『鹿島四方幡浪漫飛行』 GM:森田

メイン 見学

 登場PC:

PC1:日向 京介(ひゅうが きょうすけ)(キャラシート)PL:サムトー
PC2:ステラ・トゥ・ウィンクル(キャラシート)PL:缶詰
PC3:鬼怒川 疾風(きぬがわ はやて)(キャラシート)PL:鳩麦

目次

プリプレイ

GM:ではあんまりセッションが楽しかったからその翌日にはじまる恩返し!
GM:あの時助けていただいたPLでございます…
GM:突発週末パーリィ、はじめていきたいと思います!
GM:自己紹介から!
GM:PC1の日向くん!よろしく!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-suxvwIM
日向 京介:「日向京介だ。コードネーム”ファントムキャット”」
日向 京介:「僕が居るからにはなんの心配も必要ない。任せておけ、この天才に!」
日向 京介:日向京介(ひゅうが きょうすけ)です。好きな言葉は等価交換、嫌いな言葉は理不尽。 星辰館高校一年生のイリーガルです
日向 京介:物心ついた頃からオーヴァードですが、UGNに協力し始めたのは四年前ぐらいからの新参者です
日向 京介:自称・天才ですが割とちょろいので、適度におだてたりスルーしたり好きに玩具にして頂ければと思います
日向 京介:性能としては火力、カバーリング、味方へのダメージ支援をバランス良く持ってます。天才という名の器用貧乏!
GM:天才パワーを見せてもらおう
日向 京介:足りないところを補ったり補われたりしながら頑張って行きたいと思います。 よろしくお願いします!
GM:OK!がんばり天才!
GM:では次!彼と出会うヒロインのステラさん!
GM:PC2でどうぞっ!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1IfNvwIM
ステラ:はいっ!
ステラ:「ステラ・T・ウィンクル。ムッシュ家に仕えるメイドをしております」
ステラ:「ご入用のものがございましたら何なりとご申付を」
ステラ:ステラ・T(トゥ)・ウィンクル、15歳でメイドと中学3年生を勤めるイギリス人です。
GM:めいど!
ステラ:めいど!
ステラ:かつてはFHセルの実験体として扱われていました。
ステラ:レネゲイドの特性として「固定化する」ことに長けており、純粋なエネルギーとしての星の粒子を生み出します。
GM:”気”だ
GM:ハァーーッ
ステラ:髪の毛からキラキラと振りまいて仲間にバフをふります
ステラ:これを利用して並の兵器をEXレネゲイドや遺産のように強化する実験を受けておりましたが、救出され、孤児として現在の御主人様に面倒を見ていただいてます。
ステラ:UGNに出資しているため何かしらのツテがあったとかなんとか。
ステラ:それ以降はメイドとして仕えつつ、家督を譲った御主人様が隠居するのに合わせて日本に留学しに来ました。
ステラ:かつて、ばかでかい銃を持った女子中学生と縁ができて行ってみたかったとか、なんとか。
GM:いったいなにものなんだ
ステラ:反動で1d10くらいそうですね
ステラ:それ以降は留学生として女子中学生をしつつ、メイドを行い、現地のUGNの皆様にはイリーガルとして協力するときもあったりなかったりします。
ステラ:性能としてはセットアップバフで攻撃力を範囲に巻いて、自身もミドルで購入した武器をディストーションして戦います。
ステラ:財産も35点あるのでアンチマテリアルライフルが買えます。よろしくおねがいします。
GM:よろしくめいど!
GM:では最後!PC3の鬼怒川さん!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjJ-vwwIM
鬼怒川 疾風:おうよ!
鬼怒川 疾風:「鬼怒川疾風。住所不定無職!一生遊んで暮らしていたいです!よろしくお願いします!」
鬼怒川 疾風:「…なんだその眼は」
鬼怒川 疾風:昨日終わったセッションでNPCとして出てきたやつがまさかの実装
鬼怒川 疾風:早ない?
GM:即日実装!
GM:いいんだ
GM:なぜならGMが見たかったから
鬼怒川 疾風:www
鬼怒川 疾風:はい、ということで十二地区のヤクザ街に住み着いてるプータローです
GM:無職!
鬼怒川 疾風:自由に生きていたいのでどの組にも属していませんが
鬼怒川 疾風:区域最強の個人戦力を持つと言われています
鬼怒川 疾風:あと過去に色々あったみたいです
GM:裏町の腕自慢
GM:そして暗い過去…
GM:みんな好きなやつ
鬼怒川 疾風:性能的には狂騒の旋律をスイッチに自己バフをかける暴走ウロボロス
鬼怒川 疾風:元はピュアノイマンでしたが、ある出来事をきっかけにウロボロスの力に目覚めました
鬼怒川 疾風:ミドルも無形の影使えるから…いけるはず‥!
GM:腕自慢に恥じない万能ぶり!
鬼怒川 疾風:以上!頑張ります!
GM:オッケイ
GM:でははじめてまいりましょう
GM:よろしくおねがいしまー!
日向 京介:よろしくお願いします!
ステラ:よろしくおねがいします!
鬼怒川 疾風:よろしくお願いします!

OP1

GM:まずはPC1、日向くんのOPから!
日向 京介:はい!
GM:侵蝕どぞ!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:33->38)
GM:オーライ!
GM:---
GM:N市・星辰館高校
GM:1-E
GM:---
GM:きーんこーんかーんこーん
GM:活気賑わうお昼休みの教室。
GM:日向くんは普段どんな昼食を食べていますか?
GM:テンサイ・ランチ
日向 京介:昼食ですか、そうですね
日向 京介:では、バイト先の方丈製パンから分けてもらったパンを齧っています
日向 京介:フォカッチャとかシチューパンとか
日向 京介:バイト代と一緒に店長夫妻からもらった分を美味しそうに食べています。モグモグ
GM:と、そこに近づいてくる影がひとつ
喜多見和歌子:「やーやー日向くん」
喜多見和歌子:「今日も美味しそうにパンを食べているねえ」
喜多見和歌子:セミロングの黒髪に人懐っこそうなくりんとした目つきが特徴的な少女。クラスメイトの喜多見和歌子だ。
日向 京介:「ん、喜多見か。 美味いぞ、方丈製パン」
日向 京介:「分けてはやれんが、今度買いに来ると良い。味は保証しよう」
喜多見和歌子:「バイト先で分けてもらえるんだっけ」
日向 京介:「まあな。 ……バイト代は貰っているし、そこまで良くされるのは悪い気もするんだが」
喜多見和歌子:「いいなあ、私のバイト先はケチだから全然そういうまかないとか無いよ」
日向 京介:「ありがたいのは確かだが。受けた恩は返さねばならんし、返済プランは滞るばかりだ」
喜多見和歌子:「いいじゃないですか、親切にしてくれる人には甘えないとね」
喜多見和歌子:「私ももっと甘やかされたーい」
喜多見和歌子:「昨日もバイト三昧でお疲れモードだよー」
喜多見和歌子:ぐーっと伸びをする
日向 京介:「そっちもバイトか。お前、どこで仕事してるんだっけ?」
喜多見和歌子:「えー?」
喜多見和歌子:「ピザ屋とコンビニと新聞配達とファミレスと……」
喜多見和歌子:指折り数えている。
日向 京介:「多いな!?」
喜多見和歌子:「まー、うち貧乏だからねえ」
喜多見和歌子:「兄弟も沢山いるし、仕方がないのだよ」
喜多見和歌子:あっけらかんと笑っている
日向 京介:「……そうだったか」
日向 京介:「あー……」
日向 京介:ちら、と手元を見返す。 持ってきたパンは食べきってしまった。
喜多見和歌子:「ちょっと、難しい顔しないでよー」
喜多見和歌子:「別に同情してほしくてこんな話したんじゃないからね」
日向 京介:「悪い。余計な心配だったか」
喜多見和歌子:「それより日向くんに聞きたいことがあるんだよ」
日向 京介:「聞きたいこと?僕にか?」
喜多見和歌子:「そうそう」
喜多見和歌子:「……探偵ってさ、儲かるの?」
喜多見和歌子:何故かちょっと声のトーンを落として。
日向 京介:「探偵……? 新しいバイトでも始める気か?」
喜多見和歌子:「いやそうじゃなくて、ほら」
喜多見和歌子:「日向くん時々友達の探しものとか引き受けてる時あるじゃない」
日向 京介:「ああ、まあ僕はそういうの得意だし。なにせ、天才だからな」
日向 京介:フフン、と胸を張ったあと神妙な面持ちに戻る
喜多見和歌子:「あれって食い扶持になったりするわけ?」
日向 京介:「僕も本業としてやってるわけじゃないから、実際の探偵がどうかは知らんが」
日向 京介:「よほどじゃないとまず儲からんと思う」
喜多見和歌子:「ええーっ」
喜多見和歌子:「じゃあもしかしてああいうのって、ノーギャラ?」
日向 京介:「まさか。僕は何かしら報酬は貰ってるさ」
日向 京介:「仕事の原則は等価交換、当然だろ?」
喜多見和歌子:「ふーん」
日向 京介:「大体食事奢ってもらったりとか、ウチの売上に貢献してもらったりとか」
日向 京介:「まあそんなところだけどな」
喜多見和歌子:「売上って、パン屋の?」
日向 京介:「ああ。学生はよく食うから、一度食わせるとリピーターになりやすくてな」
喜多見和歌子:「あはは!それって格安なんじゃないの?」
喜多見和歌子:「フツーの探偵さんからすればさ」
日向 京介:「かもな。けど、こっちだって本職の探偵じゃないんだ」
喜多見和歌子:「なるほどねー、釣り合いは取れてるって?流石天才」
日向 京介:「フフン。もっと褒めて良いぞ」
日向 京介:「ま、等価交換と言っても、価値観なんて人それぞれだ」
日向 京介:「僕の個人的な天秤が釣り合えばそれで十分」
喜多見和歌子:「……それじゃあ」
喜多見和歌子:「私が何か失くした時は、日向くんにお願いすることにするよ」
喜多見和歌子:「いくら貧乏だって言っても、パンくらいは買えるからね」
日向 京介:「……ふん、任せておけ。なにせ僕は、天才だからな!」
日向 京介:「なんでもとは言わんが、大抵のものは見つけてやるさ」
喜多見和歌子:「ふふふ、よろしく頼むよー」
喜多見和歌子:「天才くん」
日向 京介:「うむ。ああ、それと」
喜多見和歌子:「なあにー?」
日向 京介:「ほら、これ」
日向 京介:取り出した紙を何枚か手渡す。
喜多見和歌子:「何これ」
喜多見和歌子:キョトンとした顔。
日向 京介:「ウチのバイト先の割引券」
日向 京介:「腹が減ったら来い。リピーターになってもらえればこっちの経営も助かる」
喜多見和歌子:「等価交換、ね」
日向 京介:「そういうこと」
喜多見和歌子:「オッケー、今度覗いてみる。オススメは?」
日向 京介:「最近売り出してるのはダークチェリーパイ」
喜多見和歌子:「ダーク……!」
喜多見和歌子:「かっこいいじゃん、流石天才だね」
日向 京介:「その感性はよう分からんが。ご来店をお待ちしております」
GM:君たちはそうして
GM:何気ない日常の時間を過ごす。
GM:喜多見和歌子が教室から姿を消したのはその数日後だった。
GM:---
GM:シーン終了、ロイス取得のみ可能です。
日向 京介:ロイス 喜多見和歌子 クラスメイト ○P:友情 N:食傷
日向 京介:以上!

OP2

GM:では次のシーン!
GM:ステラさんのOP!侵蝕どうぞ
ステラ:ステラの侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:35->43)
GM:---
GM:第8地区・青鹿毛館
GM:---
GM:ここは市内に知られる大富豪・ブレック・クロック・ムッシュの邸宅。
GM:家督を譲って隠居した英国貴族の末裔が、明治時代の大使館を日本の別宅として買い受けた、瀟洒で歴史ある建物だ。
GM:そこで働く君は、今日も赤いカーペットの上を掃除している。
喜多見和歌子:「ステちゃん先輩ー」
喜多見和歌子:「コーヒー豆の替えってどこ?」
喜多見和歌子:メイド服姿のバイト仲間が聞く。
喜多見和歌子:半年ほど前に入ったばかりの新入だ。
ステラ:静音の掃除機を使ってカーペットを掃除してる。
ステラ:「コーヒー豆ですか」カチリ、とスイッチを止めて。
ステラ:「ええと、旦那様のご休息用でしたら倉庫の方に。ご来客用の補充はキッチンの隣の準備室ですね」
喜多見和歌子:「ふんふん、ありがとね」
ステラ:「ご案内しましょうか?」
喜多見和歌子:「大丈夫!さすがにもう迷ったりはしないって」
喜多見和歌子:「3回位は迷ったけど……」
ステラ:「片手で収まるなら物覚えが良い方だと思いますよ」
喜多見和歌子:「実感のこもった台詞だなあ」
喜多見和歌子:「このお屋敷広すぎだよね」
ステラ:「元は大使館とのことですからね」フフ、と笑って。
ステラ:「当時は案内もあったようですが、個人邸宅には不要と撤去されたそうです」
喜多見和歌子:「……しかし」
喜多見和歌子:しげしげとステラさんを見て
喜多見和歌子:「ステちゃん先輩は偉いなあ」
ステラ:「偉い?ですか?」
ステラ:首をかしげる
喜多見和歌子:「偉いよ!」
ステラ:「私はただ掃除をしているだけですが」
喜多見和歌子:「こんなにちっちゃいのに毎日毎日一生懸命働いてさあ」
喜多見和歌子:「いじましいというか……」
ステラ:「掃除だけでも一日では終わりませんからね」
喜多見和歌子:「そうだよねー、大変だよ」
喜多見和歌子:「マジ、リスペクトしてるよ、ステちゃん先輩!」
喜多見和歌子:ぐっと親指を立てる
ステラ:「はい、ありがとうございます」小さくサムズアップを返し。
ステラ:「ですが私にとってはこれが日課ですし」
ステラ:「自分の住む所でもございますからね、こちらは」
ステラ:「それを言うなら喜多見さんも働かれているじゃありませんか」
喜多見和歌子:「まあ私も働いてるけど」
喜多見和歌子:「一応、帰る家があるからねー」
喜多見和歌子:「親元離れる大変さっていうのは想像つかないや」
喜多見和歌子:うんうんと頷いている
ステラ:「……親元、ですか」
ステラ:「私もそれは、あまりわかっていませんね」
ステラ:頬に手を当てて。
喜多見和歌子:「?」
ステラ:「あぁいえ」
ステラ:「私にとっては、旦那様がすでにお祖父様のようでもありますから」
喜多見和歌子:「なるほどね、確かにいい人だよね」
ステラ:「えぇ、良いお方です」
喜多見和歌子:「ちょっと変わってるけど」
ステラ:「……」ニコリ。ノーコメント。
ステラ:「こんな事を言うと叱られてしまうかもしれませんけれどね」
喜多見和歌子:「いやー、先輩みたいなかわいい孫がいるの」
喜多見和歌子:「絶対に嬉しいと思うよ!うん」
ステラ:「……そう、でしょうか」
ステラ:「それでしたら良いのですけど」
ステラ:ちょっと自信なさげ。
喜多見和歌子:「そうだよー」
喜多見和歌子:「私なら嬉しいね!」
喜多見和歌子:「自信持ってよ、先輩」
喜多見和歌子:ニコニコと笑いかける
ステラ:「ふふ、そうですか」
ステラ:「では、失業したらそちらに転がり込むことを検討しておきましょう」
ステラ:ちょっと冗談めかして。
喜多見和歌子:「うええっ!?」
喜多見和歌子:「またバイト増やさないと……!」
ステラ:「ふふ、冗談なのですが」
GM:とかなんとか言って
GM:君たちは一時の談笑を楽しむ。
喜多見和歌子:「ヤバい!バイト中だった」
喜多見和歌子:「メイド長のねーさんに叱られるー!」
ステラ:「あら、それはいけません。折檻は大変恐ろしいので」
喜多見和歌子:「じゃあね、ステちゃん先輩」
ステラ:「えぇ、頑張りましょうね。喜多見さん」
喜多見和歌子:「あ、そうだ」
ステラ:「? なんでしょう」
喜多見和歌子:立ち去ろうとしてくるりと振り返って
喜多見和歌子:ポケットから紙を取り出す。
ステラ:ふわりと広がるスカートを見つつ。
喜多見和歌子:「これ分けたげる。友達がバイトしてるパン屋さんの割引チケットだって」
喜多見和歌子:「ダークチェリーパイがオススメらしいよ」
喜多見和歌子:「バイト仲間としての絆の証ってことで」
ステラ:「あら、それはそれは」
ステラ:「今度、学校帰りに寄ってみますね」
ステラ:そのチケットを受け取って
ステラ:「美味しかったらメイド長にも推薦してみます」
喜多見和歌子:「ふふ、それじゃねー」
ステラ:「えぇ、それでは」
ステラ:小さく手を振ってにこりと見送る
GM:その数日後に
GM:喜多見和歌子は屋敷に姿を見せなくなった。
GM:---
GM:シーン終了。ロイス飲み可能です。
ステラ:「同僚 喜多見和歌子 ○P連帯感/N隔意」で取得して以上。
GM:では次!

OP3

GM:鬼怒川さんのOP行きましょう!
GM:侵蝕どうぞ!
鬼怒川 疾風:よしきた!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+1(1D10->1)した
GM:---
GM:第12地区・鹿島四方幡
GM:---
GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
GM:君はいつものように博打に大負けして酒をかっくらい
GM:歓楽街の路地裏を歩いていた。
鬼怒川 疾風:背中を丸めて、千鳥足で路地裏を歩く男が一人
鬼怒川 疾風:上下スウェット、安物の半纏、健康サンダルのペタペタという音が僅かに響く
鬼怒川 疾風:目元まで伸びた前髪は表情を隠しているが
鬼怒川 疾風:彼の頬を伝う涙が、その感情を何よりも雄弁に物語っていた
鬼怒川 疾風:「あああーー」
鬼怒川 疾風:「……よし」
鬼怒川 疾風:「総理大臣になろう」
鬼怒川 疾風:「俺がもう二度とギャンブルで負けないための法を敷くんだ」
鬼怒川 疾風:「マニフェストなんか綺麗ごと並べときゃいいんだよ。どうせ誰も守んねぇんだから」
GM:と、君が盲言を虚空に向けて吐き散らかしていると
鬼怒川 疾風:「ぶーつぶーつ」
GM:路地の奥から、声が聞こえてくる。
GM:「……スケ……テ」
GM:「タス……ケテ……」
鬼怒川 疾風:「……」
GM:呻くような女の声だ。
GM:君はそちらを覗き込んでみてもいいし
GM:無視して通り過ぎてもいい。
鬼怒川 疾風:「これは」
鬼怒川 疾風:「……参ったな」
鬼怒川 疾風:「ロマンス、始まっちゃう?」
鬼怒川 疾風:アホみたいな鼻歌を歌いながら、そちらを覗き込む
GM:その瞬間
GM:ギュバッ!!
GM:飛び出してきた黒いハサミのような刃が、君の鼻先をかすめる!
鬼怒川 疾風:「ぎゃああ!?」担いでいたバットケースに手をかける
鬼怒川 疾風:「人にハサミ向けんなってお母さんに教わんなかったのか!?」
???:「ううっ」
???:「ううぐるるるるるる」
???:路地裏の影から現れたのは
???:昆虫めいた甲殻をまとった怪人の姿。
???:ガチン!ガチン!!
???:両腕のハサミを打ち鳴らし、君への敵意を剥き出しにしている。
鬼怒川 疾風:「……」
???:「ぐがあああっ!!」
???:ドシュウッ!
???:再び鋏で斬りかかる!
鬼怒川 疾風:「ロマンスじゃなかっ…た!」横に飛び退いて躱しつつ、バットケースから得物を取り出す
鬼怒川 疾風:握られたのは、大量の呪符に包まれた棍棒
GM:次々に君の体をかすめる刃!
GM:しかし正面からの単調な攻撃
GM:戦いなれした君にとっては、十分にカウンターを狙える手合でしかない。
鬼怒川 疾風:早々に動きを見切り
鬼怒川 疾風:「(起こすまでもないか)」
鬼怒川 疾風:振りかぶった動きに合わせるように、身を沈め
鬼怒川 疾風:背後への高速移動、と共に
鬼怒川 疾風:側頭部へ向け、力任せに棍棒を振りぬく
???:「ぐっ!?」
???:「があああっ!」
???:バキン!!
???:咄嗟の盾にした鋏を砕かれ、大きく弾き飛ばされる
???:「ふーっ……ぐう……」
???:ダメージによろめく、やはり難敵ではない。
鬼怒川 疾風:「酒飲みすぎて幻覚見てるとかじゃなさそうだから」
鬼怒川 疾風:「何か言い訳してくれなきゃこのまま殺しちまうぞ」
鬼怒川 疾風:「遺言は……酒抜けるまでは覚えといてやるよ」
???:「……!」
???:その言葉に顔を上げ
???:「ううううっ!がああ!」
???:バキバキバキバキッ
???:両腕の鋏が影を纏い、変形する
???:ボウガンめいた形状となって、無数の矢を放つ!
???:ドドドドドドドッ!!
鬼怒川 疾風:僅かに舌打ち
鬼怒川 疾風:「火垂」
鬼怒川 疾風:呪符を突き破るように溢れ出た影のような何かが
鬼怒川 疾風:その矢を全て受け止め、地へ落とす
GM:狭い路地裏が飽和射撃で満たされ
GM:近づくことができない!
鬼怒川 疾風:「さぁて困った困った」
GM:路地の角に身を隠し様子を伺う
GM:逃げる算段に考えを巡らせていると
GM:路地の上、月の光を受けてきらりと光るなにかに
GM:君は気がつく。
GM:それは刃物の輝きだ。
鬼怒川 疾風:「……んだ?ありゃ…」
???:とっ、と
???:建物の屋上から飛び出し
???:アクロバティックな空中回転で勢いを加え、そのまま怪人の背後から斬りつける!
???:ザシュウッ!!
???:「がっ!ぎいいいい!」
???:切りつけられた怪人は影の霧と血を吹き出し
???:ずずずず…
???:よろめきながら闇の中に溶けるように消えた。
???:「ち……逃がしてもうた」
???:「一撃で動けんようにせんとあかんな」
???:その手には乾隆剣と呼ばれる折りたたみの両刃剣が握られている。
???:目鼻立ちの整った長髪の青年だ。
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:「(一瞬女の子かな?と思ったのに)」
鬼怒川 疾風:「(男かぁ)」
???:「ふー」
???:カキン、と刃を収納し。
???:「自分、災難やったなあ」
???:「怪我とか無いか?兄ちゃん」
???:路地の外の君へと向き直る。
鬼怒川 疾風:「身体は全然」
鬼怒川 疾風:「心は大怪我だが」
鬼怒川 疾風:得物をバットケースへとしまう
鬼怒川 疾風:「取り敢えずは礼言っとくぜ。ありがとな」
???:「気にせんでええよ、ユアウェルカムや」
???:「しかし兄ちゃんも中々やるなあ」
???:「あの化け物の『変化』によう対応できたわ」
GM:ここまでの口ぶりで分かる、この男は一部始終をどこかから伺っており
GM:敵を仕留める機会を図っていたらしい。
鬼怒川 疾風:「……え?ああそう?凄い?俺もまだまだ捨てたもんじゃないなぁ!」
鬼怒川 疾風:「あっはっは」
鬼怒川 疾風:「と、まぁ喜ぶのは置いといてだ」
鬼怒川 疾風:「見てたんならいつでも飛び入り歓迎だったんだぜ?」
???:「いやあ」
???:「やっぱ気付かれてたんや。俺は小心者やから、踏ん切りがつかんくて」
???:「堪忍してな」
???:どこまでが本気かわからない笑顔でごまかす。
鬼怒川 疾風:「君はあれかい?新学期早々に友達作らなくて失敗するタイプかい?」
鬼怒川 疾風:「見直した方がいいぜ、それ」
???:「肝に銘じますわ」
???:「そんなら、俺はあれを追わんとあかんから」
???:「この辺で……ああそう」
鬼怒川 疾風:「……」
???:「兄ちゃん、名前なんていうんや?」
???:「この街で暮らしてるんやったら分かるやろ」
???:「強い人の名前は覚えときたいねん。なんかあった時のために、な」
鬼怒川 疾風:「鬼怒川疾風、ここいらじゃそこそこ有名でな。何しろ”浮いてる”もんで」
鬼怒川 疾風:「兄ちゃんの名前は?まさか人に聞いて自分は言わないとか無いよな」
???:「俺はリァオ」
リァオ:「ここらにはつい最近、仕事の都合で来たんやけど」
リァオ:「ええとこやね、気に入ったわ」
鬼怒川 疾風:「出稼ぎか。大変だねぇ異国の人も」
鬼怒川 疾風:「ああ、分かる?いい街だろ」
リァオ:「……また機会でもあったら酒飲んでゆっくり話でもしようや」
リァオ:「ほなな、鬼怒川サン」
リァオ:路地の闇に消えていく。
鬼怒川 疾風:「ああ、またな」消えていった影に呼びかける
GM:そして辺りは静寂を取り戻す。
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:確かに、声がした
GM:怪物と剣士、この街では見飽きたような非日常。
GM:しかし、路地にこだました声だけが
GM:君の心に微かな引っかかりを作るのだった。
GM:---
GM:シーン終了。ロイスのみが可能です。
鬼怒川 疾風:異国人 リァオ:〇興味/警戒 で!
GM:では次のシーン!

op4

GM:ステラさんと日向くんの合流だ!
日向 京介:はい!ではシーンイン
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:38->43)
ステラ:ステラの侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:43->45)
GM:---
GM:青鹿毛館
GM:---
GM:君、日向京介はメイド服である。
GM:何故こんな事になっているのか?
GM:学校から姿を消した友人、喜多見和歌子を探すべく調査を初めた君は
GM:彼女のバイト先の一つであるこの屋敷の主が
GM:レネゲイドと裏の世界にも関わるビッグネームであるということを突き止め
GM:そこに手掛かりがあると直感した君だったが
GM:現在屋敷では女性の使用人しか募集されていなかった!
GM:よって、こういう事になったのである。
日向 京介:「ちっ、かくなる上は……!」
日向 京介:どうやら家の使用人の大半はメイド服を着用しているらしい。時代錯誤なものだ
日向 京介:首元が見えないよう覆い、肩幅をどうにか誤魔化し、腰をコルセットで補正する
日向 京介:やや小柄な体格はコンプレックスだったが、どうやら今回は有利に働いたようだ。やったね!
日向 京介:「(なんもやってねえよ何やってんだ僕)」
GM:というわけで
GM:完璧なる変装に身を包み、君は屋敷を闊歩するが
GM:なんだか先輩のメイドさんに呼び出されてしまったようだ
GM:なんでだろうね?
日向 京介:「(やっべえよ完全に疑われてるよ)」
日向 京介:「(自分でやっといてなんだけど、そもそもなんで一回雇ったんだよこいつら……!)」
GM:……客間の一つに通される。
GM:君と相対するのは、小柄な金髪の少女メイド。
GM:ステラさんだ。
ステラ:「……」
ステラ:金髪に碧の瞳。150cmに満たない少女がメイド服に身を包んで居る。
ステラ:「こんにちは、ステラと申します」
ステラ:つい、とスカートをつまんだお辞儀。
ステラ:客間の上には使用人用のお茶が用意されている。
日向 京介:「ステラ……さん。何か御用でしょうか?」
ステラ:「あぁ、把握していただいてましたか。ええと、新人の方ですよね?」
日向 京介:「はい、失礼を。日向と申します」
日向 京介:「私になにか御用でしょうか?」
日向 京介:「(でしょうかじゃねえよ用しかねえだろうよ)」
ステラ:「えぇ、日向さん。よろしければおかけになって、お茶をどうぞ」
ステラ:にこり、と微笑んだまま促し、自分も座る。
日向 京介:「ありがとうございます、失礼いたします」
ステラ:口を湿らせるように一口、紅茶に口をつけて。
ステラ:「私、このお屋敷では若輩ながら、新人の方の教育も担当しておりまして」
ステラ:ふぅ、と一息ついた後。なんでも無いようにそう言う。
日向 京介:「教育係ですか。 お若いのに凄いんですね」
ステラ:「ありがとうございます。えぇ、こんな見た目でも、それなりに年季を頂いておりまして。」
ステラ:「身長も低いもので、上背のある方は大歓迎ですよ」
日向 京介:「そ、そうなんですか~。 ええ、私多少は大柄なもので~」
日向 京介:「役に立てるなら嬉しいのですけど~」
日向 京介:「(産まれて初めて背が高いなんて言われたよ。嬉しいね)」
ステラ:「えぇ、本当に。新しい方が入っていただいて助かっております」
ステラ:座高としても同年代の平均から小さい体でにこり、と笑い
ステラ:「えぇ」
ステラ:「女性ならば。」
日向 京介:「……」
日向 京介:「嫌ですわ先輩」
ステラ:「どうかしましたか?」
ステラ:胸元のリボンを弄っている。
日向 京介:「いえ、いえいえいえ」
ステラ:「……私、最近まではイギリスで過ごしておりまして」
日向 京介:「はあ、英国に」
ステラ:「日本人は童顔というのはよく聞いておりましたが、本当ですのね」
ステラ:「私が言うことではありませんが」
ステラ:ふふ、と同年代でも幼目な顔で口元を緩めて。
日向 京介:「そういうお話聞きますよねえ、私は日本育ちなので中々実感できませんけれど」
ステラ:「まぁ、そうなのですか。以前も、私と同い年の子を年下と思って接してしまいましてね、ふふ」
日向 京介:「……同い年の?」
ステラ:「あぁ失礼。今のはイギリスに居た頃の話でして。おちゃめな失敗談ですわね」
日向 京介:「はあ……成程」
日向 京介:「(喜多見のことかと思ったが……外れか)」
ステラ:持っていたカップを置く。カチャリ、という陶器の音とは別にかすかな金物音。
ステラ:ロングスカートに阻まれたその下の姿勢は、ソファに腰掛けつつも深くは座らない。
ステラ:「ところで日向さん、こういうことを聞くのは失礼かもしれませんが」
日向 京介:「はい?」
ステラ:「ファーストネームはなんと仰いましたっけ?失念してしまいまして」
日向 京介:「日向京です」
日向 京介:「(なんで僕は潜入捜査するのにこんなクソ雑偽名使ってんの?馬鹿なの?天才的馬鹿なの?)」
ステラ:「まぁ、京さんでしたか。日本の都にもつけられる雅な名前ですね。素敵だと思います」
ステラ:「それで、」
ステラ:「──────当家には、どのような目的で?」
日向 京介:「──────」
日向 京介:「ひとつ」
ステラ:「なんでしょう」
日向 京介:「いつからお気づきに?」
ステラ:「質問に質問を重ねますが、」
ステラ:「……どうして気付かれないと?」
ステラ:小首をかしげる
日向 京介:「僕が聞きてえよ!!!!!」
日向 京介:「そう思うならさあ!最初に会ったときに突っ込んでくれない!?」
GM:ステラさんは理解できてもいい
GM:まず、君の主人としても消えた喜多見さんへの情報が欲しかったのがひとつ
GM:このタイミングで現れた少年、思いっきり何か知ってそうだからね!
GM:あるいは、単純に彼の姿が面白かったからかもしれない。
日向 京介:「この格好で泳がされてたの大分恥なんですけど!?そもそもなんで通したんだよ採用担当!馬鹿!」
ステラ:「えぇ」叫ばれ「そう」カップに指をかけて「なんですが」
ステラ:投げる。
ステラ:琥珀色の熱湯が入ったカップを、貴方へ。
日向 京介:「なっ」
日向 京介:とっさにカップを受け止めようと、手をのばす
ステラ:同時、ソファから無拍子に跳ねてカップを追い越すようにテーブルを超えて。
ステラ:「ひとまず、当家への暴言は看過できません」
ステラ:ふわりと跳ねたスカートの下。太もものホルスターから銀のナイフを抜き放ち。
ステラ:貴方の首元へ。
日向 京介:「っ……」
日向 京介:首元に感じる冷たい感触。背筋に冷たいものが走る。
ステラ:「おっと」
ステラ:同時に投げたカップを回転させるように受け止め、中の液体をこぼさない。
ステラ:「ひとまずは、そうですね」
ステラ:「貴方の目的、所属………いいえ、その前に」
ステラ:「喜多見和歌子。この名前に聞き覚えはございますか?」
日向 京介:「……!」
日向 京介:喜多見和歌子。クラスメイト。自分がこの屋敷を探りに来た理由。
ステラ:喜多見和歌子。同僚。最近姿を消した、気のいい年上の後輩。
日向 京介:「知っている。 ここに来た目的が、それだ」
日向 京介:「失踪した彼女を探して手がかりを集めていたら、バイト先のここに辿り着いた」
ステラ:「……」
ステラ:手にしたナイフ越しに脈を確認し。
ステラ:「なるほど」
日向 京介:「貴女達が何かを知っているかも、と思って来たんだが」
日向 京介:「……見当違いだったか」
ステラ:「こちらとしては、捜索か脅迫か測りかねておりましたが」
ステラ:「えぇ、そうですね。同じスタートラインのようです」
ステラ:ス、と首元に押し当てた銀を外す。
ブレック・クロック・ムッシュ:「うむ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「やはりそういうことか」
ブレック・クロック・ムッシュ:いつの間にか大柄な老人が、杖をついて2人の傍に立っている
ステラ:「! 旦那様!」
ステラ:ナイフを後ろ手にエプロンに差し込み、姿勢を整える
日向 京介:「貴方が、この家の主か」
ブレック・クロック・ムッシュ:「いかにも、儂こそがブレック・クロック・ムッシュである」
ブレック・クロック・ムッシュ:「不躾をすまなかったな、日向京介くん」
日向 京介:「……知っていたのか」
ブレック・クロック・ムッシュ:「うむ、こちらとしても和歌子に繋がる手掛かりは是が非でも欲しかった」
ブレック・クロック・ムッシュ:「君が何か関係しているのかと、少し気を焦りすぎてしまったらしい」
日向 京介:「お互い様だ。こちらももう少し穏便な方法を取るべきだった」
日向 京介:「先に無礼を働いたのはこちらだ。謝るのはこちらの方だろう」
ブレック・クロック・ムッシュ:「ははは!人の出来た子だ」
ステラ:「……申し訳ございません」
ステラ:無礼を働いた当人も頭を下げる
ブレック・クロック・ムッシュ:「ステラもご苦労であった、何」
ブレック・クロック・ムッシュ:「私が命じたこと、この子を余り嫌わんでくれ」
ステラ:ちょっとしゅんとしてる。
日向 京介:「アンタは従者の仕事をしただけだろ。謝られる理由がない」
日向 京介:「それより、今は」
日向 京介:「目的が一致しているなら、協力を頼みたい」
ブレック・クロック・ムッシュ:「……ほう」
ブレック・クロック・ムッシュ:興味深げに口ひげをなぞる
日向 京介:「改めて名乗らせてもらう。僕は日向京介。UGNイリーガル、と言えば通りが良いのかもしれないが」
日向 京介:「今は、喜多見和歌子の友人として動いているつもりだ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「友人と言ったが」
ブレック・クロック・ムッシュ:「君は何故そうも彼女に構うのだね」
日向 京介:「何故、とは?」
ブレック・クロック・ムッシュ:「何の利益があるのか、それがわからない」
ブレック・クロック・ムッシュ:「恋仲というわけでもなかったはずだが」
ブレック・クロック・ムッシュ:調べられている。それを感じるだろう。
日向 京介:「ないな、お互いに。顔を合わせたら時折話す程度の相手だ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「では金か」
ブレック・クロック・ムッシュ:「彼女の家はそう裕福とは言えんぞ」
日向 京介:「知っている。今度、うちのバイト先に呼ぶつもりだった」
日向 京介:「あんた、利益といったが」
日向 京介:「僕の天秤は、僕の価値観で動いている。等価と定めるのは僕の心だ」
ステラ:「……貴方の心、ですか?」
日向 京介:「家族のために朝から晩まで働く良い奴が、多分どこかで困ってる」
日向 京介:「放っておくのは寝覚めが悪い」
日向 京介:「要するに、自己満足だな。僕の受け取る報酬は、今の所それで十分だ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「なるほど」
ブレック・クロック・ムッシュ:「実にタフな少年だな、清々しい」
ステラ:「……いまので、ご納得されたので?」
ステラ:うーん、とちょっとわかっていない顔。
ブレック・クロック・ムッシュ:「何を言うステラ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「私がどういう人間か忘れたか」
ステラ:「……」
ステラ:なにかを思い出し、言いたげに口元をモニュモニュしている。
ブレック・クロック・ムッシュ:「彼は面白い。それは全てに優先されよう。はっはっはっは」
ステラ:「はぁ」
ステラ:「そうでしたね、旦那様はそうでした」
ステラ:「そもそも。おかしいと思ったのです。」
ステラ:「わざわざ利益があるのか、などと聞くなんて」
日向 京介:「ほう、面白いか。成程」
日向 京介:「──僕がメイド服を着てるのも面白いから放置したわけか、アンタ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「うむ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「そういうわけで既にこちらの対価は受け取っているとも言えるわけだな」
ブレック・クロック・ムッシュ:悪びれもせず。
日向 京介:「うむじゃねえよ!アンタのせいかよ!」
ブレック・クロック・ムッシュ:「いやあ」
ブレック・クロック・ムッシュ:「本格的に雇われてみんかね君」
ブレック・クロック・ムッシュ:「実にエキセントリックな痴態だった。正直爆笑。」
日向 京介:「殴っていい!?殴っていいかなあ!?」
ステラ:「いえ、それは、うーん……」
ステラ:一瞬迷って。
ステラ:「ごめんなさい、事情が事情とは言え暴言は一度までで」
ステラ:しまったナイフ、其の腹をピタリと相手の首筋に。
ステラ:「でないと私、流石に見過ごせませんので」
ブレック・クロック・ムッシュ:「わっはっはっは」
ブレック・クロック・ムッシュ:「ここでツッコミを入れられるくらいになってほしいのだが」
ブレック・クロック・ムッシュ:「許せ、こういう子なのだ」
日向 京介:「おっと」
日向 京介:止めたはずのナイフに、そのまま首が
日向 京介:振れることなく、すり抜ける
ステラ:「!?」
ステラ:手応えはない。
ステラ:肉と骨を割断する感触も。
日向 京介:「許せも何も。さっきも言ったろう」
日向 京介:「役目を果たす、良い従者だ。警告されたのは確かだしな」
ステラ:「……ナイフを、磨きすぎましたか?」
ステラ:達人の刃は相手に斬撃を悟らせないと言うが、それだろうか。
日向 京介:「さて?銀は吸血鬼に効くと言うが、幽霊にはどうだったかな」
ステラ:自分の手元、爪の端に刃を押し当てて滑らせるとたしかに刃痕が残る。
ステラ:刃が潰れているということもない。
ステラ:「……」
ステラ:不可思議な現象に首を傾げている。
日向 京介:「そういえばこちらも言い忘れていたな」
ステラ:「言い忘れ?」
日向 京介:「貴女の仕えるものへの度々の暴言だ」
日向 京介:「自分の大事なものを馬鹿にされたら、理由はどうあれ気に障るだろう」
日向 京介:「謝罪する。悪かった」
ステラ:「……」
ステラ:手にしたナイフをスカートの下、太もものホルスターに仕舞い。
ステラ:「その謝罪を受け入れます」
ステラ:「そして、こちらこそ失礼を」
ブレック・クロック・ムッシュ:「うむ、二人共仲直りが出来て何より」
ブレック・クロック・ムッシュ:「まあ九割がた儂のせいだが」
ブレック・クロック・ムッシュ:「はっはっは」
ステラ:澄ました顔でソレを聞いてる。いつものことだなぁ。
日向 京介:「……本当なんというか、良い性格してるな、貴方は」
ステラ:「えぇ、本当に良い方なのです」
ステラ:日本語のスラングの知識はあまりない。
日向 京介:「(意味を訂正……面倒だな、後にしよう)」
ブレック・クロック・ムッシュ:「詫びと言っては何だが」
ブレック・クロック・ムッシュ:「早速こちらで掴んだ情報がある」
日向 京介:「情報? 喜多見に関すること、だよな」
ブレック・クロック・ムッシュ:「十二地区付近で和歌子を見かけたという者がいる」
日向 京介:「十二地区……」
ステラ:「では、その付近で捜索でしょうか」
ブレック・クロック・ムッシュ:「鹿島四方幡だ、知っているかもしれんがあの辺りの治安は少々荒れている」
ブレック・クロック・ムッシュ:「向かうというなら、このステラを連れて行くといい」
日向 京介:「む……了解した。よろしく頼む」
ブレック・クロック・ムッシュ:「ステラ、この一件突き止めるまで」
ブレック・クロック・ムッシュ:「彼を主と思いなさい、いいな」
ステラ:「はい」
ステラ:まず主に一礼、そして日向さんに向き直る
ステラ:「日向さん」
日向 京介:「ん、何か?」
ステラ:「ステラ・T・ウィンクル。ムッシュ家の使用人が一人として、一時的に貴方を主として仰がせて頂きます」
ステラ:「また、UGN様からはコード『万物殿《ナンデモニウム》』の名を頂戴しております」
ステラ:「入用のもの。ご用事がございますれば」
ステラ:スカートを掴んで、お辞儀
ステラ:「何なりとお申し付けください、御主人様」
日向 京介:「……その呼び方はよしてくれ。日向で良い」
日向 京介:「日向京介、コードネームはファントムキャットだ」
ステラ:「では、日向様と……」
ステラ:「京さんとお呼びする必要はございますか?」
日向 京介:「やめてください」
ステラ:「はい、日向様」
ブレック・クロック・ムッシュ:「そしてもうひとり」
ブレック・クロック・ムッシュ:「十二地区に詳しいガイドを雇ってある」
ブレック・クロック・ムッシュ:「現地でまずは彼に合流してもらおう……しかし」
日向 京介:「了解した。だがその前に」
日向 京介:「やることがあるっていうか」
ブレック・クロック・ムッシュ:日向くんをじろじろ見て
ブレック・クロック・ムッシュ:「まずは着替えだな、はっはっは!」
日向 京介:「もういい加減着替えていいですか?」
ブレック・クロック・ムッシュ:「気に入ったのなら」
日向 京介:「気に入ってないです」
ブレック・クロック・ムッシュ:「貸し出しても構わんよ?ん?」
日向 京介:「いらないんで」
ブレック・クロック・ムッシュ:「それは残念」
日向 京介:「本当そろそろ、きついんで……」
ブレック・クロック・ムッシュ:「面白かったのに」
日向 京介:「勘弁してください」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
ステラ:「京ちゃん 日向 京介 ○P御主人様/N不審」 格好が。
ステラ:購入はボルトアクションライフル
ステラ:9dx+3>=15
DoubleCross : (9R10+3[10]>=15) → 10[2,2,2,3,5,7,8,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

ステラ:購入!
ステラ:以上!
日向 京介:ロイス ステラ・T・ウィンクル 同行者 ○P:連帯感 N:驚異
日向 京介:格好は忘れて欲しい
日向 京介:購入、ステラさん何か必要なものあります?
日向 京介:特にないならボディアーマーでも狙いますが
ステラ:範囲攻撃ようにフラググレネードか、ワンチャンアンチマテリアルライフルとかですかねぇ?
ステラ:あとは防具かなと。
日向 京介:じゃあまあボディアーマー狙いますか
日向 京介:3DX+2+0@10>=12 調達
DoubleCross : (3R10+2+0[10]>=12) → 7[2,7,7]+2 → 9 → 失敗

日向 京介:一応財産はまだ取っておきましょうか……
日向 京介:では以上!
GM:では次のシーン

OP5

GM:合流2!全員登場!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+6(1D10->6)した
ステラ:ステラの侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:45->52)
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:43->50)
GM:---
GM:12
GM:12地区・鹿島四方幡
GM:---
GM:とある飲み屋で君たちを待っていたのは
GM:いかにもカタギの風体ではない怪しげな男。
GM:鹿島四方幡に詳しい案内人としてブレックが用意した人物であり
GM:戦闘能力も高く、君たちのボディーガードも兼ねるという
GM:名前を、鬼怒川疾風という。
鬼怒川 疾風:「……人生ってさ」
鬼怒川 疾風:「谷ばっかりのように見えて、過ぎてみれば意外と”あ、あれ山だったんじゃね?”って思う時あるんだよな」
ステラ:「……」
日向 京介:「はあ」
ステラ:「ええと」
ステラ:何の話だろう、と隣の御主人様の反応を参考にしようとしてる
鬼怒川 疾風:「……負けちまったよ。今日も」
ステラ:「お負けに。」
日向 京介:「今日”も”、か」
鬼怒川 疾風:カタリ、グラスに入った氷が音を立てる
鬼怒川 疾風:「こんな大人にはなるなよ、少年少女」
鬼怒川 疾風:「いや、やっぱり憧れて」
鬼怒川 疾風:「俺が悲しくなるから」
日向 京介:「どっちだよ」
ステラ:「はぁ」
ステラ:「ええと、では」
ステラ:「ハードボイルドというのでしたか」
ステラ:拍手をする。
ステラ:ぱち、ぱち、ぱち
ステラ:虚しく響いた。
鬼怒川 疾風:「ふ……」満更でもない顔
ステラ:「(心のなかで対応をきちんとできたことに満足げなガッツポーズ)」
日向 京介:「それとは大分違う分類だと思うぞ……いや、まあ良い」
ステラ:「それで、案内人の鬼怒川様でよろしかったでしょうか」
鬼怒川 疾風:「ん……」残ってた水を飲み干す。水だ。なぜならお金が無いから
鬼怒川 疾風:「ああ、聞いてる聞いてる。お嬢ちゃん方の護衛をすりゃいいんだろ?」
日向 京介:「護衛、と。案内役を頼みたい」
日向 京介:「僕もこいつも、12地区には詳しくないのでな」
ステラ:「そうですね、よろしくおねがいします」
GM:ちなみに鬼怒川さんとブレック氏は飲み友達だ
ブレック・クロック・ムッシュ:(「博打に負けてるだけでこんなにおもしろい人間もそうはいない」)
GM:とのこと。
ステラ:リアクション代だ
鬼怒川 疾風:「ブレック爺さんも人が悪いよな」
鬼怒川 疾風:「いっつも俺の金が尽きたタイミングで話持ってきやがる」
鬼怒川 疾風:「ああ、任せろ任せろ若者たち」
鬼怒川 疾風:「改めて自己紹介するぜ」
鬼怒川 疾風:「俺は鬼怒川疾風。住所不定無職。趣味はギャンブル、んで…」
鬼怒川 疾風:「ここらじゃ、多分一番強い」
日向 京介:「成程。頼もしいな」
ステラ:「そうですね。さすが旦那様が見込んだお方です」
ステラ:リアクションを。
日向 京介:「日向京介だ、よろしく頼む。それとこいつは……」
日向 京介:ちら、とステラの方を見て促す
ステラ:「ステラ・トゥ・ウィンクル。旦那様のメイドであり、今は日向様のメイドとして仕えております。」
ステラ:お辞儀。
鬼怒川 疾風:「ほう」その姿をじっくりと見て
鬼怒川 疾風:「あの爺……やっぱいい趣味してやがんな」
鬼怒川 疾風:「(あの野郎、無垢な女の子を存分に利用しやがって……!)」
ステラ:「?」小首をかしげている。
ステラ:「旦那様の趣味はわかりませんが、ありがとうございます」
ステラ:良いという言葉を基本Goodとして捉える。
日向 京介:「あー、すまん。割と冗談とか軽口とか、その手のセンスが若干ずれててな」
日向 京介:「程々にしておいてくれ。 あの爺さんは確かに良い性格だが、こいつにとっては大事な保護者なんだ」
鬼怒川 疾風:「ん。OKOK。流石にその辺の一線を踏み越えるほど終わっちゃいない」
ステラ:「?」自分を指しているであろう会話にちょっとついていけていない顔。
日向 京介:「助かる。 それじゃ仕事の話に……戻る前に、何か頼むか?」 水の入ったグラスを覗いて
鬼怒川 疾風:「いやいい。」
鬼怒川 疾風:「そろそろ店員の視線が痛くなってきたからな」
鬼怒川 疾風:「続きは外で話そうぜ」
バーテン:「だいぶ前からキレとるわ」
日向 京介:「そりゃ何も頼まず水だけ飲んでればな……」
鬼怒川 疾風:「それでも怒らない君が好き!」
バーテン:「さっさと出てけ貧乏神!」
ステラ:「お店で注文をなさらずに?」
ステラ:なぜそんなことを?という顔。
鬼怒川 疾風:「じゃあなぁ!また宜しくぅ!」
日向 京介:「……程々にな、本当に」
GM:そうして君たちは半ば追い出されるように店を出た。
GM:日向くんとステラちゃんはのどあめがもらえた。
日向 京介:わぁい
ステラ:わぁい。ころころ。
鬼怒川 疾風:「さて」歩きながら
鬼怒川 疾風:「ちょっと歩いてみて分かったと思うが、ここは治安が悪い」
鬼怒川 疾風:「お前らみたいなガキが歩いてると、ちょっとしたことで因縁つけられちまう」
日向 京介:「居るだけで大分場違いだろうな、僕らみたいなのは」
ステラ:「……そのようですね」
ステラ:旦那様のお付きとしてそういう場所を歩くこともある。
GM:その時
GM:今まさに説明されたとおりに
GM:表通りに向かう君達をチンピラが遮る
チンピラ:「何ガキがこんなとこうろついてんだぁ~」
日向 京介:「成程、こういうのか」
鬼怒川 疾風:「……いや」
鬼怒川 疾風:「本当に来る?」
ステラ:「噂をすれば影がさす、というのでしたね」
チンピラ:「痛い目合わされたくなけりゃあ」
チンピラ:「大人しく俺たちについてきな」
チンピラ:ナイフをチラつかせる
チンピラ:典型的なゆすり屋だ。
鬼怒川 疾風:「まあ丁度いい。実演販売みたいなもんだ」
チンピラ:「オイッ!なんだてめえこいつが見えねえのか!」
チンピラ:前に出た鬼怒川さんに折りたたみナイフを突きつける
日向 京介:「大分切れ味鈍そうだな。さっき突きつけられたのよりは」
ステラ:「旦那さまから頂いた逸品ですので」
ステラ:スカートの上からホルスターのナイフをなでている。
鬼怒川 疾風:「泊のねーちゃんが頑張ってんのに」
鬼怒川 疾風:「まだ居るもんだな。こういう奴」
日向 京介:「こいつらは有象無象か?あんたの顔も知らないようだし」
鬼怒川 疾風:「おい、お前」チンピラに
チンピラ:「ああ!?」
鬼怒川 疾風:「どこの者だ?」
チンピラ:「おお聞いて驚け」
チンピラ:「俺たちゃあ泣く子も黙る”バイツ”様よ!」
GM:聞いたことがあるかもしれない
GM:第4地区の方から流れてきた
GM:泡沫的なチンピラの集まりだ。
GM:特に後ろ盾のあるような相手ではない。
鬼怒川 疾風:「……あー……」空を仰いで
鬼怒川 疾風:「第四から態々こっちにまでやってきた、健気な弱小チンピラサークルか…」
チンピラ:「あんだぁテメエ!」
チンピラ:「ぶっ殺すぞ!!」
ステラ:「……驚いたほうが?」
ステラ:ホルスターの留め具をいつでも開放できるようにさり気なく手を移動している。
鬼怒川 疾風:「いや、いい」
鬼怒川 疾風:「顔が通じてねぇってのも、ある意味厄介だよな」
日向 京介:「任せて良いか?」
鬼怒川 疾風:「はは、言ったろ?実演販売だって」
鬼怒川 疾風:一歩前に出て
ステラ:「では、お手並み拝見ということで」
ステラ:武器を構えようとした手を戻す。
チンピラ:「グダグダ言ってんじゃねえ」
チンピラ:「てめえら半殺しだッ!!」
チンピラ:ナイフを振りかざし、襲いかかってくる!
鬼怒川 疾風:その振りかざされた、ナイフは
鬼怒川 疾風:振りかざされた状態のまま、降りてくることはなかった
鬼怒川 疾風:既に間合いに入り、手首を押し上げている
鬼怒川 疾風:「ふん」睾丸に膝蹴り
鬼怒川 疾風
チンピラ:「ゴボーッ!」
チンピラ:即座に昏倒!
チンピラ:「なっ……」
チンピラ:「なんだテメッコラーッ!」
チンピラ:鉄パイプを振り回して迫る!
鬼怒川 疾風:「ふん」鉄パイプを蹴り飛ばし
鬼怒川 疾風:「ふん」ガラ空きの胴にブローを一発
チンピラ:「ぐぼあっ!」
チンピラ:昏倒!
チンピラ:「……」
チンピラ:そして最後にもうひとり
チンピラ:大柄のチンピラが残る。
チンピラ:「中々やるじゃねえか」
チンピラ:「だが、テメーはやりすぎちまったなあ」
鬼怒川 疾風:「一撃で済ませてるのに!?」
チンピラ:「そういう意味じゃねえ!」
チンピラ:メキメキと姿を変容させる!熊の如き異形!
日向 京介:「……!」
ステラ:「まぁ」
鬼怒川 疾風:「あーらら」
チンピラ:「この、『超人』である俺様の前で」
チンピラ:「はしゃぎすぎちまったって言ってんだよぉ!ヒャハハハ!」
チンピラ:「いいかよく聞け!」
チンピラ:「俺様は”バイツ・カイザー”」
”バイツ・カイザー”:「このN市で最強にして悪逆非道、天上天下唯我独尊の……」
日向 京介:「助太刀は?」
鬼怒川 疾風:「ん?ああ要らん要らん」
鬼怒川 疾風:バットケースを手に取る
鬼怒川 疾風:ケースから取り出した、呪符だらけの棍棒を
鬼怒川 疾風:ただ、差し向ける
”バイツ・カイザー”:「ああ?」
鬼怒川 疾風:バイツ・カイザーは感じるだろう
鬼怒川 疾風:その棒の中に、”何か”が居て
鬼怒川 疾風:”何か”が手を伸ばしていて
鬼怒川 疾風:その”何か”が自分の首を締めあげようとしている、感覚
”バイツ・カイザー”:「……!!」
”バイツ・カイザー”:みるみるうちに顔色が青ざめ
”バイツ・カイザー”:汗が吹き出す
”バイツ・カイザー”:金縛りにあったように、身動きが取れない
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:「わっ!!!!!」急に大声を出す
”バイツ・カイザー”:「ひぃっ、ひいえっ」
”バイツ・カイザー”:ずしん、と尻もちをつく
”バイツ・カイザー”:既に獣化は解除されている
鬼怒川 疾風:「行き給え。見逃すのもまた、大人の務めだ」
”バイツ・カイザー”:「あ、あわわわわ」
”バイツ・カイザー”:「うひいいいい」
”バイツ・カイザー”:子分たちを拾い上げ、猛ダッシュで姿を消した……。
鬼怒川 疾風:「……とまあ」
鬼怒川 疾風:「ああやって一人逃がせば、あとは勝手に話を広げてくれる」
ステラ:ぱちぱちぱち、と拍手
ステラ:「なるほど、そのように後に繋げることで今後のトラブルも回避できるのですね」
ステラ:「見事なお手並みでした」
鬼怒川 疾風:「その通り、賢いねぇ最近の子供は」
鬼怒川 疾風:ファスナーを閉め
鬼怒川 疾風:再びバットケースを担ぐ
日向 京介:「成程、勉強になる。見事な手並みだ」
日向 京介:「(動きに無駄がない。以前見た鼎の技とは系統が違うが、達人)」
日向 京介:「(あの武器は何だ? 何かしたようには見えなかったが……)」
日向 京介:「(……敵に回らないのなら、詮索は余計か)」
鬼怒川 疾風:「まぁ、つまりは」
鬼怒川 疾風:「俺と一緒に居りゃ大丈夫ってこったな」
鬼怒川 疾風:「存分に頼ってくれたまえ。なっはっは」
ステラ:「はい、頼らせて頂きます。鬼怒川様」
ステラ:ヘッドドレスを揺らしながら改めてお辞儀。
日向 京介:「ああ、存分に頼らせてもらうさ。 ……早く見つけてやらないとな」
GM:---
GM:ではシーン終了、ロイスと購入が可能です!
日向 京介:ロイス 鬼怒川 疾風 協力者 ○P:連帯感 N:隔意
日向 京介:買い物は引き続きボディアーマーでも
日向 京介:3DX+2+0@10>=12 調達
DoubleCross : (3R10+2+0[10]>=12) → 6[1,4,6]+2 → 8 → 失敗

日向 京介:足りない!以上
ステラ:ロイス「案内人 鬼怒川 疾風 ○P連帯感/N谷?」
ステラ:購入は戦闘用きぐるみ。
ステラ:9dx+3>=14
DoubleCross : (9R10+3[10]>=14) → 9[1,2,4,5,6,7,8,8,9]+3 → 12 → 失敗

ステラ:財産2入れて購入
ステラ:ステラの財産を-2した(財産:35->33)
ステラ:戦闘用きぐるみ ドッジ-1、行動-1、装甲12。装備して以上!
鬼怒川 疾風:お嬢ちゃん ステラ・トゥ・ウィンクル:〇誠意/爺…
坊主 日向京介:〇苦労してそう/警戒

鬼怒川 疾風:取り敢えず応急でも買っとくかな
鬼怒川 疾風:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 2[2]+2 → 4

鬼怒川 疾風:買い物下手か!!
鬼怒川 疾風:以上!

ミドル1

GM:そんではミドルやってきましょう
GM:プライズ制情報収集!
日向 京介:プライズ!
日向 京介:よろしくお願いします!
ステラ:よろしくおねがいします!
鬼怒川 疾風:お願いします!

難易度/9
技能/情報:裏社会、噂話
目標進行値/9

GM:シーンプレイヤーは鬼怒川さん
GM:他全員登場可!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+10(1D10->10)した(侵蝕:42->52)
日向 京介:シーンイン!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:50->59)
ステラ:ステラの侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:52->57)
GM:---
GM:では先判定!レッツトライ!
鬼怒川 疾風:私は最後で、他二人が芳しくなければコンセ無形の影使います
日向 京介:ではとりあえず情報収集チーム使用して判定!
日向 京介:噂話で技能込で固定値3
日向 京介:3DX+3+0@10 情報(噂話)
DoubleCross : (3R10+3+0[10]) → 5[1,3,5]+3 → 8

日向 京介:駄目!
ステラ:噂好きの友人で+2D!行きます!
ステラ:11dx>=9
DoubleCross : (11R10[10]>=9) → 7[1,1,2,3,3,5,5,6,6,7,7] → 7 → 失敗

ステラ:ははっ。ダメ。
日向 京介:あらまあ
鬼怒川 疾風:じゃあ
鬼怒川 疾風:《C:ウロボロス》《無形の影》 コネ使ってダイス+2!
GM:来たな…
GM:カモン!
鬼怒川 疾風:裏社会で判定します!
鬼怒川 疾風:7dx8+1
DoubleCross : (7R10+1[8]) → 10[3,3,3,5,8,8,8]+10[1,6,9]+1[1]+1 → 22

鬼怒川 疾風:おっけい!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+6した(侵蝕:52->58)
ステラ:ウロボロス様~
日向 京介:流石のウロボロス
GM:頼れる大人!
GM:ではプライズは3まで進行!

進行値 0/9→3/9

GM:開示される情報は以下!

プライズ2:
喜多見和歌子の父親は数年前に蒸発、現在はパート勤めの母とともに、彼女のアルバイトで家計を支えている。
しかし妹弟たちの扶養のためにはそれだけでは足りず、より多く稼げる仕事を探すべく第12地区にも訪れていたようだ。
それが相応のリスクを伴うことは、本人も自覚していたらしい。

GM:以上です。
GM:---
GM:第12地区・ラーメン劉
GM:---
GM:襲いかかってきたチンピラたちのドロップアイテム(財布)により臨時収入を得た君たちは
GM:腹ごなしに裏通りのラーメン屋に訪れていた。
GM:屋台型の調理場の他には、道端にテーブルと椅子が並べてあるだけの簡素な作りだ。
鬼怒川 疾風:「人の金で飯を食う、人生における最高の贅沢の一つだ。覚えとけ」
日向 京介:「ただより高いものはないって言葉もあるがなあ……」
鬼怒川 疾風:「チッ、しけてやがんな」財布の中を確認しながら
ステラ:「なるほど、そのような金策が」
日向 京介:「ま、あいつらの支払った授業料と思うことにするか」
日向 京介:「良い子は真似するんじゃないぞ」
鬼怒川 疾風:「ステラはこういう汚ねぇ店来たことあるか?」
ステラ:「ではしません。悪い子になると怒られてしまいますからね」
ステラ:「私はあまり。外食は旦那様の付添が殆どですから」
ステラ:「外出もせいぜい、学校と任務と買い出しぐらいですので」
日向 京介:「僕はラーメンぐらいなら友人と食べることはあるが」
日向 京介:「この辺は何か用事がない限り、あまり来たことはないな」
鬼怒川 疾風:「ははっ、お前らがよく行くような行儀のいい店はこの地区に無ぇからな」
鬼怒川 疾風:「臭いは付くし、机は油でヌメヌメしてて、店員呼ぶのも大声出さなきゃならねぇ」
鬼怒川 疾風:「まあ、俺はこういう店の方が好きだけどな」
ステラ:指で机を触ってみる。ヌメッとしている。
日向 京介:「僕もこれはこれで嫌いじゃない、が」
日向 京介:「女子高生が用もなく歩くような場所ではないよな、やっぱり」
店主:「あいよお待たせ、ラーメン2つにチャーシューメンね!」
店主:恰幅のいい店主が丼を並べる
店主:鶏ガラ醤油のいい匂いがふわっとテーブル上に広がる
日向 京介:「む、どうも。」 割り箸を綺麗に半分に割る
鬼怒川 疾風:「おう」チャーシュー麺を自分の方に寄せて、割り箸を手に取る
店主:「ああそうそう、疾風ちゃん」
鬼怒川 疾風:「どうした?頼み事か?」
店主:「例の子、確かにこの辺に来てたよ」
鬼怒川 疾風:「……ほぉ」
店主:「あんまり右往左往してたから、こんなとこ女の子が来るもんじゃないって」
店主:「声かけたんだけどねえ、『お金が必要なんです』の一点張りで」
店主:「ありゃあ見てて心配になるよ……あの子、なんかあったのかい?」
鬼怒川 疾風:「……」麺を啜る
日向 京介:「その話……女の子って」
ステラ:「喜多見さんのお話ですか」
鬼怒川 疾風:「そうそう」
日向 京介:「もう調べがついてたのか。仕事が速いな」
日向 京介:「しかし……」
鬼怒川 疾風:「いやぁ、その子俺の知り合いなんだよな」店長に
店主:「何ぃ?」
店主:「疾風ちゃんみたいなチンピラとつるむような子には見えなかったけどねえ」
店主:「人は見かけによらんもんだ」
鬼怒川 疾風:「本当だってぇ!親孝行がしたいっつってこんな所まで流れてきてさ、健気だよなぁ」
鬼怒川 疾風:「つー訳だから、あとは俺の方で何とかするからよ。情報提供ありがとな」
店主:「親孝行ねえ」
店主:「あんまり酷い目にあわんうちに引っ張り戻してあげなよ」
店主:「最近はこの辺りもきな臭い」
店主:「あと、礼はいいから今日はツケの分も払っていきな」
店主:じろりと睨む。
鬼怒川 疾風:「……いくらだっけ」
店主:「諭吉3つはあるね」
鬼怒川 疾風:「……」無言でチンピラの財布を漁る
GM:大体チンピラたちの財布から集めた金は
GM:これですっからかんだ
鬼怒川 疾風:指を折るまでもなかった
店主:「まいどありー」
店主:金を回収して去っていく
日向 京介:「借りた分を返せてよかったな」
鬼怒川 疾風:「……」何も喋らない
ステラ:「お高いラーメンだったのですねぇ」
ステラ:ちるちる、と一本ずつ麺を食べている。
鬼怒川 疾風:「そうね…高いね…はは」
鬼怒川 疾風:「まあ、いいさ。いつかは向き合わねばならん事だった」
鬼怒川 疾風:「また一つ、俺は強くなったんだな」
日向 京介:「そんなシリアスなこと言う場面かこれ?」
鬼怒川 疾風:「…でだ」
鬼怒川 疾風:「この件に関して、お前らからまだ個人的な情報を聞いてない」
日向 京介:「僕たちが知る限りの、喜多見和歌子の情報」
日向 京介:「それを話せば良いのか? 確かに僕も、バイト先のあいつがどうたったのかは詳しくしらんな」
鬼怒川 疾風:「待てよ」店員を見て「他人が居る前じゃ言いいたくねぇこともあるだろ」
ステラ:「そうですね。プライベートな情報を漏らすのは得策ではありません」
日向 京介:「そうだな、助かる。 場所を改めて情報の確認、で良いか?」
鬼怒川 疾風:「だな。ラーメンも食った。情報も聞いた。金も払った。もうここに用はねぇ」
鬼怒川 疾風:「金も払ったしな!!」大声
店主:「威張って言うことかい」
店主:呆れ顔
GM:……君たちはラーメン屋を後にする
GM:路地を歩きながら、次に向かう先は。
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
鬼怒川 疾風:ロイス保留!購入はアームドスーツ
鬼怒川 疾風:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 8[8]+2 → 10

鬼怒川 疾風:1足りん!終わり
日向 京介:ロイス保留、購入は私もアームドスーツ!
日向 京介:3DX+2+0@10>=15 調達
DoubleCross : (3R10+2+0[10]>=15) → 8[3,3,8]+2 → 10 → 失敗

日向 京介:同じく。以上
ステラ:ロイス保留。
ステラ:じゃあ私もアームドスーツ
ステラ:9dx+3>=15
DoubleCross : (9R10+3[10]>=15) → 5[1,1,1,2,3,4,5,5,5]+3 → 8 → 失敗

ステラ:7点入れて購入。
ステラ:ステラの財産を-7した(財産:33->26)
ステラ:鬼怒川さんにパス。
ステラ:以上。
GM:凄まじすぎる
鬼怒川 疾風:ありがとうございます。靴を舐めればいいのかな?
ステラ:成果を出していただければ、と
鬼怒川 疾風:OK!装備して終わり!

ミドル2

GM:では次のシーン!引き続いて情報判定!
日向 京介:再びシーンイン
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:59->66)
ステラ:ステラの侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:57->59)
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+3(1D10->3)した(侵蝕:58->61)
鬼怒川 疾風:よし

難易度・9
技能・情報:裏社会、噂話
目標進行値・3/9

GM:レッツトライ!
鬼怒川 疾風:前回と同じく!お二人先どうぞ!
日向 京介:情報収集チーム2回目!噂話!
日向 京介:4DX+3+0@10 情報(噂話)
DoubleCross : (4R10+3+0[10]) → 4[1,2,3,4]+3 → 7

ステラ:トライ!噂好きの友人!
ステラ:11dx>=9
DoubleCross : (11R10[10]>=9) → 10[1,3,3,4,5,5,6,7,8,8,10]+10[10]+6[6] → 26 → 成功

鬼怒川 疾風:強い!
日向 京介:回ってらっしゃる
ステラ:パワー!
ステラ:財産4点入れようか
ステラ:ステラの財産を-4した(財産:26->22)
鬼怒川 疾風:じゃあ今回はコネ使って素振り
鬼怒川 疾風:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,1,2,10]+1[1]+1 → 12

GM:やりやがった!
GM:プライズは一気に7に!

進行値 3/9→7/9

鬼怒川 疾風:いぇーい!
日向 京介:つよーい!
ステラ:社会性!
GM:情報開示!
GM: 

プライズ4
喜多見和歌子が最後に目撃されたのは、とある人物と接触している場面。
近頃区画内に出入りしている、リァオという中国系の男だ。
FHとの繋がりも噂されている、かなり危険な人物らしい。

GM: 

プライズ6br> リァオという男の正体は、FH"天籟魔訶"セルの構成員。
"天籟魔訶"はオーヴァードに異常な影響を与える様々な薬物の精製と流通をビジネスとしているセルであり
彼は売人や被験体を集めるスカウトマンのような役割を果たしているらしい。

GM: 
GM:次のシーンはイベントとなります
GM:以上です。
GM: 
GM:---
GM:12地区・路地裏
GM:---
スカウト:「でよお!俺がいい仕事紹介してやるっつってんのに」
スカウト:「あの中国野郎ときたら横入りしやがって……クソ!」
スカウト:路上につばを吐く、見るからにガラの悪い水商売のスカウトだ。
鬼怒川 疾風:「あーはいはい、どうどう」
スカウト:「んで、なんだよお前らは」
スカウト:「あのガキに何の用だ?」
スカウト:「見つけたら言っといてくれや、儲かる仕事用意してあるぜって」
日向 京介:「……」
スカウト:「あの器量なら……へへへ」
スカウト:「うまい具合にダシが出そうだ」
スカウト:悪意に満ちた笑みを浮かべる
鬼怒川 疾風:「残念ながら」
鬼怒川 疾風:「俺、その子の彼氏だからサ」
鬼怒川 疾風:「次声掛けたらぶっ殺すぞ」
スカウト:「う……」
スカウト:淡々とした気迫に怯む
スカウト:「な、なんだそうだったのかよ……はやく言ってくれなきゃ……へへ」
ステラ:「そして仕事の斡旋ならこちらが先約ですので、あしからず」
鬼怒川 疾風:「ん。わかりゃいいんだ。わかりゃ。んで…その中国野郎?どんな奴だ」
GM:君たちは調べを進め
GM:リァオという男の容姿、よく見かける場所
GM:そして"天籟魔訶"セルとの繋がりについて知りました
鬼怒川 疾風:「……何で」
鬼怒川 疾風:「こうも重なるもんかねぇ」
日向 京介:「FH……"天籟魔訶"セル……?」
日向 京介:「何か知ってるのか、あんた」
鬼怒川 疾風:「知ってるも何も」
鬼怒川 疾風:「ついこの間被害に遭ったばっかだからな」
ステラ:「そのセルが、喜多見さんに接触を?」
ステラ:「一体どのような目的なのでしょう」
日向 京介:「FHはセルが違えば殆ど別組織だ」
日向 京介:「大体はセルリーダーの方針によって目的が定まっているものだが……」
日向 京介:「どういう連中か分かるか?」
鬼怒川 疾風:「こいつらの活動は、簡単に説明すれば”薬物ばら撒いて” ”データ収集”することだ」
鬼怒川 疾風:「んで、性質が悪いのが」
鬼怒川 疾風:「”何でそんなことしてんのか”が全然分からねぇってことだ」
ステラ:「わからない?」
ステラ:「薬物の治験を行うというなら改良などが目的に思えますが……そういうことでもないのでしょうか」
鬼怒川 疾風:「……ジャームだよ」
鬼怒川 疾風:「飲んだらジャームになる薬だ」
日向 京介:「なんだと……?」
ステラ:「ジャーム、ですか」
ステラ:「そんな物を増やしてどうしようと」
鬼怒川 疾風:「単に手駒を増やしたいとか、UGNへの対抗策ってならまだ分かる」
鬼怒川 疾風:「でも、違うんだ。そうじゃねぇんだこいつらは」
鬼怒川 疾風:「強いて言うなら…興味、自己満足」
鬼怒川 疾風:「連中の行動原理は、連中の中にしかない」
日向 京介:「……自己満足」
日向 京介:自己満足。それはブレック・クロック・ムッシュを前に口にした、今の自分が動くのと同じ行動原理。
ステラ:「『面白いから』、とでも言うのでしょうか」
ステラ:「巻き込まれる方はたまったものではありませんね」
日向 京介:「(同じじゃない……いいや、同じだとしても)」
日向 京介:「気に入らん」
鬼怒川 疾風:「さっきのスカウトが言ってた”中国人”、俺も最近会ったが」
ステラ:「お顔が広いですね」
鬼怒川 疾風:「……勿論いい意味でだよな?」
鬼怒川 疾風:「ずっと”見て”たよ。ジャームと闘ってる俺を」
ステラ:「なるほど」
日向 京介:「それも、データ収集の一環か」
鬼怒川 疾風:「恐らくな。最後はそいつが、用済みとでも言いたげに殺しちまった」
日向 京介:「ならばそのジャームも、……おそらくはそのセルの被験者、か」
日向 京介:拳を握りしめる。強く、固く。
鬼怒川 疾風:「あれが中国野郎に声かけられた奴の成れの果てなんだとしたら」
鬼怒川 疾風:「危なぇな、お前らのお友達も」
日向 京介:「分かってる!」
日向 京介:最悪の想像に、思わず声を荒げる。
ステラ:「……」
ステラ:「元より、時間を掛けるつもりもありません」
ステラ:「最悪になる前になんとかする。ソレが明確になっただけです」
日向 京介:「……すまない、八つ当たりだ。二人とも、悪かった」
ステラ:「いえ」
ステラ:「その憤りは大事だと、私は思います」
日向 京介:「……ありがとう」
日向 京介:「鬼怒川、その中国の男……探し出せるあてはあるか?」
鬼怒川 疾風:「モチのロンだ」
鬼怒川 疾風:「ナリは見りゃ分かる。何しろ目立つ奴だからな。よく出るっつー場所もさっき聞いた」
鬼怒川 疾風:「若者の叫びを、届くべき場所に届けることもまた、大人の務めだ」
ステラ:「流石の"案内人"ですね。頼らせていただきましょう」
日向 京介:「はっ、格好つけたことを。なら精々、できるだけ大声で叫んでやるさ」
日向 京介:「急ごう、時間はあまりなさそうだ」
鬼怒川 疾風:「最近負け続きだったからなぁ」
鬼怒川 疾風:「行こうぜ。勝ちに」
日向 京介:「当然だ。やるなら、勝つ」
日向 京介:「僕は……天才、だからな」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です!
鬼怒川 疾風:ロイスは保留!購入は強化素材!
鬼怒川 疾風:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 7[5,7]+2 → 9

鬼怒川 疾風:無理だよ!以上!
日向 京介:ロイスは後一枠だし、クライマックスに取っておきます
日向 京介:じゃあステラさんの同一エンゲージ攻撃用にショットガン狙いましょう
日向 京介:4DX+2+0@10>=11 調達
DoubleCross : (4R10+2+0[10]>=11) → 10[2,6,9,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

日向 京介:成功!そのままステラさんにパスします
ステラ:ありがとー
ステラ:じゃあこっちはアンチマテリアルライフルを狙う。メイドなので
ステラ:こね:手配師。ダイス+3でアンチマテリアルライフル
ステラ:12dx+3>=35
DoubleCross : (12R10+3[10]>=35) → 8[1,2,2,3,4,4,6,6,6,6,6,8]+3 → 11 → 失敗

ステラ:びっくりするぐらい回らない!
ステラ:ロイスは保留でー。以上!

ミドル3

GM:では次のシーン
GM:イベントです、シーンプレイヤーは日向くん
GM:他全員登場可能
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+4(1D10->4)した(侵蝕:61->65)
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:66->75)
ステラ:ステラの侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:59->60)
GM:---
GM:12地区・とあるクラブ
GM:---
GM:七色のレーザー光が乱反射するダンスクラブ。
GM:その2階席に、長髪の男が座っている。
GM:余裕を持った笑みで傍らの女性を口説いているが
GM:君たちに気づいて顔を上げる。
リァオ:「ん?」
鬼怒川 疾風:「お」
リァオ:「奇遇やな鬼怒川サン、こないなとこで」
リァオ:「こないだはどうも、世話なりました」
鬼怒川 疾風:「いやいや、その節はどうも」
鬼怒川 疾風:「まさかこんなに早くまた会うことになるなんてなぁ」
リァオ:「そっちの2人は?あかんで鬼怒川サン」
リァオ:「こんなとこに未成年連れてきたら」
リァオ:後ろの2人にも愛想よく手を振る
ステラ:手を振られて愛想よく微笑んでる。
鬼怒川 疾風:「いいんだよ、こいつらも心は大人なんだから」
リァオ:「なんやそれ、ハハハ」
鬼怒川 疾風:「……んで、調子はどうだい?」
鬼怒川 疾風:「”天籟魔訶”」
リァオ:「あら」
リァオ:「仕事のお話かいな、今日はオフなんやけどなあ」
リァオ:「まあええわ、他ならぬ鬼怒川サンのお願いやさかい」
リァオ:「聞きましょ、座ってや」
日向 京介:「前置きは結構だ」
日向 京介:「こっちは、下らん世間話をしにきたわけじゃない」
リァオ:「……随分とかっかしてはりますけど」
リァオ:「何なんです?この子」
鬼怒川 疾風:「悪ぃな、クレーム対応してもらうぜ」
リァオ:「クレーム?」
リァオ:「自分らと商売した覚えないで」
鬼怒川 疾風:「”俺ら”とはなくても、こいつらの知り合いとはやってんだろ」
鬼怒川 疾風:ほら、と日向君の背中を小突く
日向 京介:「友人が性質の悪い詐欺に引っかかって、困っているようなのでな」
ステラ:「"先輩"としては見過ごせないわけなのです」
リァオ:「ああー」
リァオ:「そういう手合かいな」
リァオ:「なんや愛想ようして損したわ……時々おんねんなあ、このパターン」
リァオ:つまらなそうにグラスの酒を煽る
日向 京介:「さっき、僕らとは商売した覚えがない、と言ったが」
日向 京介:「貴様は喜多見に、何をした」
リァオ:「……喜多見、ああ、あの子かいな」
リァオ:「こっちも手え焼いてるとこやねん、面倒な話やでほんま」
日向 京介:「なんだと?」
リァオ:「調整の最終段階で逃げ出してまうなんて」
リァオ:「思いもよらんかったわ」
日向 京介:「貴様……!」
鬼怒川 疾風:「お前があの時あそこに居たのも」
鬼怒川 疾風:「それ追っかけてたからか?」
鬼怒川 疾風:路地裏から聞こえた声を思い出す
リァオ:「せやで、そういう話」
日向 京介:「あいつに何をした……今、何処に居る!?答えろ!」
リァオ:「おおわっ、何したも何も」
リァオ:「他の子らと同じように扱っただけやで」
リァオ:「特別酷いことは何もしてへん」
リァオ:「ただ色々薬ぶち込んで、ジャームに仕立てただけや」
日向 京介:「て……めえっ!」
リァオ:「珍しいシンドロームやったから」
リァオ:「ええ『材料』になると思ったんやけど」
リァオ:ぼそりと呟く
鬼怒川 疾風:「へぇ」
鬼怒川 疾風:「楽しいかい?それ」
リァオ:「あ、興味あります?」
リァオ:「簡単な話や」
リァオ:「ジャームの肉と骨を砕いてすり潰して、薬に混ぜる」
リァオ:「出来上がったもんを使うたら、服薬者のシンドロームと材料のシンドロームの兼ね合いで」
リァオ:「色々、おもろい反応が出るんです」
リァオ:「ウチの新しい商売や……ええやろ?」
鬼怒川 疾風:「ははは、なんだ。まるで」
鬼怒川 疾風:「理科の”実験”みたいだな」
リァオ:「ハハハ」
リァオ:「言えてますわ、それ」
日向 京介:「もういい」
日向 京介:「分かった」
日向 京介:腰の小刀を引きぬき、躊躇いなく男の首目掛け振り抜く。
リァオ:キィン!!
リァオ:いつの間にか抜き放たれた剣が
リァオ:その一閃を弾いている
リァオ:「なんや……血の気の多い子やな」
日向 京介:「よく分かった。貴様は、僕の敵だ」
日向 京介:「理不尽な死を振りまいて、そんなふうに笑えるというのなら」
日向 京介:「その理不尽、僕が叩き潰す」
リァオ:「……」
リァオ:「ぷ」
リァオ:「あははははは!はは!」
リァオ:「そないな青くっさい台詞」
リァオ:「聞いたんいつ以来やろな……自分おもろいで」
リァオ:キィン!刃を弾くと同時に
リァオ:君たちを飛び越えて、背後に回っている
日向 京介:「っ!」
鬼怒川 疾風:振り向く
リァオ:「せやけどこんなところで仕掛けたらあかんわ」
リァオ:腕を鷹揚に広げる
リァオ:「そこら辺のお客さん、間違ごうて踏み潰してまうかもしれんやんなあ」
リァオ:フロアには無数の一般人がいる。
リァオ:「……ちゃうか?正義の味方クン」
日向 京介:「そんな名で呼ばれる筋合いはない。僕はただ、貴様が気に入らんだけだ」
リァオ:「ぷはは」
リァオ:「ほんまおもろいわ」
鬼怒川 疾風:「……一旦抑えろ、日向。ここで事を大きくすると、後で面倒なのはお前らだぞ」
日向 京介:フロアを見渡す。 ……確かにこの場で戦えば余計な犠牲が出る
日向 京介:「……分かってる。それに今は、喜多見を探すのが先決だ」
リァオ:「喜多見和歌子の行方やったら、まだ俺らにも掴めてない」
リァオ:「そんなにあの子に興味があるんやったら」
リァオ:「先回りして捕まえてみーな」
リァオ:「最も、とっくの昔にジャーム化してるやろうけど」
日向 京介:「言われなくても、見つけ出すさ」
リァオ:「殺されに行くんか?」
日向 京介:「友達を探すだけだ」
日向 京介:「『何か失くした時は、お願いする』」
日向 京介:「そう、頼まれていたからな」
リァオ:「へぇ、せやったら」
リァオ:「もうひとつ、ヒントあげよか」
鬼怒川 疾風:「ああ、聞こうか」
リァオ:「三廻部嚴代」
リァオ:「そいつにだけは、気をつけや」
鬼怒川 疾風:「……!」
リァオ:「ちょっと昔にUGNと大喧嘩しかけて」
リァオ:「大勢殺した極悪人やで」
リァオ:「しかもその理由は、保管されてた武器が欲しかった」
リァオ:「たったのそれだけで」
ステラ:その情報には耳を傾ける。
鬼怒川 疾風:「……」口は、挟まない
リァオ:「そいつが今はこの街に住んでて」
リァオ:「偽名を名乗って潜んでるんや、怖いやろ」
リァオ:「……そう、確かその偽名いうんは」
リァオ:わざとらしく首を傾げる
鬼怒川 疾風:「……はぁ」
鬼怒川 疾風:「他人の個人情報をベラベラベラベラベラベラベラベラ」
鬼怒川 疾風:「沈黙は金、って知らねぇのか?」
リァオ:「どないしたんです、鬼怒川サン、いや」
リァオ:「三廻部サン、呼んだほうがええですかね」
リァオ:にんまりと笑う
リァオ:「データ集めは俺らの趣味みたいなもんやから」
リァオ:「ちょっと洗わせてもろただけです」
鬼怒川 疾風:「……よく調べたもんだ。足は付かんようにしてたつもりだが」
ステラ:「情報を集めるのが趣味でも、使うのは苦手なようですけどね」
日向 京介:「ふん」
日向 京介:「趣味が悪いな」
リァオ:「おやおや」
リァオ:「正義の味方クンは俺らを糾弾しといて」
リァオ:「窃盗暴行殺人犯を庇うんかいな」
リァオ:「それは筋が通らんのとちゃうか?」
日向 京介:「さっきも言ったが、僕は正義の味方じゃない」
日向 京介:「気に入らない奴を、ぶっ飛ばしたいだけだ」
日向 京介:「人の過去に土足で踏み込んで、あざ笑うクソ野郎とか、な」
リァオ:「ははは」
リァオ:「随分嫌われてもうたみたいやわ」
リァオ:「……ま、後はそっちでせいぜい考えや」
GM:男は人垣に紛れて姿を消し
GM:からん。
GM:残ったグラスの氷が崩れる音だけがした。
日向 京介:「覚えておけ。僕は、正義なんてもので貴様を潰しはしない」
日向 京介:消えていくその背中に、言葉を投げる
日向 京介:「理不尽で、理不尽を潰すんだ」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
鬼怒川 疾風:リァオのロイスのN感情を表に、内容を 警戒→ぶっ殺す に変更します
鬼怒川 疾風:購入は強化素材!
鬼怒川 疾風:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 3[1,3]+2 → 5

鬼怒川 疾風:以上!
日向 京介:ロイス リァオ 敵 P:執着 ○N:憎悪
日向 京介:じゃあ私も強化素材!
日向 京介:3DX+2+0@10>=15 調達
DoubleCross : (3R10+2+0[10]>=15) → 6[4,5,6]+2 → 8 → 失敗

日向 京介:失敗!以上!
ステラ:ロイスは保留。
ステラ:日向くん用にアルティメイド買うか…この流れで…?
日向 京介:この流れで
ステラ:アルティメイド服行きます。メイドなので。
ステラ:10dx+3>=20
DoubleCross : (10R10+3[10]>=20) → 8[1,1,2,3,3,5,5,6,7,8]+3 → 11 → 失敗

ステラ:んー。財産点9ペイ。購入。
ステラ:ステラの財産を-9した(財産:22->13)
GM:めちゃくちゃやるなこの子!
ステラ:財産は持ってりゃ嬉しいコレクションアイテムじゃないんだ。
ステラ:日向さん良かったらどうぞ。
ステラ:任意の相当品で。
日向 京介:良かったら……良かったら……?
日向 京介:あ、じゃあいつも着てるコートで!
ステラ:アルティメイド服 行動-3、装甲10、RC達成値+3をペイ。
ステラ:以上で。
日向 京介:イニシアチブが9→6、装甲とRC達成値+3
日向 京介:装甲10、私も以上!
GM:では続き!

ミドル4

GM:ミドル4!最後の情報収集となるか!
GM:シーンは鬼怒川さん、他全員登場可能です
日向 京介:行きます!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:75->80)
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+4(1D10->4)した(侵蝕:65->69)
ステラ:ステラの侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:60->67)
GM:このシーンは先ロールで行きましょう
GM:---
GM:第12地区・大通り
GM:---
GM:通りにかかった歩道橋の上、
GM:曇天のもと、君たちはクラブを離れて歩いていた。
鬼怒川 疾風:「いや~~参っちゃったね」
鬼怒川 疾風:「あの野郎さっさと探してぶっ殺そうぜ、うん」
ステラ:「そうですね」
ステラ:「ところで、いくつか質問などをしても?」
鬼怒川 疾風:「……聞いちゃう?やっぱり?」
日向 京介:「さっき、奴が話していたことか?」
日向 京介:「気になるのか、ステラ」
ステラ:「えぇ、気になります」
ステラ:「あの人の言うことに影響されるのは正直、気に入りませんが」
ステラ:「一応、目の前で振るわれる矛先ぐらいは確認しておこうかと」
日向 京介:「まあ僕も、全く気にならない、と言えば嘘になるが」
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:歩道橋の途中で足を止め、後ろにもたれ掛かる
鬼怒川 疾風:「いいぜ、聞けよ」
日向 京介:「良いのか?」
鬼怒川 疾風:「俺が嫌なのは、中途半端な認識が広まってUGNから追われる羽目になることだ」
鬼怒川 疾風:「この街気に入ってるんでね、俺。それは避けたい」
鬼怒川 疾風:「ならいっそ、全部聞いてもらって口止めをお願いした方がいいんじゃねぇかと思ってな」
日向 京介:「余計な疑いを持たれるぐらいなら、きちんと話したほうが良い、と」
ステラ:「なるほど、合理です」
ステラ:「ではまず。現在、UGNに……まぁ、つまりは。何かしらの事情を持って、無辜の人々に弓を引くつもりはお有りですか?」
ステラ:「端的に言うと、敵対する場合があるなら、その事情を聞いておきたいのですが」
鬼怒川 疾風:「無ぇよ。俺が楽しく生きるためには、楽しく生かしてくれる連中が必要だ」
鬼怒川 疾風:「FHにそれは務まんねぇ」
鬼怒川 疾風:「勿論、俺の邪魔をするんだったら話は別だがな」
ステラ:「なるほど?」
ステラ:「その過去の事件も、貴方が楽しく生きるために必要なことだったと言うことでしょうか?」
日向 京介:「『保管されてた武器が欲しかった』」
日向 京介:「あの男は、そう言っていたな」
日向 京介:「お前が今持っている、それのことか?」
鬼怒川 疾風:「……そうさな、どこから話したもんか」
鬼怒川 疾風:バットケースを下ろし、自身と同じように立てかける
鬼怒川 疾風:「ああ」
鬼怒川 疾風:「10、何年前だったか、俺はUGNチルドレンとして働いてた」
日向 京介:「……元UGNだったのか」
鬼怒川 疾風:「その時にな、ある日とある女の子の護衛任務に就くことになったんだ」
鬼怒川 疾風:「特殊なレネゲイドを宿しててな、その村では”巫女”なんて言われてた」
ステラ:「ふむ」
日向 京介:「……」
鬼怒川 疾風:「住んでた祠から、一歩も出してもらえずにな」
鬼怒川 疾風:「そこで、優秀なチルドレンだった俺は約束した訳だ、いつか絶対ここから連れ出してやるって」
鬼怒川 疾風:「初恋ってのは恐ろしいねぇ、今聞いたら歯が浮いちまうな」
日向 京介:「それで」
日向 京介:「その子は、どうなったんだ」
鬼怒川 疾風:「……任務は失敗した」
鬼怒川 疾風:「その子はFHに連れ去られて、俺は重傷を負って、任務の話はこれで終わり」
鬼怒川 疾風:「だが、その二年後だ」
鬼怒川 疾風:「壊滅したFHセルの施設跡をがさ入れする仕事が舞い込んだ」
鬼怒川 疾風:「その、施設の一番奥に」
鬼怒川 疾風:「その子の遺体があった」
ステラ:「……」
鬼怒川 疾風:「酷いもんだったぜ。鎖につながれて、脚を切り落とされて、目はくり抜かれてた」
鬼怒川 疾風:「で、その亡骸の周りに」
鬼怒川 疾風:「呪霊と化した、その子の魂があった」
ステラ:「魂、ですか」
鬼怒川 疾風:「俺は呪術師の家系でな」
鬼怒川 疾風:「うちの一族が得意としてるのは呪霊との対話だった」
鬼怒川 疾風:「……当然、聞こえたよ。彼女の声も」
ステラ:「それで、なんと?」
鬼怒川 疾風:「嫌だ、と」
日向 京介:「……」
ステラ:「……」
鬼怒川 疾風:「俺自身には、何の恨み言も吐いちゃくれなかった」
鬼怒川 疾風:「彼女が呪ってたのは、自分の生そのものだ」
鬼怒川 疾風:「それが……俺は許せなかった」
鬼怒川 疾風:ジィィイイイ
鬼怒川 疾風:バットケースから棍棒を取り出す
鬼怒川 疾風:「呪霊との対話、ともう一つ」
鬼怒川 疾風:「自分を呪わせることで、呪霊を使役する」
鬼怒川 疾風:「俺達にはそういう能力があった」
ステラ:「自分を呪わせる……」
日向 京介:「使役……まさか」
日向 京介:「まだ、居るのか。その子は」
鬼怒川 疾風:「ああ、この中にな」
鬼怒川 疾風:「対話と、契りと、それに見合った卒塔婆」
GM:あるいは、君たちは知っているかもしれない
GM:UGNでは《奇妙な隣人》等と呼称される、RBと一体化、融合したオーヴァード。
GM:鬼怒川疾風はその一例と捉えることも出来るだろう。
日向 京介:「その中に……そうか」
日向 京介:「じゃあ、お前がUGNから、その子を連れ出したのは」
日向 京介:「約束を、守るためか」
鬼怒川 疾風:「ああ」
鬼怒川 疾風:「籠の中から連れ出す。そして」
鬼怒川 疾風:「生きることは、楽しいことだと証明して見せる」
鬼怒川 疾風:「それが、彼女と交わした契りだ」
鬼怒川 疾風:「しかし、怨念が強ければ強いほど、封じ込める為の卒塔婆もまた強い何かである必要がある」
鬼怒川 疾風:「そこで俺は目を付けたんだ。丁度適合者だったしな」
ステラ:「その、卒塔婆とするために、ですか」
鬼怒川 疾風:「ああ、こいつの元々の名前はゾディアックウェポン」
鬼怒川 疾風:「今じゃもう、原形なんて残っちゃいないがな」
ステラ:「そうでしたか」
ステラ:「……そう、でしたか」
鬼怒川 疾風:「当然、持ち出したら大騒ぎになった」
鬼怒川 疾風:「来る日も来る日も、追っ手を撒いて」
日向 京介:「殺したのか」
鬼怒川 疾風:「……いや」
鬼怒川 疾風:「殺す暇なんか、俺には無かったさ」
日向 京介:「そうか……」
日向 京介:「あんたがそう言うなら、信じるよ」
ステラ:「……えぇ、そうですね」
鬼怒川 疾風:「気なんか遣わなくていいぜ」
ステラ:「鬼怒川さん」
ステラ:「ありがとうございます」
ステラ:「それと、すみませんでした」
ステラ:頭を下げる
鬼怒川 疾風:「はは、なんで謝んだよ」
ステラ:「……そうですねぇ」
ステラ:「旦那さまが信用した方を、従者の私が疑ったから」
ステラ:「で、どうでしょう」
鬼怒川 疾風:「いいね、それでいこう」
鬼怒川 疾風:「……俺は、後悔なんか一度だってした事が無い」
ステラ:「楽しき人生を歩んでいるからですか」
鬼怒川 疾風:「その通り。俺がこれまで……これから送る人生は、そのまんま彼女の人生だ」
鬼怒川 疾風:「添い遂げるさ、いつか成仏する日までな」
日向 京介:「……確かにあんた、人生楽しまなきゃ駄目だな」
鬼怒川 疾風:「だろぉ~?そう思うよなぁ~!」
日向 京介:「自分の人生捧げるほど、誰かの事を想える奴が」
日向 京介:「報われないのは、理不尽だ」
ステラ:「そうですね」
ステラ:「私は『助けられた側』ですが」
ステラ:「『いい人生』がおくれるに越したことはありません」
鬼怒川 疾風:「お前らはさ」
鬼怒川 疾風:「あるか?誰かを好きになったこと」
日向 京介:「……」
日向 京介:「どうだろうな、分からない。ただ」
日向 京介:「返しきれないほどの借りがある相手なら、居る」
日向 京介:「恩やら何やら、色々と持ちすぎてな。中心にあるものがなんなのか、今は分からない」
鬼怒川 疾風:「そっかー…まだ早かったかー…」
ステラ:「私は旦那様のことが好きですよ」
ステラ:子供のような顔。
鬼怒川 疾風:「え、ラブじゃないよね?」
ステラ:「?」首をかしげる。
ステラ:「LOVEなんてまだ早いでしょう」
ステラ:「そういうのは大人がやることですよ?」
鬼怒川 疾風:「最近のガキは進んでんだか遅れてんだか…」
日向 京介:「大変だな、大人は」
GM:ぼやきながらも、君たちは歩き出す
GM:喜多見和歌子は今もどこかに彷徨っている。
GM:それを見つけ出さなければならないだろう。
GM:---

難易度・9
技能・情報:裏社会、噂話
目標進行値・7/9

GM:レッツトライ!
ステラ:噂好きの友人起動!
ステラ:12dx>=9
DoubleCross : (12R10[10]>=9) → 10[1,1,2,2,4,4,6,7,8,9,10,10]+7[4,7] → 17 → 成功

日向 京介:情報収集チーム! 3回目!
ステラ:パワー
日向 京介:あ、成功してる
日向 京介:まあ振るだけ不老
鬼怒川 疾風:終わった
日向 京介:5DX+3+0@10 情報(噂話)
DoubleCross : (5R10+3+0[10]) → 8[3,5,6,8,8]+3 → 11

日向 京介:まあ成功
ステラ:裏社会の噂話に詳しい友人
日向 京介:これでプライズは溜まった!

進行値 7/9→9/9

GM:ジエンド!
GM:では情報開示!
GM: 

プライズ9
異形の姿となった喜多見和歌子の姿はいくつかの場所で目撃されている。
通行人などに襲いかかり、やがて勝手に苦しみ逃げ出していったという目撃者の証言は同じだ。
目撃地点は円を描くように連続しており、じわじわとその中心へと近づいている。
……中心とは、喜多見和歌子の家族が暮らす集合住宅だ。
君たちはその付近で彼女を探すことにした。

GM: 
GM:---
GM:シーン終了、最後のロイスと購入です。
ステラ:鬼怒川さんのP感情を感服に変更
日向 京介:ロイスは一杯、購入は
日向 京介:ブルーゲイル!
日向 京介:5DX+2+0@10>=20 調達
DoubleCross : (5R10+2+0[10]>=20) → 9[3,3,4,8,9]+2 → 11 → 失敗

日向 京介:足りない!無念!
ステラ:よし、アンチマテリアルライフル。
日向 京介:以上です
ステラ:10dx+3>=35
DoubleCross : (10R10+3[10]>=35) → 9[2,4,4,6,7,7,7,8,9,9]+3 → 12 → 失敗

ステラ:足りない。以上!
GM:では次のシーン!

ミドル5

GM:ミドル戦闘!全員登場推奨!
鬼怒川 疾風:被害者 喜多見和歌子:誠意/〇憐憫
GM:おっと
GM:鬼怒川さんまだだった!
鬼怒川 疾風:あ、失礼
GM:購入もやんなやんな
鬼怒川 疾風:購入は強化素材
鬼怒川 疾風:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 7[3,7]+2 → 9

鬼怒川 疾風:足りん!以上!
日向 京介:改めてシーンイン
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:80->88)
GM:どぞ!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+5(1D10->5)した(侵蝕:69->74)
ステラ:ステラの侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:67->74)
GM:---
GM:第13地区・並木通り
GM:---
GM:,13地区の荒れ果てた並木通り。
GM:この先に喜多見和歌子の暮らす集合住宅がある。
喜多見和歌子:「ああっ……ううあ」
喜多見和歌子:「ダメ……ダメだよ……」
喜多見和歌子:「こんなの……お母さんに……」
喜多見和歌子:「見せられないよぉ……」
喜多見和歌子:影の装甲はほぼ全身を包み
喜多見和歌子:顔の一部を除いて異形の甲殻が覆っている。
喜多見和歌子:怯えと絶望を瞳に浮かべながら
喜多見和歌子:ずるりずるりと、一歩ずつ
喜多見和歌子:住宅の明かりの方へと進んでいく。
喜多見和歌子:「たすけて……たすけて……」
GM:そこに立ち塞がる影がある
GM:街灯の下に浮かぶ3つの人影。
GM:それが君たちだ。
日向 京介:「喜多見!」
ステラ:「喜多見さん」
喜多見和歌子:「……!」
喜多見和歌子:「日向くん……ステラちゃん……」
喜多見和歌子:「ダメだよ……来ないで……!」
喜多見和歌子:「危ないよ……!ああっ!!」
喜多見和歌子:ジャキン!!
鬼怒川 疾風:「………」
喜多見和歌子:片腕に凶暴な鋏が形成される。
日向 京介:「そうはいかない」
日向 京介:「僕たちより自分の心配をしろ。意識はまだあるな?絶対に手放すな」
喜多見和歌子:「っ」
喜多見和歌子:「無理だよ……私、もう」
喜多見和歌子:「何がなんだかわかんない……!おかしくなりそうで……!」
ステラ:「まずは自分を確立なさい、喜多見和歌子」
ステラ:「貴方の中の大事なものをしっかり持ちなさい」
ステラ:「貴方の大切な人を心に浮かべなさい」
喜多見和歌子:「っ……うう」
喜多見和歌子:「お母さん……みんな……」
喜多見和歌子:「お父さん……」
喜多見和歌子:進もうとする脚が止まる
日向 京介:「鬼怒川」
喜多見和歌子:踏みしめて、こらえている
鬼怒川 疾風:「なんだね少年」
日向 京介:「自分の生を呪ったのが許せないと」
日向 京介:「生きることは楽しいことだと、そう言ったな」
鬼怒川 疾風:「言ったな。俺の赤裸々な…心からの本音だよ」
日向 京介:「僕も、そう思う。そう思いたい」
日向 京介:「あいつが、当たり前に生きたいと願えるように」
日向 京介:「力を貸してくれ」
喜多見和歌子:バキバキッ
喜多見和歌子:ガキンッ
鬼怒川 疾風:「任せろ」
喜多見和歌子:その全身が装甲に覆われる。
”デルマプテラ”:「ううううう」
”デルマプテラ”:「グアアアアアアッ!!」
日向 京介:「……喜多見!聞こえているな!」
”デルマプテラ”:地面を蹴り、君たちへと向かってくる!
日向 京介:「なんでも良い、なんだって良い!生きたいと想え!生きると願え!」
日向 京介:「その願いが、どれほど理不尽であろうと」
日向 京介:「天才の僕が、肯定する。 叶えてみせる!」
GM:暗い路地で、怪物と化した同級生と
GM:君たちは対峙する。
GM:ミドル戦闘に入ります。マップは以下。
GM
"デルマプテラ"
10m
PC

GM:エネミーの行動値は6です
GM:セットアップから!
日向 京介:私はなし!
”デルマプテラ”:なし!
ステラ:《タブレット+多重生成+活性の霧》 ラウンド中、対象の攻撃力を+9。ドッジD-2個。拒否可能。
ステラ:対象はPC全員。
日向 京介:受けます!
鬼怒川 疾風:受ける!
ステラ:ステラの侵蝕を+8した(侵蝕:74->82)
鬼怒川 疾風:コンボ『おはよう』《狂騒の旋律》《背徳の理》《巨人の影》
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+11した(侵蝕:74->85)
鬼怒川 疾風:ラウンド中攻撃力+9&暴走 対象はPC全員
ステラ:あ、受けます。
日向 京介:受けます!
鬼怒川 疾風:さらに巨人の影の効果でエフェクトレベル+2
鬼怒川 疾風:攻撃力計15上昇です
ステラ:「では、」
ステラ:一歩、前に出る。
ステラ:スカートが揺れる
ステラ:ふわりと金髪が翻る。
ステラ:その軌道に金の光が舞う。
ステラ:「困難に向かうその道筋を照らします」
ステラ:顔の前で指を交差に組む。
ステラ:まるで祈るように手を組んで目をつむる。
ステラ:その金髪が発光を始めるのは幻覚ではない
ステラ:十字の光を持つ微小なレネゲイドの粒子が、星の光として空間へと広がっていく。
ステラ:一つ一つがあらゆる武器・能力をブーストするきらきら星。
ステラ:「その理想を叶えましょう」
ステラ:先の道行きを照らすために。
ステラ:「───『星(わたし
ステラ:「────『星(わたし)に願いを』」
ステラ:リン、と。
ステラ:高い鈴の音がなる。
鬼怒川 疾風:バットケースから取り出したのは、呪符に包まれた武骨な棍棒『樺亡』
鬼怒川 疾風:「さて…力、貸してくれ。『火垂』」
鬼怒川 疾風:その呪符を突き破るように蠢いた黒い影が
鬼怒川 疾風:散りばめられた星の海を飲み込むように広がり
鬼怒川 疾風:その場に居る者の奥底に眠る衝動を刺激する
鬼怒川 疾風:輝く星と、それを包む黒い闇
鬼怒川 疾風:夜空が、そこに落ちてきた
GM:ではまずイニシアチブ7
GM:鬼怒川さんの手番から
鬼怒川 疾風:うす!
GM:メインプロセスどうぞ!
鬼怒川 疾風:マイナーで戦闘移動して”デルマプテラ”にエンゲージ
鬼怒川 疾風:メジャーでコンボ『さよなら』《C:ウロボロス》《無形の影》
鬼怒川 疾風:武器攻撃!対象はデルマプテラ
”デルマプテラ”:カモン!
鬼怒川 疾風:13dx8+1
DoubleCross : (13R10+1[8]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,4,4,5,8,8,10]+10[2,8,8]+3[1,3]+1 → 24

”デルマプテラ”:復讐の刃!
鬼怒川 疾風:げぇーっ!
”デルマプテラ”:リアクションを破棄しカウンター!
鬼怒川 疾風:ではダメージ!
”デルマプテラ”:7dx8
DoubleCross : (7R10[8]) → 10[4,4,4,5,5,7,8]+1[1] → 11

”デルマプテラ”:ダメージどうぞ!
鬼怒川 疾風:3d10+1d10+35+3
DoubleCross : (3D10+1D10+35+3) → 14[2,2,10]+10[10]+35+3 → 62

”デルマプテラ”:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 16[7,9]-5 → 11

鬼怒川 疾風:諸々有効!
”デルマプテラ”:諸々有効!
”デルマプテラ”:だいぶごっそり食らう!
鬼怒川 疾風:装甲引いて1ダメージ!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風に1のダメージ(HP:27->26)
”デルマプテラ”:「ぐうっ、があああっ!」
鬼怒川 疾風:「…帰巣本能って知ってるかい?お嬢さん」
鬼怒川 疾風:棍棒を差し向けながら告げる
鬼怒川 疾風:「何も考えなくても、帰るべき場所に帰ってきちまうってやつだな」
”デルマプテラ”:「フゥ……フゥウウッ」
鬼怒川 疾風:「いいか、本能で動くな」
鬼怒川 疾風:「理性で勝て」
鬼怒川 疾風:「俺がするのは、その後押しだ」
鬼怒川 疾風:膝を沈め
鬼怒川 疾風:接近 すれ違いざまの打撃
鬼怒川 疾風:その瞬間、”デルマプテラ”を覆っていた影が激しく粟立つ
”デルマプテラ”:「ぐぅっ!?ウウウッ!?」
”デルマプテラ”:影が波打ち、そのシルエットがずるりと歪む
鬼怒川 疾風:「この世で一番強い力は、愛だ」
鬼怒川 疾風:「縋るなら、最後まで縋りつけ」
”デルマプテラ”:「お母さん……みんな……」
”デルマプテラ”:「ステラちゃん……」
”デルマプテラ”:「日向くん……」
”デルマプテラ”:「ぐああああああッ!」
”デルマプテラ”:ざしゅっ!!
”デルマプテラ”:振り払うように、裏拳を振るう!
鬼怒川 疾風:「お……っと」
鬼怒川 疾風:バックステップ
”デルマプテラ”:「うう……ぐうう!!」
鬼怒川 疾風:「…さあ、お呼びがかかったぞ友人AB!!」
GM:続いては日向くんの手番
日向 京介:「任せろ」
GM:イニシアチブ6!
GM:しかしそのイニシアチブに
日向 京介:むっ
GM:加速する刻!
日向 京介:マジかっ
”デルマプテラ”:マイナーで破壊の爪+原初の青:ハンドレッドガンズ
”デルマプテラ”:メジャーで原初の赤:サイレンの魔女+マインドエンハンス
”デルマプテラ”:7dx9+4
DoubleCross : (7R10+4[9]) → 8[3,3,5,6,6,8,8]+4 → 12

”デルマプテラ”:対象は全員!
日向 京介:全員暴走中です!
ステラ:暴走!
鬼怒川 疾風:リア不!
”デルマプテラ”:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 6[3,3]+12 → 18

”デルマプテラ”:ひくっ
”デルマプテラ”:装甲無視!
日向 京介:日向 京介に18のダメージ!(HP:26->8)
日向 京介:耐えます!
ステラ:ステラに-18のダメージ!(HP:24->6)
ステラ:6で生存!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風に18のダメージ(HP:26->8)
”デルマプテラ”:「ぐうううるっ!」
”デルマプテラ”:ジャキン!
”デルマプテラ”:両腕の鋏が更に禍々しく変化する
”デルマプテラ”:「うああっ!!」
”デルマプテラ”:ザザザザザッ!!
”デルマプテラ”:腕を振るうとともに、影の鋏が無数に足元から飛び出し
”デルマプテラ”:君たちを引き裂く!
日向 京介:「つっ……!」
ステラ:「あぅっ……!」
鬼怒川 疾風:「いってぇ!!」
日向 京介:衝動を引き出された影響か、回避へ向ける意識が鈍い。 だが、この程度なら
ステラ:腹、腕、足から鮮血を散らし、割かれた金の髪は数本、宙に舞う。
日向 京介:「問題は、ない」
GM:そして改めて日向くんの手番へ
GM:どうぞ!
日向 京介:はい!
日向 京介:まずはマイナーで暴走を解除
日向 京介:メジャーアクション、<コンセントレイト:オルクス>+<ダンシングシミター>。 コンボ:鏡影舞踏
日向 京介:侵蝕でダイス+2、装備効果で達成値+3。対応なければ判定振ります
”デルマプテラ”:カモン!
日向 京介:9DX+7+0@7 鏡影舞踏(侵食上昇6)
DoubleCross : (9R10+7+0[7]) → 10[2,2,3,3,5,6,7,7,10]+10[1,2,8]+10[9]+10[10]+10[10]+4[4]+7 → 61

”デルマプテラ”:そんなに
”デルマプテラ”:復讐の刃!
日向 京介:エンゲージが別ですが
”デルマプテラ”:7dx8
DoubleCross : (7R10[8]) → 10[1,2,4,5,5,8,10]+10[1,9]+10[10]+7[7] → 37

”デルマプテラ”:あ、ほんとだ
”デルマプテラ”:失礼!爪ガードで!
日向 京介:ダメージ固定値33、Rエンハンサーと対抗種、命中達成値合わせてダイス10個
日向 京介:ダメージを判定します
日向 京介:7d10+3d10+33
DoubleCross : (7D10+3D10+33) → 37[8,7,5,6,4,2,5]+15[6,1,8]+33 → 85

”デルマプテラ”:どぞ!
”デルマプテラ”:当然HP0!装甲軽減分の3しか残ってなかったよ!
”デルマプテラ”:日向くんの人でなし!戦闘終了!
ステラ:きっちり殺してた。
鬼怒川 疾風:やったー
GM:そしてこの結果によって
GM:喜多見和歌子はジャーム化を免れました。
日向 京介:よっしゃーっ!
ステラ:やったー!
鬼怒川 疾風:わーい
GM:ジャーム化の条件は2R目のクリンナップを迎える、でした。
GM:演出をどうぞ!
日向 京介:励起した自身のレネゲイドを制御し、状況を確認する。
日向 京介:先程の攻撃。 制御しきれていない暴走状態だというのに、どれも急所を外れていた
日向 京介:「……全く、本当にお前は」
日向 京介:「こんなときまで、人の事心配しやがって」
”デルマプテラ”:「うう……」
”デルマプテラ”:「たす……け……て」
日向 京介:「ああ、聞こえてるよ。大丈夫だ」
日向 京介:コートから飛び出した戦輪を両足に装着。疾走。
日向 京介:「言ったろ。大抵のものは見つけてやる」
日向 京介:放たれた攻撃も迎撃も、全てを亡霊のごとくすり抜け、背後を取る
日向 京介:「だから、帰るぞ。お前の居場所に」
”デルマプテラ”:「ぐ……がああ!!」
”デルマプテラ”:反射的に、両腕の刃を振るう。
日向 京介:その刃に、誰一人傷つけさせず
日向 京介:手刀で首元を叩き、意識を刈る
”デルマプテラ”:「ッ!」
日向 京介:「等価交換の約束だ」
”デルマプテラ”:ノイマン能力による、完全に正確な一撃。
日向 京介:「パン、食べに来いよ。家族と一緒に」
”デルマプテラ”:装甲の解れを完璧に捉え
”デルマプテラ”:影の外装は崩れ去った。
喜多見和歌子:「……」
喜多見和歌子:ふらりと倒れ込む。
喜多見和歌子:その言葉が聞こえているのかいないのか
日向 京介:「お、っと」
喜多見和歌子:君の腕の中で、僅かに微笑み返したような気がした。
GM:暴走の兆候は見られない。
GM:彼女のジャーム化は免れたようだ。
日向 京介:「よく、頑張ったな」
GM:---
GM:シーン終了、そのままクライマックスに向かいます
日向 京介:はい!
GM:ロイスのみ可能!
鬼怒川 疾風:ロイスは保留!
日向 京介:鬼怒川疾風へのロイスをP;連帯感→親近感に変更。 以上!
ステラ:ロイス保留!以上!

クライマックス

GM:ではクライマックス!
GM:全員登場!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+5(1D10->5)した(侵蝕:91->96)
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:88->98)
ステラ:ステラの侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:82->92)
GM:---
GM:第13地区・並木通り
GM:---
GM:ぱち、ぱち、ぱち。
GM:ゆっくりとした拍手が、薄暗い通りに響く。
リァオ:「それはこっちの台詞や」
リァオ:「キミらの方こそ、ご苦労さん」
鬼怒川 疾風:「…いつでも飛び入り歓迎だったんだぜ?」
リァオ:「いやあ、言うたやろ……怖いことはようせえへん」
リァオ:「その子も俺よりキミらに会いに来てほしかったんちゃう?」
ステラ:「では何をしにきたので?」
日向 京介:「用がないなら帰ってくれないか」
リァオ:「そのジャームの死体」
リァオ:「今なら格安で引き取りまっせ?」
日向 京介:「戯言はそれだけか」
鬼怒川 疾風:「ほう……君にはこれがジャームの、死体に、見えるのかね」
リァオ:「……まさか」
リァオ:「まだ生きてますの?たっはー!思ったよりしぶとい子やなあ」
ステラ:「そちらは」
ステラ:「情報を扱う割に、人を見る目はイマイチのようですね」
リァオ:「せやったらさっさとトドメささんと」
リァオ:「また暴れるで?」
鬼怒川 疾風:「可能性はあるな」
鬼怒川 疾風:「ただ、それを決めるのはお前じゃねぇよ」
日向 京介:「こいつは、家に帰るんだ」
リァオ:「……帰る場所なんか無いやろ」
リァオ:「ジャームであろうとなかろうと」
リァオ:「いずれはUGNなりそれ以外の組織なりに嗅ぎつけられる」
リァオ:「その子の家族とやらも、その子が戻ってこん方が上手くいくんとちゃうか?」
日向 京介:「鬼怒川の言ったこと、聞こえなかったのか」
日向 京介:「それを決めるのは、貴様じゃない」
リァオ:「やれやれやなあ」
リァオ:「やっぱりアカンで鬼怒川サン」
鬼怒川 疾風:「そう?」
リァオ:「見てみい、こんないたいけな青少年が」
リァオ:「あんたの影響で道を踏み外してもうた」
鬼怒川 疾風:「ははは、それは彼らを舐め過ぎというものだリァオ君」
日向 京介:「踏み外す?笑わせるな」
鬼怒川 疾風:「彼らは彼らの意思で歩き、選択している。」
鬼怒川 疾風:「俺は何一つ介入していない」
鬼怒川 疾風:「若者の選択肢を、大人が奪うなよ」
日向 京介:「僕の歩んできた道も、これから選ぶ道も」
日向 京介:「全て全て、僕だけのものだ」
鬼怒川 疾風:「それに」
鬼怒川 疾風:「正論で現実を教えるより、綺麗ごと並べて夢を見せていたいんだ、俺は」
日向 京介:「何度も言ったぞ」
日向 京介:「僕の選ぶ道の正否を、お前が決めるな」
リァオ:「……」
リァオ:「嬢ちゃん、一応聞いとこ」
ステラ:「……貴方、先程から随分と喜多見さんを見捨ててほしいみたいですけど、」
ステラ:「なにか嫌なことでも合ったんですか?」
リァオ:「キミも不良か?」
ステラ:「そうですねぇ」
ステラ:「不良かどうかはともかく、生まれが確かではないことは自覚ありますけども」
ステラ:「貴方のような、人の不幸を喜ぶ人に心配して貰わなくとも、良いお友達は居ますし」
ステラ:「中年の絶望を押し付けてもらっては困ります」
ステラ:「まぁ、このような感じですか」
リァオ:「中年」
リァオ:「……それが1番ずっしり来たわ」
リァオ:「まあ、ええ」
ステラ:「あら、すみません」
リァオ:シャキンと両刃剣を展開する
リァオ:「うちの『材料』、力づくでも回収させてもらおか」
リァオ:「ついでにモノのわからんガキどもにお仕置きや」
リァオ:青白い稲光を身に纏い
リァオ:街灯が次々にショートしていく!
鬼怒川 疾風:「おっと、つれないじゃねぇか。一緒に酒でも飲もうって言っただろ?」
鬼怒川 疾風:「墓前酒、ちゃんと用意しとくぜ」
日向 京介:「お仕置きはこっちの台詞だ。 無駄に年だけ重ねたクソガキが」
リァオ:「くくっく」
日向 京介:「貴様が人に押し付けた理不尽のツケ、払ってもらおう」
リァオ:「"天籟魔訶"、”朱厭”のリァオ」
リァオ:「以後、よろしく」
GM:ズアッ!!
ステラ:「あはは、口で負けたら暴力ですか。プライマリーだったら学級会ですよ」
GM:電熱とともに凶暴なワーディングが広がる!
GM:衝動判定、難易度9!
鬼怒川 疾風:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,6,6,7,7,9,10]+4[4] → 14

日向 京介:衝動!
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+4(2D10->3,1)した(侵蝕:96->100)
ステラ:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[3,4,4,10]+3[3] → 13 → 成功

日向 京介:6DX+2+0@10>=9 意思
DoubleCross : (6R10+2+0[10]>=9) → 9[1,4,5,6,8,9]+2 → 11 → 成功

日向 京介:日向 京介の侵蝕を+18(2d10->8,10)した(侵蝕:98->116)
ステラ:ステラの侵蝕を+4(2d10->2,2)した(侵蝕:92->96)
GM:クライマックス戦闘に入ります、マップは以下
GM
”朱厭”リァオ
10m
PC

GM:エネミーの行動値は11です
ステラ:早い
日向 京介:先手は取れない!
鬼怒川 疾風:なんて早い脚なんだ…
GM:ではクライマックス、セットアップから!
日向 京介:セットアップ、私はありません
GM:エネミーはなし!
ステラ:《タブレット+多重生成+活性の霧》
ステラ:ステラの侵蝕を+8した(侵蝕:96->104)
ステラ:ラウンド中、対象の攻撃力を+12。ドッジD-2個。拒否可能。対象はPC全員。
鬼怒川 疾風:コンボ『おはよう』《狂騒の旋律》《背徳の理》《巨人の影》 狂騒の対象はPC全員
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+11した(侵蝕:100->111)
鬼怒川 疾風:巨人の影の効果でレベル2上げて、攻撃力を計18上昇させます
鬼怒川 疾風:活性受けるよ!
ステラ:こちらも受ける!
日向 京介:活性の霧は受けます、狂騒はどうしようかな……
ステラ:合計30アップだ。
ステラ:やっぱり狂騒分は拒否!自前の+12だけで暴走はしません!
日向 京介:活性と狂騒受けます!攻撃力+30で暴走、ドッジ-2
GM:オッケイ!
GM:この微調節がどう活きるか
GM:まずはエネミーの手番!
”朱厭”リァオ:マイナーで接敵
”朱厭”リァオ:メジャーでコンセ+メジャーでコンセ+スタンボルト+鮮血の一撃+血の宴+ブラッドバーン+殺戮領域
”朱厭”リァオ:HPを消費しつつ同エンゲージ全員に攻撃
”朱厭”リァオ:15dx7+7
DoubleCross : (15R10+7[7]) → 10[1,1,2,4,5,7,7,7,7,7,9,10,10,10,10]+10[1,1,3,4,6,7,7,9,9,10]+10[7,8,9,9,10]+10[1,2,3,5,9]+1[1]+7 → 48

”朱厭”リァオ:リアクションどうぞ!
鬼怒川 疾風:リア不!
日向 京介:暴走リア不!
ステラ:奇跡にかけてドッジ
ステラ:2dx>=48
DoubleCross : (2R10[10]>=48) → 10[3,10]+2[2] → 12 → 失敗

ステラ:まわるー。命中!
日向 京介:ダメージ前にオートアクション
GM:カバーリングは!
GM:無ければダメージに入るぞ!
GM:おおっ
日向 京介:<領域の盾>を使用します。 コンボ:箱の中の猫
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+4した(侵蝕:116->120)
日向 京介:対象はステラさん、カバーリングをお願いします
ステラ:はーい。日向さんをカバー。
”朱厭”リァオ:ではダメージ!
”朱厭”リァオ:5d10+35
DoubleCross : (5D10+35) → 34[2,8,10,8,6]+35 → 69

”朱厭”リァオ:諸々有効!
日向 京介:ダメージえっぐい!
鬼怒川 疾風:死!喜多見さんのロイスをタイタス昇華してHP11で復活!
ステラ:死!「鬼怒川 疾風 P同情/○N憤慨」で取得して復活!HP11!
ステラ:ステラのHPを5回復(HP:6->11)
ステラ:鬼怒川さんじゃない。
ステラ:リァオさんにね。
”朱厭”リァオ:ふらり、と
”朱厭”リァオ:片手に両刃の剣を持ったまま死線に足を踏み入れる
”朱厭”リァオ:不気味なほどに殺気のない足運び
”朱厭”リァオ:しかし通り過ぎざまに剣を振るうとともに
”朱厭”リァオ:君たちの全身から、切り刻まれたように血が吹き出す
”朱厭”リァオ:……確かに、当たっていないはずだったのに。
日向 京介:「……!? 何、が」
”朱厭”リァオ:「俺も捨てたもんやないやろ?」
鬼怒川 疾風:「…ッ!」その不可解な攻撃の前に為すすべなく倒れる
ステラ:「!」
ステラ:星の光は、ステラにとっての領域を表す。
”朱厭”リァオ:「言うてもそっちのお嬢ちゃんには……ちょっとは見えてたみたいやけど」
ステラ:その範囲の中での出来事は、たとえ殺意がなかろうと手にとるように把握する。
ステラ:しかし、猶予は一瞬。
ステラ:隣にたつ「御主人様」を、攻撃の範囲外へ押しのけるわずか一歩。
ステラ:「………っ、う!」
”朱厭”リァオ:「しかし見えたからって、正義の味方くんとの間に入るなんて」
”朱厭”リァオ:「そんな痛いことよう出来るなあ、俺やったらようせえへんわ」
日向 京介:「ステラッ!」
ステラ:その代償に、本来受ける刃の2倍はそこに集まり、体を切り刻む。
ステラ:「…………ははは、得意げにいうことじゃ、ありませんね」
”朱厭”リァオ:くっくと笑いながら剣をくるくると弄んでいる
”朱厭”リァオ:「痛いのは嫌いやねん」
ステラ:「仕えるものを守るのは」
”朱厭”リァオ:「臆病もんやさかい」
ステラ:「従者の仕事ですので」
”朱厭”リァオ:「あはは!立派立派!」
”朱厭”リァオ:「うちのモンにも見習わせたいわあ」
GM:続いて行動値7
GM:あ、そう
GM:ちなみに攻撃を食らった2人にはスタンボルトで放心が入ってます
日向 京介:このラウンドのダイス-2!
GM:ダイス-2お忘れなく!でもって鬼怒川さんの手番!
ステラ:判定ダイス-2だ
鬼怒川 疾風:ダイスー2か
鬼怒川 疾風:おうよ!
鬼怒川 疾風:マイナー無し
鬼怒川 疾風:メジャー《C:ウロボロス》《無形の影》で武器攻撃 対象はリァオ
鬼怒川 疾風:何も無ければ判定いきます!
”朱厭”リァオ:どぞ!
鬼怒川 疾風:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) → 10[1,3,4,4,4,5,6,6,6,9,9,10,10,10]+10[2,7,7,8,9]+10[2,5,6,8]+6[6]+1 → 37

”朱厭”リァオ:ガード!スタンシールドを起動!
”朱厭”リァオ:12ダメージをカウンターします
鬼怒川 疾風:小癪な!
鬼怒川 疾風:ダメージ!
日向 京介:ダメージダイス前!
日向 京介:オートアクションがあります
日向 京介:<力の法則>を使用します 。コンボ:万象燼滅
鬼怒川 疾風:ありがてぇ~!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+4した(侵蝕:120->124)
日向 京介:ダメージダイス+5!
鬼怒川 疾風:では改めて!
鬼怒川 疾風:4d10+1d10+5d10+41+3
DoubleCross : (4D10+1D10+5D10+41+3) → 24[8,8,3,5]+7[7]+40[10,10,10,3,7]+41+3 → 115

鬼怒川 疾風:諸々有効!
”朱厭”リァオ:めちゃくちゃしよる!
”朱厭”リァオ:電磁反応装甲を5枚消費!
”朱厭”リァオ:100ダメージを軽減し残りをガードと装甲で受ける!
鬼怒川 疾風:何ぃ~~!?
”朱厭”リァオ:無傷!
鬼怒川 疾風:なんてやつだ
”朱厭”リァオ:でもってそちらのHPも0!
鬼怒川 疾風:では演出!
鬼怒川 疾風:あ、そうだ
鬼怒川 疾風:リァオのロイスをタイタス昇華して復活します
GM:では演出どうぞ!
鬼怒川 疾風:立ち上がる。先ほどの攻撃で生まれた血だまりの中から…いや
鬼怒川 疾風:”血”など、どこにも付いていない
鬼怒川 疾風:その代わりに、開かれた傷から影のようなものが漏れ出ている
鬼怒川 疾風:「いってぇなぁ。何すんだよ」
”朱厭”リァオ:「なんやまた」
鬼怒川 疾風:「デリケートなんだぞ俺の身体は」
”朱厭”リァオ:「えらい化け物じみてはるわ」
鬼怒川 疾風:「そりゃ当然」
鬼怒川 疾風:「お前とは…背負ってるもんが違うんでね」
鬼怒川 疾風:その”何か”がリァオの周囲を取り囲み
”朱厭”リァオ:「よう言うわ。愛やとかなんとか言うてはったけど、見るからに人でなし、ちゅう感じやで」
”朱厭”リァオ:「怖い怖い」
鬼怒川 疾風:「人でなし?上等だ」
鬼怒川 疾風:「誰にそう言われてでも、俺はこうなりたかったんだから」
鬼怒川 疾風:闇を払うように、棍棒が振るわれるーー
”朱厭”リァオ:「……!」
”朱厭”リァオ:飛び退いて躱そうとするが
”朱厭”リァオ:『何か』に脚を取られる
”朱厭”リァオ:「こらかなわんわ」
”朱厭”リァオ:ガッキン!!
”朱厭”リァオ:その左手
”朱厭”リァオ:薄く紅い、ガラスのような円盾が現れている
”朱厭”リァオ:それが棍棒を受けると同時
”朱厭”リァオ:バチ ィッ!!
鬼怒川 疾風:「……!」
”朱厭”リァオ:電熱が君の全身を焼く!
鬼怒川 疾風:麻痺、一瞬動きが止まり
鬼怒川 疾風:すぐに飛び退く
”朱厭”リァオ:がしゃん。
鬼怒川 疾風:漏れ出る”何か”は、一層濃くなっていた
”朱厭”リァオ:盾が砕ける。
”朱厭”リァオ:「ホンマにいかついわあ」
鬼怒川 疾風:「……おいおい、前世は曲芸師か?」
”朱厭”リァオ:「いっぺんでこんなんなったんはじめてやで」
”朱厭”リァオ:目を凝らせば分かる
”朱厭”リァオ:左手の盾だけではない。全身に飛び出した無数の紅硝子の刃
”朱厭”リァオ:手にしている剣はただのブラフ。【ブラム・ストーカーシンドローム】こそが、この男の本域だ。
”朱厭”リァオ:「手品の種は、割れてもうたかな?」
鬼怒川 疾風:「種が分かるとつまんねぇのは、どの分野でも同じだな」
”朱厭”リァオ:「厳しいこと言うてくれはる」
”朱厭”リァオ:「せやけどもうちょっとばかり、面白がってもらうで」
GM:続いて日向くんの手番!
GM:どうぞ!
日向 京介:はい!
日向 京介:まずマイナーで暴走を解除
日向 京介:メジャー、<コンセントレイト:オルクス>+<ダンシングシミター> コンボ:鏡影舞踏
日向 京介:ダイス10に固定値7,対応なければ判定します!
”朱厭”リァオ:どぞ!
日向 京介:10DX+7+0@7 鏡影舞踏(侵食上昇6)
DoubleCross : (10R10+7+0[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,8,9,10,10]+10[3,3,5,7]+5[5]+7 → 32

”朱厭”リァオ:ガード!
日向 京介:ダメージ!
”朱厭”リァオ:ダメージを1
日向 京介:4d10+3d10+42 (侵食100)
DoubleCross : (4D10+3D10+42) → 26[8,2,6,10]+10[5,1,4]+42 → 78

日向 京介:78点、装甲有効!
”朱厭”リァオ:最後の反応装甲使用!ダメージを-20し
”朱厭”リァオ:アーマースキンを4つ使用
”朱厭”リァオ:58-4d10
DoubleCross : (58-4D10) → 58-13[5,4,3,1] → 45

”朱厭”リァオ:更にガードと装甲を減らして
”朱厭”リァオ:それなりに喰らいました!
日向 京介:「助かったぞ、鬼怒川。 これで少し、やりやすくなった」
日向 京介:「こっちの番だ。好き勝手してくれた分、叩き返してやろう」
”朱厭”リァオ:「正義の味方クンかい」
”朱厭”リァオ:「さてどう来るんか、お手並み拝見」
”朱厭”リァオ:脱力した構え、しかし血の刃は少しずつ角度を変え
日向 京介:「何度も言ってくれるが、僕は正義の味方じゃない」
”朱厭”リァオ:殺気を放ち続けている
日向 京介:日向の姿が一瞬で消え、離れた場所に現れる。
日向 京介:消えて、現れる。幾度もそれを繰り返す。確率制御を使った立て続けの空間転移。
”朱厭”リァオ:(!)
日向 京介:──ただ、その速度が尋常ではない。
”朱厭”リァオ:「テレポーターか……せやけど」
”朱厭”リァオ:「この程度の手並みやったら、そう珍しいこともないで」
”朱厭”リァオ:一瞬一瞬のワープの間隙。
”朱厭”リァオ:視線の角度や姿勢などを計算し、瞬間移動の先を目で読む。
日向 京介:「(ああ、そうとも。珍しいものじゃない)」
日向 京介:「(あんたなら、対応してくるだろうよ)」
日向 京介:消えて、現れ──懐に飛びこむ
”朱厭”リァオ:「……」
”朱厭”リァオ:首が動く、じろりとその軌跡を見ている
”朱厭”リァオ:「ここや」
”朱厭”リァオ:極薄の刃が、三方から同時に迎撃し
日向 京介:右の掌打。遅い。リァオの迎撃が先に届く。
”朱厭”リァオ:喉笛を切り裂く、完璧なタイミング。
日向 京介:──鮮血の刃が空を切りさく。
”朱厭”リァオ:「……何ッ!」
”朱厭”リァオ:ガキン!!
”朱厭”リァオ:空振りした刃が空中で火花を散らす
日向 京介:掌が、その指先が。リァオの皮膚をも透過して、その臓腑を直接捩じ切る。
日向 京介:「喜べ。とびきり痛いぞ」
”朱厭”リァオ:「がっぐ……!」
”朱厭”リァオ:血を吐き、たたらを踏む。
日向 京介:腹を抉るように捻じりながら引き抜き、離脱する。
”朱厭”リァオ:「これは確かに……中年のおじさんには堪えますわ」
”朱厭”リァオ:苦笑し、傷を塞ぐ
日向 京介:「(……チッ、まだ何か仕込んでいたか。邪魔があって、通しきれなかった)」
”朱厭”リァオ:「一丁前に切り札なんか隠してるなんて」
”朱厭”リァオ:「子供のくせにけったいなことするわ」
日向 京介:「認識を改めることだ。 僕は正義の味方じゃない」
日向 京介:「”天才”という、理不尽だ」
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+6した(侵蝕:124->130)
GM:では次!
GM:ステラさんの手番へ!
ステラ:はい!
ステラ:マイナーはなし。
ステラ:メジャーで【コンボ:流星ダンスフロア】Cオルクス + ディストーション。ショットガンで攻撃。
ステラ:対象はリァオ
”朱厭”リァオ:どぞ!
”朱厭”リァオ:放心お忘れなく!
ステラ:ショットガン 攻撃5、命中-1、射程10m。同エンゲージ攻撃力+2
ステラ:10dx7-1
DoubleCross : (10R10-1[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,7,8,9,10]+6[1,5,6,6,6]-1 → 15

”朱厭”リァオ:回避!
ステラ:む。
ステラ:妖精の手!
”朱厭”リァオ:おお!
ステラ:1つを10に!
ステラ:ステラの侵蝕を+4した(侵蝕:104->108)
GM:1dx7+19かな
ステラ:1dx7+19
DoubleCross : (1R10+19[7]) → 5[5]+19 → 24

ステラ:まぁ繰り上がり!反応どうぞ!
”朱厭”リァオ:これだと厳しい!
”朱厭”リァオ:ガード!
ステラ:ではダメージ!
ステラ:3d10+7+12
DoubleCross : (3D10+7+12) → 24[8,7,9]+7+12 → 43

ステラ:殺意はでかい。装甲有効!
”朱厭”リァオ:がつんと耐える!
ステラ:ええい、まだ生きているか。
ステラ:演出!
ステラ:カカン、とかかとを鳴らす。
ステラ:舞うように一度体を回して。
ステラ:金の髪と黒のスカートがふわりと広がる。
”朱厭”リァオ:「なんやなんや」
”朱厭”リァオ:「お遊戯会でもはじまるんかいな」
ステラ:ダメージを受けた流血と、髪からキラキラと粒子が宙に舞って、星の光をまとう。
ステラ:「そうですねぇ」
ステラ:「一応聞いておきますけど」
ステラ:「貴方のお仕事迷惑なので、転職しておとなしく生きてもらうつもりはありません?」
ステラ:ジャキン、と。
ステラ:その手にいつの間にか、無骨なショットガンが二丁。握られている。
”朱厭”リァオ:「……ぷはは!」
”朱厭”リァオ:「そないな物騒なもん振り回して言う台詞かいな」
”朱厭”リァオ:「ええか、お嬢ちゃん」
ステラ:パカン、と。威嚇するように空に射撃。散弾が虚空に放たれる。
ステラ:「何でしょう」
”朱厭”リァオ:「借りにな、俺が脚洗った言うたかて」
ステラ:くるりと片手でポンプアクション。排莢。
”朱厭”リァオ:「何にも変わらんよ」
ステラ:「そうですか」
ステラ:もう片手のショットガンを誰も居ない空間に発射。パガン。
”朱厭”リァオ:「この街にはそれこそ、俺みたいなクズなんて掃いて捨てるほどおる」
ステラ:「それでも」
ステラ:「掃除をサボると、お屋敷は掃除まみれになっちゃうので」
ステラ:「目についたところから綺麗にしていくしか無いんですよね」
ステラ:ポンプアクション。装填。
”朱厭”リァオ:「なるほど、その格好」
”朱厭”リァオ:「掃除婦さんね、こら一本取られた」
”朱厭”リァオ:ジャキン!
”朱厭”リァオ:刃を張り巡らせ、攻撃に備える。
ステラ:排莢された薬莢が落ちる頃にふわりと舞って、スカートのポケットにするりと回収する。
ステラ:チャキリ、と。
ステラ:銃口を向ける
ステラ:それと同時に、リィン、リィンと。
ステラ:高い音を出す打楽器のように、辺りに小さな音が反響する。
ステラ:ステラの能力は、レネゲイドの固定化・散布。
ステラ:その特性は触れたものの強化。
”朱厭”リァオ:(鈴……ハヌマーンか?いや……)
ステラ:故に。
”朱厭”リァオ:(この感じ、オルクスやな)
ステラ:『すでに発射された散弾』が、2射。
ステラ:空中に散布された星の光に触れて、弾かれ
ステラ:しかし勢いを緩めず。
ステラ:キィン、キィン、キィン、キィン、キィン
ステラ:触れるほどに勢いをまして。
ステラ:その頃には視認できるだろう。
ステラ:貴方の周りで反射する無数の燐光が。
”朱厭”リァオ:「!」
ステラ:「あぁ、」
ステラ:「危ないですよ、そこ」
ステラ:光を纏った散弾が、一つ一つに純粋なエネルギーを有したまま。
ステラ:目も眩む光を纏って。
ステラ:流星群が降り注ぐ。
”朱厭”リァオ:「おおッ!?」
”朱厭”リァオ:ぎゅるん!
”朱厭”リァオ:ギギギギギンッ!!
”朱厭”リァオ:躱すには一手遅い、独楽のように全身を回転させてそれを弾くが
”朱厭”リァオ:ダメージを受ける!
”朱厭”リァオ:「可愛い顔して、えげつないわ」
ステラ:「ふふ」静かに微笑んで
”朱厭”リァオ:「さっきのべしゃりも仕込みかいな」
ステラ:「お遊戯会への招待状ですよ」
”朱厭”リァオ:「踊らされたって?」
ステラ:「バカにしたものでもないでしょう?」
”朱厭”リァオ:「やかましわ」
GM:そしてクリンナッププロセス
日向 京介:こちらはなし!
ステラ:なし!
鬼怒川 疾風:無し!
GM:いやあるんです
GM:ステラさんと鬼怒川さんの放心解除!
日向 京介:あっそうか
ステラ:あ、そうだ。放心はクリンナップだった。
鬼怒川 疾風:そういえば
GM:でもって
”朱厭”リァオ:不死者の恩寵
”朱厭”リァオ:ダメージを回復します
”朱厭”リァオ:6d10
DoubleCross : (6D10) → 37[5,10,1,8,3,10] → 37

”朱厭”リァオ:出目もいい!
日向 京介:め、面倒くさい!
日向 京介:どんだけ死にたくないねん
ステラ:コヤツー
”朱厭”リァオ:遺体のイヤやねん
鬼怒川 疾風:アーツパの擬人化か?
日向 京介:ジャンデルセン
ステラ:聖杯注ぎ込まれそうな糸目(要出典)しやがって
”朱厭”リァオ:「これあんまりやりたないんやけど」
”朱厭”リァオ:「痛いから」
”朱厭”リァオ:バヂィッ!!
”朱厭”リァオ:全身に電熱が駆け巡り、仰け反る
”朱厭”リァオ:「くっはーーーー…………」
ステラ:「やりたくないならやめればよろしいのに」
”朱厭”リァオ:傷口が灼いて塞がり、それを更に血が覆っていく
”朱厭”リァオ:「そういうわけにもいかんのが、大人の辛いところ」
”朱厭”リァオ:「それじゃ、続けよか」
GM:2R目
GM:セットアップ!
GM:エネミーはなし!
日向 京介:私はなし!
ステラ:《タブレット+多重生成+活性の霧》 ラウンド中、対象の攻撃力を+12。ドッジD-2個。拒否可能。PC全員
ステラ:ステラの侵蝕を+8した(侵蝕:108->116)
鬼怒川 疾風:《狂騒の旋律》対象はPC全員
ステラ:狂騒は拒否。暴走しません。
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+6した(侵蝕:117->123)
日向 京介:狂騒、活性両方受けます
鬼怒川 疾風:両方受ける!
GM:ではエネミー手番から
GM:行動値11!
”朱厭”リァオ:マイナーなしで先ほどと同じコンボ
”朱厭”リァオ:対象は全員に
”朱厭”リァオ:15dx7+7
DoubleCross : (15R10+7[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,7,9,9,10,10,10,10,10]+10[3,5,5,6,7,9,9,9]+5[1,1,4,5]+7 → 32

日向 京介:暴走リア不!
ステラ:回避!
鬼怒川 疾風:リア不!
ステラ:2dx>=32
DoubleCross : (2R10[10]>=32) → 9[8,9] → 9 → 失敗

ステラ:ヒット!
日向 京介:オートアクション、<領域の盾> コンボ:箱の中の猫
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+4した(侵蝕:130->134)
”朱厭”リァオ:4d10+35
DoubleCross : (4D10+35) → 25[3,5,7,10]+35 → 60

日向 京介:対象はステラさん、カバーリングお願いします
ステラ:日向さんをカバー。
日向 京介:あ、いや
ステラ:そして死。
”朱厭”リァオ:諸々有効!カバーのステラさんは2倍だ!
ステラ:あ。鬼怒川さんのほうか。
日向 京介:お願いします
ステラ:鬼怒川さんカバーで。そして死。
鬼怒川 疾風:ありがとう!
日向 京介:戦闘不能、リァオのロイスをタイタス化して復活!
ステラ:鬼怒川さんのロイス昇華で復活、11!
”朱厭”リァオ:ヒュオン ヒュオン
”朱厭”リァオ:紫電をまとった刃が振るわれる
”朱厭”リァオ:剣に気を取られれば血刃が
”朱厭”リァオ:刃に気を取られれば剣が
”朱厭”リァオ:そのいずれに注意していても、振りまかれる電熱が
”朱厭”リァオ:君たちの体力を削っていく
ステラ:しかし、星の領域の中ではそのすべてを把握し、……撃ち落とせず。
日向 京介:「ステラ」
日向 京介:「僕は良い。あいつを守れ」
ステラ:「えぇ」
ステラ:その命令が先か、そのタイミングで。
ステラ:既に星の光を纏った足で移動し、鬼怒川さんへと向かうものを、体ごと差し込んでガードする。
”朱厭”リァオ:「キツいやろ、そろそろ」
ステラ:「…………ッ!」
”朱厭”リァオ:「こいつでしまいや!」
”朱厭”リァオ:バヂィイイッ!!
”朱厭”リァオ:振り下ろされる剣とともに
”朱厭”リァオ:蜘蛛の足のようになった血の刃が地面に突き刺さり、アースのように電流を伝える
”朱厭”リァオ:紅の落雷が、君たちを穿つ!
ステラ:両腕のショットガンを地面に向けて発射、反射した弾丸で血の刃を迎撃するも、電撃は防げない。
日向 京介:透過しきれない。肉体は焼け焦げ、消耗が再生を遅らせる。
ステラ:後ろに通さないためにひたすら自らの身体を差し込んでいく。
ステラ:「……か、あっ……!」
鬼怒川 疾風:「……これだから」
鬼怒川 疾風:「最近のガキはこれだから困っちまうよな」
日向 京介:「だから……言ってん、だろ」
ステラ:服は焼け焦げながら、血を星の光の粒子へと変えて宙に撒く
日向 京介:「僕らの限界を、お前が消えるな」
ステラ:「………………ふぅ、ふぅ。でしたら」
ステラ:「おとならしく、頼れる所を見せてもらえると、助かります」
ステラ:カハ、と焼けた喉で小さく言う。
鬼怒川 疾風:「……」ステラの頭に手を置く
鬼怒川 疾風:「その呪い(まじない)、俺が届けるぜ」
ステラ:「えぇ」
ステラ:「おねがい、します」
GM:では鬼怒川さんの手番!
GM:行動値7のメインプロセスどうぞ!
鬼怒川 疾風:マイナーで一応暴走解除
鬼怒川 疾風:メジャーで《C:ウロボロス》《無形の影》武器攻撃 対象はリァオ!
鬼怒川 疾風:何もなければ判定!
”朱厭”リァオ:カモン!
鬼怒川 疾風:16dx7+1
DoubleCross : (16R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[2,3,5,9,9,9,10]+10[2,4,7,9]+10[6,7]+5[5]+1 → 46

”朱厭”リァオ:回るなあ!
”朱厭”リァオ:スタンシールド!
日向 京介:ダメージ前、オートアクションで<力の法則>。 コンボ:万象燼滅
ステラ:頼れる!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+4した(侵蝕:134->138)
”朱厭”リァオ:12ダメージを返しつつガード!
鬼怒川 疾風:ではダメージ!
鬼怒川 疾風:5d10+1d10+5d10+30+11+3
DoubleCross : (5D10+1D10+5D10+30+11+3) → 21[9,2,2,5,3]+2[2]+30[9,4,3,7,7]+30+11+3 → 97

”朱厭”リァオ:たっか!?
鬼怒川 疾風:ちょっと腐った!
”朱厭”リァオ:ごっそり削れます
”朱厭”リァオ:でもって鬼怒川さんのHPも0に!
鬼怒川 疾風:マジか
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+6した(侵蝕:123->129)
鬼怒川 疾風:では日向君のロイスをタイタス昇華して復活!
”朱厭”リァオ:「今更の話や」
鬼怒川 疾風:「」
”朱厭”リァオ:「そうやろ、鬼怒川サン、いや三廻部サン」
”朱厭”リァオ:「今更ガキの肩持ったとこで」
”朱厭”リァオ:「アンタは一生日陰もんや」
鬼怒川 疾風:「そうか」
”朱厭”リァオ:「まっとうな人間になれるわけでなし、何をそんなに必死になる?」
鬼怒川 疾風:「…お前は俺という人間を誤解しているな?」
”朱厭”リァオ:「脚、来てるやろ」
”朱厭”リァオ:「誤解?」
鬼怒川 疾風:「来てるさ」
鬼怒川 疾風:「俺は何も、”許してほしい”とか”償いたい”とか考えながらここに居る訳じゃない」
鬼怒川 疾風:「明日を、楽しく生きるためだ」
”朱厭”リァオ:「組織から逃げ隠れして、頭のイカれた逃亡犯と思われて」
”朱厭”リァオ:「それの何が楽しいんです?」
”朱厭”リァオ:「あんたの言うてること、めちゃくちゃや」
鬼怒川 疾風:「…」空を指さす
鬼怒川 疾風:「月がある」
鬼怒川 疾風:「星がある」
鬼怒川 疾風:「夜に隠れた太陽がある」
鬼怒川 疾風:街を指さす
鬼怒川 疾風:「人がいる。色んな奴らが」
鬼怒川 疾風:「建物がある。綺麗なものから汚いものまで」
鬼怒川 疾風:両手を広げる
鬼怒川 疾風:「海がある。自然がある。まだ見たことのない景色がある」
鬼怒川 疾風:「世界はこんなにも、色々なものであふれてる」
”朱厭”リァオ:「せやけどあんたは1人や」
鬼怒川 疾風:「いいや」
鬼怒川 疾風:「二人だ。俺達は」
鬼怒川 疾風:その声が、届いていないとしても
鬼怒川 疾風:彼女の声が、届かないとしても
鬼怒川 疾風:「好きな人の為に生きている。それだけで、こんなにも世界は美しい」
”朱厭”リァオ:「……」
鬼怒川 疾風:「っつーことだ。リァオ君」
”朱厭”リァオ:感情の見えない薄笑みが、初めてほつれる
鬼怒川 疾風:「俺は、愛に生きて、愛に死ぬ」
”朱厭”リァオ:一瞬のうちに浮かぶのは、理解不能な存在に対する嫌悪の表情
鬼怒川 疾風:「その為に捧げた…人生だ」口を開ける
”朱厭”リァオ:「……イカれが」
鬼怒川 疾風:”何か”を体内に取り込む
”朱厭”リァオ:それだけ吐き出して、剣と盾を構える
鬼怒川 疾風:それは、鬼怒川の身体に…経めいた紋様を刻み
鬼怒川 疾風:彼の全身を黒く、ドブのような色で覆っていく
鬼怒川 疾風:「さあ…」
鬼怒川 疾風:「一緒に逝こうぜ、『火垂』」
鬼怒川 疾風:無数の黒腕が、リァオめがけて襲い掛かる
”朱厭”リァオ:「ち!」
”朱厭”リァオ:ドシュッバシュッ!!
鬼怒川 疾風:霧散。霧散。霧散
”朱厭”リァオ:全身の刃が正確な動きで腕を刈り取っていく!
鬼怒川 疾風:しかし、無くなる訳ではない
鬼怒川 疾風:撒き散らされたその霊子は
鬼怒川 疾風:リァオの周囲に纏わりつき…原初の感情、『恐怖』によって
鬼怒川 疾風:リァオの魂そのものを震わせる
”朱厭”リァオ:「……!」
”朱厭”リァオ:長らく奪う側に立ち、忘れかけていた感覚
”朱厭”リァオ:絶対的な……恐怖!
鬼怒川 疾風:「は  はは!!!」
鬼怒川 疾風:一瞬の硬直、それを見計らい
鬼怒川 疾風:最早漆黒に染まった呪装を振るう
鬼怒川 疾風:「っ  ら ぁ!!」
”朱厭”リァオ:「がっ……は!」
”朱厭”リァオ:初めてのクリーンヒットが入る。
”朱厭”リァオ:血反吐を吐き、転がるが体勢を立て直す
鬼怒川 疾風:追撃。手は緩めない
”朱厭”リァオ:ギィン!!
鬼怒川 疾風:「…‥チッ!」
”朱厭”リァオ:棍棒と乾隆剣が鍔迫あう
”朱厭”リァオ:「三廻部……嚴代……!!」
”朱厭”リァオ:『恐怖』によって引き剥がされたその仮面の下は
”朱厭”リァオ:深い怒りに染まっている
鬼怒川 疾風:「なんだぁ!?名前気に入ってくれたのかよ!!なぁ!!」
鬼怒川 疾風:「あの世でもう一回聞かせてくれや!!」
GM:そのまま手番は日向くんへ!
GM:行動値6!どうぞ!
日向 京介:マイナー、暴走を解除
日向 京介:メジャーで<コンセントレイト:オルクス>+<ダンシングシミター> コンボ:鏡影舞踏
日向 京介:放心込みでダイス9,固定値7。 何もなければ判定!
”朱厭”リァオ:どぞ!
日向 京介:9DX+7+0@7 鏡影舞踏(侵食上昇6)
DoubleCross : (9R10+7+0[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,7,9,10]+10[8,9,9]+4[1,1,4]+7 → 31

”朱厭”リァオ:回るなあ!
”朱厭”リァオ:ガード!
日向 京介:ダメージ!
日向 京介:4d10+3d10+42 (侵食100)
DoubleCross : (4D10+3D10+42) → 21[6,1,8,6]+18[5,10,3]+42 → 81

日向 京介:装甲ガード有効!
”朱厭”リァオ:絶大火力!
”朱厭”リァオ:倒れます!
”朱厭”リァオ:そして蘇生復活
日向 京介:ええいしぶとい!
ステラ:しぶとい!
”朱厭”リァオ:HP1で食いしばり
GM:演出どうぞ!
日向 京介:自身の状況を確認する。 ダメージは大きい。もはや有効な打撃は放てそうにない。
日向 京介:──白兵戦を放棄。 自身の能力に集中する。
日向 京介:「本当の奥の手を、見せてやる」
日向 京介:先の打撃でリァオにまとわせた因子を介して、存在確率制御を起動。
日向 京介:レネゲイドの抵抗を出力で無理やりねじ伏せ、リァオの肉体の存在確率を「上昇させる」。
”朱厭”リァオ:「!?」
日向 京介:100%を超え、ありえない存在確率へと無理矢理に引き上げられた肉体を
日向 京介:自己矛盾によって、崩壊させる
日向 京介:「グッ……おぉぉぉぉぉ!」
”朱厭”リァオ:「なっ」
”朱厭”リァオ:ばづん!!
”朱厭”リァオ:増幅する紅い刃が肉体をも取り込み
”朱厭”リァオ:その圧力によって自ら砕け散る!
日向 京介:限界を超えた能力発揮、その莫大な負荷による激痛に耐えながら
”朱厭”リァオ:「ぐあああああッ!」
日向 京介:倒すべき「敵」へと、力を注ぎ込み続ける
日向 京介:「吹っ……飛べぇ!」
”朱厭”リァオ:バキン!!
”朱厭”リァオ:「はぁ……はぁああっ」
”朱厭”リァオ:左半身の殆どを抉り飛ばされながら
”朱厭”リァオ:鬼怒川から離れ、飛び退く。
日向 京介:「つっ……はぁ」
”朱厭”リァオ:「くっく……はは」
”朱厭”リァオ:「凌いだで、死ねや!ガキ!」
GM:そして行動値3
GM:ステラさんの手番!
ステラ:マイナーなし!
日向 京介:日向 京介の侵蝕を+6した(侵蝕:138->144)
ステラ:メインで【コンボ:流星ダンスフロア】Cオルクス + ディストーション。ショットガンで攻撃。
ステラ:リァオさんに
ステラ:10dx7-1
DoubleCross : (10R10-1[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,7,9,10]+10[1,2,10]+6[6]-1 → 25

”朱厭”リァオ:回避!
”朱厭”リァオ:後乗せありませんか!
ステラ:ん~~~怖いので妖精の手!
ステラ:ステラの侵蝕を+4した(侵蝕:116->120)
ステラ:1dx+29
DoubleCross : (1R10+29[10]) → 2[2]+29 → 31

ステラ:うん。
ステラ:反応どうぞ!
”朱厭”リァオ:回避!
”朱厭”リァオ:あ、違う
”朱厭”リァオ:依然ガード!そこに
”朱厭”リァオ:ピンポイントガードと電磁障壁をつぎ込む!
”朱厭”リァオ:30+4d10
DoubleCross : (30+4D10) → 30+14[3,1,7,3] → 44

”朱厭”リァオ:出目は振るわず!ダメージを!
ステラ:ぎゃぁー!
日向 京介:すいません、ちょっとお待ちを
日向 京介:失礼しました、そのままどうぞ
ステラ:ではダメージ
ステラ:4d10+7+12
DoubleCross : (4D10+7+12) → 16[1,5,7,3]+7+12 → 35

”朱厭”リァオ:ガードによって弾く!
ステラ:カァン、カァン、カァンと。
ステラ:射撃、排莢、装填。
ステラ:飛び退く相手に牽制するように跳弾を増やしていく。
”朱厭”リァオ:「うるぁああ!!」
”朱厭”リァオ:ギィンギィンギイン!!
”朱厭”リァオ:その尽くを弾き落としていく
ステラ:片手で射撃し、もう片手で装填、増やしたそばから流星は撃ち落とされる。
ステラ:『一丁』のショットガンの連続射撃。
ステラ:「………ええい、しぶとい人ですね!」
”朱厭”リァオ:「ハッ」
ステラ:出しかけた舌打ちを我慢して、代わりに悪態をつく。
”朱厭”リァオ:「誘いをかけたんは嬢ちゃんやろ!」
”朱厭”リァオ:「最後まで付き合ってもらうで、お遊戯会!」
ステラ:「まったく」
ステラ:「ノリが良いのも考えものです!」
ステラ:ステラの侵蝕を+4した(侵蝕:120->124)
”朱厭”リァオ:もはや満身創痍、浮かべていた余裕の笑みはなく
”朱厭”リァオ:牙むく獣じみた表情を見せる
GM:ではクリンナップ
GM:PCの放心が解除され
GM:セットアップへ!
GM:エネミーはなし!
日向 京介:私はなし
ステラ:《タブレット+多重生成+活性の霧》 ラウンド中、対象の攻撃力を+12。ドッジD-2個。拒否可能。PC全員。
ステラ:ステラの侵蝕を+8した(侵蝕:124->132)
鬼怒川 疾風:《狂騒の旋律》対象は私以外のPC
日向 京介:受けます
鬼怒川 疾風:鬼怒川 疾風の侵蝕を+6した(侵蝕:129->135)
ステラ:受けます。
GM:では行動値11
GM:エネミーの手番から
”朱厭”リァオ:マイナーなし、メジャーでコンセ+スタンボルト
”朱厭”リァオ:HP不足により範囲化は使えない!
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:ステラさんに攻撃!
ステラ:ッダオラー!
”朱厭”リァオ:9dx7+7
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,7,7,8]+10[2,6,7]+2[2]+7 → 29

ステラ:暴走リア不。
鬼怒川 疾風:メジャー放棄カバー
”朱厭”リァオ:3d10+9
DoubleCross : (3D10+9) → 17[6,8,3]+9 → 26

”朱厭”リァオ:諸々有効!
鬼怒川 疾風:死!そのまま倒れます
”朱厭”リァオ:バキッ バキバキバキバキッ
”朱厭”リァオ:バヂヂヂヂヂヂッ
”朱厭”リァオ:片腕の剣が血を集め
”朱厭”リァオ:紅く禍々しい光を放ち、電流火花を纏う大剣へと姿を変えていく
”朱厭”リァオ:「オラァッ!!」
ステラ:「ーーー!」
”朱厭”リァオ:ビシャアアアアッ!!
ステラ:ショットガンを構えたまま、その攻撃を見る。
”朱厭”リァオ:落雷のような振り下ろし!
鬼怒川 疾風:……その雷が穿ったのは、ステラではなく
ステラ:回避へ回す体力はない。せめて一矢報いてやろうと、その落雷を受け入れる心構えをして、
ステラ:その光景を見た。
”朱厭”リァオ:「なんや……」
鬼怒川 疾風:イかれた大人、鬼怒川疾風
”朱厭”リァオ:「つまらん死に方するなぁ」
日向 京介:「鬼怒川っ……!」
”朱厭”リァオ:「三廻部サン」
ステラ:「…………!」
鬼怒川 疾風:「……それを決めるのは、お前じゃねぇっつったろ」
”朱厭”リァオ:刃は深々と肩口に切り込み
”朱厭”リァオ:ジジジジジッ!!
”朱厭”リァオ:電流が体内を焼く
”朱厭”リァオ:「決めるも何も」
”朱厭”リァオ:「誰が見てもアンタの負けや」
鬼怒川 疾風:血のように噴き出る、大量の黒霧が周囲に満ちる
”朱厭”リァオ:「情に絆されたか……こんなガキども連れてこなんだら」
”朱厭”リァオ:「多少は長生きできたかもしれへんで」
鬼怒川 疾風:「ははっ…残念ながら、これは俺とお前の勝負じゃない」
ステラ:焼ける音と、臭い。
ステラ:『慣れた』それを、感じる。
鬼怒川 疾風:「こいつらをここに連れてきた、それこそが俺達の勝ち筋だ」
鬼怒川 疾風:…手を、空中に翳す
ステラ:「……………鬼怒川、さん」
鬼怒川 疾風:黒い霧が、日向とステラの周囲を包み
鬼怒川 疾風:そのレネゲイドを、励起させる
鬼怒川 疾風:それは、リァオにとっての”呪い(のろい)”
鬼怒川 疾風:彼らにとっての”呪い(まじない)”
鬼怒川 疾風:「…決めてこい。若い頃の苦労は買ってでもするもんだ」
”朱厭”リァオ:「……減らず口を」
”朱厭”リァオ:ドカッ!!
鬼怒川 疾風:ニカッと笑って、倒れる
”朱厭”リァオ:鬼怒川を蹴倒し、刃を引き抜く
日向 京介:「鬼怒川」
日向 京介:「勝つぞ、一緒に」
GM:手番は日向くんへ
GM:行動値6のメインプロセスどうぞ!
日向 京介:待機。ステラさんに回します
GM:ではステラさんどうぞ!
ステラ:では手番。
ステラ:マイナーで暴走解除。
ステラ:メジャーで【コンボ:流星ダンスフロア】Cオルクス + ディストーション。ショットガンで攻撃。
ステラ:判定!
”朱厭”リァオ:どぞ!
ステラ:13dx7-1
DoubleCross : (13R10-1[7]) → 10[1,1,3,3,5,6,7,7,7,7,8,9,9]+10[1,1,2,5,5,7,7]+10[4,9]+5[5]-1 → 34

ステラ:リアクションどうぞ
”朱厭”リァオ:ガード!スタンシールド!
”朱厭”リァオ:ダメージを12点カウンター!
ステラ:じゃあ先こちらもダメージを。
ステラ:4d10+7+12+18
DoubleCross : (4D10+7+12+18) → 23[8,2,6,7]+7+12+18 → 60

”朱厭”リァオ:カモン!
”朱厭”リァオ:そのダメージは……
”朱厭”リァオ:通ります!HPが0に!
”朱厭”リァオ:刺し違えて倒れる!
ステラ:こちらも復活せずに倒れる!
”朱厭”リァオ:ステラさんの復帰は!
ステラ:演出!
”朱厭”リァオ:どぞ!
ステラ:周りの黒い霧。そして倒れた男の人。
ステラ:ステラ。流れ星を名前とする少女は、その"願い"を受け取る。
ステラ:「………………」
ステラ:「ふぅ」
ステラ:カラン、と。
ステラ:手に持ったショットガンを放り捨てる。
ステラ:既に弾丸はなく、飛び回る流星もなく。
ステラ:巻かれた星の光も淡く少なくなっている。
ステラ:まるで降参するようなそんな動作。
ステラ:だから、
ステラ:そろそろ貴方は気付くだろう。
ステラ:先程まで、目の前の従者服の少女は2丁の銃を振り回していたと。
ステラ:「………………………」
”朱厭”リァオ:「ひとつ……どこに……」
”朱厭”リァオ:「!」
”朱厭”リァオ:「まさかッ!」
ステラ:無手の右手。親指と人指を広げた、指でっぽうを向ける。
ステラ:貴方の頭上に。
ステラ:ステラの操るレネゲイドの特性は、固定化と散布。そして強化。
ステラ:本来の使い方は跳弾ではなく。
ステラ:『武器』そのものを強化する
ステラ:「お気づきになりましたか?」
ステラ:リァオの頭上。そこに、星の光を湛えた銃がある。
ステラ:その光は夜だというのに、街灯のない道を照らす一等星の光。
ステラ:込められたレネゲイドは、流れ星の比ではなく。
ステラ:「では、」
ステラ:指鉄砲をリァオに向けて。
ステラ:「良い夢を」
”朱厭”リァオ:「ッ!」
ステラ:星の光が、柱となって降り注ぐ。
”朱厭”リァオ:光が放たれるよりも、一瞬だけ早く
”朱厭”リァオ:ドカッ!!
ステラ:その視界を白に塗りつぶす。
”朱厭”リァオ:投擲された両刃剣は、深々と
”朱厭”リァオ:ステラの胸に突き刺さっている
ステラ:「─────────」
ステラ:けふっ、と。
”朱厭”リァオ:「うおおおおおあっ!!」
ステラ:小さく息を吐きながら。
”朱厭”リァオ:「ぐ は」
”朱厭”リァオ:光に焼かれ、そのまま倒れ伏す
ステラ:ダラダラと流血は星の粒子へと変貌しないまま。
ステラ:数秒の降り注ぎを確認した後にようやく、安心したように笑って。
ステラ:「………………では、ごきげんよう」
ステラ:糸が切れたように倒れた。
ステラ:ステラの侵蝕を+4した(侵蝕:132->136)
GM:クライマックス戦闘終了。
GM:??君たちの勝利だ。
GM:---
GM:ドキドキ!!
GM:バックトラーーーック!!
GM:Eロイスなどない!
鬼怒川 疾風:本当にドキドキする
日向 京介:マジすか
GM:素振りに全てを託せ!!
日向 京介:当然の二倍振り
ステラ:死ィー!!
ステラ:2倍ぶり!
日向 京介:144-10d10
DoubleCross : (144-10D10) → 144-70[7,9,9,9,3,8,10,3,9,3] → 74

鬼怒川 疾風:うおおおおダイス神!オラに力を!!!
日向 京介:一つ!
鬼怒川 疾風:2倍ぶりじゃーい!!!!
ステラ:136-8d10
DoubleCross : (136-8D10) → 136-46[9,9,6,6,5,2,7,2] → 90

日向 京介:2つ!
ステラ:ッシャー!!!
鬼怒川 疾風:135-6d10
DoubleCross : (135-6D10) → 135-38[9,3,9,7,9,1] → 97

ステラ:こっわ
日向 京介:3つ!猪鹿蝶!
鬼怒川 疾風:(コロンビア)
GM:全員……生き延びた!!
GM:見事!!
GM:これにて完全勝利!!
日向 京介:死ぬかと思った!
ステラ:怖いよー!!
GM:経験点はいつもの5点+シナリオ10点持ってきな!
GM:全員18点だ!おめでとう!!
日向 京介:18点いただきます!
鬼怒川 疾風:初実装で帰らぬ人になるかと思ったよ
日向 京介:いやほんとに
鬼怒川 疾風:いただく!
ステラ:こちらも初実装でそのまま消えるかと
ステラ:所詮私は流れ星。
日向 京介:ジェットマンするところだった
ステラ:堕ちる定め…

エンディング1

GM:ではEDに参りましょう
GM:まずはクライマックス直後の合同EDから
GM:立っているのは日向くんだけなので
GM:日向くんのみが登場できます
GM:よろしいですか?
日向 京介:はーい
GM:では
GM:---
GM:第13地区・並木通り
GM:---
GM:じじじじ。
GM:ばち、ばち。
GM:不連続に瞬く白色灯の下
GM:君は辺りを見渡す。
GM:倒れているのは4人。
GM:鬼怒川、ステラ、喜多見。そしてリァオ。
GM:道路のブロックは砕け、辺りの木々は折れて焦げ付き
GM:壮絶な死闘の爪痕を残している。
日向 京介:「……」
日向 京介:油断なく様子を伺う。立ち上がる様子は、ない
日向 京介:……倒した
日向 京介:「……ゲホッ」
日向 京介:吐血する。能力を限界まで行使して、反動で全身がボロボロだ
日向 京介:「ステラ……鬼怒川」
GM:そう呼びかけた時
GM:ぱち。
GM:ぱり ぱり。
GM:足元から微かに音がする。
日向 京介:「……!」
GM:その音は地面を伝わり
GM:君の背後へと流れていく
”朱厭”リァオ:じじ
”朱厭”リァオ:じじじじじじじじじじじじ
”朱厭”リァオ:バチン!!
”朱厭”リァオ:血溜まりに落雷のような電流が走り??
”朱厭”リァオ:《不死不滅》を起動
”朱厭”リァオ:ずるりと、その体を起こす。
日向 京介:「てめえ……!」
”朱厭”リァオ:「……」
”朱厭”リァオ:闇の中、体温を感じない瞳が君を見ている
”朱厭”リァオ:「……げほっ、がほっ」
”朱厭”リァオ:「やめときや」
日向 京介:構える。だが、戦えるのか。倒れた3人を庇いながら?
”朱厭”リァオ:「限界やろ、それに」
”朱厭”リァオ:「そっちの3人、次こそ死んでまうで」
日向 京介:「………………」
”朱厭”リァオ:「……俺も限界や」
”朱厭”リァオ:「引き上げる」
”朱厭”リァオ:「がほっ!!」
”朱厭”リァオ:「クソ……やってられんわ」
”朱厭”リァオ:おびただしい血を吐いて、口元を袖で拭い
”朱厭”リァオ:踵を返す
日向 京介:「……こっちも、ここは引いてやる」
”朱厭”リァオ:「ハ」
日向 京介:「だが、覚えておけ」
”朱厭”リァオ:「よう言うわ、最後まで」
日向 京介:「次も、僕たちが勝つ」
”朱厭”リァオ:「……」
”朱厭”リァオ:「分かっとらんわ」
”朱厭”リァオ:「ほんまもんの恐怖っちゅうんを、分かってない」
”朱厭”リァオ:「俺は仕事熱心な方じゃない」
”朱厭”リァオ:「それでもこの仕事は投げられへんかったんや」
”朱厭”リァオ:「なんでか分かるか?」
日向 京介:「……」
”朱厭”リァオ:「その女」
”朱厭”リァオ:「喜多見和歌子は、お気に入りのおもちゃや」
”朱厭”リァオ:「うちのボスのな」
日向 京介:「……セルリーダー、か」
”朱厭”リァオ:「あいつの前に、なんの成果も出さんこととと……ガハッ」
”朱厭”リァオ:「比べたら……」
”朱厭”リァオ:「5回や6回死ぬくらい、ままごとや」
”朱厭”リァオ:「ただ目の前にしてるだけでも、生きてるのが嫌になるくらいにおぞましい」
”朱厭”リァオ:「そんな人間を、見たことないやろ」
日向 京介:「お前は」
”朱厭”リァオ:「おるんやで、そいつは、この街に」
日向 京介:「そいつに、折られたのか」
”朱厭”リァオ:「……」
”朱厭”リァオ:ふ、と笑う。答えはない。
”朱厭”リァオ:「お前は戦えるか?」
”朱厭”リァオ:「本物の恐怖を前にして。他人のために戦えるか?」
日向 京介:「……他人の為じゃない。僕はいつだって、自分の為だ」
日向 京介:「ただの、自己満足だ。それでも」
日向 京介:「優しいやつが、当たり前のように、幸せに生きていける」
日向 京介:「そんな、当たり前の等価交換を、邪魔するのなら」
日向 京介:「誰であろうと僕が……僕たちが、叩き潰す」
”朱厭”リァオ:「ハ」
”朱厭”リァオ:「せいぜいやってみいや」
”朱厭”リァオ:脚をひきずり闇に消えていく
日向 京介:「やってやるさ」
”朱厭”リァオ:「じゃあな、天才クン」
GM:ばちり。
GM:白色灯に火花が弾け
GM:闇と静寂が戻る。
日向 京介:「……じゃあな、理不尽に折れたクソガキ」
GM:---

エンディング2

GM:ではEDに入ります
GM:まずは日向くん!
日向 京介:はい!
GM:---
GM:第4地区・病院
GM:---
GM:事件から数日後。
GM:喜多見和歌子はUGN傘下の病院へと搬送され
GM:治療と保護を受けている。
GM:放課後、君は時間を取って彼女のお見舞いに来たのだった。
喜多見和歌子:「あ、日向くん」
日向 京介:「よ、喜多見。調子はどうだ?」
喜多見和歌子:「来てくれたんだ!嬉しい」
喜多見和歌子:「ん、全然元気だよ。病室が退屈なくらい」
喜多見和歌子:「だからこうやってお見舞いに来てくれる人を迎えるのが楽しみなの」
喜多見和歌子:「座って座って!」
日向 京介:「む、ありがとう」
喜多見和歌子:「入院費用だってUGN?の人が持ってくれるんだってさ」
日向 京介:椅子に座り、手提げ袋を机に置く。
喜多見和歌子:「私としてはそれが1番ありがたいかなー」
喜多見和歌子:「おや、手土産ですかな」
日向 京介:「そうなのか。不幸中の幸いというか、そっちで悩まずにすむなら良かった」
日向 京介:「ん?ああ」
喜多見和歌子:「苦しゅうない苦しゅうない」
喜多見和歌子:「殿に見せてみよ」
日向 京介:「何キャラだ、全く」
日向 京介:苦笑しながら袋の中身を机に並べる。
日向 京介:ダークチェリーパイ。胡桃レーズンパン。サンドイッチ。などなど。
喜多見和歌子:「わー!」
喜多見和歌子:「これって例のパン屋さんの?」
日向 京介:「ああ。まだ暫くかかりそうだしな」
喜多見和歌子:「だね、まだお店には顔出せないから」
日向 京介:「とりあえず適当に見繕って持ってきた。お代は取らんから、安心して食え」
喜多見和歌子:「今日はお試しってことで」
喜多見和歌子:「やったー!入院バンザイだね」
日向 京介:「無料トライアル版だ。が、味は変わらんぞ」
日向 京介:「あのなあ……」
喜多見和歌子:ニコニコとしながらダークチェリーパイを手に取り
喜多見和歌子:ひとかじり。
喜多見和歌子:「!」
喜多見和歌子:「これ美味し~!」
日向 京介:「ふっふっふ、だろうだろう」
喜多見和歌子:「めっちゃサクサクしてて中しっとり!バターがいいのかな?」
喜多見和歌子:「チェリーも舌触りなめらかで……流石ダークだね、うん」
日向 京介:「水とか熱とか、色々気遣ってるとは聞いてる。 流石に僕は作る側には回ってないけどな」
喜多見和歌子:「へー」
喜多見和歌子:「いっつもパン屋さんの話してるから」
喜多見和歌子:「将来は日向くんもパン屋さんになるのかと思ってたよ」
日向 京介:「それは……」
日向 京介:少し、口ごもる。
日向 京介:「……世話にはなっているが、僕にはやることもあるしな」
日向 京介:「やるべきことがなくなったら、考えるところだが」
喜多見和歌子:「天才はご多忙なんだねえ」
喜多見和歌子:「でもさ、そのうち日向くんがパン焼くことになったら」
喜多見和歌子:「それも食べたいな?」
喜多見和歌子:「料理の方も天才なのか、私が見てあげる!」
日向 京介:「ふっ、当然だ。 まあそのためにも、早く元気になれよ」
喜多見和歌子:「……だね」
日向 京介:「……それと、まあ。色んな人から言われてるだろうが」
喜多見和歌子:窓の外に視線を移して
日向 京介:「一人で抱え込んで、無理しても、できることはたかが知れてる」
日向 京介:「今度から、困ったときはもう少し周りを頼れ」
喜多見和歌子:「そういうのも、覚悟の上だったんだけど」
喜多見和歌子:苦笑して
喜多見和歌子:「流石に想像つかないよ」
喜多見和歌子:「私が怪物になって、家族の事……」
喜多見和歌子:口ごもり
喜多見和歌子:「止めてくれてありがとう、日向くん」
日向 京介:「……ああ」
喜多見和歌子:「日向くんたちの声、聞こえたよ」
喜多見和歌子:「自分を見失うなって」
喜多見和歌子:「……だから、戻ってこれたんだと思う」
喜多見和歌子:「一生の恩人だね」
日向 京介:「借りだと思うなら、さっさと元気になって家族を安心させてやれ」
日向 京介:「で、皆で食べに来いよ、ウチに。 それでチャラだ」
喜多見和歌子:「あはは、オッケー」
喜多見和歌子:「クーポン券握りしめて食べに行くよ」
日向 京介:「うむ。ご家族の固定客得られれば、僕としても店長に胸を晴れるからな」
喜多見和歌子:「……ところで、さ」
喜多見和歌子:少し、上ずったように声のトーンが変わる
日向 京介:「客を呼ぶのも天才の自分が恐ろしい……ん、なんだ?」
喜多見和歌子:「日向くんは、好きな人とか……いるの?」
日向 京介:「………………」
日向 京介:「少し前……お前を探しているときも」
日向 京介:「同じことを、聞かれたな」
喜多見和歌子:「私は……その、いるんだ」
喜多見和歌子:「いるというか、出来たんだけど」
日向 京介:「……そうか」
喜多見和歌子:頬を桜色に染めて、まっすぐ君の事を見つめている
喜多見和歌子:ベッドから身を乗り出す
喜多見和歌子:「ねえ、日向くん」
日向 京介:「……なんだ」
喜多見和歌子:がしっとその肩を掴んで
喜多見和歌子:「……」
喜多見和歌子:「あの前髪が目で隠れてる人!!」
喜多見和歌子:「誰!!!!???」
日向 京介:「……ああ」
喜多見和歌子:キラキラした視線
喜多見和歌子:「学校の人じゃないよね……一体どこの何者!?」
日向 京介:「あいつは……ううん、どこまで話していいか」
喜多見和歌子:「話してよぉ~~!」
喜多見和歌子:「あの人だって恩人だし!それに何より」
喜多見和歌子:「す、好きになっちゃったかも」
喜多見和歌子:「しれないから……!」
日向 京介:「個人情報にも関わるしなあ……とりあえず、険しい道だとは言っておく」
喜多見和歌子:「そっかあ」
喜多見和歌子:「でもま、くじけたりしないよ」
喜多見和歌子:「せっかく日向くんたちに助けてもらった命だから」
喜多見和歌子:「存分に青春を謳歌してやるつもり」
喜多見和歌子:にこっと笑う
日向 京介:「お前らしいな」
日向 京介:「……喜多見」
喜多見和歌子:「ん?何?」
喜多見和歌子:ぱくぱくパンを食べている。遠慮なく。
日向 京介:「生きてるのって、楽しいことだよな」
喜多見和歌子:「そうだねえ」
喜多見和歌子:「パンは美味しいし」
喜多見和歌子:「恋は始まりそうだし」
喜多見和歌子:「ほら、見て」
喜多見和歌子:窓の外を指す
喜多見和歌子:「夕日も綺麗だ」
日向 京介:「……ははっ。そっか」
日向 京介:「ああ。そうだよな……なら、良いんだ」
喜多見和歌子:「日向くんは、楽しい?」
日向 京介:「楽しいよ」
日向 京介:ままならないことは山程ある。
日向 京介:生きることは理不尽の連続で、どうしようもない悲劇はなくならない。
日向 京介:それでも、
日向 京介:「生きるのは、楽しい」
GM:---
GM:ED終了!

エンディング3

GM:そして立て続けに
GM:ED2に参ります!
GM:日向くんとステラサン!
GM:よろしいですか!
日向 京介:はい!
ステラ:ハイ!
GM:では
GM:---
GM:第4地区・病院
GM:ロビー
GM:---
GM:喜多見和歌子と話し込んで、日も暮れかけた頃
GM:ロビーから帰路につこうとした君は
GM:果物籠を提げた、見知った顔に出会う。
日向 京介:「む?」
ステラ:「あら」
ステラ:「御主人様……は満期終了でしたね、日向さん」
日向 京介:「絶対人居るところで間違えて呼ぶなよ、それ……!」
ステラ:「ふふ、気をつけます」
日向 京介:「奇遇だな、お前もお見舞いか。傷はもう良いのか?」
ステラ:「一つは結構かかりましたが、おかげさまで滞りなく」
ステラ:手傷を受けた場所、胸元を擦るようにする。
ステラ:「日向さんもお見舞い…の帰りですか、入れ違いのようですね」
日向 京介:「ああ、大分元気そうだったよ……心配させまいと無理してなきゃ、だけど」
ステラ:「あぁ、そういった見方もありますか」
ステラ:「私そういう機微、あまりわからないもので」
ステラ:「無理をなさってるようなら無理矢理にでも休ませなきゃですけどねぇ」
日向 京介:「その辺はお前の主人とも相談かな。 僕の方からも多少は気にかけておくが」
日向 京介:「お前も、そういうこともある、ってことは覚えておいてくれ」
ステラ:「えぇ、覚えておきましょう。ありがとうございます」
ステラ:「ところで、」
日向 京介:「ん?」
ステラ:「日向様もお加減いかがですか?」
ステラ:「あの時最後まで立ってらっしゃったというか、最後まで無理をなさったと思いますが」
日向 京介:「ふん、心配はいらんさ。なにせ天才だからな!」
日向 京介:いつものように胸を張り、
日向 京介:「~~~っ!」
日向 京介:痛みに顔をしかめる。
ステラ:「……本当に大丈夫ですか?」
ステラ:言いながら、ちょっと周りを気にして。
ステラ:一歩近寄る。
日向 京介:「僕が大丈夫って言ったら、大丈夫なんだよ」
ステラ:「そうですか……では」
ステラ:ぽう、と人差し指にかすかな星光。
ステラ:その光を分け与えるように、胸元をちょんとおす。
ステラ:「気休め程度ですが」
ステラ:レネゲイドの固定、散布。攻撃に用いれば威力を高め、人体の治癒能力も後押しする。
ステラ:こちらからのボディタッチについてはあまり気にしていない。
日向 京介:「なっ、お前……!」
日向 京介:慌てて周囲を見回す。 ……見られては、いないはずだ。多分。
ステラ:「……なにか?」
日向 京介:「感謝はするけど、気をつけろよ。一般人に見られたら色々大変だ」
ステラ:「目の錯覚程度に抑えたつもりですが……軽はずみでしたかね」
ステラ:嵩の厚い衣服なので上手く隠せるかなと思っていた。
日向 京介:「ん、まあ……楽にはなった。ありがとう」
ステラ:「いえ。これぐらいでしたら、いつでも」
日向 京介:「……正直言うとな」
ステラ:「はい」
日向 京介:「まだ身体中痛いし、歩くのも辛い」
ステラ:「おや」
ステラ:「いけませんよ、ご無理は」
日向 京介:「分かってるよ。無理はしない」
日向 京介:「ただ、見栄は張っていたいんだ」
ステラ:「見栄、ですか」
ステラ:「それは体の痛みより優先するものなので?」
日向 京介:「僕にとっては、そうだ」
日向 京介:「僕は天才だ。僕は強い。どんな障害も乗り越えられる」
日向 京介:「……そう思ってないと、やってられなくてな」
日向 京介:「自分で選んだことではあるんだが……たまに、疲れる」
日向 京介:「……すまない、つまらん話を聞かせたな」
日向 京介:「忘れてくれ」
ステラ:「いえ」
ステラ:「いえいえ、いえ」
ステラ:「話してくれてありがとうございます」
ステラ:「私、そういうことは言っていただけないとわかりませんので、えぇ」
ステラ:「それに、疲れて弱音を吐くくらい、良いと思いますよ」
ステラ:「私は既にきちんと、障害を乗り越える所を見せていただきましたから」
ステラ:「多少の姿では打ち消せませんので」
日向 京介:「そっか」
日向 京介:「ありがとう。 少し、気が晴れた」
日向 京介:「……疲れて弱音を、か」
ステラ:「それはなにより。一時とは言え、主と仕えた方のお役に立てるのなら」
ステラ:「もう一つ言っておきますと」
ステラ:「そういう弱音を吐きたい時は、恋人を作ると良いと聞きますよ」
ステラ:「本で読みました」
ステラ:怪我が治るまでの間、仕事を止められていたので読みふけっていた。
ステラ:なにせ本場の日本なので。
日向 京介:「本かあ」
日向 京介:「まあ、ちょっとずつ覚えていけよ。人生、長いからな」
ステラ:「えぇ」
日向 京介:「鬼怒川の奴は」
日向 京介:「弱音、吐けるのかな」
ステラ:「………どうでしょうね」
ステラ:「大人ならなんとかするようにも思いますが」
ステラ:「大人の人は更に無理をするような気もします」
日向 京介:「あいつは後者っぽい気がするなあ、僕は」
日向 京介:「人生は楽しい。そう思うのは、良いことだと思うけど」
日向 京介:「そう思い続けるしかないっていうのも……辛い事なんじゃないかって」
日向 京介:「……勝手にそう思った。 本人がどうなのかは、分からないけど」
ステラ:「そうですねぇ」
ステラ:「愛しい人は直ぐ側にいたとしても、弱音が吐けないこともあるんでしたね」
ステラ:「ただ、まぁ。長く生きているのなら、うまく折り合いもつけれるのでしょうか」
ステラ:「鬼怒川さんがどうかは知りませんが、旦那様などは常日頃から楽しそうですし」
GM:そこで
GM:ステラさんの懐の携帯がぴりりと鳴ります
GM:噂をすれば影、君の主人からだ
ステラ:「おや、失礼」
日向 京介:「む」
ブレック・クロック・ムッシュ:『おお、ステラか』
ステラ:「えぇ、旦那様。ステラです」
ブレック・クロック・ムッシュ:『もう病院にはついた頃だと思うが』
ステラ:「今ちょうど病院に着いています」
ブレック・クロック・ムッシュ:『ひとつ言伝を忘れていてな』
ステラ:「伝言ですか?」
ブレック・クロック・ムッシュ:『うむ、和歌子のことだが』
ステラ:「はい。喜多見さんがなにか」
ブレック・クロック・ムッシュ:『彼女さえ良ければ、今後はうちの専属使用人として雇うつもりでいると』
ブレック・クロック・ムッシュ:『そう伝えてくれ』
ブレック・クロック・ムッシュ:『こういう無茶を若いものにされてはかなわん』
ステラ:「……」
ステラ:「了解いたしました」
ステラ:その報告に顔を綻ばせる。
ブレック・クロック・ムッシュ:『うむ、頼んだぞ』
ステラ:「はいっ。おまかせください」
ブレック・クロック・ムッシュ:『ああ、ところで』
ステラ:「はい?」
ブレック・クロック・ムッシュ:『そこに日向くんはいないかね』
ブレック・クロック・ムッシュ:『気配を感じるのだが』
ステラ:「よくおわかりで。いらっしゃいますよ。代わりますか?」
ステラ:日向さんに目線を向ける。
ブレック・クロック・ムッシュ:『頼む』
ステラ:「日向さん、旦那様からお話があるようです」
ステラ:と端末を差し出す。
日向 京介:「ブレック老か。僕に用事か?」
ブレック・クロック・ムッシュ:『何、用というほどのことでもない』
ブレック・クロック・ムッシュ:『問うことは一つだけ』
ブレック・クロック・ムッシュ:『納得の行く結果だったかね?』
日向 京介:「……ふん」
日向 京介:「まだ全てが片付いたわけじゃない、が」
日向 京介:「気の良い友達が、元気に戻ってきた。僕にはそれで、十分すぎる」
ブレック・クロック・ムッシュ:『それはよかった』
日向 京介:「貴方に感謝を。ありがとうございました」
ブレック・クロック・ムッシュ:『礼はいい、それよりもまたステラや和歌子に会いに来てくれ』
ブレック・クロック・ムッシュ:『もちろん、使用人としての面接も大歓迎だ』
ブレック・クロック・ムッシュ:『衣装はとってあるぞ、わはは』
日向 京介:「勘弁してください」
ブレック・クロック・ムッシュ:『残念』
ブレック・クロック・ムッシュ:『ではさらばだ日向くん』
ブレック・クロック・ムッシュ:通話は切れる。
ステラ:「終わりました?」
日向 京介:「ああ。 なんというか……色々凄いな、お前の主人は」
ステラ:「ふふ、そうでしょう。」
ステラ:心持ち誇らしげに胸を張る。
ステラ:子供のような仕草だ。
ステラ:「そう言えば話し込んでしまいましたか。喜多見さんにも伝言をお伝えしませんと」
日向 京介:「ああ、すまん。時間取らせたな」
ステラ:「いえ。旦那様もこうなるとわかっていたでしょうし」無垢な信頼。
ステラ:「こちらこそお引き止めしてしまいました」
日向 京介:「お前達にも、色々借りができた」
日向 京介:「必要になったら呼べ。いつでもとは言えんが、借りは必ず返す」
日向 京介:「じゃ、またな。二人によろしく」
ステラ:「借りというほどでもありませんが……えぇ、頼りになります」
ステラ:「縁があればまたいずれ」
ステラ:そう言って、相手の横を通ろうとして。
ステラ:「あ、」
日向 京介:「ん?」
ステラ:「そうだ、もう一つ。さっきの話なんですけど」
日向 京介:「さっきの話?」
ステラ:「えぇ、私の読んだ本では『恋人には弱音を漏らしていい』とあったのですが」
ステラ:「さっき弱音を漏らしていただいた私は、恋人候補だったりしますか?」
ステラ:にぱ、と。
ステラ:特に本の知識を自慢するような、邪気のない笑顔。
日向 京介:「いや、それはないかな……」
ステラ:「むむ」
ステラ:その返答にちょっと眉根をよせて
ステラ:「………難しいですねぇ、LOVEというものは」
ステラ:「やはり私には早かったみたいですね!」
ステラ:それも一瞬、また笑うように笑顔を咲かせて。
ステラ:「それでは日向さん、ごきげんよう」
ステラ:果物籠を抱えて、病室へと向かっていく。
日向 京介:「……まったくだ。難しいよな、恋だの愛だの」
日向 京介:「それにしてもよく振られるな、最近。どんな風に見られてんだ僕は……?」
GM:---
GM:ED2終了!
GM:お疲れ様でしたー!

エンディング4

GM:では最後!
GM:鬼怒川さんのEDだ!
GM:アーユーレディ!
鬼怒川 疾風:イェー!!
GM:---
GM:第12地区
GM:鹿島四方幡
GM:---
GM:路地裏に笑い声が響く。
GM:「ギャハハハ!それマジかよ」「マジだって!あのババア慌てて金持ってきてよお」「マジボロい商売だよなぁ~」
GM:三人組の男たちが歩いていく前方から
GM:やってきた浮浪者めいた男が、すれ違いざまにぶつかる。
チンピラ:「いってえな……おいこら!」
チンピラ:「ジジイ何ぶつかってんだよ!ぶっ殺すぞ!」
浮浪者:「……」
浮浪者:ボグッ!!
チンピラ:「ご」
チンピラ:殴りつけられた男の首へし曲がり
チンピラ:ずしゃり、路地に倒れ伏す
チンピラ:「ひっ、な、なんだ!?ごべ!」「うわああ!うぐえ!」
チンピラ:残り2人の男も首根っこを抑えられたまま壁に叩きつけられ
チンピラ:ぶちゃっ!!
チンピラ:……血のシミとなる。
浮浪者:「……」
浮浪者:またフラフラと歩き出す
浮浪者:「……ヒュウ、ガ」
浮浪者:「キョウ、スケ」
浮浪者:「キタミ、ワ、カコ」
浮浪者:「ステラ、トゥ、ウィンク、ル」
浮浪者:ぶつぶつと呟きながら、ひとつの方向に向けてあるき続ける
浮浪者:その目は血走り正気を失っている。明らかなジャームだ。
GM:進行方向、路地の先に
GM:別の影が現れる
鬼怒川 疾風:上下スウェット、安い半纏、目元を隠すように伸びた前髪、無精髭
鬼怒川 疾風:肩に担いだバットケース
鬼怒川 疾風:浮浪者、と言えば浮浪者にしか見えない男
浮浪者:「う?」
鬼怒川 疾風:軽く手を上げて
鬼怒川 疾風:「はぁいご老体。炊き出ししてる所でも探してんのか?」
鬼怒川 疾風:「残念だが…この先に進んでもんなもんはねぇぞ」
浮浪者:「ジャマ、モノハ」
浮浪者:「ハい、ジョ」
浮浪者:「オオォ!」
浮浪者:ギュアッ!片腕をかぎ爪と化して君に迫る!
鬼怒川 疾風:得物は…出さない。ケースごと振るって
鬼怒川 疾風:カウンターを合わせる
鬼怒川 疾風:重要なのは物理的なダメージではない
鬼怒川 疾風:ケースの上からでも漏れ出る…樺亡火垂の呪いそのものだ
鬼怒川 疾風:「…せいぜい苦しんで死んでくれや」
浮浪者:「……ご」
浮浪者:「ば」
浮浪者:目鼻から黒い泥のようなものを噴き出し
浮浪者:倒れ伏しその活動を止めた。
GM:~~♪
GM:そのポケットから携帯の着信音が鳴る
GM:君はそれに出てもいいし、無視してもいい
鬼怒川 疾風:「……」非通知だ
鬼怒川 疾風:普通ならば、無視するところではあるが
鬼怒川 疾風:「……ギャンブル好きなんだよな、俺」
鬼怒川 疾風:通話に応じる
リァオ:『……はぁーあ』
リァオ:『何をまた邪魔してくれてますの、鬼怒川サン』
リァオ:『こっちゃあ失態を取り戻そうと気張ってんのに、萎えるわあ』
鬼怒川 疾風:「おう、そりゃ悪いことしたな。あの爺さんがあんまり殺して欲しそうだったもんだからよ」
鬼怒川 疾風:「で?いつも通りどっかで見てんのか?」
リァオ:『ご想像にお任せします、けど』
リァオ:『アンタがそのつもりでおるんやったら』
リァオ:『先そっちから死んでもらうことにしよか?』
鬼怒川 疾風:「……俺、馬鹿にされたり蔑まれるのは許せるし、興奮もするが」
鬼怒川 疾風:「舐められんのは嫌いなんだよな」
リァオ:『……』
鬼怒川 疾風:「あれ?分からない?お前もそういう奴だと思ったんだけどなぁ…」
リァオ:『後悔すんなや』
鬼怒川 疾風:「今更だろ」
リァオ:『お前がこの街におる限り』
リァオ:『"天籟魔訶"は、いや』
リァオ:『マスターカルラはお前を見逃さんで』
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:「その時は、お前ら全員道ずれに」
鬼怒川 疾風:「最期にゃ笑って死んでやる」
鬼怒川 疾風:「あーーーいい人生だった、つってな」
リァオ:電話越しにため息ひとつ
リァオ:『ホンマにけったいやわ』
リァオ:『くそイカれが』
GM:ぷつり、通話が切れる。
GM:路地に残るは、血の匂い。
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:「参ったな」
鬼怒川 疾風:「勢いで言っちまったけど……よくよく考えたら俺まだ死にたくねぇ……!」
鬼怒川 疾風:「どうしようマイハニー」
火垂:「」
鬼怒川 疾風:自身に取り憑いたそれは、何も答えない
鬼怒川 疾風:あの日…契りを交わした日から、ずっと
鬼怒川 疾風:「俺さあ、まだやりたい事あんだよね」
火垂:「  」
鬼怒川 疾風:「宝くじも当たってないし」
鬼怒川 疾風:「温泉巡りもまだ途中だし」
火垂:「 」
鬼怒川 疾風:「何より」
鬼怒川 疾風:「お前の声をもう一度聞きたい」
火垂:「    」
鬼怒川 疾風:「……振り返ってみりゃ、意外と山…つってさ」
鬼怒川 疾風:「なあ、お前」
鬼怒川 疾風:「今、何合目辺りに居る?」
火垂:「」
鬼怒川 疾風:「もうすぐ山頂か?」
火垂:「   」
鬼怒川 疾風:「まだ麓か?」
火垂:「  」
鬼怒川 疾風:「もし、頂上まで行けたら」
鬼怒川 疾風:「お前はちゃんと成仏出来るか?」
GM:答えはない。
GM:ただ1人話し続ける男がいるだけだ。
鬼怒川 疾風:呪霊が現世に身を縛り付ける要因は、大きく分けて二つ
鬼怒川 疾風:”未練”と”怨み”
鬼怒川 疾風:狭い世界でしか生きれなかった未練と、そんな自分自身の生に対する怨み
鬼怒川 疾風:何が正解か、なんて鬼怒川疾風には分からないし
鬼怒川 疾風:樺亡火垂は何も答えない
鬼怒川 疾風:彼を動かしているのは、十二年前に初恋の少女と交わした…色褪せた約束に他ならない
鬼怒川 疾風:でも
鬼怒川 疾風:「…俺が連れ出すって、決めたから」
鬼怒川 疾風:「……」
鬼怒川 疾風:再び、宛てもなく歩き始める
鬼怒川 疾風:「さぁて」
鬼怒川 疾風:「明日は何する?久しぶりに他の地区にでも行ってみるか?」
GM:答えはない。
GM:沈黙の中、『2人』は
GM:路地を後にする。
GM:---
GM:ED終了!
GM:お疲れ様でしたー!
ステラ:お疲れさまでした~!
鬼怒川 疾風:お疲れ様でした!
日向 京介:お疲れさまでした!