『ヒア・カム・ザ・ニューチャレンジャーズⅡ!』(GM:森田) 本編 / 雑談

登場PC

PC1:境 結良 キャラクターシート
PC2:白波 リアラ キャラクターシート
PC3:虹咲 奏 キャラクターシート
PC4:鹿骨 秋蔵 キャラクターシート
 

INDEX

OP:境結良
OP:虹咲奏&鹿骨秋蔵
OP:白波リアラ
 
合流
ミドル1
ミドル2
ミドル3
 
クライマックス
 
ED1
ED2

プリプレイ

GM:それでは怒涛の新入歓迎ラッシュ!
GM:今回も新たなニューカマー・ネオを加えて
GM:やってまいりましょう大N市
GM:PCの自己紹介から!
GM:番号逆順!PC4は
GM:鹿骨さん!よろしくおねがいします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxeSgmgIM
鹿骨秋蔵:はい!
鹿骨秋蔵:鹿骨秋蔵(ししぼね しゅうぞう)です。
鹿骨秋蔵:60過ぎのおじいちゃん。昔は外交官を務めてましたが、レネゲイド拡散初期に感染して以来はUGNで働くように。
鹿骨秋蔵:穏やかな好々爺で、いつもにこにこしています。お菓子作りが趣味。
鹿骨秋蔵:妻とは数年前に死別していますが、今も愛妻家。
GM:好々爺~~
GM:安心できる要素しかないですね
鹿骨秋蔵:オルクス/ソラリスのクロスブリードで、特に≪動物使い≫と呼ばれる能力を駆使します。
GM:獣と戯れるおじいちゃん…
GM:ムツゴロウさんだ
鹿骨秋蔵:性能的には、装甲無視の攻撃をシナリオ3回だけ撃てます。それ以降何も出来ないのでお願いだから死んでくれ
鹿骨秋蔵:そういう感じです!よろしくお願いします!
GM:オッケイ!では鹿骨さんのハンドアウトはこちら
GM: 
GM:シナリオロイス:虹咲奏
GM:君は古い知人である虹咲聖が更迭され、彼の息子にその役職が譲られたと聞いて
GM:単なる興味か、あるいはエージェントしての情報収集のためか
GM:N市第一支部を訪れる。
GM: 
GM:という感じで
鹿骨秋蔵:あの虹咲くんの息子さんか~
GM:旧知の間柄の息子にあたる人物を訪問する
GM:ベテランらしいセットアップとなっております
GM:質問等あればどうぞ!
鹿骨秋蔵:とりあえずOK!
GM:うし!
GM:では次、PC3はその虹咲さん!
GMhttp://ysui.sakura.ne.jp/DX2016/charaseet/nijisaki/
GM:自己紹介カモン!
虹咲奏:はーい
虹咲奏:大N市ステージにおけるN市第一支部、その支部長を務めている虹咲奏です。
虹咲奏:福利厚生が手厚いと評判でどこでもお茶セットがある支部だぞ
GM:トップバッター!
GM:宣伝もばっちり
虹咲奏:親父に実験体として監禁され
虹咲奏:心が死んでいた時に出会った恋人も
虹咲奏:親父による実験による暴走で、自ら食い殺すという
虹咲奏:ヘヴィな過去をお持ちです。いつも通りですね。
GM:おつらい…
虹咲奏:その起源種移植の後遺症で
虹咲奏:激しすぎる飢餓衝動を持ち、獣のような食事しかできないため
虹咲奏:人前では飲み物しか飲みません。
虹咲奏:その分、香りも味もゆっくり楽しめる飲み物、とくにお茶には凝っていて
虹咲奏:馴染みの紅茶店から商品が消えた時は面白…恐ろしいほど落ち込みました。
虹咲奏:そんな第一支部長!性能はタゲコントロールとデバフ!
虹咲奏:以上よろしくお願いします!
GM:オッケイ!
GM:そんなハードな虹咲支部長のハンドアウトはこちら!
GM: 
GM:シナリオロイス:鹿骨秋蔵
GM:君の率いる第一支部併設の研究所へ、日本支部の研究部門からとあるエージェントが資料を運んでくる。
GM:男の名前は鹿骨秋蔵。君はあらゆる客人にそうするように、彼を出迎え、紅茶を振る舞うが
GM:茶会の最中、地区内でジャームの目撃報告が入る。
GM: 
GM:鹿骨さんの裏ですね
GM:おじいちゃんとお茶会で交友を深めよう!
虹咲奏:丁重にもてなそう
GM:ご質問等は!
虹咲奏:あ、お茶は日本茶その他でも大丈夫ですかね
虹咲奏:おじいちゃんの好みにもよるけど
GM:その辺は支部長の自由でどうぞ!w
虹咲奏:はーい!w
GM:では次!PC2は白波さん!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0ZOk1AIM
GM:自己紹介どぞ!
白波リアラ:はーい!
白波リアラ:ボクは白波リアラと言いましてす!
白波リアラ:なんかよくわからないけるですがUGNで生まれて育てられた純粋培養らしいことよ?
GM:喋り方のクセが強い!
GM:キャラがぶっとんでる
白波リアラ:いろいろ実験さる中でシンドロームがウロボロスに完全適応がどうとかだったんとなんかすごい大成功だったらしことですよ
GM:PLの言語野は大丈夫なのか
GM:負荷めっちゃかかりそう
白波リアラ:そんな感じだかんボクはかわいくつよいということがわかりまんてすなので、すごい実験体として重宝してるらしてすよ
GM:なるほとてね
白波リアラ:マイペースで難しいことわからんたんでしから明るく今日も生きてりんた!
白波リアラ:自らの触手と影からの触手のダブル攻撃が強さとの噂でしてす
白波リアラ:そんな感じでました!よろしくお願いしまたす!
GM:しまたす!
GM:そのゆうなリアラくんのハンドアウトこちらどです
GM: 
GM:シナリオロイス:染谷とんび
GM:君はN市第1支部に所属するUGNチルドレンだ
GM:とはいえ任務のない日は学校に通い、気ままな日常を過ごしている。
白波リアラ:気ままままでしてすね
GM:ある日の下校途中、君は地下歩道の壁一面に描かれたグラフィティアートを見つける。
GM:物珍しさに目を奪われていると、1人の少女が近づいてくる。
GM:「アタシのアートが気に入ったか!お前中々見る目があるじゃねえか」
GM:君はグラフィティの作者であるというその少女、染谷とんびと友人になるのだった。
GM: 
GM:という感じで
白波リアラ:お友達ができましてすよ!やったたー!
GM:ボーイ・ミーツ・ガール!女の子と仲良くなろう!
GM:ややったー!
GM:ご質問でおありますか?
白波リアラ:だいじょうぶでします!
GM:よろしあ!
GM:では最後!
GM:お待たせしました!今回のPC1!
GM:フレッシュ新規参入!
GM:境さん!自己紹介どぞ!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3NDS0QIM
境 結良:はい!
境 結良:名前は境結良(サカイ ユラ)。ノイマン/ハヌマーン/バロールのトライブリード。27歳。
境 結良:コードネームはヴォイジャー“外なる天使”。
境 結良:幼少期に覚醒し、親元を離れUGNチルドレンに。のちにUGNからも正式に離れ、宇宙開発系の企業へ所属します。
境 結良:そして某国の、オーヴァードを使った極秘の火星探査計画に乗組員として参加します。
境 結良:レネゲイドの力を人類のため平和利用するという、自身の夢を叶える第一歩として。
境 結良:しかし辿り着いた火星で悲劇に見舞われます。
境 結良:謎のレネゲイド生物に襲われ宇宙船は大破、自分以外の同僚たちは行方不明に。
境 結良:ここはまだ、人類が踏み込んではいけない領域だったのです。
境 結良:自らも危機に陥りますが、そこに「虎」のような姿をした巨大なレネゲイドビーイングが現れ、結良を救います。
境 結良:「虎」は地球に返す代わりに自分と同化してほしいと頼みます。
境 結良:こうして結良は自らの体内にRBを宿し、宇宙を超えるディメンジョンゲートで地球へ帰還しました。
境 結良:それからはレネゲイド事件解決のためスイーパー(掃除屋)として自ら動いたり、ときには依頼を受けながら活動しています。
GM:この設定
GM:めちゃくちゃかっこいいですよね
GM:男の子は宇宙からの帰還者が大好き
GM:古典からの引用もクール
境 結良:戦闘時は肉眼では視認できない「見えない爪」を武器に戦います。力を発動すると眼が虎の眼のような金褐色に光ります。
境 結良:情報収集は生き字引、戦闘はサイレンの魔女。どちらもオリジン:レジェンドが必要不可欠ですね。
境 結良:長くなってしまいましたが以上です!
GM:GMはキャラシ時点でかなり惚れました
GM:そんな境さんのハンドアウトはこちら
GM
GM:シナリオロイス:”触腕の怪物”
GM:君はこの市内で活動するトラブルシューターだ。
GM:現在君は、第1地区の商工会から雇われ「人食い路地」の噂を追っている。
GM:曰く、地区のメインストリートの一角には立ち入った人間が姿を消してしまう路地があるという都市伝説であり
GM:近頃はその評判のせいで、様々な店の客足が遠のいているというので、なんとかしてほしいという依頼だ。
GM:噂に聞いた路地を訪れた君は、そこでジャームらしき怪物と出会う。
GM: 
GM:というわけで
GM:未知との遭遇!
GM:OPから化け物とバトっていただきます
境 結良:頑張って地区の皆さんの不安を取り除くぞ~
GM:ご質問等は
GM:大丈夫ですか!
境 結良:今は大丈夫です!
GM:オーライ!
GM:ではこんなメンバーではじめていきたいと思います、改めまして
GM:よろしくおねがいしまーす!
虹咲奏:よろしくおねがいします!
白波リアラ:よろしくおねがいしまーす!
境 結良:よろしくお願いします!
鹿骨秋蔵:よろしくお願いします!

OP:境結良

GM:ではまずは早速PC1!
GM:境さんのOP!侵蝕ダイスをどうぞ!
境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+4(1D10->4)上昇 (侵蝕率:30->34)
GM:グッド!
GM:---
GM:都心ほど近くに横たわる眠らない大都市、N市。
GM:土地の広大さとR犯罪の発生率のために街は13の区域で分割され、
GM:番号(ナンバー)を与えられたUGN支部によって日常は守護されている。
GM:その様を人々はこう呼んだ……『大N市』。
GM:---
GM:N市第1地区・裏路地
GM:---
GM:微かに肌寒い風の吹く、春先の深夜。
GM:君は路地に1人足を踏み入れる。
猪瀬ぷら菜:『しっかし』
猪瀬ぷら菜:『ホントに1人で大丈夫なんデス?』
猪瀬ぷら菜:スマートフォンの通話口から聞こえてくるのは
猪瀬ぷら菜:顔馴染みの情報屋の声だ。
猪瀬ぷら菜:『例の噂の出処は確かにそこデスが』
猪瀬ぷら菜:『鬼が出るか蛇が出るか、分かったもんじゃあないデスよ?』
GM:例の噂……『人喰い路地』の都市伝説。
GM:路地に踏み入れた人間が姿を消すという怪事件。君は客足の遠のいた町の商工会に雇われて、その真相を追っているのだった。
境 結良:「まだ本当にここで人が消えたかもわからない、都市伝説の段階です。あまり物々しくするもんでもないですって」
猪瀬ぷら菜:『何を言うデスかー!』
猪瀬ぷら菜:『私の情報が信用ならないと?』
猪瀬ぷら菜:『失礼してしまうデスね~』
境 結良:「そうは言ってないですって!あくまで可能性の話ですよ~もうっ」
猪瀬ぷら菜:『まあいいデスよ』
猪瀬ぷら菜:『せいぜい怪我をしないように気をつけるデスよ?』
猪瀬ぷら菜:『命があっての物種デスので、それではー』
猪瀬ぷら菜:ぷつっ、通話は切れる
境 結良:「怪我するような目にあうくらい収穫があればいいけど……」
境 結良:スマートフォンをしまう。
GM:明かりもない、暗闇に閉ざされた路地。
GM:足をすすめる君を振り返り、野良猫が走り去っていく。
境 結良:「夜はキミたちの時間だね…っと」
境 結良:細長いライトで辺りを照らしながら歩いている。
GM:……その奥から
GM:君は得も知れぬ威圧感のようなものを感じる。
GM:ずる、ぴちゃ。
GM:人間大の何かが、そこに蹲っている。
境 結良:「何者だ!?」
境 結良:相手が何かわからないが一応問いかけます。
???:「う”」
???:ゆっくりと、「何か」が振り返る
境 結良:ライトで何かを照らします
???:その肌はビロウドのように滑らかで、闇に溶け込む漆黒の色。
???:その頭部は軟体動物を思わせる異形であり
???:顎の下から無數の触手が垂れ下がっている。
境 結良:「……ここで、何をしているんです?」
境 結良:言葉が通じるかはわからないが、問いかける。
???:ずる、ぴちゃ
???:答えの代わりに、粘ついた水音が鳴る。
???:その腕の中にあるものは
???:……半ばミイラ化した人間の遺体。口元には赤い血の痕。
???:その異形、その悍ましい威圧感。
GM:君は知っている。
GM:この存在は君たちオーヴァードの成れの果て
GM:侵蝕によって理性を失った怪物、すなわち……ジャームと呼ばれる存在であることを。
境 結良:「手遅れか……!」
境 結良:眼を金褐色に光らせ戦闘態勢に。
???:「おれの、くいもの、だ」
???:その気配を察して、こちらも立ち上がる
???:「てめえなんかに、やるもんか、う”ぅ」
???:「お前も……」
???:「ぐって!やる!!」
???:どしゅばっ!
???:触手を伸ばし、君に襲いかかる!
GM:演出戦闘です
GM:能力演出でカッコよく敵を退けましょう
GM:侵蝕の消費は無くて大丈夫ですよ
境 結良:伸ばされた触手が、既に切込みが入っていたかのように見えない何かに切り裂かれます。
境 結良:「悪いが、情けをかける余裕は無いんでね……!」
???:「ぐ!?」
???:武器を切り裂かれ、後退りする
境 結良:その場に立ち動かぬまま、しっかりと眼で、心で、ジャームを見据え、矢継ぎ早に見えない爪による連撃を加えていく。
???:「ぐ!がああ!」
???:「て、めえ……!」
???:ずず
???: ず ぷんっ
???:不可視の攻撃にダメージを受けながらも
???:影の中に沈み込むように姿を隠し
???:ザアアアッ
???:そのまま滑るように、逃げ出していく
GM:しかしこの路地が行き止まりであるということは
GM:既に君にも調べはついている
GM:走れば追いつくことが出来るはずだ。
境 結良:「待てっ!」
境 結良:走って追い詰めます。
GM:では君の向かう先から
GM:突然に、ふっと気配が消える。
GM:路地の行き止まりには、怪物の姿はない。
境 結良:「行き止まりのはずだが……壁をつたったのか?」
境 結良:辺りを見回す。
GM:壁の上から辺りを見回しても
GM:それらしき影は見当たらない。
GM:ただひとつ、路地で目につくものと言えば
GM:グラフィティ、と呼ばれるものだろうか
GM:スプレーで壁一面に描かれた極彩色の図柄
GM:開いた窓から、デフォルメされた骸骨が顔を覗かせている。
境 結良:このグラフティが新しいか古いかとかわかりますか?
GM:そうですね
GM:知覚、もしくは知識:塗装で判別できます
GM:難易度は5としましょう
GM:技能が0でも判定自体は挑戦できるので
境 結良:流石に知識塗装は無いので精神の素振りで行きます
境 結良:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,4,6,9,10]+10[10]+7[7] → 27

GM:めちゃくちゃわかる!
GM:あなたは塗装博士です
GM:これのグラフィティアートはつい最近描かれたもの、更に言えば一週間以内に描かれたものであることがわかります
境 結良:「まだ、新しい……」
境 結良:(何か、この絵とさっきのジャームには関係があるのだろうか……)
GM:君が考えを巡らせていると
GM:路地の表に、人の気配。
境 結良:グラフィティをスマートフォンのカメラで撮影しています。そして、気配に気づく。
警官:「おいッ!お前!」
警官:「こんなところで何をしている!」
境 結良:「え?」
警官:「これ……死体だぞ!」
警官:「まさか……!」
警官:気付けば複数人の警官が行き止まりに立つ君を睨みつけ
警官:1人は拳銃を向けている。
境 結良:「死体?」
GM:奥の1人が恐る恐る検分しているのは
GM:怪物が抱えていたミイラ死体だ。
警官:「手を上げろ―ッ!詳しくは署で聞かせてもらう!」
警官:「抵抗するな!」
境 結良:「ちょっ、待ってくださいよ!僕だって今発見したばかりなんですって!ねえ、落ち着いて?だめ?」
境 結良:大人しく手は上げてる
GM:……こうした状況の場合
GM:逃げれば話がよりややこしくなり
GM:かといって正直に説明するのも難しい
GM:そういった世の常についても、君は理解できている。
GM:つまり
GM:話の分かるものたちに連絡を取らなければならない。
警官:警官たちは君の腕に手錠をかけ
警官:黙々と運んでいく。
境 結良:「あ、そうだ。商工会の人に電話してくださいよ!僕、頼まれたんです。路地裏を調べてくれって!」
境 結良:「ねえ~~ちょっと~~」
境 結良:明け方の空に悲しい叫びが響いた。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得が可能です
境 結良:猪瀬さんに取っておきます。
GM:感情設定もどうぞ!
境 結良:◯好意/厭気で!
猪瀬ぷら菜:「そんなに簡単に好意を持っていいんデスか~」
猪瀬ぷら菜:「不用心デスよぉ~」

OP:虹咲奏&鹿骨秋蔵

GM:では次のシーン
GM:虹咲さん&鹿骨さん
GM:OP侵蝕をどうぞ!
鹿骨秋蔵:きたわね
鹿骨秋蔵:32+1D10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+4[4] → 36

虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+1(1d10->1)(侵蝕率:33->34)
GM:---
GM:第1支部・応接室
GM:---
虹咲奏:応接室。
虹咲奏:外部からの客人や協力イリーガルはまずこの部屋に通される。
虹咲奏:座り心地の良いソファに、風景映像が映し出されるディスプレイ。
虹咲奏:棚には様々な種類の茶葉が置かれ、コーヒーメーカーも備えられている。
GM:この街の第1支部長である君は
GM:とある客人をこの部屋で迎えていた。
GM:目の前の席に座っている、穏やかな老年の男。
GM:名前を鹿骨秋蔵という。UGNのとある研究機関から
GM:君たちの支部へと提供されたサンプルや資料を届けに来たエージェントだ。
鹿骨秋蔵:「いやァ、恐縮ですねえ」
鹿骨秋蔵:小柄な体躯の、しかし背筋のしゃんと伸びた老人。仕立ての良いスーツに身を包み、にこやかな笑みを浮かべている。
鹿骨秋蔵:「虹咲支部長直々におもてなし頂けるとは」
鹿骨秋蔵:「はるばる来た甲斐がありましたね」
虹咲奏:「……緑茶でよろしいか?それとも、紅茶や中国茶の方がいいだろうか」
虹咲奏:「何、こちらこそご足労していただいて出向かないというのは心苦しいのでね」
虹咲奏:そう言いながら、
虹咲奏:感情を見通す目《七色の直感》で相手の感情を見るのも忘れてはいない。
鹿骨秋蔵:「ああ、どうぞお気遣いなく!」掌を振って。「そうだなあ……それじゃあ」
鹿骨秋蔵:「せっかくだから、君のチョイスにお任せしてもいいかな?」
鹿骨秋蔵:少し悪戯っぽい笑みを浮かべる。
GM:ではイージーエフェクト・七色の直感が起動されます
GM:鹿骨さんは現在の感情について自己申告するか
GM:あるいは、知覚と意志で対決することが出来ます
鹿骨秋蔵:対決してやるーッ
虹咲奏:なら知覚じゃあ!
GM:このジジイ!
GM:どうぞw
虹咲奏:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[1,5,5] → 5

虹咲奏:低っ
鹿骨秋蔵:……勝てる!
鹿骨秋蔵:若造がァ~ッ!一昨日来やがれ~~ッ!!
鹿骨秋蔵:2DX>=5
DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 5[4,5] → 5 → 成功

鹿骨秋蔵:ウォオオ
虹咲奏:ウワーッ
GM:同値だと…!
GM:対応側が勝つ!
鹿骨秋蔵:リアクション有利の法則!!!!!
虹咲奏:おのれ!ではなんかわからなかったけど
GM:では、君は相手の感情を読み取ることが出来ない。
GM:たまにこうした人物に出会うことはある
GM:自らの心根を悟られぬよう、無意識に現れる情報さえ閉ざしている者たち。
虹咲奏:(……意志力)
虹咲奏:(知られたくないことがあるか、あるいは)
虹咲奏:(信用されていないか……)
虹咲奏:(どちらにせよ、意識を正して接さねばなるまい)
虹咲奏:呼吸を深くすると、
鹿骨秋蔵:穏やかでにこやかな笑みを浮かべている。あるいはそれも、わざとらしく見えるかもしれない。
虹咲奏:「では、私のお気に入りをお出ししよう」
虹咲奏:そう言って、紅茶を淹れ始める。…アールグレイ。彼にとって大切な紅茶だ。
虹咲奏:ほどなく、紅茶の香りが部屋を満たす。
鹿骨秋蔵:「おや……」眉をぴくりと動かす。
鹿骨秋蔵:「いい香りですね。これは楽しみだ」
虹咲奏:「コツがいくつかある。それを守れば、最高の味を引き出すことは難しくない」
虹咲奏:ティーポットとカップをテーブルの上に置く。
鹿骨秋蔵:「ほぉ……」
鹿骨秋蔵:「ちなみにそれは、企業秘密かな?」
虹咲奏:「……そうでもないさ。帰りの土産に小さな手引きをお渡ししよう」
虹咲奏:「これで、少し蒸らす」
鹿骨秋蔵:「おおっ、それは嬉しいな。楽しみがひとつ増えた」笑みを零して
鹿骨秋蔵:「お茶を入れるのは妻のほうがずっと上手かったものでね。僕はそっちは、からきしだ」
虹咲奏:「私も……」
虹咲奏:「これは、昔妻に教えてもらったのだ」
鹿骨秋蔵:「それはそれは」
鹿骨秋蔵:「お互い、良い妻を持ったね」
虹咲奏:「……ああ」
虹咲奏:しばし瞑目して。
虹咲奏:「そろそろ、いいだろう」
虹咲奏:紅茶をカップに注ぐ。カップはすでに温かい。
鹿骨秋蔵:「頂いても?」
虹咲奏:「勿論」
虹咲奏:「熱いからお気をつけて」
鹿骨秋蔵:「では。……ああ、本当にいい香りだ」
鹿骨秋蔵:「頂きます」
鹿骨秋蔵:カップを傾け、ゆっくりと紅茶を味わう。
鹿骨秋蔵:「……」
虹咲奏:自分ももうひとつのカップを手に取り「いただきます」と呟く。
虹咲奏:「……」感情が読めない相手だと、この少しの間に緊張する。
鹿骨秋蔵:息を吐き、カップを置いて。
鹿骨秋蔵:「おいしいなあ……」感嘆と共に零す。
鹿骨秋蔵:「いや、本当に、すごくおいしい。……これ、アールグレイだよね?」
鹿骨秋蔵:「こんなにおいしいものだったんだなあ」感心したように頷く。
虹咲奏:「ええ。アールグレイです」
虹咲奏:「そう言っていただけると、とても嬉しい」
鹿骨秋蔵:「これはお土産が更に楽しみになったなあ」笑って、
鹿骨秋蔵:「しかし、こんなにおいしいとお茶菓子が欲しくなってしまうね」
鹿骨秋蔵:「スコーン……マドレーヌとか、ブラウニーもいいなあ」
鹿骨秋蔵:「……あ」
鹿骨秋蔵:我に返ったように。
鹿骨秋蔵:「申し訳ない。催促しているわけじゃなくてね。僕の趣味なんだ」
鹿骨秋蔵:「お茶は妻の担当、お菓子は僕の担当でね」
鹿骨秋蔵:笑って、もう一口紅茶を飲む。
虹咲奏:「これは、申し訳ない」
虹咲奏:「すぐに用意しましょう」
鹿骨秋蔵:「あ、本当にそんなつもりじゃ……。……といってもか……」
虹咲奏:棚のほうに行き、マドレーヌを一つ。皿に盛り付け戻ってくる。
虹咲奏:「どうぞ」
虹咲奏:彼自身の分はない。
鹿骨秋蔵:「申し訳ない。ありがたく頂くとしよう」
虹咲奏:「できれば、私の支部に客としてくる方には」
虹咲奏:「いい気持ちで帰ってもらいたいのですよ」
鹿骨秋蔵:「ははは。僕はもうこの時点で、また来たくなってしまっているけど」
鹿骨秋蔵:紅茶と共にマドレーヌを口にして、
鹿骨秋蔵:「うん……思った通り。おいしい……」
鹿骨秋蔵:「奏くんは?食べないのかい?」
虹咲奏:「……私は、『食べられない』ので」
鹿骨秋蔵:「……」
鹿骨秋蔵:じっとその顔を見る。逆に鹿骨のほうから、心を読もうとでもしているかのような。
虹咲奏:「……」その視線を受け止める。
鹿骨秋蔵:その空気はすぐに霧散し、また元の穏やかな笑みに戻る。
鹿骨秋蔵:「そうなのかい?それは悪い事を訊いたなあ」
鹿骨秋蔵:「どうか、気を悪くしないでおくれ」
虹咲奏:「いえ。慣れています」
虹咲奏:「お気になさらず」
鹿骨秋蔵:「どうにもこの歳になると、気が回らなくていけないね」
鹿骨秋蔵:「凝り固まった価値観と常識でしか、物事を見られなくなってしまう」
GM:しばしの、穏やかな時間が流れる
GM:だが、それはやがてノックで中断される。
支部員:「失礼します、支部長」
虹咲奏:「失礼」席を立ち、扉へ向かう。
鹿骨秋蔵:無言の目線と手振りで、お気になさらず、と示す。
支部員:「ご歓談中申し訳ありません、お耳に入れたいことが……」
虹咲奏:「何があった?」
支部員:「『人喰い路地』の調査の件で」
虹咲奏:「……あれか。進展か、新たな問題か?」
支部員:「つい先程、市街で容疑者が発見されたと警察から連絡が」
虹咲奏:「なるほど。暫し待て。私が向かう」
虹咲奏:「『容疑』が正しいかどうか」
虹咲奏:「私が見た方が早い」
支部員:「お手数をおかけします」
GM:そうして君は席を立つ
虹咲奏:「すまない。用が入った」
虹咲奏:「私は出るが、好きなだけ寛いで行ってくれ」
虹咲奏:そう言うと足早に部屋を出ていく。
鹿骨秋蔵:「ええ、お気になさらず。もう少し寛がせて頂きます」
鹿骨秋蔵:その背中に声を掛ける。
鹿骨秋蔵:「……支部長さんはどこも大変だなあ」
鹿骨秋蔵:ひとりごちて、少し冷めた紅茶を口に運ぶ。
鹿骨秋蔵:「……奏くんか」
鹿骨秋蔵:カップの中、少しだけ残ったアールグレイが揺れる。
鹿骨秋蔵:「しかし美味しいなあ……」
鹿骨秋蔵:にこにこと笑いながらソファに深く腰掛け、中折れ帽を頭に乗せた。
GM:---
GM:シーン終了、ロイス取得が可能
鹿骨秋蔵:虹咲奏 〇興味/疑念 で取得して以上です
虹咲奏:客/鹿骨秋蔵/安堵/緊張:○/ロイス
虹咲奏:以上!
GM:オッケイ!
GM:では次のシーン、おまたせしました
GM:白波さんのOP!どうぞ!

OP:白波リアラ

白波リアラ:うおー!
白波リアラ:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+10[10] → 47

GM:たかい
GM:---
GM:第一地区・通学路
GM:---
GM:夕暮れ時、川水面に橙の色が映り込み、ゆらめいている。
GM:UGNの戦闘員と学生、二足のわらじを履く君は
GM:今日も一日を終えて、下宿への帰路につくところだ。
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「世界は今日もきらめきてし、とっても輝きでしたるなー」
白波リアラ:「そんな世界でもまた輝いてしまるたボクなのでしてすなー、今日もかわいいボクでしてる!」
GM:君はストリートはずれの地下道に入っていく。
GM:一列に並んだ蛍光灯が、接触不良なのか
GM:ところどころ、白い光をぱちぱちとさせている。
GM:いつも通る道の、いつもどおりの眺めだ
GM:しかし一点だけ
GM:いつもと違う部分がある。
白波リアラ:「おー?」
GM:出口と入口のちょうど中程あたり
GM:壁の天井まで突き当たるような、大きなイラストが描かれている
白波リアラ:「おおー」
GM:こちらに向けて開かれた窓から
GM:デフォルメされた骸骨が顔を覗かせ、ウィンクしている
白波リアラ:「これは……」
白波リアラ:「がいこつ!でしてるね!」
GM:君が絵の前に立ち止まっていると
GM:反対側から足音が近づいてくる。
白波リアラ:「お?」
???:「ン?」
???:「なんだ、お前」
???:君とそう年頃の変わらない
???:金髪の少女だ。片耳にはピアス、首から下げたヘッドフォン。
???:いかにも不良少女といった感じ。
白波リアラ:「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀でしたとる!ボクは白波リアラでしてす!」
???:「……それもそうか」
???:「悪かったなリアラ、アタシは染谷とんび」
???:「ひとつ聞きたいんだけど」
白波リアラ:「はい」
染谷とんび:「その絵、どう思う?」
染谷とんび:神妙な顔で君を見ている
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「そうでしてすねー」
白波リアラ:「なんというか……」
染谷とんび:どきどき
白波リアラ:「なかなかイカした骨でしてすと思うのですろ!」
染谷とんび:「!!」
染谷とんび:「お前」
染谷とんび:がしっと君の肩を掴む
染谷とんび:「喋り方は変だけど、中々話の分かるやつじゃねーか!あはは!」
染谷とんび:ぐいぐい揺らす
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「世界がゆらめいていたるでしたなー」
染谷とんび:「イカしてるだろ!な!」
白波リアラ:「そうでしてすねー、ボクもイカしてるでしてす」
染谷とんび:「へへっへ……実はそれ描いたのアタシなんだよ」
白波リアラ:「なんと」
白波リアラ:「とんびさんはすごい人でしてしか」
染谷とんび:「そうだろすごいだろー」
染谷とんび:「こいつでシュ―っとな」
染谷とんび:スプレー缶を取り出してからからと振る
白波リアラ:「知ってましてし、壁に塗ってしたるやつでしてすね」
染谷とんび:「そ!グラフィティアートってやつな?」
染谷とんび:「興味あるか?」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「ボクはボクがかわいくなるのが好きでしたす」
白波リアラ:「でも見るのは好きでしとるよ」
染谷とんび:「かわいいって、自分で言うかぁ?」
染谷とんび:「でも確かにルックスはまあまあイカしてるな」
白波リアラ:「そーでしてすよ!」
染谷とんび:「男子にモテんでしょ」
白波リアラ:「んーモテる……モテてるでしてすかね?」
白波リアラ:「かわいいとみんな喜んでくれるでしてすから、かわいくて損になること何もないでしてした」
白波リアラ:「ボクは男の人でも女の人でも好かれるのはとても好きでしたしなる」
染谷とんび:「あはは!自覚ないパターンだ」
染谷とんび:「罪な女だね~」
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「ボクは男ということでしてすが」
染谷とんび:「え!?」
染谷とんび:「なにそれ!嘘!どういう意味!?」
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「これいうとみんななんでか驚くでしてした」
染谷とんび:「えーーーーっ」
染谷とんび:ジロジロと君のことを観察して
染谷とんび:「全然気付かなかった……!」
白波リアラ:「とんびさんも驚いたでしてす、ふふふ」
白波リアラ:「面白してすねー」
染谷とんび:「でも、うん」
染谷とんび:「そこらの女の子より全然かわいいし」
染谷とんび:「やっぱイカしてるな、お前!」
染谷とんび:親指を立ててウィンクする
白波リアラ:「ありがとでしてした!」にこー
染谷とんび:「あ、そうだ」
染谷とんび:スプレー缶をからからと振りながら
染谷とんび:「興味あるんだったら見てきなよ、実はこれまだ描きかけなんだよね」
白波リアラ:「ほほう」
染谷とんび:「これから仕上げするとこなんだ」
染谷とんび:「時間ある?」
白波リアラ:「これでまだ完成しとらてすでないと!」
白波リアラ:「時間も興味もありてしたす!」
染谷とんび:「おおっ、食いつくじゃん」
染谷とんび:「じゃあちょっとリアラにも塗らしてやるよ」
白波リアラ:「おお」
染谷とんび:「いいか、見とけよ、こうやって……」
染谷とんび:シューッ
染谷とんび:スプレーやローラーを器用に使って、図柄が鮮やかに色づいていく
白波リアラ:「おおー」
染谷とんび:「どうだ!すごいだろ!」
白波リアラ:「すごいでしてすね!」
染谷とんび:「リアラもやってみな、ほら」
白波リアラ:「おー……」
染谷とんび:スプレー缶を君に差し出す
GM:芸術:絵画で
GM:判定が出来ます
白波リアラ:スプレーを壁に向けてかけてみる
白波リアラ:素振りだ
白波リアラ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[4,9] → 9

白波リアラ:なかなか
GM:中々の出来!
白波リアラ:小気味いい音と色が塗られていく感覚はとても新鮮だ
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「しゅわーでしてすね」
染谷とんび:「おおっ、いいじゃんいいじゃん」
染谷とんび:「お前器用だなー」
白波リアラ:「えへへ」
染谷とんび:「こりゃアタシも負けてられね―!」
GM:そうして
GM:君たちはグラフィティを完成させていく
染谷とんび:「……よぉし」
染谷とんび:「出来た!」
GM:壁の絵は鮮やかに色づいて、よりポップで印象深くなった。
GM:道行く誰もが足を止めて見入るだろう。
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:キュートでポップなヒトデやクラゲのようなものが描かれている
染谷とんび:「アレンジがついてひと味違う出来になったな」
染谷とんび:「リアラのお陰だ、ほら」
染谷とんび:「ハイタッチ!」
染谷とんび:にっと笑って片手を上げる
白波リアラ:「おー!」
白波リアラ:ハイタッチ!
GM:ぱちん、と地下道に掌のあたる音が響く
白波リアラ:「ボクはボクをかわいくするの好きでしてすが」
白波リアラ:「また違った楽しさでしたるね」
染谷とんび:「だろ?ああ……もしよかったら」
染谷とんび:「またアタシのアート、手伝ってくれよ」
染谷とんび:「なんていうか、リアラとはセンスが合う気がする」
白波リアラ:「でしてすなー」
白波リアラ:「またやってみたいかもしてすの!」
染谷とんび:「よっしゃ!じゃあ次の週末、待ち合わせの場所は……」
染谷とんび:そこで彼女の言葉が止まる
染谷とんび:視線は君の背後に向けられている
白波リアラ:「お?」
白波リアラ:ふりかえる
???:「……」
???:立っているのは、骨ばった鋭い雰囲気の男
???:革のジャケットを着込み、とんびと同じように片耳にピアスを開けている
白波リアラ:「おー」
???:「いつまでもダラダラと何やってんだ」
???:「仕上げを済ませたらさっさと次に行け」
染谷とんび:「あ、兄貴」
染谷とんび:「……ごめん」
染谷とんび:気まずそうに目を逸らす
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「一緒に描くでしてしか?兄貴」
???:じろりと君を一瞥
???:言葉は無視して
???:グラフィティの描かれた壁へと視線を移す。
???:描かれているヒトデやクラゲを見て
???:「おいなんだこりゃ」
???:つかつかととんびへと近づき
染谷とんび:「!」
???:バシッ!!
???:その頬を裏拳で叩く
白波リアラ:「まあ」
???:「舐めてんのか!オイ!」
???:「遊びでやってんじゃねえんだぞ……!」
染谷とんび:「ッ」
染谷とんび:「ごめん……」
染谷とんび:力なく項垂れている
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「よくないでしてすよ兄貴ー、顔を叩くのは」
白波リアラ:「かわいくないでしてした」
???:「さっきからなんだてめえは」
???:「すっこんでろ、こっちの話だ!」
白波リアラ:「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀でしたとる!ボクは白波リアラでしてす!」
???:「あぁ!?」
???:「……てめえ、舐めてんだろ俺を」
???:「ぶっ殺すぞ、こら」
???:男は威圧的に君を見下ろしている
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「ぶっ殺されたくないでしてしな……」
白波リアラ:「ただ、ボクはとんびさんと仲良く絵を描いてたでしてすので」
白波リアラ:「あんまり楽しくないことは嬉しくないでしてしてすな」
???:「意味がわかんねえよ!このボケが!」
???:男が腕を振り上げようとするが
白波リアラ:「……」
染谷とんび:それに飛びついて止める
染谷とんび:「やめろよ兄貴!アタシが悪かったから……!」
???:「……ちッ」
???:腕を下ろし
???:「さっさと次行くぞ、グズグズすんな」
???:背中を向けて去っていく
白波リアラ:「……おー」
白波リアラ:リアラの影が、少しだけ不自然に動いていたことに気付いた者は、おそらくいなかっただろう
染谷とんび:「ごめん、リアラ」
白波リアラ:「?」
染谷とんび:「嫌な気分、させちゃったよな」
染谷とんび:「アタシのせいで……ごめん」
白波リアラ:「とんびさんと一緒は楽しかったでしてすよ」
白波リアラ:「また遊ぶでしてす!」にこー
染谷とんび:「!」
染谷とんび:「……ああ」
染谷とんび:その笑顔に精一杯の笑顔で返して
染谷とんび:振り返り、兄についていく。
白波リアラ:「あ、とんびさん」
染谷とんび:「ん?」
白波リアラ:「これどーぞでしてした」冷却シートだ
白波リアラ:「叩かれると痛いでしてすから」
染谷とんび:「どこに持ってたんだよ……こんなの」
染谷とんび:苦笑して
染谷とんび:「リアラは優しいな」
染谷とんび:「ありがとう」
白波リアラ:「優しいでしてすか?もっと怪我治しやすいものあればよかったでしてすが」
白波リアラ:「でも、どういたしましてした」
染谷とんび:「それじゃな、お前も転んだりすんなよ!」
染谷とんび:「ぽーっとしてるから!」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「ありがとでしてした!」
白波リアラ:「またでしてしー!」
GM:2人の背中が見えなくなり
GM:君の懐の端末に着信がある。
GM:~~♪
白波リアラ:「おー?」
白波リアラ:「なんでしてすかねー」
白波リアラ:とる
支部員:『失礼します、白波さん』
白波リアラ:「はいでしてし」
支部員:『これから直接支部へと向かっていただけますか?』
白波リアラ:「おー」
支部員:『人喰い路地の案件に進展が……』
白波リアラ:「わかりましてした!」
白波リアラ:「人喰い怖いでしてしねー」
支部員:『ええ、詳しいことはこちらでお話します』
白波リアラ:「はーい」
GM:君は支部へと歩き出す
GM:地下道から外に出ると、既にまばらな星が出ていた。
GM:---
GM:シーン終了、ロイス取得のみ可能です。
白波リアラ:染谷とんび/〇絵が上手いでしてすよ/痛いのいやでしてすねー/ロイス
白波リアラ:以上で!

合流

GM:あい!
GM:続いて合流シーンになります
GM:PC全員登場!侵蝕どうぞ!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+7(1d10->7)(侵蝕率:34->41)
境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+2(1D10->2)上昇 (侵蝕率:34->36)
鹿骨秋蔵:36+1D10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+3[3] → 39

白波リアラ:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+5[5] → 52

GM:---
GM:第一支部・勾留設備
GM:---
GM:君……境結良が警察に捕まって、丸一日が過ぎようとしている。
GM:送られた先は、留置所ではなく
GM:駅近くの図書館だ。
GM:その地下にある強化ガラスの牢に君は閉じ込められている。
境 結良:「うお~すげ~」
境 結良:コンコンとガラスを叩き強度を確かめている
境 結良:「あの~、ここはどこなんでしょうか?」
境 結良:(まあ、なんとなく想像はつくけど……)
GM:そんな風に考えていたところ、1人の男が牢の前に現れる。
GM:虹咲さんです!
虹咲奏:牢とは言え、照明は明るく、換気もなされている。
虹咲奏:「すまないな、突然こんなところに連れてきて」
虹咲奏:「『人喰い路地』の件で、君に容疑がかけられたと聞いている」
虹咲奏:「だから、私は本当のことを見極めるために来た」
虹咲奏:「……失礼、虹咲奏という。ここ、UGN第一支部を預かっているものだ」
境 結良:「あなたが謝ることじゃないですよ。僕が迂闊だっただけです」
境 結良:「それにしても、やっぱりここってUGN支部だったんですね。こんなに綺麗な支部があったんだな~」
境 結良:ライダー用の黒いレザージャケット着た、優男っぽい顔立ちの男は少々のんきに受け答えしている。
虹咲奏:「ありがとう。地下にある支部故、過ごしやすさには気をつけているつもりだからね」
境 結良:「あ、申し遅れました。えーっと……」
境 結良:ジャケットのポケットから何かを取り出す。
虹咲奏:視線をそちらに。
境 結良:「はい!僕は境結良です。調査業……って言うんですかね。そんな仕事してます」
境 結良:ガラスにぺたっと名刺を張り付ける。名刺には「ヴォイジャーリサーチ 境 結良」と書いてある。
虹咲奏:「なるほど。フリーでやっているものだな」
境 結良:「ええ、まあそんなんだからここに入れられちゃって……」
虹咲奏:「境。早速だが」
虹咲奏:「君は無実か?」
境 結良:「あの夜、僕は犯人を見ました。ということは無実ですね」
虹咲奏:《七色の直感》を使用。境さんの感情を見抜きます。
虹咲奏:不自然な揺れがないか。なども含めて。
境 結良:結良本人的には隠す気は無いんですけど……何故か隠れてしまいます
境 結良:ということで対決します!
虹咲奏:なるほど…!では、参ります
虹咲奏:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,3,6] → 6

虹咲奏:低いよー
境 結良:5dx 意思
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,8,9,10,10]+6[6,6] → 16

虹咲奏:めっちゃ回してくる
虹咲奏:「……ふむ」
境 結良:猛獣のようなオーラで感情が隠されています
虹咲奏:「率直に言おう。私は人の感情を見ることができる」
虹咲奏:「故に、こう言った容疑を被った者が嘘を言っているかどうかを自ら見ることにしている」
虹咲奏:「だが」
虹咲奏:「奇妙なことに、君の精神は……隠されている。君自身の意志というよりは」
虹咲奏:「なにか、別のもので守られているかのように」
虹咲奏:「……だから、私には君のその言葉を保証することができない」
境 結良:「えぇ!?ああ、いや、どうしてでしょうね~僕は隠す気なんて無いんですけどね~あはは」
境 結良:笑ってごまかそうとしている。微妙に緊張感が無い。
境 結良:宇宙で会った虎に寄生された。そしてディメンジョンゲートで火星から地球への片道切符……なーんて、誰も信じてくれないだろう。
境 結良:だからこれは、まだ秘密にしておきたいのだ。
虹咲奏:「……何かしら、事情がある。そのような仮定もできるが」
虹咲奏:「例えば、共生型レネゲイドビーイングが考えやすいか」
境 結良:ぎくっ
虹咲奏:「……だが、それはそれとして」
虹咲奏:「君は、己の無実を証明したいか?」
境 結良:「それはもちろん!」
虹咲奏:「ならば、『人喰い路地』の件。解決まで、協力してもらいたい」
虹咲奏:「私が監視につく。それならば他の者も何も言うまい」
虹咲奏:「ただし、その結果として、君が『黒』であるならば」
虹咲奏:「……然るべき裁きを受けることとなる」
境 結良:「今言うと言い訳みたいですけど、僕もあの後UGNに連絡する気だったんですよ」
境 結良:「ジャームに対処することは、今の僕の使命でもありますからね」
境 結良:「そのためなら、あなた方のような組織の手を借りることにも躊躇はありません」
境 結良:「必ず、奏さんの信用を勝ち取れるよう、役立ちますよ!」
虹咲奏:「……ああ。よろしく頼む、境」
GM:君たちは2人で牢を出る。
GM:案内された先は……。
GM:---
GM:第一支部・ブリーフィングルーム
GM:---
支部員:「お疲れさまです、支部長」
支部員:「彼の処遇については、どのように?」
虹咲奏:「ああ、お疲れ」
虹咲奏:「私の監視付きで『人喰い路地』の調査に同行させることにした。もし黒ならば、必ず何かがある」
虹咲奏:「そうでなければ、現場を目撃した証人だ」
虹咲奏:「力を借りる価値はあるだろう」
支部員:「了解しました、支部長がそう仰られるのであれば」
支部員:そこに当然存在するリスクについては、口を挟まない
支部員:「路地の件、担当のチルドレンは既に到着されています」
支部員:と、指し示す先には
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「支部長さん!」
虹咲奏:「白波か」
虹咲奏:「共に任務に当たるのは久しぶりだな。よろしく頼む」
白波リアラ:「よろしくお願いしてましてす!人喰い路地こわいでしてしたすね!」
虹咲奏:「ああ。早く解決しよう」
虹咲奏:「境。質問があったら何でも聞くといい。私でも、彼でもな」
境 結良:「はい。ありがとうございます」
白波リアラ:「白波リアラでしてした!!よろしくお願いしましてすた!」
境 結良:「はじまして!境結良です。チルドレンの子か。一緒に頑張りましょう!」
白波リアラ:「結良さん!がんばるでしてした!」
虹咲奏:「しかし、もう一人ぐらい手が欲しいところだな」
支部員:「ええ、支部長」
支部員:「その点だけひとつ問題が」
虹咲奏:「何だ?」
支部員:「……現在実働可能な正規エージェントの人員が、ほぼ全員別の任務で出払っていますので」
支部員:「隣接支部に応援を要請するか、イリーガルを手配する形になるかと」
白波リアラ:「おー」
虹咲奏:「……ああ、今回もか」
虹咲奏:「なに、いつものことだ。応援が呼べないか打診してみるとしよう」
白波リアラ:「打診するでしてすよー」
鹿骨秋蔵:その時、少し隙間の空いたドアが開かれ、コンコン、と軽いノックの音。
鹿骨秋蔵:スーツ姿の老人──鹿骨が、そこに立っている。
虹咲奏:「……おや。鹿骨さん」
鹿骨秋蔵:「失礼。そろそろお暇しようと思って、挨拶に伺ったのだけれど……」
白波リアラ:「おー?」
鹿骨秋蔵:「入るタイミングを計っていたら、お話が聞こえてしまってね」
鹿骨秋蔵:「どうも、人手が足りないのかな?」
虹咲奏:「それは……ええ。ですが」
虹咲奏:「よろしいのですか?」
鹿骨秋蔵:「なに。この老骨でも、猫の手くらいにはなると思うよ」
白波リアラ:「にゃんでしてす」
境 結良:「経験ほど頼りになるものはありませんよ」
鹿骨秋蔵:「この歳になると、普通にしてきただけでベテランエージェントと呼ばれるものさ」
鹿骨秋蔵:「それに、せっかく来たんだ。このN市と君……奏くんのことも、もっとよく知りたいしね」
虹咲奏:「……私の?」やや、戸惑いながら
鹿骨秋蔵:「どうかな。迷惑でなければ、だけど」
虹咲奏:「いえ。迷惑など、とんでもない」
虹咲奏:「ご協力いただけるならば、非常に助かります」
鹿骨秋蔵:「なら、決まりだ」笑って。
鹿骨秋蔵:「境くんに、白波くんだったね」
白波リアラ:「白波リアラでしてした!おじいさんはどなたでしてすか?」
鹿骨秋蔵:「僕は鹿骨。鹿骨秋蔵というんだ」
鹿骨秋蔵:「腰の曲がったロートルだけど、まあ、ひとつ仲間に加えておくれ」
白波リアラ:「秋蔵さん!よろしくおねがいしましてす!」にこー
境 結良:「秋蔵さん、よろしくお願いします!」
鹿骨秋蔵:「ああ、どうぞよろしく。お手柔らかに頼むよ」
鹿骨秋蔵:「奏くんもね。じじいだからと言って遠慮はいらないよ。部下だと思って使ってやっておくれ」
虹咲奏:「改めて。よろしくお願いします、鹿骨さん」
虹咲奏:「では。我々で『人喰い路地』の件にあたる」
白波リアラ:「おー!」
白波リアラ:「かわいくたくさん働くでしてすよ!」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
GM:それぞれ入手したいアイテムを宣言して
GM:調達でdx判定を振ることが出来るぞ!レッツトライ!
虹咲奏:容疑者/境結良/有為/猜疑心:○/ロイス
虹咲奏:応急手当?
虹咲奏:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4

虹咲奏:だめー
白波リアラ:とりあえずロイスは保留かな
白波リアラ:いつものUGNボディアーマーを狙うぜ
白波リアラ:1dx=>12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗

白波リアラ:そらそうよ
鹿骨秋蔵:ロイスは保留で、すごい服狙います
鹿骨秋蔵:5DX+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 9[3,5,7,7,9]+1 → 10 → 成功

鹿骨秋蔵:丁度!装備して以上!
境 結良:奏さんに◯尊敬/隔意で!
GM:境さんも欲しいアイテムございますか?
GM:難易度8の応急手当か、12のボディーアーマーがおすすめ
境 結良:一応狙いましょうか
GM:お、どうぞどうぞ
GM:覚えられるものは覚えられるうちに!
GM:どんどん試してってください
境 結良:2dx+1 応急手当
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[4,10]+5[5]+1 → 16

GM:おみごと!
GM:では応急手当を入手!
GM:コマの備考欄にメモしておくといい感じです
境 結良:はーい

ミドル:1

GM:では次のシーンへ、情報収集に入っていきます
GM:シーンプレイヤーは境さん、他全員登場可能です
白波リアラ:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+5[5] → 57

虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+8(1d10->8)(侵蝕率:41->49)
鹿骨秋蔵:39+1D10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+6[6] → 45

境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+7(1D10->7)上昇 (侵蝕率:36->43)
GM:では現在調べることの出来る項目は以下
GM
【窓枠のグラフィティアートについて】
情報:噂話、ウェブ
難易度:9

【人喰い路地について】
情報:UGN、裏社会
難易度:9

GM:レッツどうぞ!
虹咲奏:UGNのコネが使えるだけなので
虹咲奏:人喰い路地かなあ
白波リアラ:私もUGNのコネしかねえ・・・
鹿骨秋蔵:堺くんにお任せしようかなあ
鹿骨秋蔵:事故ったらやります 神の力ソラリスを持っているので
境 結良:ではグラフィティアートを結良が調べます
虹咲奏:じゃあ、路地先にやります
虹咲奏:ダイスも増えないし…
GM:虹咲さん判定どぞっ
虹咲奏:3dx+1 UGNコネ使ってUGNで判定
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,4,7]+1 → 8

虹咲奏:財産1使いまーす
GM:オッケイ!
GM:ではまず人喰い路地についてが突破
GM:境さんもダイスどうぞ!
境 結良:オリジン:レジェンドで達成値を上げて、生き字引を使用します。事故コワイ
境 結良:境 結良の侵蝕率が+3上昇 (侵蝕率:43->46)
GM:ほうほう、ということは
GM:意志の参照となるので
GM:5dx+1,更にオリジンの補正がかかって5dx+9ですね
GM:どぞ!
白波リアラ:つよい
虹咲奏:やべー
鹿骨秋蔵:事故る要素が無い
境 結良:5dx+9
DoubleCross : (5R10+9[10]) → 10[2,4,8,9,10]+8[8]+9 → 27

GM:圧倒的
GM:ではそれぞれ情報開示!
GM:【人喰い路地について】
GM:地区の各地でまことしやかに囁かれる都市伝説。
GM:路地へと入った人間が失踪するという神隠しめいた噂だが
GM:どうやらその現場はひとつではなく、街の様々な場所が「人喰い路地」として挙げられているようだ。
GM: 
GM:【窓枠のグラフィティアートについて】
GM:ポップでおどろおどろしい絵柄のグラフィティアート、つい最近になって地区の様々な場所で見られるようになったらしい。
GM:中学~高校生くらいと思われる男女二人組のペインターが制作しているらしい。
GM: 
GM:情報項目が追加されます。
GM
【ペインター:染谷兄妹について】
情報:噂話、裏社会
難易度:12

【触腕の怪物について】
情報:UGN、知識:レネゲイド
難易度:9

GM:残る手番は鹿骨さんとリアラくん!
GM:どっちに挑むかそれぞれどうぞ!
白波リアラ:兄妹についてといいたいところだが
白波リアラ:UGNしかコネがねえから怪物についてだな!
鹿骨秋蔵:噂話は無いが……まあ行けるだろ!
鹿骨秋蔵:5DX>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 9[3,3,7,7,9] → 9 → 失敗

鹿骨秋蔵:財産3で成功!
白波リアラ:怪物について!UGNで!
白波リアラ:3dx+2=>9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 10[1,2,10]+1[1]+2 → 13 → 成功

白波リアラ:OK!
白波リアラ:ダイス目が極端
境 結良:すばらしい
GM:ちぃーっ!
GM:1シーンで片付けられた!
GM:情報開示!
GM: 
GM:【触腕の怪物について】
GM:回収された犠牲者の遺体からは血液が吸い取られ、ほぼミイラ化した状態となっていた。
GM:怪物の正体は吸血衝動を持つジャーム、影に溶け込み移動する能力を持つことからウロボロスシンドロームを有していると考えられる。
GM:これまでの人喰い路地に関わる失踪では被害者の遺体は確認されていながったが
GM:これまでの人喰い路地に関わる失踪では被害者の遺体は確認されていなかったことから
GM:何らかの手段で遺体を運び去っていたものと思われる。
GM: 
GM:【ペインター:染谷兄妹について】
GM:市内で活動しているペインター。2年ほど前から兄妹でグラフィティを制作しているようだ。
GM:半年ほど前に突然ストリートから姿を消し、つい最近になって活動を再開している。
GM:以前は様々な絵柄のグラフィティを扱っていたが、現在は窓枠をテーマにした図柄のみを残している。
GM:……UGNの解析の結果、現場のグラフィティからはレネゲイドの痕跡が確認された。
GM: 
GM:染谷兄妹の所在を突き止めることが出来ました。
GM:次のシーン以降、向かうことが出来ます。
GM:以上です。
GM:---
GM:第1支部・ブリーフィングルーム
GM:---
GM:君たちは事件についてそれぞれの調査をすませ
GM:情報を持ち寄った。
虹咲奏:「『人喰い路地』について、まずは確認しておこう」
虹咲奏:「これは現在各所で囁かれている都市伝説だ。路地に入った者が失踪する、という」
境 結良:「僕もその真相を確かめるために調査していたんですよ」
白波リアラ:「怖いでしてすねー」
白波リアラ:「通学路が人喰い路地になったらびっくりしてしましてです」
虹咲奏:「そして、これは特定の路地を示す言葉ではない」
虹咲奏:「様々な路地が『人喰い路地』として呼ばれている」
境 結良:「あの路地以外にも同じような場所が……?」
虹咲奏:「そう言うことだ」
虹咲奏:息をひとつ大きくつく。失踪事件はここの所この地区で頻発している。
虹咲奏:それは今回の事件に限ったことではない。防げないことを歯痒く思う。
白波リアラ:「人喰い路地……たくさんあるでしてすねー」
白波リアラ:「こども産んで増えるんでしてすかねー」
鹿骨秋蔵:「どうも穏やかじゃないねえ」
鹿骨秋蔵:「その噂、この街では有名なのかな」
境 結良:「噂のせいで、お店の客足が減るくらいには」
鹿骨秋蔵:「じゃあ消えた人はどこに行ってしまうだとか、そういう話は?」
虹咲奏:「……そのような話は聞いていないな。人が消える話だけだ」
虹咲奏:「いつから噂が出たのか定かではないが、近頃はあちこちで囁かれている」
境 結良:「誰かが隠れ蓑にするため流したとかも、十分考えられますね」
鹿骨秋蔵:「まさしく都市伝説というわけだね。まあ、僕達が調べる以上、ただの噂では済まないのだけれど……」
鹿骨秋蔵:「何かキャッチーなキャラクターでも一緒になれば、一気に広まりそうな噂だね。人面犬とか、口裂け女みたいな」
白波リアラ:「おー」
虹咲奏:「キャラクターか」
虹咲奏:「そういえば、境は怪物のようなものを見たと証言していたそうだが」
鹿骨秋蔵:「ほう、本当かい?」
鹿骨秋蔵:「怪談は嫌いじゃないなあ。是非聞きたいところだね」
境 結良:「ええ、見たどころか交戦しましたよ。触手の生えたよくわからない怪物でしたが、人語は話せました。話は通じませんでしたが……」
境 結良:「恐らく、ジャームでしょう」
白波リアラ:「はい!でしてした!」
白波リアラ:「調べたでしてす!」
虹咲奏:「そうか。どうだった?白波」
白波リアラ:「そうでしてすね、まず特徴として血を吸いてし、遺体を持ち去りしてる」
白波リアラ:「そして結良さんの影にもぐってるという話から、ボクと同じウロボロスじゃないかと思われましてしてす」
白波リアラ:「まあボクはとても珍しい純粋培養ウロボロスでしてすから!すごくてかわいいでしてすが!」
鹿骨秋蔵:「うんうん、白波くんはすごいねえ」
境 結良:「流石、小さくてもチルドレンなことはありますね!後輩が活躍してると思うと嬉しいなぁ」
虹咲奏:「ああ。彼にはよく助けられている。優秀なチルドレンだ」
白波リアラ:「えへへ」
白波リアラ:「そんなに褒められてしると、かわいくなってしまうでしてすー、ふふふー」
鹿骨秋蔵:「そうだ。飴があるよ。舐めるかい?」
白波リアラ:「ほしいでしてす!わーい!」
鹿骨秋蔵:「はい、どうぞ」鞄から外国の、やや独特な風味ですごく甘い飴を取り出して、あげる。
虹咲奏:「…ところで、境」
境 結良:「はい?」
虹咲奏:「後輩、と言うことは君は元々UGNにいたのか?」
境 結良:「ええ、小さい頃親元を離れて、それからはチルドレンとして」
境 結良:至って普通に正直に話す。
白波リアラ:「あむあむ、ふぇんふぁいふぇひてしたふね!(先輩でしてしたすね!)」
GM:当然のことながら
GM:UGNという組織から離脱、足抜けを果たして市政に暮らしているということは、普通の話ではない。
鹿骨秋蔵:「……」
鹿骨秋蔵:飴を食べる白波くんをにこにこ眺めながら、視界の隅で境くんを見つめる。
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「がりっがりっがり」噛んでる
虹咲奏:「チルドレンか。では、UGNと共に育ち……そのあと、UGNを抜けた……」
境 結良:「そうなりますね。でも僕と組織との関係は正式なものだったと記憶してますよ。内部にあるデータで調べれば出てくると思います」
境 結良:出てくるデータはUGNを抜け宇宙開発系企業へ所属した、というところまでではあるが。
虹咲奏:「……うちで面倒を見ているイリーガルにも、そのような者がいるよ。色々あって、今は監視下に置いているがね」
境 結良:「その方にも、何か『夢』があるんですかね?」
白波リアラ:「……夢、でしてしたか」
虹咲奏:「『夢』というよりは『誓い』が『あった』……そうだ」
虹咲奏:「君には夢があるんだな。境」
境 結良:「……『夢』と、仲間と共に立てた『誓い』が、ありました」
境 結良:「それがあるから、どこまでだって行こうと思えた。そして、行けた……けど」
境 結良:遠い空の彼方を見つめるような目になる。
虹咲奏:「無理に話すことはない。今は」
虹咲奏:自らの目を持ってしても、その心は読めない。
境 結良:「あ、ごめんなさい!変でしたね!たまにぼーっとしちゃうんですよ!あはは」
鹿骨秋蔵:「……」薄っすらと目を開いて、値踏みするように境結良を見ている。
白波リアラ:「……」
白波リアラ:「夢っていいものでしてすか?」
境 結良:「少なくとも、追いかけ続ければ絶対に損はしないものだよ」
境 結良:少しかがんでリアラの目線に合わせて話す。
白波リアラ:「そうでしてすかー……」
白波リアラ:「ふーん……」考えている
境 結良:自分の胸を片手で押さえる仕草をし、何かを労わるような表情をする。
境 結良:失うだけではない、得た物もある。
虹咲奏:「……」一呼吸。おいて。
虹咲奏:「境の方では、何かわかったことはあるか?」
虹咲奏:底は読めない。だが。
虹咲奏:少なくとも『人喰い』をする者ではない。
虹咲奏:言葉を交わしてそう、感じた。
境 結良:「はい!路地裏にあったグラフィティアートなんですが、他のあちこちでも見つかりました」
境 結良:「それに、描いた人物も、中高生くらいの男女二人組というところまではわかったのですが……」
鹿骨秋蔵:「あちこちで見つかったって……自分で行って調べたのかい?」
境 結良:「え?えーっと、の、能力を使えばオーヴァードには簡単なことじゃないですかアハハ……!」
境 結良:ちなみに結良の今の力のほとんどは体内のRBによりもたらされたもの。
鹿骨秋蔵:「感心だなあ。流石は元チルドレン」朗らかに笑って。
鹿骨秋蔵:「この歳になると、自分で歩き回るのはどうにも腰が重くなるものでね」
鹿骨秋蔵:「代わりと言っては何だけど、僕からはこれを」
鹿骨秋蔵:言って、机上にスマートフォンを差し出す。
白波リアラ:「なんでしてすかー?」
虹咲奏:「これは?」
鹿骨秋蔵:画面には、様々なグラフィティアートの写真が映し出されている。
鹿骨秋蔵:「N市のストリートに詳しい相手を探していたら、これが見つかってね」
鹿骨秋蔵:「市周辺のグラフィティを写真に撮ってアップしている、SNSアカウントなんだけど……」
鹿骨秋蔵:画面をスクロールすると、その中にちらほらと窓枠のグラフィティも現れる。
白波リアラ:「おー」
鹿骨秋蔵:「ほら、これ。例の路地のグラフィティだろう?」
鹿骨秋蔵:「それで、アカウント主に話を聞いてみたんだよ」
虹咲奏:「なんと……」SNSなどには疎い。
白波リアラ:「おおー」
境 結良:「すごい行動力じゃないですか!今はネット上の『足』も重要ですからね」
鹿骨秋蔵:「ふふふ。僕は元々このSNSやってるしね」
鹿骨秋蔵:「それで、これらを描いているのは、染谷さんという兄妹だそうでね」
鹿骨秋蔵:「その人の話では、2年くらい前かストリートで作品を見かけるようになったけれど、しばらく見かけなくなっていて……」
白波リアラ:「おおおー」
白波リアラ:「お?」
虹咲奏:「ん?」
虹咲奏:「どうした白波」
白波リアラ:「……」
白波リアラ:「会ったでしてす!」
鹿骨秋蔵:「うん?」
虹咲奏:「このグラフィティの描き手にか」
白波リアラ:「連絡来る前に会ったでしてす!とんびさんと一緒に絵を描いて……」経緯を説明する
鹿骨秋蔵:「ははあ……それはそれは。すごい偶然もあったものだね」
鹿骨秋蔵:「元気そうだったかい?その子たち」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「とんびさん、兄貴と会ったら元気なくなりてしてすよ」
鹿骨秋蔵:「お兄さんと?うーん、仲が悪いのかな」
虹咲奏:「だが、二人で作品を描いているのだろう?」
鹿骨秋蔵:「それくらいの年頃にはよくあることだけど……そうそう、そこが不思議だね」
白波リアラ:「兄貴もとんびさんをばしーんてしたでしてすよ」
鹿骨秋蔵:「うわぁ。それは良くないなあ」顔を顰めて。
鹿骨秋蔵:「会ったら注意してあげないと」
虹咲奏:「……人喰い路地に描かれた特定の図案、か」
鹿骨秋蔵:「ああ、そうだ。その、話を聞いた人によると」
鹿骨秋蔵:「しばらく見かけなくなっていた二人の作品を、つい最近また見かけるようになったらしくてね」
鹿骨秋蔵:「最初は喜んだそうなんだけど、それがちょっと、変らしいんだよね」
虹咲奏:「変?何か変化があったのかか?」
鹿骨秋蔵:「うん。技巧や絵柄は同じなのに、作風が全然違う、と話してたね」
鹿骨秋蔵:「以前は幅広いモチーフを制作していたのに、今はその『窓枠』ばかり描くようになったとか」
白波リアラ:「うーん」
虹咲奏:「……意図。あるいは目的を感じるな。何らかの」
虹咲奏:「話を聞く必要がありそうだ」
鹿骨秋蔵:「ああ、それなら」
鹿骨秋蔵:「その人に、彼らの連絡先を教えてもらっているから、恐らく会えると思うよ」
鹿骨秋蔵:「ただ、その前にひとつ」
鹿骨秋蔵:「第一支部(こちら)の皆さんに、例のグラフィティの解析をお願いしたんだ」
鹿骨秋蔵:「結果は……」
鹿骨秋蔵:指で小さな×を作る。
鹿骨秋蔵:「気を付けたほうがいいかもね」
GM:---
GM:シーン終了。ロイスと購入が可能です
虹咲奏:ロイスは保留。
虹咲奏:購入はボディアーマー……
虹咲奏:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

虹咲奏:失敗!以上!
白波リアラ:境結良/せんぱいでしてす〇/夢……?/ロイス
白波リアラ:ぼでま!
白波リアラ:1dx=>12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 3[3] → 3 → 失敗

白波リアラ:はい
鹿骨秋蔵:境結良 有為/〇警戒 でロイス取得します
鹿骨秋蔵:ボデマ!
鹿骨秋蔵:5DX+1>=12
DoubleCross : (5R10+1[10]>=12) → 8[1,2,6,8,8]+1 → 9 → 失敗

鹿骨秋蔵:うーん以上
境 結良:ロイスは保留。勝負服を狙います。
境 結良:2dx+1>=20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

境 結良:以上!

ミドル:2

GM:つづき!
GM:ミドルシーンです。全員登場。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+10(1d10->10)(侵蝕率:49->59)
白波リアラ:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+9[9] → 66

鹿骨秋蔵:45+1D10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+7[7] → 52

境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+7(1D10->7)上昇 (侵蝕率:46->53)
GM:---
GM:第一地区・郊外
GM:---
GM:染谷兄妹、兄のからすと妹のとんびは
GM:郊外の古い倉庫を住居兼アトリエとしているらしい。
GM:君たちがインターホンを鳴らすと、顔を出したのは……
染谷とんび:「はい、どちら様で……」
白波リアラ:「や!」
染谷とんび:「……リアラ?!」
白波リアラ:「かわいいリアラでしてすよ!」
染谷とんび:「なんでうちに?ていうかどうやって……」
虹咲奏:その後ろから顔を出す。
虹咲奏:「邪魔をする」
染谷とんび:「!」
染谷とんび:「あ、アンタたちは?」
染谷とんび:その表情から伺えるのは、強い警戒と
染谷とんび:緊張
虹咲奏:「……調査機関のものだ。君たちのグラフィティ・アートについて聞きたいことがある」
白波リアラ:「おー……」
染谷とんび:「調査機関……って」
染谷とんび:表情が青ざめ
染谷とんび:ばたん!鍵を閉じ、建物の中へと引き戻る。
白波リアラ:「あっ」
鹿骨秋蔵:「おやおや……」
GM:ごく普通の倉庫の扉だ
GM:オーヴァードであれば簡単に破壊できるだろう。
虹咲奏:「……む」しまった、と言う顔
虹咲奏:「ここは白波に任せておいた方が良かったか」
虹咲奏:「すまん」
白波リアラ:「どんまいでしてしてす!支部長さん!」
鹿骨秋蔵:「あはは、そうだねえ。これは参ったな」
境 結良:「リアラさんが一緒ならと思ったのですが、警戒させてしまったようですね……」
GM:中からはばたばたとした物音と話し声が聞こえる
染谷からす:「おい!表の連中はなんだ!」
白波リアラ:「んー、でもどうしましてしょう……」
染谷とんび:「ヤバいよ、……のこと」
染谷とんび:「隠さないと……!」
鹿骨秋蔵:「慌ててるねえ」
境 結良:「隠す……何を?」
虹咲奏:「何かしらあるのは間違いない……が」
白波リアラ:「扉、壊すでしてすか?」
鹿骨秋蔵:「あまり子供を追い込むのも気が引けるけど。さて、どうする?奏くん」
虹咲奏:「………出来れば、強硬には出たくない」
境 結良:「動きがあるまで張り込みますか?」
虹咲奏:「そうだな。しばらく待とう」
虹咲奏:「彼らもいつまでも中にいるわけには行くまい」
鹿骨秋蔵:「それじゃあ、僕は裏に回ろうかな」
GM:では君たちは
GM:動きのあるまで待つことにする。
GM:……しかし。
GM:突然、しんと建物の中が静まり返り
GM:人の気配が無くなる。
鹿骨秋蔵:「……おや……」
虹咲奏:《猟犬の鼻》でその変化などは感じ取れますか?
GM:そうですね、よりはっきりと分かることでしょう
GM:いま、倉庫の中は完全に無人だ。
境 結良:(どうしたんだ……急に静かに)
白波リアラ:「おー?」
虹咲奏:「……無人になった」
虹咲奏:「人の『におい』が見えなくなった。彼らはもうここにはいない」
鹿骨秋蔵:「ふむ、空間転移かな?」
虹咲奏:「恐らくは。…中に踏み入ろう」
白波リアラ:「おー!扉壊すですてしか!」
虹咲奏:「痕跡が見つかるかはわからんが、怯えさせることはないだろう」
虹咲奏:「頼む、白波」
白波リアラ:「おー!」グーパンで扉を破壊する
GM:ばこぉ!
GM:いともたやすく一撃で薄いステンレス扉は破壊される。
虹咲奏:「ここの修復は手配しておく。…行こう」
GM:内部は簡素な作りだ。まず目に飛び込んでくるのは、ペンキ缶やキャンバス、その他のアート機材が並べられたガレージ。
GM:その奥の一室は手狭な生活スペースになっている。
GM:そしてその床の一部に
GM:開閉する扉となっている部分がある。
白波リアラ:「おー」
虹咲奏:「……隠し通路」
境 結良:「地下があるようですね」
GM:扉を開くと同時。
GM:むっ、と吹き上がってくるのは
GM:血の匂い、そして朽ち果てた生物の死骸の匂い。
虹咲奏:「…酷いな」
白波リアラ:「むむむ」
鹿骨秋蔵:「……この匂い……」
境 結良:「これまで、失踪者の遺体は発見されていなかったそうですよね。もしや……」
GM:降りた先はコンクリート造りの小さな地下室だ。
GM:天井から吊り下げられた電球だけがぼんやりとその内部を照らしている。
GM:床に転がっているのは、複数のミイラ化した人間の遺体。
GM:そして壁には大きく、開かれた窓のグラフィティ。
虹咲奏:「………」
虹咲奏:「人喰い路地の、その先か」
白波リアラ:「カラカラでしてすよ」
境 結良:「何故、こんな……」
虹咲奏:「わからん。境が見たと言う触腕の怪物と……あの兄妹の関係がどのようなものか」
虹咲奏:「協力関係ではあったのだろうが…」
鹿骨秋蔵:「しかし、尋常の所業ではないねえ」
虹咲奏:「……」
虹咲奏:「嫌な光景だ」
鹿骨秋蔵:「チルドレンとはいえ、こんなもの余り子供に見せたくはないが……」リアラくんに目をやる。
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「リアラは平気でしてすよ!」
虹咲奏:「……こう言ったものが苦手なチルドレンには、情報処理などにあたらせている」
虹咲奏:「子供とはいえ、彼らもひとつの個だ。…それを尊重してやりたい」
鹿骨秋蔵:「そうだろうね。でも、やっぱりそういうの、気にしちゃうんだよ。この歳になるとね」
境 結良:「お二人のような方がいれば、チルドレンたちも心強いですよ。きっと」
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「なんか思いやりされてしてすね!嬉しくてかわいくなってしまうでしてす!」
GM:RC能力の高い境さんは
GM:直感的に感じるかもしれません。
GM:ついさっき、この場所でオーヴァードの能力が発揮された気配があり
境 結良:「……さっきまで、誰かが能力をここで使っていたようですね」
境 結良:「このグラフィティに、残ったものを感じます」
白波リアラ:「んー」壁のグラフィティをこつこつと叩いてみる
GM:特に何も起こらない。
GM:その絵柄はシンプルなもので
GM:君たちの知る派手なストリートアートとは異なっている。単純に開かれた窓の図柄だ。
GM:その痕跡は、壁のグラフィティに残っている。
白波リアラ:「入れないでしてしてすね」
虹咲奏:「ここから『渡った』のか?」
境 結良:「やはりそう思いますか?奏さん。これが『ゲート』の役割を果たしていると」
虹咲奏:「ああ。境の証言。消えた二人。…開かれた窓」
虹咲奏:「そう連想するのが自然だ」
GM:君たちが部屋について調べようとしていると
GM:虹咲さんの懐の携帯電話が鳴ります
虹咲奏:出ます。
虹咲奏:「……もしもし」
支部員:「支部長!」
虹咲奏:「何があった」
支部員:『ターゲットが市街地に出現しました!例のジャームと同一のものです!』
虹咲奏:「すぐに向かう。地点座標を送れ」
支部員:『了解しました!』
境 結良:「現れましたか」
虹咲奏:「ああ……例のジャームだ。今更だが、境の無実は決定的なものになったな」その場の3人に。
白波リアラ:「おー」
白波リアラ:「結良さん疑われてたでしてすか、大変でしてしたね!」
境 結良:「……ああ!そんな話もありましたね!」
境 結良:真相を探ることに夢中ですっかり無実を晴らすということを忘れていた。
鹿骨秋蔵:「話は後だね。急ごうか」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:すでに歩き出している。
GM:---
GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
白波リアラ:今は特になしかな
境 結良:とりあえず保留で!
虹咲奏:重要人物/染谷兄妹/事情が気になる/疑念:○/ロイス
虹咲奏:以上!
鹿骨秋蔵:白波リアラ 〇庇護/喋り方? 
鹿骨秋蔵:以上です

ミドル:3

GM:では次のシーン
GM:引き続いてイベントです、全員登場推奨。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+6(1d10->6)(侵蝕率:59->65)
白波リアラ:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+6[6] → 72

鹿骨秋蔵:52+1D10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+6[6] → 58

境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+8(1D10->8)上昇 (侵蝕率:53->61)
GM:---
GM:第一地区・路地裏
GM:---
GM:白昼の市街地へと現れた触腕の怪物を追う君たち。
GM:しかし怪物の目撃情報は様々な場所へと次々に移動し
GM:追いつくことが出来ない。
境 結良:獣の唸り声のような低温を響かせるマシーンを駆る。
境 結良:「クソッ、キリがない!」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「ぜんぜん追いつけないでしてすよ」
虹咲奏:「…グラフィティ・アートを渡っているとすれば」
虹咲奏:「道理だな。空間移動できる相手に普通の手段では追いつきようがない」
鹿骨秋蔵:「全部で何か所あるかも分からないからねえ。そもそも、新しくも描けるわけだろう?」
虹咲奏:「ああ、アートのある場所を張っていても効果は薄いだろう」
虹咲奏:「においも追っているが……街中に散らばって…」
GM:話す君たちの足元に
GM:びしびしびしっ!
GM:銃弾が打ち込まれる。
白波リアラ:「おー?」
境 結良:ジャンプ&受け身横移動!
鹿骨秋蔵:「お……っと……」
虹咲奏:「!」
虹咲奏:瞬時に翼を広げ、銃弾を受ける。
鹿骨秋蔵:「すまないね奏くん」
虹咲奏:「守るのが私の役目だ」
染谷からす:拳銃を握り、ビルの階段から見下ろしているのは、短髪にピアスの男。
染谷からす:「……てめえらか、追ってきやがるのは」
白波リアラ:「おー、兄貴!」
境 結良:「お前が……!」
境 結良:ヘルメットを脱ぎ投げ捨てる。
鹿骨秋蔵:「おや、例のDVの?」
虹咲奏:「仕掛けてきたか」
染谷からす:「あの時のガキ……なるほどな」
染谷からす:「そういうわけか、アイツに探りを入れてきたってことだな」
白波リアラ:「んー?」
白波リアラ:「会ったのは偶然でしてしてすよー」
虹咲奏:「白波に諜報任務は向いてないからな」
染谷からす:「は、そんなこたあどうだっていいんだよ」
染谷からす:「あのグズが……しくじりやがって」
GM:路地の反対側から
GM:駆け込む足音
染谷とんび:「はぁっ、はっ、兄貴!」
染谷からす:「ああん?噂をすればか?」
染谷とんび:「もうやめようよ……あの人のこと、止めないと」
染谷からす:「うるせえ!すっこんでろ!」
境 結良:(あの人?あのジャームはやはり、元は人間……)
鹿骨秋蔵:「君、妹さんはもっと大事にしなさい」
染谷からす:「ああ!?」
鹿骨秋蔵:「家族というのは、他の何にも替えられないものだよ」
染谷からす:「……」
染谷からす:「ああ、そうだな、ジジイ」
染谷からす:「アンタの言う通りだよ」
染谷からす:「……だから、俺たちは……!」
染谷からす:表情が変わる。決意と、君たちへの殺意のこもったものに。
染谷からす:「殺す!あの人を」
染谷からす:「親父のことを、やらせはしねえ!!」
染谷からす:ワーディングとともに、リボルバーを握る
境 結良:「父親……!」
虹咲奏:「……そういうことか」
鹿骨秋蔵:「なるほどね……」
鹿骨秋蔵:「いや……すまないね。説得しようとしたんだけど」
鹿骨秋蔵:「いきなり地雷を踏んでしまったなあ」困ったように。
虹咲奏:「……家族のことは」
虹咲奏:「繊細で、それでいて誰にでも触れやすいものだ」
虹咲奏:「今は、やむを得なかった」
鹿骨秋蔵:「そう言ってくれると助かるよ」少し笑う。
白波リアラ:「んー……」
白波リアラ:「家族……」
GM:ミドル戦闘に入ります
GM:マップは以下
GM: 
染谷からす
10m
虹咲、白波、鹿骨、境

GM:染谷の行動値は10です
GM:セットアッププロセスから、行動宣言をどうぞ
染谷からす:力場の形成を自分に、攻撃力+10
鹿骨秋蔵:なし!
白波リアラ:なし!
境 結良:セットアップなし!
虹咲奏:渦巻く感情を噛み殺しながら、虹の翼を広げる。
虹咲奏:《ショウタイム》
虹咲奏:対象はからす!虹咲さんを対象に含まない攻撃のダイス-6!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4(侵蝕率:65->69)
GM:ではまずはエネミーの手番から
染谷からす:マイナーで絶対の空間、メジャーでコンセントレイト+空間歪曲射撃+要の陣形
染谷からす:対象は
染谷からす:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

鹿骨秋蔵:アイヤ~~
染谷からす:鹿骨さんを除く全員!
鹿骨秋蔵:あっ助かった
虹咲奏:はいはい
虹咲奏:なるほどね
染谷からす:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,5,5,6,6,8,10]+10[3,10]+10[9]+6[6]+2 → 38

染谷からす:対応どうぞ!
白波リアラ:まわるじゃん
虹咲奏:ドッジをみよう
白波リアラ:とりあえずドッジ!
白波リアラ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,3,3,5,7,8,8,10]+2[2]+1 → 13

白波リアラ:流石に無理よ
境 結良:ドッジします
境 結良:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[2,4] → 4

虹咲奏:侵蝕高いリアラくんにいこうかな
虹咲奏:自分へのリアクションとして《竜鱗》しながら
虹咲奏:行動放棄カバー
染谷からす:ではダメージ!
染谷からす:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 29[3,6,10,10]+15 → 44

染谷からす:諸々有効!
虹咲奏:竜鱗と衝撃相殺で45マイナス
虹咲奏:しかるのちに倍
虹咲奏:即ちノーダメージ!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3(侵蝕率:69->72)
白波リアラ:さすがや
染谷からす:ヒェーッ!
染谷からす:しかし境くんは耐えられまい!
GM:HPが0となるので
GM:復帰を希望される場合は
境 結良:戦闘不能!リザレクト!
GM:その通り!リザレクト!
GM:1d10+現在侵蝕どうぞ!
境 結良:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

境 結良:境 結良のHPが-26減少 (HP:27->1)
境 結良:境 結良の侵蝕率が+1上昇 (侵蝕率:61->62)
染谷からす:ガン!ガン!!
染谷からす:片手で拳銃を撃ち込みながら牽制しつつ
染谷からす:もう片方で握り込むのは、スプレー缶。
染谷からす:空中へと吹き付け、ショッキングピンクの霧が
染谷からす:君たちの頭上へと舞い上がる
染谷からす:「食らえッ!」
染谷からす:ガガガンッ!!
染谷からす:霧の中へと打ち込まれた弾丸が
染谷からす:乱反射するように角度を変え、君たちの全身を四方八方から貫く!
染谷からす:オルクスの空間歪曲能力だ!
白波リアラ:「わあ……!」
境 結良:「があああァァァっ……!」
虹咲奏:自らと、白波リアラに降り注ぐその全てを
虹咲奏:翼で弾き返す。
白波リアラ:「おー!支部長さんすごいでしてした!」
虹咲奏:「……境。許せ。まだそちらに余裕があると判断した」
虹咲奏:古の鳥の鱗は、傷ひとつない。
境 結良:「ぐっ、ハァ…………僕のことは気にしないでください!」
境 結良:立ち上がり笑顔で応える。
鹿骨秋蔵:「大丈夫かい?皆」少し離れた位置、銃撃の手薄な位置取りから声を掛ける。
GM:続いて行動8の虹咲さんが行動破棄しているので
GM:行動7、境さんの手番!
境 結良:マイナーで《オリジン:レジェンド》!
境 結良:眼が金褐色に輝く。
境 結良:「おとなしくしてもらいますよ……!」
境 結良:メジャーはコンボ:「見えない爪」《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》《黒の鉄槌》!
境 結良:からすを攻撃します
染谷からす:どうぞ!
境 結良:境 結良の侵蝕率が+10上昇 (侵蝕率:62->72)
境 結良:6dx+2+8+4 見えない爪 装甲無視
DoubleCross : (6R10+2+8+4[10]) → 7[2,2,2,3,4,7]+14 → 21

染谷からす:回避!
虹咲奏:そのドッジに
虹咲奏:《魔獣の咆哮》を撃ちます。
虹咲奏:大人しく当たるがいい!
染谷からす:ぐええ
虹咲奏:ダイスは-5!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2(侵蝕率:72->74)
染谷からす:それだと…
染谷からす:振れません!貧弱肉体!
染谷からす:自動失敗するのでダメージをどうぞ!
境 結良:3d10+22 ダメージ
DoubleCross : (3D10+22) → 8[4,1,3]+22 → 30

染谷からす:体力もそんなにない!一撃ダウンだ!
染谷からす:戦闘不能!演出どうぞ!
虹咲奏:「動きを封じる。やれ!」
虹咲奏:ざん、と翼で縦に空間を切ると
虹咲奏:染谷からすは脱力感を覚える。
染谷からす:「なんだ、こりゃ」
染谷からす:「体が……重いッ!」
虹咲奏:翼の発する光が、感覚を狂わせ…重くする!
境 結良:「捉えるぞ……!」
境 結良:視角から得る情報だけではなく、この世界に流れる、風、雲、太陽に身を浸し、その場にある「存在」自体を精神で捉える。
境 結良:対象の肉体が場に定着している。今だ。断ち切る!
境 結良:対象の身体に鋭い獣の爪痕のような3つの傷が浮かんだ。
染谷からす:「がっ、ぐあああっ!!」
染谷からす:見えない爪で切り裂かれ、がっくりと膝をついて倒れ込む
染谷からす:戦闘不能、君たちの勝利だ。
染谷からす:「ちくしょお……」
染谷からす:「親父……ごめん……」
境 結良:「ハァ……ハァ……ハァ……」
境 結良:かなりの集中力を消耗する。それも殺さずの加減となれば、尚更。
白波リアラ:「おー……」
鹿骨秋蔵:「お見事、二人とも」
染谷とんび:「兄貴!兄貴ッ!」
染谷とんび:倒れた兄へと駆け寄る。
GM:手加減を功を奏してか、傷はそう深くはない。
GM:意識を失っているが、オーヴァードであれば命に別状はないだろう。
虹咲奏:「……」
虹咲奏:「お前たちには気の毒だが」
虹咲奏:「あのジャームは止める」
虹咲奏:「この街に生きる者たちを、守らねばならない」
染谷とんび:「!」
染谷とんび:その言葉に、目を伏せるが
染谷とんび:一拍あって、顔をあげる。
染谷とんび:「……はい」
染谷とんび:「アタシも、協力します」
白波リアラ:「とんびさん」
染谷とんび:「リアラ……」
白波リアラ:「……恨んでもいいでしてすよ」
白波リアラ:その表情は微笑みだ
染谷とんび:「……」
染谷とんび:「ひどいこと、言うなよ」
染谷とんび:彼女も笑う、悲しそうに
白波リアラ:「ひどいでしてすかね?」
染谷とんび:「折角出来た友達を、恨みたくなんかないよ」
白波リアラ:「んー……」
染谷とんび:「お前が、こんなんでもアタシのこと」
染谷とんび:「友達だって、思ってくれるなら……だけど」
白波リアラ:「ボクは……」
白波リアラ:「ボクはまた一緒に絵を描きたいでしてすた」
染谷とんび:「……そっか」
染谷とんび:「優しいな、リアラは」
白波リアラ:「そうでしてすかね……」
白波リアラ:「ボクたちきっとお父さん倒しちゃうでしてすよ」
染谷とんび:「……いいんだ」
染谷とんび:「アタシたちは」
染谷とんび:「ずっと、間違ったことをしてたんだ」
染谷とんび:「父さんを街に出せば、知らない誰かが犠牲になる」
染谷とんび:「それは分かってて……それでも……」
白波リアラ:「……」
染谷とんび:「苦しむのを、見ていられなくて……だから」
染谷とんび:「あんな怪物になるまで、ずっと匿い続けて」
染谷とんび:「そのうちにこんな能力にも気付いた」
染谷とんび:「父さんの逃げ道を作ったんだ、アタシたちの力で」
染谷とんび:「最悪の人間だよ、父さんに喰われた人たちだって」
染谷とんび:「アタシたちが殺したのと変わりない……!」
染谷とんび:兄の上着を握りしめる、涙のしずくが落ちる
白波リアラ:「……そうでしてしたか……」
染谷とんび:「だから、リアラ」
染谷とんび:「お前らにその力があるなら」
染谷とんび:「アタシたちの弱さを、終わらせて欲しい」
染谷とんび:「……ごめん」
白波リアラ:「……とんびさん」
白波リアラ:「とんびさんも兄貴も、きっといい方向に進めると思うですてす」
白波リアラ:「だってボクたちはそのためにいるんでしてすから」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「…安心しろ。お前たちの処遇は悪いものにはしない」
白波リアラ:「支部長さん!」
鹿骨秋蔵:「そうだね。UGNというのは、君たちのような子を助けるための場所だ」
境 結良:「……たとえ過ちを犯しても、今打ち明けてくれたように、正すことが出来ます。そして、新しい生き方を見つけられます。生きている限りは」
虹咲奏:「私は、その者の『この先』を重要視する。お前たちがこの先、罪を重ねる気がないのであれば」
虹咲奏:「それを取り戻すための手助けをしよう」
白波リアラ:「秋蔵さん、結良さん」
白波リアラ:「えへへ、みんないいひとでしてすから!」
染谷とんび:「……そうだな。よく、わかるよ」
染谷とんび:面々の顔を見回して、涙顔で微笑み
染谷とんび:「お願いします」
染谷とんび:「父を、止めてください」
虹咲奏:「約束しよう」
白波リアラ:「……秋蔵さん」
鹿骨秋蔵:「うん?」
鹿骨秋蔵:「どうかしたかい?」
白波リアラ:「家族って、他の何にも代えられないんでしてすよね」
鹿骨秋蔵:「ふむ……」顎をさすって。「そう言ったね」
白波リアラ:「ボクは、家族いないでしてすから……」
白波リアラ:「やっぱり、大事なものなんでしてすかね」
鹿骨秋蔵:「そうだなあ……」少し考えて。
鹿骨秋蔵:「リアラくんには、大事な人はいるかい?」
白波リアラ:「んー」
鹿骨秋蔵:「人じゃなくてもいいよ。ものとか、場所とかでも」
白波リアラ:「んーむ」腕を組んで悩み
白波リアラ:「ボクは、かわいいボクが輝いている世界がとても大好きでしてす」
白波リアラ:「世界があるからボクがかわいく輝いているでしてすから」
鹿骨秋蔵:「世界かぁ。それはすごいなあ」楽しそうに笑って。
白波リアラ:「すごいでしてすか」
鹿骨秋蔵:「うん。君はきっと大物になるよ」
白波リアラ:「えへへ」
鹿骨秋蔵:「じゃあ、そうだなあ。例えば……」
鹿骨秋蔵:「リアラくんは、今日は何にもやる気が起きないから、夕方まで寝てたいなあ、何もしたくないなあ、って」
鹿骨秋蔵:「ついつい、一日中だらだら、ごろごろしちゃう事って、あるかい?」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「気付いたらぼーっとしてることはあるでしてす」
鹿骨秋蔵:「そうだねえ。僕もよくあるよ」うんうん頷いて。
鹿骨秋蔵:「でも仮に、そんな風にだらだら過ごした次の日に、いきなり世界がめちゃくちゃに壊れてしまったら、どう思うかな?」
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「とても大変でしてす!」
鹿骨秋蔵:「そうだね。大変だ」
鹿骨秋蔵:「僕だったら、ああ、こんなことなら、昨日もっと有意義に楽しく過ごしておけばよかった……って、そう考えると思うんだよね」
白波リアラ:「ふーむ」
鹿骨秋蔵:「僕があの子……からす君に言いたかったのは、別に血の繋がりは大事にしろだとか、そういう話じゃないんだ」
鹿骨秋蔵:「僕が言いたいのはね、今自分が持っているものを大切にしてほしい、って話なのさ」
白波リアラ:「……」
白波リアラ:「なるほど!」
鹿骨秋蔵:「そういうものはいつも、失くした後で後悔するものだからね」
鹿骨秋蔵:「もっと大事にしておけばよかった、もっとその為に頑張っておけばよかった、ってね」
鹿骨秋蔵:「分かってくれたかな?」
白波リアラ:「かなりわかったでしてした!ありがとうございましてした!」
鹿骨秋蔵:「それは良かった」微笑んで、「リアラくん。大切に思うものは、人それぞれ違うんだ」
鹿骨秋蔵:「他の人が大切にしているものを、君がたとえ持っていなかったとしても、」
鹿骨秋蔵:「それを悲しんだり、羨んだりする必要なんて、どこにも無いんだよ」
鹿骨秋蔵:「君は君の大切なものを、大切にしてほしいな」
鹿骨秋蔵:「だってその方が、素敵だろう?」
鹿骨秋蔵:そう言ってウィンクする。
白波リアラ:「おー」
鹿骨秋蔵:「それじゃあ」かつん、と杖をついて。
鹿骨秋蔵:「行こうか」
白波リアラ:「はいでしてすた!」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
虹咲奏:ロイスは保留
虹咲奏:購入はボディアーマー
虹咲奏:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 10[10]+8[8]+1 → 19 → 成功

虹咲奏:成功したよ?!
虹咲奏:着ぐるみも買えんじゃん…装備しよ
白波リアラ:すごい!
白波リアラ:私も試そ
白波リアラ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[7,7] → 7 → 失敗

白波リアラ:はい
鹿骨秋蔵:ロイス保留で着ぐるみ
鹿骨秋蔵:5DX+1>=14
DoubleCross : (5R10+1[10]>=14) → 10[2,7,7,7,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

鹿骨秋蔵:おっ財産1払って購入、
鹿骨秋蔵:虹咲さんにあげます
虹咲奏:やったー!じゃあ
虹咲奏:ボディアーマーはリアラくんに!
白波リアラ:やったー!
境 結良:ロイスは保留でボディアーマー挑戦します。
境 結良:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,7,7]+1 → 8

境 結良:以上!
白波リアラ:鹿骨秋蔵/やさしいおじいさんでしてす!〇/おじいさんなので少し心配でしてす/ロイス
白波リアラ:以上で!
境 結良:そういえば回復のタイミングはどこでしょう?
GM:あ、応急手当使用は
GM:シーン終わり、まさにここで宣言していただければ!
境 結良:では応急手当使用します!
GM:どぞどぞ!
境 結良:2d10 回復
DoubleCross : (2D10) → 4[2,2] → 4

鹿骨秋蔵:ひどい
白波リアラ:oh
GM:こういうこともある
境 結良:境 結良のHPが+4回復 (HP:1->5)
境 結良:以上で!

クライマックス

GM:では次のシーン!
GM:クライマックスだ!全員登場!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+8(1d10->8)(侵蝕率:74->82)
鹿骨秋蔵:58+1D10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+3[3] → 61

白波リアラ:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+10[10] → 82

境 結良:シーン登場。境 結良の侵蝕率が+10(1D10->10)上昇 (侵蝕率:72->82)
白波リアラ:のびるのびる
GM:---
GM:第一地区・路地裏
GM:---
GM:日は暮れて、該当の下で路地を彷徨うひとつの影。
”触腕の怪物”:「う……グ……?」
”触腕の怪物”:「閉じてイル……ここも……」
”触腕の怪物”:突き当りのグラフィティアートに触れる。
GM:その図柄は変化し
GM:閉じられた窓に変わっている。
”触腕の怪物”:「なぜ、なぜダ……」
”触腕の怪物”:「役立たズッ……ドモが……!」
”触腕の怪物”:がぎり、と壁に爪痕を残す
GM:路地の表に現れるのは
GM:4つの影。
”触腕の怪物”:「!」
”触腕の怪物”:影へと、君たちへと振り返る。
境 結良:「彼らは巣立ちました……窓の戸締りをして、古い家から」
”触腕の怪物”:「あの、ガキども、か」
”触腕の怪物”:「やくたたず!やくたたずッ!ぐぅるるるるッ!探シて、やつらもッ!クッてやる!」
鹿骨秋蔵:「親が子供に重荷を背負わせるのは、あまり関心しないね」
鹿骨秋蔵:逆光を背に、杖をついて佇んでいる。
”触腕の怪物”:「おや。こ、ども?」
”触腕の怪物”:首をかしげるばかり。
”触腕の怪物”:既にその目に人間らしい理性はない
”触腕の怪物”:家族の顔、名前さえも忘れ果て
”触腕の怪物”:飢餓にのみ身を任せるだけの怪物だ。
虹咲奏:「……ここで、終わりだ」
虹咲奏:「その餓えに終わりはない」
虹咲奏:「お前が、息を止めるまで」
虹咲奏:ぎ、と牙が露わになり、腕を翼へと変える。
虹咲奏:その目にあるのはただ、哀れみだけだ。
”触腕の怪物”:「息を止めるのは。お前たチ、だ」
”触腕の怪物”:「その血も、啜って、ヤる」
”触腕の怪物”:「ァア、どんな味が、するかなァ!!」
白波リアラ:「……ボクが倒すのは」
白波リアラ:「お父さんじゃないでしてすた」
白波リアラ:「とんびさんと兄貴を苦しめる、ジャームでしてしたす!!」
境 結良:「断ち切ります。歪な絆を──!」
境 結良:眼が再び金褐色に輝く。
”触腕の怪物”:「ぐぅるるるる」
”触腕の怪物”:「うがああああああああッ!」
GM:凶悪なワーディングが空間を支配する
GM:衝動判定、難易度9です
GM:意志での判定になります。失敗した場合暴走のデバフ。
GM:そして判定の成否に関わらず
GM:2d10の侵蝕上昇!
白波リアラ:意志で受ける!うおお!!
白波リアラ:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[4,6,10,10]+8[1,8] → 18 → 成功

白波リアラ:82+2d10
DoubleCross : (82+2D10) → 82+17[9,8] → 99

白波リアラ:OK、かなり理想の数字だ
虹咲奏:2dx+1>=9 ウオオオオ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[8,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功

虹咲奏:意志見せすぎだろ
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+7(2d10->1,6)(侵蝕率:82->89)
GM:第一支部の強い意志力
境 結良:7dx+1 意志
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,1,1,3,3,4,8]+1 → 9

境 結良:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[9,9] → 18

境 結良:境 結良の侵蝕率が+18上昇 (侵蝕率:82->100)
鹿骨秋蔵:3DX>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[5,5,8] → 8 → 失敗

白波リアラ:おじいちゃーん!
鹿骨秋蔵:意志の弱い老人
鹿骨秋蔵:61+2D10
DoubleCross : (61+2D10) → 61+7[4,3] → 68

鹿骨秋蔵:低すぎ!!
GM:クライマックス戦闘に入ります。マップは以下。
GM
”触腕の怪物”
10m
PC

GM:触腕の怪物のイニシアチブは12です
GM:セットアップから!
鹿骨秋蔵:なし!
虹咲奏:《ショウタイム》
”触腕の怪物”:得意領域。RCのダイスを増強。
虹咲奏:虹咲さんを対象に含まない場合ダイスマイナス7
白波リアラ:なっしん!
”触腕の怪物”:異形への変貌、侵蝕ボーナスを倍に。
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+4(侵蝕率:89->93)
境 結良:セットアップなし!
虹咲奏:ダイス多そう?
GM:ではまずエネミーの手番から
”触腕の怪物”:マイナー:極光螺旋
”触腕の怪物”:メジャーでコンセントレイト+貪る顎+背教者の王
”触腕の怪物”:範囲攻撃をPC全員に!
”触腕の怪物”:あ、違う
”触腕の怪物”:マイナーがもう一つあった!黒曜の鎧!
”触腕の怪物”:装甲を生成しつつ範囲攻撃を全員に!
”触腕の怪物”:対応なければダイス振ります!
虹咲奏:あ!
虹咲奏:やります!
虹咲奏:《魔獣の咆哮》
虹咲奏:ダイス-6!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+2(侵蝕率:93->95)
”触腕の怪物”:ヒーッ
”触腕の怪物”:ではダイスロール!
”触腕の怪物”:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[2,3,4,5,5,6,7,8,8,8,9]+10[1,4,9,9,9]+10[6,7,9]+10[3,10]+2[2]+4 → 46

”触腕の怪物”:回った!ご対応!
鹿骨秋蔵:元ダイスが多すぎる
虹咲奏:回るなあ!
白波リアラ:ひえー
白波リアラ:一応ドッジ
白波リアラ:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,3,5,5,5,8,9,9,10]+8[8]+1 → 19

白波リアラ:一回回っても無理なものは無理よ
鹿骨秋蔵:暴走中につきリアクション不可!
境 結良:ドッジ!
境 結良:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,3,6,8] → 8

虹咲奏:《竜鱗》で受けます
虹咲奏:境さんを行動放棄カバー!
”触腕の怪物”:ダメージ!
”触腕の怪物”:5d10+33
DoubleCross : (5D10+33) → 12[2,4,3,1,2]+33 → 45

”触腕の怪物”:出目が悪い!息子を見習え!
”触腕の怪物”:諸々有効!
虹咲奏:竜鱗で40!
白波リアラ:あーっ、ギリギリ死ぬ!
白波リアラ:リザレクト!
白波リアラ:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+3[3] → 102

鹿骨秋蔵:死!リザレクト!
鹿骨秋蔵:68+1D10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+6[6] → 74

鹿骨秋蔵:まだ低い……
虹咲奏:5を倍して10!それから衝撃相殺で-15!
虹咲奏:なので無傷!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率を+3(侵蝕率:95->98)
”触腕の怪物”:しかし破壊の渦動!
”触腕の怪物”:次からは装甲無視だ!
虹咲奏:ウワーッ
”触腕の怪物”:そして命中した面々には「放心」のバッドステータスをプレゼント!
”触腕の怪物”:以後クリンナップまでダイス-2!
”触腕の怪物”:地味に辛いやつをくらえっ
鹿骨秋蔵:こいつ!
虹咲奏:あんまり関係ないぜ!
白波リアラ:ヒエーッ

”触腕の怪物”:ずずずずずっ
”触腕の怪物”:全身に纏われた影が形状を変えて
”触腕の怪物”:巻き貝の殻のように分厚く形状を変える
”触腕の怪物”:ずぷん
”触腕の怪物”:そのまま両腕を足元へと突き入れる
”触腕の怪物”:「潰……れ、ロ……!」
”触腕の怪物”:ドバッ!!
”触腕の怪物”:君たちへの足元から、影で形作られた巨大な触腕が現れ
”触腕の怪物”:鞭のように打ち据える!
虹咲奏:羽根の煌めきが、溢れ出す腕を遮り、力を失わせる。
虹咲奏:そして、境を翼で覆い、腕を弾き返す。
境 結良:「うっ……奏さん、何故僕を!?」
虹咲奏:「状況判断だ。それに」
虹咲奏:「守れるものであるならば守る」
境 結良:「……流石、的確な判断です!“支部長”!」
境 結良:口元に少々笑みを浮かべながら答える。
白波リアラ:「んむむむむ」
白波リアラ:「これは痛いでしてしたなー……んんむ」
鹿骨秋蔵:成すすべなく触腕に吹き飛ばされる。床に転がり、咳き込みながら身を起こす。
鹿骨秋蔵:「やれやれ……」腰をさすって。「老体にはこたえるね……」
”触腕の怪物”:じゅる じゅるり
”触腕の怪物”:翼に張り付いた触腕は、しかし確実に
”触腕の怪物”:その力を吸い上げ、奪いつつある
虹咲奏:「傷つける痛みも失ったものは怪物でしかない」
虹咲奏:「ここで……終わらせてやれ」
虹咲奏:「長くは、抑えられん」
境 結良:「はい!今度は、加減は無しです」

GM:行動値7
GM:虹咲さんが行動破棄なので
GM:境くんの手番!
境 結良:マイナーで《オリジン:レジェンド》!
境 結良:メジャーは「見えない爪」《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》《黒の鉄槌》に《終焉の残響》を加えたコンボ!
境 結良:境 結良の侵蝕率が+14上昇 (侵蝕率:100->114)
境 結良:触腕の怪物に狙いを定めます
GM:ダイスどぞ!
境 結良:8dx+2+10+6
DoubleCross : (8R10+2+10+6[10]) → 10[3,4,4,5,7,9,9,10]+2[2]+18 → 30

”触腕の怪物”:ぎゃぼー
”触腕の怪物”:残響でリアクションも出来ない!ダメージどうぞ!
境 結良:4d10+27 装甲無視ダメージ
DoubleCross : (4D10+27) → 25[8,5,5,7]+27 → 52

虹咲奏:高い!
”触腕の怪物”:中々に削られる!装甲も無意味!
”触腕の怪物”:だがまだまだ倒れないぞ!

境 結良:先ほどと同じように、その場の「存在」を見据える。
境 結良:今度は加減はしない。
境 結良:歪んでしまった絆を断ち切るために、この世界から目の前の「個」を消し去る攻撃を行う。
境 結良:見えない爪が対象を切り裂く。今度は対象いる背景の空間まで一瞬切り裂かれたかのように見える威力で!
”触腕の怪物”:「!?」
”触腕の怪物”:全身に纏った装甲も意味をなさない
”触腕の怪物”:切り裂かれ、血を噴き出すとともに
”触腕の怪物”:触手の追撃が弱まり、隙が産まれる。

GM:続いて行動値6
GM:リアラちゃんどうぞ!
白波リアラ:よっしゃ
白波リアラ:まずはマイナーで〈骨の剣〉
白波リアラ:素手の攻撃力が7になったぜ~
GM:その程度の攻撃力で
GM:どうしようというのだ~~!
白波リアラ:そしてメジャーで〈コンセントレイト:エグザイル〉+〈貪欲なる拳〉+〈伸縮腕〉+〈死神の手〉+〈背教者の王〉
白波リアラ:まずはダイスを振る!マイナス2されてもダイス数はなんと13個だ
白波リアラ:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,1,2,5,5,6,8,8,8,10,10,10,10]+10[3,5,7,8,8,8,9]+10[2,5,7,9,9]+10[3,3,10]+4[4]+3 → 47

”触腕の怪物”:めちゃくちゃしおる!
”触腕の怪物”:回避!
”触腕の怪物”:9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[2,2,4,4,6,6,7,7,10]+10[10]+3[3]+2 → 25

白波リアラ:ま・・・まわるじゃねえか
”触腕の怪物”:がんばったのに!
”触腕の怪物”:ダメージを!
白波リアラ:では攻撃、死神の手で攻撃力は+16!そして背教者の王は[侵蝕率÷10]の攻撃力プラス!つまり10だ!
白波リアラ:5d10+7+16+10
DoubleCross : (5D10+7+16+10) → 27[3,3,3,9,9]+7+16+10 → 60

白波リアラ:諸々有効!
白波リアラ:105+15で侵蝕値120
”触腕の怪物”:なんやその火力は
”触腕の怪物”:17もある甲羅の装甲が…!
”触腕の怪物”:ぶち抜かれて瀕死!HP0に!
”触腕の怪物”:蘇生復活で食いしばり…!
”触腕の怪物”:HP1!
白波リアラ:くっ食いしばりめっ

白波リアラ:「……家族……夢……友達」
白波リアラ:「……」
白波リアラ:思い出すのはかつての実験室
たくさんの声:「実験の結果」「君は最高だ」「テスト開始!」「でした」「テス」「君はとてもかわいく優秀だよ」
たくさんの声:「ボクの最高傑作だ」「テスト」「UGNの希望に」「テス」「しました!次の」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「……やっぱり、よくわからないでしてしたな」
”触腕の怪物”:「ふぅうあッ……」
”触腕の怪物”:白目を剥いて、君たちをにらみつける
”触腕の怪物”:「ころす」
”触腕の怪物”:「ころして、くう……!」
白波リアラ:「……でも、そうでしてすたね」
白波リアラ:「ボクが戦う理由は」
白波リアラ:「とんびさんが悲しんでいたからで、十分でしてすた」
白波リアラ:背中から多数の触手が伸びる。
白波リアラ:その影は、リアラの動きと"連動していない"。全く別の動きをしている
白波リアラ:「ボクのかわいい触手たち」
白波リアラ:「……引き裂け」
白波リアラ:しゅばっ
白波リアラ:実物の触手が実体を、影の触手が影を掴む。二つの動きはまるで違う。だが
白波リアラ:どちらも、ねじり、貫き、叩きつける。凶悪なまでに
”触腕の怪物”:「あっ、ごっ、が!!」
”触腕の怪物”:殻を砕かれ、触手を引きちぎられ
”触腕の怪物”:地面に叩きつけられ、転がる
白波リアラ:「……まだでしてすた」
白波リアラ:「まだ、動けるみたいでしてす」
”触腕の怪物”:「あぐ」
”触腕の怪物”:「ごぁあああああああ!!」
”触腕の怪物”:ほとんど肉片と化したその肉体が
”触腕の怪物”:影と溶け込みながら、咆哮をあげる
”触腕の怪物”:ごばぁっ!!
白波リアラ:「……少し、ボクと似てましてすたね」
虹咲奏:「お前はお前だ、白波」
虹咲奏:「私が私としてここにあるように」
虹咲奏:「お前はお前だ。怪物ではない」
白波リアラ:「支部長さん……」
白波リアラ:「ありがとう、でしてすた」
白波リアラ:虹咲奏/ありがとうでしてす〇/飲み物だけでしてす?/ロイス
”触腕の怪物”:地面から立ち上るのは
”触腕の怪物”:髑髏めいた貝殻をまとった、巨大な頭足類めいた姿の怪物。
”触腕の怪物”:「おれ、あ”」
”触腕の怪物”:「まだ、まだ」
”触腕の怪物”:「ぐいだりね”ぇええええええ!!」
虹咲奏:「……そうだろうな」

GM:行動値4、鹿骨さんのイニシアチブに
”触腕の怪物”:加速する刻
”触腕の怪物”:メインプロセスを行います
虹咲奏:来たか?
鹿骨秋蔵:ギャ~~~
白波リアラ:ひえっ
”触腕の怪物”:マイナーはなし、メジャーで先程と同じコンボ
”触腕の怪物”:エンゲージ配置に変化はないのでそのまま範囲攻撃!
”触腕の怪物”:全員に!
虹咲奏:妨害も何もないぜ
”触腕の怪物”:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,10]+10[7,8,9,9,10,10,10]+10[1,4,5,7,7,9,9]+10[2,4,7,9]+10[4,8]+10[9]+10[9]+4[4]+4 → 78

”触腕の怪物”:なにこれ
虹咲奏:たっけー
鹿骨秋蔵:ヒェ
白波リアラ:うわっなにそれ
”触腕の怪物”:リアクションせよ!
虹咲奏:装甲無視になってるし、まあガードで受けます
虹咲奏:ていうか振れないんだよ放心だから
鹿骨秋蔵:暴走リア不!
境 結良:ドッジ!
境 結良:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,6,7,9] → 9

白波リアラ:ガードしても無意味だろうし一応ドッジだ
白波リアラ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[3,3,4,5,7,9,9,9]+1 → 10

”触腕の怪物”:8d10+33
DoubleCross : (8D10+33) → 47[3,10,5,3,9,8,2,7]+33 → 80

”触腕の怪物”:装甲無視!
白波リアラ:ウワー
白波リアラ:めっちゃ死ぬじゃん、虹咲さんのロイスで復活!
鹿骨秋蔵:死!リザレクト!
鹿骨秋蔵:74+1D10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+7[7] → 81

鹿骨秋蔵:よしよし……
虹咲奏:いや振れはするのか…まあいいや、リザレクト!
虹咲奏:虹咲奏の侵蝕率+1(1d10->1)(侵蝕率:98->99)
虹咲奏:HP1!
GM:境さんも侵蝕100を越えているので
GM:復帰を望む場合はロイスの昇華宣言をどうぞ!
境 結良:触腕の怪物のロイスをタイタス、昇華し復活します
境 結良:境 結良のHPが-5減少 (HP:5->0)
境 結良:境 結良のHPが+11回復 (HP:0->11)
GM:オッケイ!

”触腕の怪物”:「アアアアッ!」
”触腕の怪物”:「渇ク、渇ク」
”触腕の怪物”:「渇イて、おさまらねェえええええ!」
”触腕の怪物”:伸び立つ無數の影触手を大蛇の如くのたうちまわらせる!
”触腕の怪物”:ガガガガガガガガッ!!
虹咲奏:翼の鱗は侵食され、触手を通す。
虹咲奏:「けほっ……ぐ……」
白波リアラ:「う、ぐっ、ぐぅうっ……!」その触手は守るのには適さない、ボロボロに叩きつけられていく
鹿骨秋蔵:「……!」腹部を抉られ、血飛沫と共に吹き飛ぶ。帽子が高々と宙を舞う。
虹咲奏:「鹿骨さん!」
虹咲奏:血を吐きながら叫ぶ。
境 結良:「なんて、底が知れないんだ……!」
”触腕の怪物”:「ああ、ああああ」
”触腕の怪物”:「ぐ」
”触腕の怪物”:「ぐる、しい”」
”触腕の怪物”:暴威の嵐を吹き荒らしながら
”触腕の怪物”:その表情は苦悶に歪んでいる。
白波リアラ:「……」
鹿骨秋蔵:「僕は大丈夫。まだまだ余裕だよ」
鹿骨秋蔵:口の端から血を零しながら、笑む。
鹿骨秋蔵:「君は君の部下を守りなさい」
鹿骨秋蔵:「状況判断、だろ?」
虹咲奏:「ええ」
虹咲奏:「……お願いします」
虹咲奏:「終わらせてやって、ください」
鹿骨秋蔵:「ああ」血に濡れた手で、乱れた髪を掻き上げる。
鹿骨秋蔵:「そうだね」

GM:行動値は4
GM:鹿骨さんの手番!
鹿骨秋蔵:マイナーでせっかくなのでジェネシフト!
鹿骨秋蔵:81+5D10
DoubleCross : (81+5D10) → 81+20[1,10,1,1,7] → 101

鹿骨秋蔵:よし!
虹咲奏:ひょー!
白波リアラ:やるぅ
GM:こいつ!
鹿骨秋蔵:メジャーで≪コンセントレイト:ソラリス≫+≪絶対の恐怖≫+≪神の御言葉≫+≪オーバードーズ≫+≪アニマルアタック≫
鹿骨秋蔵:対象触腕の怪物!
鹿骨秋蔵:ダイス少なっ
”触腕の怪物”:ゲヘヘヘーッ
”触腕の怪物”:かわしてやるぜ~
鹿骨秋蔵:6DX7+7
DoubleCross : (6R10+7[7]) → 10[1,2,4,4,8,8]+10[7,9]+10[8,9]+10[8,9]+10[5,8]+2[2]+7 → 59

鹿骨秋蔵:?????????
”触腕の怪物”:なんでじゃい!
”触腕の怪物”:回避!!
”触腕の怪物”:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 8[2,3,4,5,5,6,6,6,8]+1 → 9

”触腕の怪物”:なんでじゃい!!!
鹿骨秋蔵:50足りんな~
”触腕の怪物”:ダメージをよこせ!!
鹿骨秋蔵:ダメージ!
鹿骨秋蔵:6D10+72 装甲無視
DoubleCross : (6D10+72) → 23[1,9,9,1,1,2]+72 → 95

鹿骨秋蔵:しねーっ
虹咲奏:固定値の暴威
”触腕の怪物”:ポゲーッ
”触腕の怪物”:95回死ぬわ!
”触腕の怪物”:戦闘不能!

”触腕の怪物”:「だれ、か、いないのが」
”触腕の怪物”:「だれか、だれがぁああああ」
”触腕の怪物”:泥沼の中を溺れもがくように
”触腕の怪物”:腕はめちゃくちゃに振り回され、周囲の建物を破壊し続ける
鹿骨秋蔵:「……さて」影と触腕を振り乱す怪物を見据える。
鹿骨秋蔵:「そろそろ、君も子離れをお勧めするよ」
鹿骨秋蔵:「あるいは……そうだね」
鹿骨秋蔵:「君がいい親だったからこそ、彼らも守ろうとしたのかな」
鹿骨秋蔵:「いずれにしても……もう、君は」
鹿骨秋蔵:「人と一緒には、生きられない。残念だけどね」
鹿骨秋蔵:ロイス取得/“触腕の怪物” 〇親近感/食傷
鹿骨秋蔵:かつん、と、杖で地面を打ち鳴らす。
鹿骨秋蔵:瞬間。
鹿骨秋蔵:ジャームの体内、その心臓が破裂する。
”触腕の怪物”: 
”触腕の怪物”:「――」
”触腕の怪物”:ずるり
”触腕の怪物”:暴れ狂っていた触腕が脱力し、影の中へと溶け出していく。
鹿骨秋蔵:≪動物使い≫と呼ばれる能力がある。
鹿骨秋蔵:他の動物と心を通わせ、自在に操る、オルクスシンドロームに分類される能力だ。
鹿骨秋蔵:鹿骨の操る『動物』は────
鹿骨秋蔵:────人間。
”触腕の怪物”:その巨体の形が崩れ
”触腕の怪物”:残るのは、蹲った1人の男の姿。
鹿骨秋蔵:「せめて最後は、人として」
鹿骨秋蔵:「安らかに眠っておくれ」
”触腕の怪物”:「……」
”触腕の怪物”:「か、らす……とんび……」
”触腕の怪物”:「悪かった……なぁ……」
白波リアラ:「……!」
”触腕の怪物”:「……ふたりで……」
”触腕の怪物”:「なか……よく……」
”触腕の怪物”:「……」
”触腕の怪物”:どさり
”触腕の怪物”:男は倒れ、沼のように広がっていた影も消える。
GM: 戦闘終了。
GM:君たちの勝利だ。

バックトラック

GM:バックトラックへ!
GM:現在所持しているロイスの数だけ1d10し、侵蝕を低下させることが出来ます
GM:レッツトライ!
白波リアラ:いえー!
白波リアラ:ロイスは5つ!下げるのは21!いけるいける!
白波リアラ:1倍だ!
GM:博打!
白波リアラ:121-5d10
DoubleCross : (121-5D10) → 121-29[9,4,4,5,7] → 92

白波リアラ:OKOK
GM:やりやがった!
虹咲奏:1倍!
虹咲奏:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-36[10,1,9,7,9] → 63

虹咲奏:4点!
GM:めっちゃ下がってる
境 結良:所持している4個分全部振ります!
境 結良:4d10
DoubleCross : (4D10) → 27[1,6,10,10] → 27

境 結良:境 結良の侵蝕率を-27した
鹿骨秋蔵:最後のコンボで侵蝕101>116!
鹿骨秋蔵:1倍!
鹿骨秋蔵:116-6D10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-35[5,2,6,9,10,3] → 81

鹿骨秋蔵:5点!
白波リアラ:みんな無事帰還というわけじゃな
GM:境さんも5点帯ですね
GM:おめでとう!
GM:では経験点配布!
GM:セッションに最後まで参加した1点
GM:よいロールプレイをした1点
GM:他のプレイヤーを助ける言動をした1点
GM:セッションの進行を助けた1点
GM:スケジュール調整などに協力した1点
GM:今回のシナリオ目的点は7点!
GM:合計12点を基準点として
GM:虹咲さんのみ16点、ほか全員17点!
GM:贈呈!
虹咲奏:いただきます!
境 結良:はーい!
鹿骨秋蔵:うめ……うめ……
白波リアラ:おいしさ

ED:境結良&白波リアラ

GM:---
GM:第一支部・廊下
GM:---
GM:事件から数日、君は支部で保護と事情聴取を受けている染谷とんびの元へとやってきていた。
染谷とんび:「……2人で、仲良く」
白波リアラ:「うん、確かにそう言ってたでしてすた」
染谷とんび:「父さん、最期は」
染谷とんび:「父さんに……戻れたのかな」
染谷とんび:「なあ、リアラ」
白波リアラ:「お?」
染谷とんび:「伝えに来てくれて、ありがとな」
染谷とんび:「アタシも、兄貴もたくさん間違ったのかもしれないけど」
染谷とんび:「その言葉は……忘れない。大事にしたい」
白波リアラ:「あー」
白波リアラ:「……うん、ぼくの言った通りでしてしてす」
白波リアラ:「とんびさん、きっと、良い道に進んでるでしてすよ」
染谷とんび:「そうかな、そう思いたいけど……いや」
染谷とんび:「リアラが言ってくれるなら、きっとそうなんだ」
染谷とんび:「そう思うことにするよ。アタシは」
染谷とんび:「センスの合う友達のこと、信じないとな」
白波リアラ:「えへへ」
白波リアラ:「友達、でしてすたね」
染谷とんび:「そうだよ、へへっ」
染谷とんび:「……事情聴取が終わったら」
染谷とんび:「保護観察処分っていうのになるらしい。アタシたち」
白波リアラ:「うん」
染谷とんび:「また自由に街に出られるようになるのかはわからないけど」
染谷とんび:「そんな日が来たら、また一緒に絵を描こう」
染谷とんび:「今度は、アタシたちの描きたい絵を描くのさ」
染谷とんび:「リアラは何がいい?」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「んー……」
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「とんびさん、描きましてす」
染谷とんび:「あ、アタシ!?」
染谷とんび:「ええ、いや」
染谷とんび:「それは……やめとけって!」
白波リアラ:「?」
白波リアラ:「描きたいもの描くでしてすた」
染谷とんび:「そう言ったけどさぁ……」
染谷とんび:「は、恥ずいじゃん……!」
染谷とんび:顔を赤くしている
白波リアラ:「そうでしてすたか……?」
染谷とんび:「……ちゃんと練習しとけよ」
染谷とんび:「かわいく描かなかったら、承知しないからな!」
白波リアラ:「はいでしてすた!」
白波リアラ:「ボクと、とんびさんと、兄貴と、お父さん、描きましょうでしてす!」
染谷とんび:「!」
染谷とんび:「うん……」
染谷とんび:「とびきり、かわいくだぞ」
白波リアラ:「もちろんとんびさんとボクはとびきり可愛く描くてすた!」
染谷とんび:「いや、みんなとびきりかわいく描いてくれ」
染谷とんび:「多分それが」
染谷とんび:「お前のアートだ、きっと」
白波リアラ:「はいでしてす!」
GM:元気よく返事をして
GM:君はとんびと分かれる。
GM:そこに通りかかるのは、また見知った顔。
境 結良:「あ、こんにちは。リアラさん!」
白波リアラ:「結良さん!こんにちはでしてすた!」
境 結良:「どうでしたか?とんびさん」
白波リアラ:「大丈夫でしてす!また一緒に遊ぶ約束しましてすたから!」
白波リアラ:「えへへ」
境 結良:「それはよかったです。リアラさんの愛が伝わったんですね!」
白波リアラ:「……」
白波リアラ:「愛……」
白波リアラ:「結良さん」
白波リアラ:「ボクは……夢とか、友達とか、愛とか、そういうの、上っ面だけしか理解できてない気がしてしまいてす」
白波リアラ:「心からわかってるのか、不安になってしまうでしてすた」
白波リアラ:「そういうこと、結良さんもありましてすたか?」
境 結良:「……リアラさんだけに教えるけど」
境 結良:いたずらっぽく笑って
境 結良:「僕、火星に行ったことがあるんです」
白波リアラ:「!」
白波リアラ:「火星でしたすか!」
境 結良:「そう。地球から7000万kmある、火星」
境 結良:「僕は自分の夢の第一歩としてそこに行った」
境 結良:「そこに至るまでは、大変だったなぁ」
白波リアラ:「ほあー……」
境 結良:「でも、楽しかった!」
境 結良:「集まった仲間は、最初はみんなバラバラでチームワークなんて全然だった」
境 結良:「けれど段々打ち解けていった」
白波リアラ:「おー」
境 結良:「何故かといえばそれは、みんな同じく、夢に向かって努力する仲間だったからです」
境 結良:「自分の力を役立てたい、他の人に認められたい、居場所が欲しい……」
境 結良:「そういう幾多の夢が重なって、僕たちはひとつの目標、火星へ辿り着くことが出来たんです!」
白波リアラ:「仲間……」
白波リアラ:「すごいでしてすた!」
境 結良:「出発の時、宇宙船から火星が見えた時、みんないい顔してたなぁ……」
境 結良:「みんなの生き生きとした表情を見た時、思ったんですよね」
境 結良:「夢に向かってよかった!って」
白波リアラ:「はー……」
境 結良:「とんびさんはリアラさんと話してる時、どんな表情でしたか?」
白波リアラ:「んー」
白波リアラ:「嬉しそうだったと思いましてす」
境 結良:「リアラさんはとんびさんが嬉しそうで、嬉しかったですか?」
白波リアラ:「はいでしたす!」
境 結良:「それですよ!」
白波リアラ:「おお」
境 結良:「感情っていうのはきっと、自分ひとりだけでは成り立たないんです」
境 結良:「誰か、自分が気持ちを向ける相手がいて、はじめて自分の気持ちがわかるんです」
白波リアラ:「気持ちを向ける相手……」
境 結良:「だからリアラさんは、今のままでもいいんじゃないでしょうか」
白波リアラ:「なるほど……」
白波リアラ:「……結良さん!結良さんに相談して、よかったでしてすた!」
境 結良:「それなら、なによりです!」
白波リアラ:「えへへ」
白波リアラ:「……結良さんは、UGNには戻らないでしてすたか?」
境 結良:「えぇ?どうしたの突然?」
白波リアラ:「一緒にお仕事できたら楽しいでしたすな、って思ったでしてすが」
境 結良:「う~ん、入りたいような、入りたくないような……」
境 結良:相変わらず、曖昧な男。
境 結良:「どうするかは、もう少し考えるよ……うん」
白波リアラ:「……そうでしてすたか」
境 結良:「ごめんね。僕一人の問題じゃないから……」
白波リアラ:「いえ!それならそれでいいでしてすた!」
白波リアラ:「たぶんそれが、結良さんのアートでしてすたね!」
境 結良:「ふふ……そうかもしれませんね!」
境 結良:優しく微笑む。
白波リアラ:「えへへ!」にこー
白波リアラ:「それじゃあ結良さん!また会いましょうでしてすた!」
白波リアラ:「ばいばいでしてすたー!」
白波リアラ:元気に走り去っていく
境 結良:「はい!それじゃあ」
境 結良:地上に停めてあるバイクへ向かう。
境 結良:戦いが終わり、ワイドなリアタイヤが目を引くアメリカンバイクを駆り疾走する。
「虎」:「何を悩んでいる」
境 結良:心の奥底の隣人が声を掛ける。
境 結良:「僕はこのままではいけないのかもしれません。やはり、大きな組織に入らなければ」
「虎」:「ジャームを退治するだけなら、UGNに入る必要はない」
境 結良:「あなたの目的は尊重します。しかし、僕にも意志を通す権利があります」
「虎」:「そこまで人類に貢献したいのか」
境 結良:「僕は戦いよりも、本当は平和的な行為で役立ちたいんです」
「虎」:「そこまで思うなら、何故あの時承諾しなかった」
境 結良:「今の僕は、地球で『個』を確立できないあなたと同化してここにいる。僕の一存では決められない」
「虎」:「……組織に入れば、またつらい思いをすることになる」
境 結良:「前とは違う。今は力があります。あなたという」
「虎」:「結良……」
「虎」:感嘆のような、落胆のような、曖昧なため息交じりで呟いた。
境 結良:「虎よ!あなただって本当は、人間を……!」
「虎」:「……」
境 結良:虎はそれきり喋らなくなった。
境 結良:今一度、自らの力をどう振舞うか、考え直さねばならない。
境 結良:夕日に照らされた一頭の獣が、ハイウェイを往く。

ED:虹咲奏&鹿骨秋蔵

GM:---
GM:第1支部・支部長室
GM:---
GM:事件から数日後。
GM:一連の後処理も済んで、君たちは改めて支部長室で顔を合わせていた。
虹咲奏:虹咲奏はこの部屋で生活を送っている。
虹咲奏:そして、ある程度信頼を結んだ相手は誰でも
虹咲奏:分け隔てなく、この部屋で話をするようにしていた。
虹咲奏:「───どうぞ」
虹咲奏:淹れたての茶が入ったカップを置く。
鹿骨秋蔵:「ありがとう。はは、またこのお茶にありつけるとはね」
鹿骨秋蔵:カップを口に運んで。
鹿骨秋蔵:「うん、やっぱりおいしいなあ。協力を申し出た甲斐があったってものだね」
鹿骨秋蔵:嬉しそうに言う。
虹咲奏:「恐れ入ります。気に入っていただけて何よりです」
鹿骨秋蔵:「ここ何日かでこの支部も、街の様子も、色々見て回ったけれど」
鹿骨秋蔵:「いい空気のところだね。好きだなあ、僕は」
鹿骨秋蔵:笑みを湛えつつも、じっとその顔を見つめる。
虹咲奏:「それは、良かった」
虹咲奏:「この街の日常を守るため、駆け回っている甲斐があると言うものです」
虹咲奏:「……助けられないものも、多くありますが」
虹咲奏:「それでも、『これ以上は』と、取りこぼさないようにやっているつもりです」
鹿骨秋蔵:「……そうだね」
鹿骨秋蔵:「僕たちの仕事は、結局はそういうものだ」
鹿骨秋蔵:「多くを救うために、時には非情な決断も必要になる……」
鹿骨秋蔵:「だからこそ、そこのところの線引きと、出来る限りの努力くらいは、忘れないようにしないとね」
虹咲奏:「ええ。『線引き』は大事だ」
虹咲奏:「それを失えば、我々は容易く日常を奪うものに成り果てる」
鹿骨秋蔵:ふ、と笑って。
鹿骨秋蔵:「君は、堅牢な楯だな」
鹿骨秋蔵:「刃を立てるには骨が折れそうだ」
虹咲奏:「……私が人であるうちは、盾でありたいと願っているので」
虹咲奏:「ただ、そうでなくなった時に刃を立てられるものは、常に側に置いております」
鹿骨秋蔵:「……」
鹿骨秋蔵:「それが、君の覚悟かね?」
虹咲奏:「私にとっては……覚悟というより」
虹咲奏:「責務、と」
虹咲奏:「感じています」
鹿骨秋蔵:「……」
鹿骨秋蔵:その心の根を見透かすように、真価を問うように、瞳の奥で虹咲奏を見据えて。
鹿骨秋蔵:「成程」
鹿骨秋蔵:ふっと相好を崩す。
鹿骨秋蔵:「それが聞けて良かったよ」
虹咲奏:「?」
鹿骨秋蔵:「これでようやく、僕の仕事も一段落付いたかな」
虹咲奏:「……薄々感じていたのですが」
虹咲奏:「あなたはただ、資料を届けに来ただけではありませんね」
虹咲奏:「査察か何かかとも思いましたが」
虹咲奏:「どうもそういう風でもない」
鹿骨秋蔵:「うーん、そうだね」
鹿骨秋蔵:「半分正解……ってところかな?」
虹咲奏:首を傾げる。
鹿骨秋蔵:「僕は日本支部の研究部門から来た、とは言ったけど」
鹿骨秋蔵:「研究部門の所属、とは言ってないよね」
虹咲奏:「な」
鹿骨秋蔵:「あははは!消火器の訪問販売みたいだと思った?ごめんね」
鹿骨秋蔵:「僕の所属は、君の想像した通りだよ」
虹咲奏:「それは、当然でしょう。常から言葉の端々を疑っていては仕事ができない」
虹咲奏:「すると、やはり」
鹿骨秋蔵:「うん。僕は査察部の人間だ」
鹿骨秋蔵:「ただ今回の件は、単なる定期査察とは少し訳が違ってね」
虹咲奏:「訳が違う…?」
鹿骨秋蔵:「……」ゆっくりと紅茶を飲んで。
鹿骨秋蔵:「崩落戦から、もう4年以上が経つ」
虹咲奏:「ええ。……私自身は、市外にいましたが」
虹咲奏:「多くのものが失われたと。聞いています」
鹿骨秋蔵:「……そうだね」
鹿骨秋蔵:「善悪を抜きにして、争いの傷というのは、時と共に薄れていくものだ」
鹿骨秋蔵:「人や場所……大切なものを失った悲しみを、人はそうして、ゆっくりと癒していくしかない」
虹咲奏:「……」
鹿骨秋蔵:「しかしこの街の戦いは、激化する一方だ」
鹿骨秋蔵:「特にこの一年の情勢は、常軌を逸した混沌と言っても、少しも過言じゃあない」
鹿骨秋蔵:「新旧のFHセルが台頭し、滅び、また新たに勃興する」
虹咲奏:「……300近くにもなります。この一年での事件は、大小合わせれば」
鹿骨秋蔵:「複数の超越者やマスタークラスのエージェントが市内に潜み、今も機を伺っている」
鹿骨秋蔵:「世界規模で見ても、これほどの危険因子が蠢いている場所は他にない。まさしく火薬庫だ」
鹿骨秋蔵:「既に異例の13支部制が敷かれてはいるが、上層部はこの情勢を鑑みて、この街をさらに警戒すべき場所であると判断した」
虹咲奏:「当然のご判断かと」
鹿骨秋蔵:「それは裏を返せば……決してUGNという盾が破られてはならない場所、ということだ」
虹咲奏:「……」
鹿骨秋蔵:「ここで奏くんにひとつ、簡単な質問だ」
虹咲奏:「はい」
鹿骨秋蔵:「どんな攻撃にも耐え、外敵を打ち破ってきた、とても堅牢な砦があったとしよう」
鹿骨秋蔵:「外からの攻撃では、傷一つ付けることが出来ない砦だ」
鹿骨秋蔵:「そんな砦を崩すには、どうするのが手っ取り早いと思う?」
虹咲奏:「内部から崩す。味方を腐らせる」
鹿骨秋蔵:「……その通り」
鹿骨秋蔵:「どんな強固な砦でも、内通者の手引きひとつで簡単に瓦解する」
鹿骨秋蔵:「どんなに堅牢な盾でも、自らの内側の錆から脆く崩れてしまう」
鹿骨秋蔵:「上が最も恐れているのは、それだ」
虹咲奏:「ええ。故に、私は味方となるものを常に見極めようとしています」
鹿骨秋蔵:「そうかね?しかし君も言っただろう」
鹿骨秋蔵:「『常から言葉の端々を疑っていては、仕事ができない』」
虹咲奏:「……私は、感情を読む目を持っている」
虹咲奏:「そして、あなたのことは、言葉ではなく」
虹咲奏:「感情を読めないことから、『疑って』いました」
鹿骨秋蔵:「成程、そうだったか」少し笑って「君のように感情を読める相手は、UGNに少なからずいるからね」
鹿骨秋蔵:「いつも感情はなるべく漏れないように気を付けているんだ」
鹿骨秋蔵:「まあしかし、僕に言わせれば……」
鹿骨秋蔵:「全てを疑うことが、僕らの仕事だ」
鹿骨秋蔵:「たとえ感情が読めたとしても、それが真実である確証なんて、どこにもないのだからね」
虹咲奏:「いいえ」
虹咲奏:「信じられぬものは、守ることができない」
虹咲奏:「信じるのは、守るためです」
虹咲奏:「私の役割は、『今』を信じ、守り抜くことだ」
鹿骨秋蔵:「それが君の信念か」
虹咲奏:「……それが私の線引きです」
鹿骨秋蔵:「だがそれは、強さでもあり、弱さでもあるな」
鹿骨秋蔵:「なに、君のそういう性分は、好ましく思っているよ」
鹿骨秋蔵:「個人としてはね」
鹿骨秋蔵:「……さて、話を戻そうか」
鹿骨秋蔵:「この未曽有の危機に対して、上層部の判断は、支部の追加……第14支部を新設することでなく」
鹿骨秋蔵:「現状の13支部制を、更に強固なものとする方向性で纏まった」
鹿骨秋蔵:「そこで新たに、この街にひとつの臨時部署が設立されることになったんだ」
鹿骨秋蔵:「UGN N市臨時査察部1課、並びに2課」
虹咲奏:「……」
鹿骨秋蔵:「N市全域をカバーする、専属の査察部だ」
鹿骨秋蔵:「業務は主に内定調査、そして離反者の確保」
鹿骨秋蔵:「近いうちに、支部長クラスには通達が行くと思うけど……」
鹿骨秋蔵:「あ、これまだ極秘ね。内緒にしておいて」口に指を当てて。
虹咲奏:「良いのですか?極秘事項を……勿論、漏らす気はありませんが」
鹿骨秋蔵:「あはは、極秘にも色々あるのさ。君に話してないことは、それこそいくらでもあるしね」
鹿骨秋蔵:「それで、僕はそこの部長として、本格始動の前にこの街の様子と……」
鹿骨秋蔵:「最低限、君の様子だけは見ておきたかったのさ」
虹咲奏:「第一支部の支部長として……ですか」
鹿骨秋蔵:「それもある。けれど、一番の理由は」
鹿骨秋蔵:「君の御尊父と、知り合いだからさ」
虹咲奏:「……あの男と」
虹咲奏:その瞬間。
虹咲奏:虹咲奏の纏う空気が変わる。
虹咲奏:穏やかなものから凶暴なものへと。
虹咲奏:しかしそれも、すぐにおさまる。
虹咲奏:「失礼……」
虹咲奏:「少し、取り乱しました」
虹咲奏:呼吸を整え、紅茶を一口飲む。
鹿骨秋蔵:静かに紅茶を飲んで。
鹿骨秋蔵:「お父さんが嫌いかい?」
虹咲奏:「あの男が何をしたか知っていて、そのような質問をなさるのですか?」
鹿骨秋蔵:「ああ」
鹿骨秋蔵:あくまで笑みを湛えたまま。
鹿骨秋蔵:「君の口から聞きたいと思ってね」
虹咲奏:「私にとっては、父でもなんでもない」
虹咲奏:「ただ、血縁のものを自らの欲望のために人から怪物に堕とし」
虹咲奏:「その過も認めず、同じことを繰り返そうとしただけの」
虹咲奏:「人間です」
鹿骨秋蔵:「そうかい」調子は変えず、
鹿骨秋蔵:「気が合うね。僕もあの人は、あまり得意じゃなかったなあ」
虹咲奏:「……」
鹿骨秋蔵:「まあそれで、今の第一支部を一目見ておきたかったのさ」
虹咲奏:「……成る程」
鹿骨秋蔵:「たった数日だけど、支部の皆さんとお話して、一緒に仕事をして」
鹿骨秋蔵:「あの子……リアラくんの様子を見て……そして、君と話して」
鹿骨秋蔵:「僕の中での評価は、ある程度まとまったよ」
虹咲奏:「……」姿勢を少しだけ正す。
鹿骨秋蔵:「『喫緊の対処の必要無し』」
鹿骨秋蔵:「……少なくとも、現時点ではね」少し笑いながら言う。
虹咲奏:「それは、安心しました」
鹿骨秋蔵:「あの子を見れば、君が普段どう接しているかはよく分かるさ」
鹿骨秋蔵:「まあ、何より一番は……」
鹿骨秋蔵:「君、嘘がヘタだろう?」
鹿骨秋蔵:「そういうところ、お父さんと全然似てないよ」
虹咲奏:「……む」
虹咲奏:「そう……ですか…」
虹咲奏:複雑そうな表情を浮かべる。
鹿骨秋蔵:「複雑そうだね」
虹咲奏:「それは、まあ。嘘が上手いと言われても嬉しくはありませんが」
虹咲奏:「下手というのも、なにか、私というものの不器用さが明確になるようで……」
虹咲奏:「気恥ずかしいので……」
鹿骨秋蔵:「褒めているんだけどなあ」笑って。
鹿骨秋蔵:「まあ、存分に悩むといいよ。悩みを捨てれば人は終わりだ」
鹿骨秋蔵:「……それじゃあ、僕はそろそろお暇しようかな」
鹿骨秋蔵:鞄を持って、腰を上げる。
虹咲奏:こちらも席を立つ。
虹咲奏:「お疲れ様でした」
鹿骨秋蔵:「お茶、ご馳走さま。作り方もありがとう。参考にさせてもらうよ」
虹咲奏:「……ええ。ああ、そうだ」
虹咲奏:棚から紙袋を出してきて。
虹咲奏:「作り方のメモが入ったものです。…本当は、客人にお出しするぐらいのつもりだったのですが」
虹咲奏:それは、紅茶のギフトセットだ。
虹咲奏:「約束したものですから」
鹿骨秋蔵:「えっ、いいのかい?」少し驚いた顔。
虹咲奏:「もちろんです。しかし」
虹咲奏:「これは個人的なお客人への贈り物です。大丈夫とは思いますが」
虹咲奏:「仕事に、影響させないでください」
鹿骨秋蔵:「収賄だと?はははは!」
鹿骨秋蔵:「真面目だなあ、君は。僕もそこまで野暮ではないさ」
鹿骨秋蔵:「嬉しいよ。僕らが正体を明かしたら、嫌な顔をされて蹴り出され塩を撒かれるのが常だからね」
虹咲奏:「ふ。それこそ、仕事とは別、でしょう?」
虹咲奏:「あなたには今回、とても助けられた」
虹咲奏:「その感謝の気持ちですよ」
鹿骨秋蔵:「それじゃ、個人的に受け取っておくよ。ありがとう、奏くん」嬉しそうに笑って受け取って、
鹿骨秋蔵:「……さて」
鹿骨秋蔵:帽子を被り、扉に向かう。
虹咲奏:「それでは」
鹿骨秋蔵:「それでは、虹咲支部長」
鹿骨秋蔵:「もうここに来る用事が無い事を、祈っていますよ」
鹿骨秋蔵:帽子を取って軽く一礼。身を翻し、杖をつきつつ軽やかな足取りで去っていく。
虹咲奏:それを見送る。
虹咲奏:「……ふう」
虹咲奏:今回は。ひどく疲れた。
虹咲奏:少し仮眠をとった後に食事をしよう。
虹咲奏:そう、考えながら、ソファーに横になった。
GM:遠ざかる足音、やがて来訪者は去り
GM:ひとときの平穏が、また訪れる。
GM:……。

GM:---
鹿骨秋蔵:市内のカフェ。通りに面した席。
鹿骨秋蔵:ガラス越しに雑踏を見下ろしながら、キャラメルマキアートを啜る。
鹿骨秋蔵:一見すると、穏やかで良い街だ。
鹿骨秋蔵:水面下で無数の魑魅魍魎が蠢いているなどと、通りを行き交う彼らは想像もしていないのだろう。
鹿骨秋蔵:当然だ。そうでなくてはならない。
鹿骨秋蔵:その日常という幻想を守るのが、我々UGNの責務なのだから。
鹿骨秋蔵:と、スマートフォンが振動する。
鹿骨秋蔵:発信元を見て、さりげなく人目を確認しつつ、通話に応じる。
鹿骨秋蔵:「はい、僕です」
鹿骨秋蔵:「……ええ。丁度片付きましたよ」
鹿骨秋蔵:「今は電車を待っているところです。少し遅れてましてね」
鹿骨秋蔵:「えっ?」
鹿骨秋蔵:「とぼけても無駄って……なんで僕のアカウント知ってるのかなあ」
鹿骨秋蔵:「少しゆっくりしていくくらい、いいじゃない」
鹿骨秋蔵:「……はい、はい。分かりました。すぐに帰ります」
鹿骨秋蔵:「ああ、そっちは問題なく。良い子だったよ」
鹿骨秋蔵:「全然似てないんだこれが。びっくりしちゃった」
鹿骨秋蔵:「……ああ、でも、ひとつ他に、気がかりなことが」
鹿骨秋蔵:「今回成り行きで同行したんですが……元UGN所属の、境結良という青年がいます」
鹿骨秋蔵:「彼の身元について、少し、確認しておいてください」
鹿骨秋蔵:「経歴周りがどうも少し匂うんですよね…… ……え?」
鹿骨秋蔵:「ああ、別に、大したことではないよ。一応、というだけ」
鹿骨秋蔵:「大丈夫だと思いますよ、いい青年でしたし」
鹿骨秋蔵:「ええ、よろしくお願いします。え?ええ、今駅に向かってます」
鹿骨秋蔵:「はい、それでは」
鹿骨秋蔵:通話を切って、ゆったりと席に着いたまま、キャラメルマキアートを飲む。
鹿骨秋蔵:「……N市か……」
鹿骨秋蔵:眼下に広がる、穏やかな街並み。
鹿骨秋蔵:「眠らない街。……『大N市』」
鹿骨秋蔵:その本当の姿と、これからの自分の生活を思って、瞑目する。
鹿骨秋蔵:「……馴染めるといいなあ」
鹿骨秋蔵:その呟きは、誰にも聞かれることなく消えた。
GM:---
GM:それではこれにて全行程おわり!
GM:お疲れ様でしたー!
鹿骨秋蔵:お疲れさまでした!
白波リアラ:おつかれさまでした!
虹咲奏:おつかれさまでした!
境 結良:お疲れ様でした!