十夜:「心当たりがある。正気を喪っている言動にはな」
牧野 十夜:「攫われたチルドレンのことを、妻に違いないと」
平井遊里:「妻……ですか」
オズサイト:「如何にも、というかなんというか……よし。息、整ってきた」
平井遊里:「考え方を変えるのなら、連れ去ったということはすぐにどうこうするつもりはない……といったところですか」
オズサイト:「悪くないとは口が裂けても言えないが、最大限に利用させてもらおう」
オズサイト:「君も来るよね。お友達を助けに行こう」
牧野 十夜:「……必ず取り戻す。獅子堂の事は」
牧野 十夜:「同行させてもらおう」
平井遊里:「……えぇ、見ての通り、逃げ足の早いお方のようです」
平井遊里:「人手の拡大はこちらもお願いしたい所でした」
平井遊里:「よろしくおねがいします、テンパーパス・アーム」
牧野 十夜:「よろしく頼む。シルクスハイド、オズサイト」
GM:---
GM:シーン終了、ロイス購入可能!
平井遊里:ロイスはひとまず保留して購入は大槌狙います
平井遊里:2dx+4>=14
DoubleCross : (2R10+4[10]>=14) → 10[3,10]+4[4]+4 → 18 → 成功

平井遊里:買いました!!以上!
牧野 十夜:耄碌老人/レスティエ/執着/〇敵意 で取得。
牧野 十夜:調達はシューターズジャケット狙いで。
牧野 十夜:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

牧野 十夜:失敗! 以上!
喜多川未知留:標的:アイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウス卿/P子孫の方にいつもお世話になってます:N嫌悪〇 で取得
喜多川未知留:購入はホローポイント弾。フォールンスプライト使用。
喜多川未知留:4dx>=10
DoubleCross : (4R10[10]>=10) → 7[2,6,6,7] → 7 → 失敗

喜多川未知留:失敗して以上
GM:オッケイ!

ミドル1

GM:シーンプレイヤーは平井さん、他全員登場可能!
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:32->37)
牧野 十夜:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 8[8]+52 → 60

喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:47->51)
GM:---
GM:情報は例によってプライズ!

技能:UGN、知識:歴史学で難易度は9

GM:目標進行値は7となります
GM:レッツトライ!
平井遊里:UGNで素振りだー。
平井遊里:2dx+3>=7 UGN
DoubleCross : (2R10+3[10]>=7) → 10[10,10]+6[2,6]+3 → 19 → 成功

平井遊里:難易度間違えてたけどまぁよし
牧野 十夜:コネ:UGN幹部使って、情報:UGNで。
牧野 十夜:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[1,2,8,10]+10[10]+6[6]+4 → 30

平井遊里:?
喜多川未知留:おお
GM:はい???
牧野 十夜:?
牧野 十夜:獅子堂を取り戻すという強すぎる意志
平井遊里:Pc1だもんな…
GM:え、ええっと
GM:4点入ります……
GM:進行値:4/7!!
GM:情報も開示!
GM: 

プライズ1
N博物館に展示されていた棺は、500年ほど前の東ヨーロッパのものであり
作者不明ながら精巧な彫刻細工で企画の目玉となっていた。
その内部にはミイラ遺体の存在が確認されており、美術界では持ち主に様々な災難を齎す『呪いの棺』としても知られていた。
 
プライズ2
棺の中の遺体と、博物館に出現したオーヴァード、アイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウス卿は同一人物であると思われる。
元々オーヴァードであったものが仮死状態となった、遺体がなんらかの影響により転生体のレネゲイドビーイングとなった、
蘇生については様々な理由が考えられるが、現時点では不明。
 
プライズ3
アイゼンベルグ家は専門の研究書や資料集にもほとんど記述のないマイナーな小領主だが、君たちはなんとかその記録を統合することが出来た。
地方のいち貴族であったアイゼンベルグ・レスティエは当時の戦で華々しい戦績を残し、領主としての地位を手に入れた。
しかしその後度重なる飢饉や疫病などにより領土は荒れ果て、ついには土地を手放しその地位さえ追われたという。
 
プライズ4
領主レスティエは荒れ果てた領土を復興すべく様々な施策に取り組むが、その尽くが失敗。
その内容は段々と過激で強制的なものとなり、疫病によって妻を失ってからは凶行と呼ぶべきものとなった。
記録によれば、村の若者を獣のように食い殺し
食い殺されたものもまた、怪物のようになって蘇ったという記録が残されている。
一部研究者の間ではヴラド・ツェペシュの吸血鬼伝説に影響を受けた後年の脚色として受け取られていた一節だが
レネゲイドの存在を知る君たちにとっては、この記録に別の意味を見出すことも出来るかもしれない。  

GM:---
GM:第3地区・裏通り
GM:---
GM:「キキキキキィッ!」
GM:血で形作られたコウモリたちが、刃の羽を振るい
GM:君たちの行く手を塞ぎ襲い来る!
牧野 十夜:「どけ。邪魔だ……!」コウモリに向けて吐き捨てながら、左腕からリニアキャノンを展開。射撃。
オズサイト:「やれやれ、まったく切りが無いねっ!」
オズサイト:コウモリたちよりなお高い、上空からの視点を使って囲まれないよう立ち回りつつ
オズサイト:不可視のドローン群からの斉射でコウモリたちを潰していく。
平井遊里:「まったくですね。伝説通りの吸血鬼、と言った有様です」
平井遊里:ブンと無造作に手を振るうと、指の延長を鋼糸がするりと切り裂く
平井遊里:刺突のように蝙蝠を貫き、設置された糸はその空間を通った蝙蝠の身と羽を泣き別れにしていく。
平井遊里:「あの吸血鬼さん……アイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウスさん。でしたか」
平井遊里:「博物館の展示を洗った所、目玉となる棺の中身……持ち主?だったようですね」
平井遊里:黒のタイツに包まれた足を動かして白の糸を撚り、自由な両手でタブレットを操作する。
平井遊里:他の2人に見せるようにタブレットの画面を掲示する。
平井遊里:フェアの告知や調べた歴史の情報などだ。
牧野 十夜:「まさしくドラキュラか。正体見たりジャームとはいえ、冗談ではない話だ」
平井遊里:「ですね。歴史としてはそこまで有名ではないようです」ス、スと画面をスワイプして。
平井遊里:「軍功を上げて領主に。しかし内政の才か間の悪さか領地は荒廃。その後ズルズルと…と転落人生だったようで」
牧野 十夜:「……同情しなくはないが、来歴に。理性を失った今はただの討伐対象……」
オズサイト:「しかし、アイゼンベルグか……」
牧野 十夜:「名前が何か? オズサイト」
平井遊里:「心当たりがありますか、オズサイトさん」
オズサイト:「ああ、地球は狭いなって話さ」
オズサイト:「ぼくのお隣さんが、アイゼンベルグ・エルンまでは名前が同じってこと」
平井遊里:「お隣さん。というとアパートの」
牧野 十夜:「……狭すぎないか、地球。東ヨーロッパがお隣か」
平井遊里:「まぁ、地名にアメリカだのドイツ村だのついたりしますし」
オズサイト:「もう少しついでに付け加えると、彼女の先祖に吸血鬼が居たって聞いたこともあるね」
オズサイト:「……そういえば、コウモリに分裂もしてたなあ」
オズサイト:「内政能力がどうかは知らないけど、愛する心と戦闘能力もお墨付きさ」
平井遊里:「それは頼もしい。………この来歴を見た後だと、どうしても先入観持っちゃいますが」
オズサイト:「良い子だよ、とてもね」幸せな光景を思い出したように、微笑んで。
GM:とはいえ現状での君たちの追うターゲットとの関係性は不明。
GM:この場に連れ出す理由もないので、忘れてもいい情報と言えるでしょう。
平井遊里:「一応聞いておきますと、ご先祖様を蘇らせようとしてる……と言う訳でないなら無関係ですかね」
オズサイト:「それは無いね。家出娘だもの」
平井遊里:「なるほど………そうですね」
オズサイト:「いまごろ鼻歌交じりにお料理してるとこでしょ。今日はカレーだし」
牧野 十夜:「……なによりだ。日常を謳歌しているようでな」先祖の来歴を聞いたからか、少々の同情と共に。
牧野 十夜:「ターゲットに関係がないならば、これ以上の詮索は不要か」
平井遊里:「たかだか家名が同じぐらいで連帯と見ては失礼でしょう」
平井遊里:「……そういう"絆"を失ったからこそのジャーム、というわけですしね」
平井遊里:一旦会話の流れを切るように、眼鏡を直す。
平井遊里:「ともあれ、次に探るべきは何故、ではなく何を、でしょうか」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
喜多川未知留:隣人:アイゼンベルグ・エルン・ミミーシャ・オルターレⅧ世/P庇護○:N秘事 で取得
喜多川未知留:購入はシューターズジャケット。フォールンスプライト使用。判定に+3D。
喜多川未知留:4dx>=13
DoubleCross : (4R10[10]>=13) → 10[2,2,7,10]+9[9] → 19 → 成功

喜多川未知留:装備して以上!
牧野 十夜:同行者/平井遊里/〇連帯感/不安、同行者/オズサイト/〇連帯感/猜疑心で取得。
牧野 十夜:調達はシューターズジャケット狙いで。
牧野 十夜:2dx+1>=13
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗

牧野 十夜:失敗で以上!
平井遊里:「吸血鬼 アイゼンベルグ氏 P同情/○N義務」で取得
平井遊里:戦闘用きぐるみ狙いましょう
平井遊里:2dx+4>=14
DoubleCross : (2R10+4[10]>=14) → 9[2,9]+4 → 13 → 失敗

平井遊里:お、1点入れて購入
平井遊里:平井遊里の財産を-1した(財産:10->9)
平井遊里:戦闘用きぐるみ ドッジ-1、行動-1、装甲+12 装備して以上

ミドル2

GM:引き続いて情報判定!プライズは4/7まで進行
GM:シーンプレイヤーは平井ちゃん!他全員登場可能!
喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:51->61)
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:37->41)
牧野 十夜:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 3[3]+60 → 63

GM:情報:UGNか、知識:史学でどうぞ!
GM:レッツトライ!
喜多川未知留:それでは情報判定。情報:UGN、コネ:UGN幹部、フォールンスプライト使用。
喜多川未知留:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 9[2,5,5,6,7,9,9]+1 → 10 → 成功

平井遊里:素振り!
平井遊里:2dx+3>=9
DoubleCross : (2R10+3[10]>=9) → 2[2,2]+3 → 5 → 失敗

牧野 十夜:情報:UGNでコネ:UGN使って判定。
牧野 十夜:4dx+4>=9
DoubleCross : (4R10+4[10]>=9) → 10[3,7,8,10]+8[8]+4 → 22 → 成功

牧野 十夜:コイツの執着異常か?
平井遊里:とーやくんすごいな
喜多川未知留:牧野くんすごいな……
喜多川未知留:絶対に助けるという強い意志を感じる
GM:つよすぎる
GM:では情報ぶち抜き!
GM:情報エフェクトもコネもないのに牧野くんが2シーンで片したよ!
平井遊里:すげぇや!
GM:7/7!プライズ満了!
GM:情報開示!
GM: 

プライズ5
取り潰しによって領土と地位を失った後、レスティエたちアイゼンベルグ家の面々は元々の貴族としてのツテを頼り
国の各地へと散り散りとなった。その後の事は歴史に残されていない。
 
プライズ6
現在のアイゼンベルグ・レスティエは妄想衝動に支配されたジャームであることがわかる。
この街を本来の領土と誤認し、逃亡しつつ通行人を吸血しながら力を蓄えて
再びその凶気を撒き散らそうとしているようだ。
 
プライズ7
UGNの観測データによれば、レスティエはN東アクアターミナルに逃げ込んだという。
君たちはその場所へと真っ直ぐに向かうことが出来る。

GM:以上、クライマックスに進むことが出来ます。
GM:---
GM:第3地区・海浜地帯
GM:---
GM:潮風の匂いが強くなってくる。
レスティエ:ごぉっ!!
レスティエ:赤い風に吹かれた通行人が
レスティエ:首筋に噛み跡を残しバタバタと倒れていく。
GM:闇に真紅の軌跡を残して、羽ばたく影の向かう先は
GM:N東アクアターミナル、高速道、鉄道、モノレール、船舶の行き来が一堂に収束する、N市屈指の巨大ジャンクションだ。
レスティエ:「血を、血を」
レスティエ:「聖餐を捧げよ!!」
レスティエ:「民たちよ、主が今戻った!復興の声を高らかに吼えよ!」
レスティエ:「ははははははっ!!」
レスティエ:月に照らされながら、飛び去っていく。
オズサイト:「……とまあ、こんな調子さ」先行・追跡しているドローンからの映像を見せながら移動中。
牧野 十夜:「調子がいいことだ」ふんと鼻を鳴らす。
レスティエ:その腕の中には
レスティエ:抱えられた獅子堂の姿も見える。
牧野 十夜:「……待っていろ、獅子堂……」
オズサイト:「彼がターミナルで暴れれば、とんでもないことに……いや、そうだな」
オズサイト:「牧野くん、少し聞いてもいいかな」
牧野 十夜:「なんだ?」
オズサイト:「彼女……獅子堂さんはどんな子かって話」
牧野 十夜:「……友達だ。俺がこの街に来て、初めての」
平井遊里:「あぁ、そうですね。私も気になります」
オズサイト:「もちろんぼくらはそれがどんな人でも助けるけど」
オズサイト:「色々知ってれば、ますます力が湧いてくるものだものね、平井ちゃん」
平井遊里:「えぇ、そうですね。百聞は一見に、百見は一触に」
平井遊里:「仲のいい友人からみた人物像は、何よりの情報です」
牧野 十夜:「……ぽやぽやしていて、寂しがりで。優しいんだろうな」
牧野 十夜:「今日も一日、連れまわしてくれた。……何割が市に来たばかりの俺の事を気遣ってかは知らないが」
牧野 十夜:「そして、強い。……獅子堂が攫われたのも、俺を庇ってだ」
牧野 十夜:「だから、絶対に助ける。……報いなければならないからな、色々と」
オズサイト:「一度恩を貰っちゃうと、返すの大変だよねえ」うんうんと頷きながら。
平井遊里:「いい人、なんですね」
平井遊里:「えぇ、獅子堂さんはもちろん、テンパーパス・アーム……牧野さんも」
平井遊里:「ところでその反応、オズサイトさんも、恩について一家言ある感じですか?」
平井遊里:両手指で眼鏡を支えて覗き込む
オズサイト:「ああ、ぼくが住んでるアパートには、羽鳥さんとかお隣さんとか色んな人が居てね」
オズサイト:「頼れるお姉さんみたいな人も、かわいい妹みたいな子も、まあ仲良くやってるんだけども」
オズサイト:「ぼくを含めてたぶん全員、こう思ってるんだよね」
オズサイト:「素敵な人達からこんなにいっぱい貰っちゃって、どうやって返したものかねってさ」
平井遊里:「それはそれは」
平井遊里:「話には聞いてましたがいい場所なんですねぇ、あのアパート」
平井遊里:「一人でも大変なのに、困っちゃいますねぇ」
オズサイト:「困る困る」
オズサイト:「だからきっとね。獅子堂さんも同じようなこと思ってるんじゃないかな」
オズサイト:「みんなで助けて、ゆっくりじっくり返してこうぜ」
オズサイト:「ぼくも早く大事なアパートに帰りたいしね!」
平井遊里:「そうですね、オズサイトさんも、テンパーパス・アームさんも」
平井遊里:「お年寄りの妄想に時間を取らせるのは忍びないぐらい、素敵な場所があるみたいですから」
平井遊里:「ユーリさん、早く終わらせるように頑張っちゃいますね」
平井遊里:ぐ、と握った拳を肩まで上げて気合を入れる。
牧野 十夜:「頼む。貸してくれ、力を」
牧野 十夜:「……そういえば。訂正がある。一点」
平井遊里:「はい?」ポーズはそのまま、首をかしげる。
牧野 十夜:「先刻、オズサイトが『彼女』と言っていたが。獅子堂は男だ」
平井遊里:「……」固まる。
平井遊里:ドローンから送られる映像の、その荒い解像度からフリフリの服装を見て、顔を戻し。
オズサイト:「へぇ、人は見た目によらないね」
平井遊里:「うぇっ」
平井遊里:ちょっと変な声が出た。
GM:---
GM:シーン終了
GM:ロイスと購入が可能です!
平井遊里:「協力者 牧野 十夜 ○P尽力/Nびっくり」で取得。
平井遊里:武器防具揃ってるので他の人が失敗したらそっち行きましょう
平井遊里:購入は。
牧野 十夜:ロイスは保留。調達はシューターズジャケット狙いで。
牧野 十夜:2dx+1>=13
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

牧野 十夜:失敗。以上で。
喜多川未知留:同行者:牧野十夜/P親近感○:N劣等感 で取得
喜多川未知留:2dx>=10 調達はホローポイント弾
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 2[1,2] → 2 → 失敗

喜多川未知留:失敗で以上
平井遊里:じゃあホローポイント狙います
平井遊里:2dx+3>=10
DoubleCross : (2R10+3[10]>=10) → 8[8,8]+3 → 11 → 成功

平井遊里:成功。喜多川さんにパスして以上
喜多川未知留:ありがと~大切に使うね。
平井遊里:えへへ~。

クライマックス

GM:クライマックスだ!全員登場!
喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:61->65)
牧野 十夜:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+1[1] → 64

平井遊里:平井遊里の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:41->49)
GM:---
GM:第3地区
GM:N東アクアターミナル
GM:---
GM:ターミナル内の地下フロント。
GM:建物内を吹き抜け状になった広間の底に
GM:無数の人々が噛み傷を与えられ、倒れ伏している。
レスティエ:「力が……力が湧き上がる」
レスティエ:「ふふ……はははっ!」
レスティエ:既にその顔に老人の面影はなく
レスティエ:若々しい青年の姿を取り戻している。
獅子堂奈央実:「っ……く」
レスティエ:「おお、目を覚ましたかマリアルイゼ」
レスティエ:「歓喜を謳え、我が領地は再び蘇るのだ」
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:ばしゅっ
獅子堂奈央実:抱えられていた腕をつかみ、身の捻りでねじ切る!
レスティエ:「……?」
レスティエ:「何の戯れだ?」
レスティエ:赤い血の塊となって再生する腕を
レスティエ:不思議そうに見ている
獅子堂奈央実:「うちも……チルドレンやから……」
獅子堂奈央実:失血にふらつきながら構えを取る
獅子堂奈央実:「とーやくんに……心配ばっかり」
獅子堂奈央実:「かけてられへんよ……!」
レスティエ:「……」
獅子堂奈央実:「や、あっ」
獅子堂奈央実:踏み込み、拳を繰り出すが
レスティエ:がきっ!
レスティエ:呆気なく首元を捕まえられる。
獅子堂奈央実:「ぁう」
レスティエ:「マリアルイゼ、おお我が妻よ」
レスティエ:「お前は変わらない」
レスティエ:「何故我の為すことを、分かろうとしないのだ」
レスティエ:ぎりぎりと腕に力を込める
獅子堂奈央実:「……ぃっ……く……!」
獅子堂奈央実:「うち……」
獅子堂奈央実:「そんなひと、ちゃいます……」
レスティエ:「そうか、そうであったか」
レスティエ:「ならば死ぬがよい」
レスティエ:その片腕が剃刀のように変化し
レスティエ:掴んだ獅子堂へと振り抜かれようとする!
牧野 十夜:ひゅばっ、と。派手な発射音も無く、高速に加速された弾体がその腕を貫通し、千切り飛ばす。
レスティエ:「!?」
レスティエ:両腕を吹き飛ばされ、バランスを崩して後ずさる。
牧野 十夜:「遅くなった。すまない。無事か、獅子堂?」
獅子堂奈央実:「けほっ……かはっ……とーやくん……!」
獅子堂奈央実:「来たらあかんよ……うち」
獅子堂奈央実:「大丈夫やから……」
牧野 十夜:「……今、助ける」
レスティエ:「なんだ貴様は」
レスティエ:「何故に我と妻を引き裂こうとするのか」
レスティエ:「応えよ下郎」
レスティエ:殺気に満ちた瞳が睨みつける
牧野 十夜:「人の友を攫っておいて、何が引き裂くだ」
牧野 十夜:「家路につくまでが遊びの約束だ。さっさと片付けて家に帰るぞ」
獅子堂奈央実:「……!」
獅子堂奈央実:「うん」
獅子堂奈央実:瞑った目尻に涙をためながら
獅子堂奈央実:それでも笑顔を作って
獅子堂奈央実:「一緒にかえろな、とーやくん」
レスティエ:「下郎、下郎、下郎ども」
レスティエ:「誰一人我の為すことを解ろうとせぬ」
レスティエ:「……最早赦せぬ!山査子の葉のように、散って死ね!」
レスティエ:ギュオアッ!!
レスティエ:牧野へ向けて、無數の紅い蝙蝠が殺到する!
オズサイト:「彼が誰かと言うならば、どこから見てもヒーローだよねぇ」
オズサイト:どこからともなく放たれた、無数の光線が蝙蝠を焼く。
レスティエ:「ッ」
平井遊里:「えぇ、そしてヒーローに助けられるヒロイン、という立場は女の子なら憧れちゃいますね」
平井遊里:光線を避けた蝙蝠が一人手に両断され、地に落ちる。
平井遊里:その空間、先程まで何もなかった場所に、血の雫で糸の形を浮かび上がらせる。
レスティエ:「貴様、ら」
レスティエ:怒りに肩を震わせる
オズサイト:「というわけで、衛兵(ガーディアン)の参上です」
オズサイト:「ここは貴方の領地ではない、直ちにお引き取り願いますよ」
レスティエ:「ふ、ふふふ」
レスティエ:「我は退かぬ、我は去らぬ」
レスティエ:「このアイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウスの立つ場所に」
レスティエ:「……我が民と我が領地あり!!」
レスティエ:「はーははははははは!!」
レスティエ:ズォオオオッ!
レスティエ:狂気に満ちたワーディングが空間に広がる!
レスティエ:衝動判定+原初の恐怖!
レスティエ:侵蝕上昇は1d10+衝動値だ!
レスティエ:難易度は9!
喜多川未知留:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[3,9,10]+8[8] → 18 → 成功

喜多川未知留:意志
平井遊里:1dx>=9 意志
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 5[5] → 5 → 失敗

平井遊里:暴走。
喜多川未知留:65+14+1d10
DoubleCross : (65+14+1D10) → 65+14+8[8] → 87

牧野 十夜:3dx>=9 意志
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[2,6,9] → 9 → 成功

牧野 十夜:成功。
平井遊里:1dx10+15+49
DoubleCross : (1R10+15+49[10]) → 1[1]+64 → 65 → ファンブル

牧野 十夜:64+14+1d10
DoubleCross : (64+14+1D10) → 64+14+3[3] → 81

レスティエ:でもって
レスティエ:Eロイス衝動侵蝕+2枚めの原初の恐怖を起動!
レスティエ:もう一回衝動判定出来るドン!
レスティエ:難易度は9!侵蝕の上がりもさっきと一緒だ!
レスティエ:この衝動判定に失敗すると、特別に恐怖衝動もプレゼント!
平井遊里:恐怖!
平井遊里:2dx>=9 意志
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 8[5,8] → 8 → 失敗

平井遊里:超暴走!
平井遊里:65+15+1d10
DoubleCross : (65+15+1D10) → 65+15+9[9] → 89

牧野 十夜:3dx>=9 意志
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[1,2,8] → 8 → 失敗

牧野 十夜:81+16+1d10
DoubleCross : (81+16+1D10) → 81+16+2[2] → 99

喜多川未知留:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[4,6,6,10]+6[6] → 16 → 成功

喜多川未知留:てめえなんか怖かねえ!
喜多川未知留:87+14+1d10
DoubleCross : (87+14+1D10) → 87+14+6[6] → 107

レスティエ:「恐れよ、怖れよ、畏れよ、怯れよ」
レスティエ:「我を慄れ従うのだ!!」
レスティエ:沸き立つ血と臓腑のにおい。圧倒的なレネゲイドの圧力とともに
レスティエ:建物は闇へと閉ざされていく。
レスティエ:根源的な恐怖が、君たちの中へと沸き立つ。
牧野 十夜:「くっ……」あまりの圧に膝が震える。右手で己の頬を張り飛ばして、無理矢理力を入れる。
牧野 十夜:怖いから、戦う。そういった自分を思い出せ。ならば、だから。怖くとも、戦えるはずだ、自分は……!
平井遊里:「ひっ……」
平井遊里:胸の内に、寒さが訪れる。
平井遊里:日常に根ざす自分の根幹、それが揺るがされる状況、それへの直面に。
平井遊里:乗り越えたと思ったはずのそれに、目を逸らすことが許されない。
平井遊里:ぶつりと指に一筋痛みが走る。
平井遊里:手繰りを誤り、自らの糸による自傷。まずはじめに乗り越えたはずの痛みを感じて、
平井遊里:今まで積み上げたものが崩れるような───
喜多川未知留:「そんなの、お断りさ」
喜多川未知留:《天使の絵の具》闇に包まれた室内に、鮮やかな光が生まれる。塗り潰す。
喜多川未知留:「言っただろう、ここに貴方の領土は無いと」
喜多川未知留:自分を包む幻、リソース。全て用いて、彼の侵略に抗う。その恐怖を拭い去る。
喜多川未知留:平井ちゃんの手を、握ろうとする。自らも傷つけてしまう、鋭い武器を持った手を。
平井遊里:「あ……」
平井遊里:痛みの外。手に伝わる体温を感じる。
平井遊里:「オ、オズサイト、さん?」
平井遊里:目の前の恐怖からそらせなかった目を、自然とそちらに向けた
喜多川未知留:「なに、ぼくは目立ちたがりの寂しがり屋でね」小さな手、絡めるようにしっかり繋ぐ。
喜多川未知留:「さ、一緒に頑張ろうじゃないか」
牧野 十夜:「……その姿。いや、頼らせてもらう」
平井遊里:震える手に従い自らを傷付けていた糸の張りが、緩む。
平井遊里:繋がれた手をこちらから。小さな手を恐る恐るギュッと握り返す。
平井遊里:「……ふふ」
平井遊里:「寂しがり屋なら、仕方ないですね」
喜多川未知留:「そうそう、こっちにはかっこいいヒーローと素敵なヒロインと、ちっこいサイドキックが付いてるぜ」
喜多川未知留:「平井ちゃんの配役は自分で決めてね」
平井遊里:「そうですね。ヒーローに、ヒロインに、サイドキック。そしてヴィランまで揃い踏みですから」
平井遊里:震えていた歯を噛み締めて、ぐいと笑顔を作って。
平井遊里:「ヒーロー達の物語を紡ぐ語り部は、ユーリさんにお任せあれ」
平井遊里:「か弱い小市民ですから。得意ですよ、そういうの」
平井遊里:「だから、」
平井遊里:「かっこいい所見せてくださいね、"ヒーロー"」
喜多川未知留:「頼ってもいいけど、見せ場は持っていけよ!」
牧野 十夜:「……あぁ、分かった!!」
レスティエ:「恐れが、これでも足りぬと言うか」
レスティエ:「なれば死を以て、永久の闇を以て」
レスティエ:「我を、恐れよ!!」
GM:クライマックス戦闘に入ります
GM:マップはイカ!
GM
”ブラッドクォーツ”レスティエ
10m
PC

GM:レスティエの行動値は14です、マンメンミ
GM:セットアップから!
喜多川未知留:なし!
牧野 十夜:なし!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:クイックダッシュ!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:PCエンゲージに接敵!
平井遊里:《ターゲットロック》 + 《攻勢変色》!
平井遊里:オートで《狩りの統率者》!
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+4した(侵蝕:89->93)
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+6した(侵蝕:93->99)
平井遊里:シーン中、対象に攻撃を行った場合、攻撃力+[16]。この効果を2人にも。自身BS暴走
平井遊里:以上。
GM:ではまずエネミー手番から!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:マイナーで赤き剣+赤き鎧+破壊の血!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:HPを12消費し、武器と装甲を精製!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:メジャーでコンセ+鮮血の一撃+ブラッドバーン+血の宴+瞬速の刃+渇きの主!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:全体攻撃!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:21dx7+6
DoubleCross : (21R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,7,9,9,9,10,10,10]+10[2,2,5,7,9,10,10]+10[5,7,9,9]+10[5,8,9]+10[3,10]+5[5]+6 → 61

喜多川未知留:4dx+1>=61 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=61) → 10[2,4,7,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

喜多川未知留:ちょくちょく頑張るねきみ
平井遊里:年上の意地だ
平井遊里:暴走リア不!
牧野 十夜:暴走リア不!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:7d10+24
DoubleCross : (7D10+24) → 46[10,6,10,6,2,2,10]+24 → 70

”ブラッドクォーツ”レスティエ:装甲無視!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:そしてHPを吸収し無傷の状態に!
牧野 十夜:死! リザレクト!
牧野 十夜:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 7[7]+99 → 106

喜多川未知留:幼子:平井遊里/P連帯感○:N不安 を取得してタイタス昇華!復活!HP11に。
平井遊里:死!リザレクト!
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:99->100)
平井遊里:100を超えたので攻撃バフが+24になります。
平井遊里:平井遊里に-30のダメージ!(HP:31->1)
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「捧げよ、捧げよ」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ずずずずず
”ブラッドクォーツ”レスティエ:分離していた蝙蝠たちが渦を巻きながら一つとなり
”ブラッドクォーツ”レスティエ:真紅の甲冑と騎士槍となって全身に纏われる
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「恐れを捧げよ、痛みを捧げよ、血を捧げよ」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「その心を捧げよ!!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ドドドドドドドッ!!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:槍の突き立てられた床から
”ブラッドクォーツ”レスティエ:無數の血の杭が湧き上がり、君たちを貫く!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:夜魔の領域を起動。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:更にイニシアチブ0で未行動となります。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ははははははっ!」
牧野 十夜:「くっ……!?」体を貫かれ、無理矢理再生させて凌ぐ。
平井遊里:「か、ふっ───!」
平井遊里:細い糸による自傷ではない、正真正銘の殺意が全身を貫く。
平井遊里:再生する身体を糸で紡ぎ無理矢理に引き合わせる。
喜多川未知留:「ぅ"、ぁあ!」小さな身体をずたずたに引き裂かれて、白い肌が紅に染まる。
喜多川未知留:「げほっ、がほ……格好良いデザインしてるね、それ」
喜多川未知留:痛みも血も捧げようと、子供の前で怯えてなんかやるものか。
GM:では次
GM:喜多川さんの手番!行動値12!
喜多川未知留:マイナーでホローポイント弾。攻撃力+3.
喜多川未知留:メジャーでコンボ【輝かしきは帰り道】《コンセントレイト》《小さな塵》《マスヴィジョン》で攻撃。侵蝕率+8して対象はレスティエ。
喜多川未知留:フォールンピストルの効果発動。この攻撃に対するリアクションではC値+1。フォールンスプライト使用。判定に+3D。
喜多川未知留:13dx7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[1,2,2,3,5,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[3,6,6,7,8,8]+3[3,3,3]+2 → 25

”ブラッドクォーツ”レスティエ:グラビディガード!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ダメージどうぞ!
喜多川未知留:45+24+3d10
DoubleCross : (45+24+3D10) → 45+24+17[7,3,7] → 86

喜多川未知留:装甲ガード有効!
喜多川未知留:喜多川未知留の侵蝕を+8した(侵蝕:107->115)
”ブラッドクォーツ”レスティエ:86-9-3-2d10
DoubleCross : (86-9-3-2D10) → 86-9-3-16[9,7] → 58

”ブラッドクォーツ”レスティエ:出目がいい!耐える!
喜多川未知留:身体からどくとくと血が流れる。荒い息と共に、命がこぼれてゆく。
喜多川未知留:辺りを塗りつぶし返した光も、徐々に弱まってゆく。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「果てよ下郎」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「汝らの死によって、民はこの我を恐れるであろう」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「鬼の如くに、神の如くに」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「そして……そして次こそは……」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「次……?」
喜多川未知留:「……そうはならないよ」
喜多川未知留:「きみの次は、もう来ない」
喜多川未知留:この広い吹き抜けの、一番高いところ。ここよりずっと、ずっと上。
喜多川未知留:徐々に、辺りが明るくなる。辺りが薄暗くなったのは、リソースを純粋火力に割り振っているから、
喜多川未知留:子供の帰り道を護る力という意味で、イエローブロックと名付けた不可視のドローン群。
喜多川未知留:光を集束して、集束して、集束して、破壊の光を編みこんで。
喜多川未知留:「きみを照らす光は、もう失われてしまったのだから」
喜多川未知留:太陽の如く眩き、破壊の光が吸血鬼に降り注ぐ!
平井遊里:その破壊の光に目を奪われないはずがない。歴戦であればあるほど、その死の光は目を逸らせない。
平井遊里:だからその足元で既に、仕込みは完了している。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ぐっ、」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「あああああああッ!!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:光を浴びながらも、盾を上空に向けて構える!
平井遊里:真紅の鎧と同じく、血の赤に染まった鋼鉄の糸。
平井遊里:それがその場に釘づけるように。衝撃をすべて逃さないように。
平井遊里:静かにその鎧を蚕食し、隙間を開けていた。
GM:では次
GM:牧野くんの手番どうぞ!
牧野 十夜:はい!
牧野 十夜:マイナーで暴走解除。
牧野 十夜:メジャー。
牧野 十夜:▼機能【甲】・電磁砲=「リニアキャノン」+《C:ブラックドッグ》Lv3+《アームズリンク》Lv6+《ライトニングリンク》Lv6+《バリアクラッカー》Lv2
牧野 十夜:(3+8)dx7-2 命中 ドッジダイス-2個
DoubleCross : (11R10-2[7]) → 10[1,3,5,5,6,7,8,8,10,10,10]+10[1,2,3,4,9,10]+10[5,10]+10[10]+1[1]-2 → 39

平井遊里:あ、バディムーヴ!
平井遊里:+3で桁上げ!
平井遊里:攻勢変色の+24も忘れずに殺せ!
牧野 十夜:ありがてぇ!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ガード…出来ねえ!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:回避!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:8dx+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 10[2,3,4,4,7,9,9,10]+3[3]+4 → 17

”ブラッドクォーツ”レスティエ:がんばったのに…
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ダメージを!
牧野 十夜:5d10+32+24 ダメージ 装甲ガード無視
DoubleCross : (5D10+32+24) → 23[2,8,2,4,7]+32+24 → 79

牧野 十夜:装甲無視、79点!
牧野 十夜:侵蝕+12して118まで!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ひええーっ
”ブラッドクォーツ”レスティエ:死ぬ!不死不滅で復帰!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:絶対に間に合わせる…!再行動手番までには…!
牧野 十夜:「……獅子堂を傷つけた罪を、償ってもらうぞ」左腕に展開されたリニアキャノンに光が灯る。強く。強く。
牧野 十夜:「喰らえッ!!」臨界を越えてエネルギーを蓄えた砲口から、弾体を射出。吸血鬼の鎧を砕き、どてっぱらにブチ込む!!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「が」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ごおおおっあっ!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:鎧を砕かれ、再び素顔を晒す
”ブラッドクォーツ”レスティエ:よろめき、夥しい血を流しながらも
”ブラッドクォーツ”レスティエ:折れた槍を振りかざす
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「罪など」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「如何程にも背負ってみせよう」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「我は、我は護らねばならぬ」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「民を、領地を」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「我が……妻をッ」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「故に恐れよ!我が恐れに従い、忠僕となるべし!!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ヲォオオオオオオオオオオッ!!!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:咆哮とともに、装甲が再び形成される!
GM:では行動値2
GM:平井さんどうぞ!
平井遊里:はい!
平井遊里:マイナーで暴走解除!
平井遊里:メジャーでコンボ:【吟遊糸刃 蝶々八肢】C:ハヌ + 音速攻撃
平井遊里:大槌で白兵攻撃
平井遊里:10dx7-1
DoubleCross : (10R10-1[7]) → 10[2,3,5,5,5,8,8,8,9,10]+10[1,1,2,4,8]+10[7]+10[8]+10[7]+1[1]-1 → 50

平井遊里:殺意。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:グラビティ・ガード!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ダメージを!
平井遊里:6d10+12+24
DoubleCross : (6D10+12+24) → 43[7,10,6,6,8,6]+12+24 → 79

平井遊里:装甲有効!
平井遊里:平井遊里の侵蝕を+4した(侵蝕:100->104)
”ブラッドクォーツ”レスティエ:79-9-3-2d10
DoubleCross : (79-9-3-2D10) → 79-9-3-11[10,1] → 56

”ブラッドクォーツ”レスティエ:クォオオオッ
”ブラッドクォーツ”レスティエ:蘇生HPは30!死ぬ!
平井遊里:よし。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:戦闘終了!君たちの勝利だ!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:演出どうぞ!
平井遊里:「貴方の」
平井遊里:プン、と片手を振るい糸を血振り。紅の糸は本来の色を取り戻す。
平井遊里:その色は純白。
平井遊里:「貴方の抱いた志の是非を私は知らない」
平井遊里:懐から出したケースに眼鏡を仕舞う。
平井遊里:そして、別のポケットから異なるケースを出して、頑丈なそれに掛けかえる
平井遊里:「だけどきっと、人生をかけてしまう程の、尊い何かだったのだと思います。だから」
平井遊里:そのレンズの奥の瞳で姿を見据えて。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ハァッ……ハァアアッ……」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「我は為す、為さねばならぬ」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「我が領地を、永久の楽土として……」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「為さねば……!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:よろめきながら
”ブラッドクォーツ”レスティエ:赤き血を纏う騎士が進み続ける。
平井遊里:「貴方がその生前の行いすら汚して、雁字搦めになる前に」
平井遊里:「貴方を終わらせるという」
平井遊里:「……宣戦布告です」
平井遊里:赤き血より。瞳の赤を深くする。
平井遊里:両腕を静かに下ろす。
平井遊里:両手十指から紡がれる糸で撚る8つの剣が円を描くように地面に突き刺さる。
平井遊里:糸は更に紡がれる。
平井遊里:白の刀身が徐々に徐々に延長され、直剣を超え、身の丈を超える糸の柱へと形を変えて。
平井遊里:平井遊里の身体に糸が届く。その背中に8つの白い糸の柱。
平井遊里:否、糸で紡がれた巨大な蜘蛛の八足で以て、その小柄な身体が宙に………
平井遊里:否、否。八足を以て地を踏みしめる。
平井遊里:純白の蜘蛛の身体、そしてダランと浮かぶ少女の身体を持つ生物のように。
平井遊里:瞳だけは向かい来る騎士に向けて。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「ハアアアアアッ!!」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:死力を込め、折れた槍を突き出す!
平井遊里:「さぁ、正々堂々と」
平井遊里:八足が地面を蹴る。
平井遊里:真正面から受けて立つように、そして。
平井遊里:重力から開放された平井の四肢を持って糸を紡ぎ。
平井遊里:黒のタイツの糸が太ももから解かれ地肌を晒し
平井遊里:そのつま先に鋼を超える糸の刃を生成する。
平井遊里:地を蹴る八足にて支えられた、足刀に撚る居合抜き
平井遊里:両者が交錯するその一瞬に。
平井遊里:斬撃が炸裂した。
平井遊里:キィ
平井遊里:   ん
平井遊里:槍を、鎧を、その体を
平井遊里:真正面から、蹴り砕く───!
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「……」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:がら ん
”ブラッドクォーツ”レスティエ:鎧の破片が落ちる
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「その勇壮」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「見事、なり」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:ずしゃり、膝をつく
平井遊里:「……」
平井遊里:つい、と片足を下げて、スカートをつまむ。
平井遊里:顕になった素肌は既に包まれ、白の足は解けて消える。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「神よ願わくば」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「我が民と妻と」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「この魂、同じ場所に送られませぬよう」
平井遊里:「過分なお言葉、光栄です」
平井遊里:「アイゼンベルグ・エルン・レスティエ・ノーゲンワウス卿、願わくば」
平井遊里:「貴方の魂にこれ以上、歪な奇跡の起こらぬように」
平井遊里:「その魂が安らかであることを、祈っております」
平井遊里:つい、と。本物の貴き方であれば目を覆いたくなるような、見様見真似で。
平井遊里:淑女の礼を行う。
”ブラッドクォーツ”レスティエ:「……」
”ブラッドクォーツ”レスティエ:その言葉が聞こえてか聞こえずか
”ブラッドクォーツ”レスティエ:静かに瞼を閉じ、その生命は停止する。
GM:---
GM:クライマックス終了!バックトラックへ!
GM:今回のEロイスは3つ!原初の恐怖×2と衝動侵蝕!
GM:振りたいやつはふりな!
牧野 十夜:振る!
牧野 十夜:118-3d10
DoubleCross : (118-3D10) → 118-11[7,2,2] → 107

牧野 十夜:残ロイス4から等倍!
牧野 十夜:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-28[8,5,6,9] → 79

牧野 十夜:5点!
平井遊里:Eロイスは振らない!
平井遊里:等倍6つ!
平井遊里:104-6d10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-32[2,9,9,2,5,5] → 72

平井遊里:5点!ヨシ!
喜多川未知留:115-5d10 Eロイス振らずに等倍!
DoubleCross : (115-5D10) → 115-28[3,8,2,8,7] → 87

喜多川未知留:5点!
GM:オッケイ!
GM:ではシナリオ5点いつもの5点、Eロ3点、全員5点で
GM:18点!贈呈!
喜多川未知留:ワオワオ!
GM:お疲れ様でしたー!
平井遊里:ワォー!
喜多川未知留:ありがとうございましたー!
平井遊里:ありがとうございましたー!
牧野 十夜:ありがとうございましたー!

ED:牧野十夜

GM:---
GM:ED:牧野十夜
GM:---
GM:第8支部・医務室
GM:---
GM:事件が終わり、第二支部の面々と別れた君たちは
GM:直接支部へと戻っていた。
GM:任務が深夜に及び、緊急治療が必要なレベルの重症ではないエージェントは
GM:仮眠設備の整った支部へと戻り、そのまま朝まで過ごして
GM:報告書の作成に取り掛かる場合がこの支部では多い。
獅子堂奈央実:「うん」
獅子堂奈央実:「もうすっきり平気ですー」
獅子堂奈央実:包帯を巻いた腕をグーパーしている
獅子堂奈央実:「とーやくんは、もっと包帯巻かんといて大丈夫?」
獅子堂奈央実:「巻くんやったら、うちがおるから」
獅子堂奈央実:「遠慮なくー」
牧野 十夜:「無理はするなよ、病み上がりだ。……俺の方はもう必要ない」
獅子堂奈央実:「ほんまに大丈夫ー?ほんまにー?」
獅子堂奈央実:「痛いとこは痛い言わなあかんよ?とーやくんー」
牧野 十夜:「暑苦しい。大丈夫だから、そうひっつくな」
牧野 十夜:貫通痕はリザレクトでほぼ塞がっている。故に、過剰な治療は必要ない。
獅子堂奈央実:「ぇえ~」
獅子堂奈央実:「なんやー」
獅子堂奈央実:がっくり
獅子堂奈央実:「うちな、包帯巻くの好きやねん」
獅子堂奈央実:「将来は包帯巻き屋さんになってもええかなー思うくらいすき」
牧野 十夜:「限定的な職務だな……」
獅子堂奈央実:「とーやくんも一緒にやろやぁ」
獅子堂奈央実:「毎日いろーんなひとのことぐるぐるーて」
獅子堂奈央実:「きっとあんじょう、楽しいわぁ」
獅子堂奈央実:いつもどおりににこにこしている。
牧野 十夜:「……別の誘いなら乗ってやるから、その珍妙な職業だけは勘弁してくれ」
獅子堂奈央実:「へぇえ~」
獅子堂奈央実:「ちんみょーちゃうのに~」
獅子堂奈央実:ぷくーと頬を膨らませて
獅子堂奈央実:「……せやけど」
獅子堂奈央実:「うち結局、とーやくんにかっこええとこ見せられへんかったわぁ」
獅子堂奈央実:視線を落とす
獅子堂奈央実:「寝坊はしてまうし」
獅子堂奈央実:「ボーリングで勝たれへんし」
獅子堂奈央実:「ジャームにもさらわれてまう」
牧野 十夜:「知っている。獅子堂が強いのはな。今後も任務で一緒になるんだから、見る機会もあるだろう」
獅子堂奈央実:「……とーやくん」
獅子堂奈央実:「うちのこと、だめだめで、あかんこで」
獅子堂奈央実:「いやに、ならへんかった?」
獅子堂奈央実:おずおずと見つめ返す
牧野 十夜:「……俺を庇ってくれて、俺に声をかけてくれた、この街で初めての友達だ」
牧野 十夜:「嫌じゃない……いや、友達で良かったと、思う」
獅子堂奈央実:「ほんまに?」
牧野 十夜:「本当だ」目を真っ直ぐ見て応える。
獅子堂奈央実:「……」
獅子堂奈央実:「えへへ~」
獅子堂奈央実:「なんや、ほっぺた、あったかなってまうわぁ」
獅子堂奈央実:「とーやくん」
獅子堂奈央実:「ふつつかものですが、あんじょうよろしゅうに」
牧野 十夜:「よろしく頼む。これからも、な」
獅子堂奈央実:ぺこりと一礼、顔を上げて
獅子堂奈央実:照れくさそうにはにかみながら、髪をかきあげる。
GM:---
GM:セッション全行程、終了!
GM:お疲れ様でしたー!
平井遊里:お疲れさまでした~!
喜多川未知留:お疲れ様でした~!
牧野 十夜:お疲れさまでした~!