『soCIeTY』 GM:アスハル

メイン 見学

PC1英雄拘束帯:セイレーンPL:黄色の月
PC2"輝ける":華金弓PL:粘土
PC3"寒骨白":棗の槊PL:中村

  • ◆プリプレイ◆
  • ◆OP1:楚永遠音◆
  • ◆OP2:楚永遠音/黒瀬直/興津和紗◆
  • ◆OP3:セイレーン/華金弓/寒骨白◆
  • ◆ミドルフェイズ1◆
  • ◆ミドルフェイズ2◆
  • ◆ミドルフェイズ3◆
  • ◆ミドルフェイズ4◆
  • ◆マスターシーン◆
  • ◆クライマックス◆
  • ◆エンディング:楚永遠音の場合◆
  • ◆エンディング:黒瀬・興津・楚永の現場検証◆

  • GM:はーい! では並行擬人化卓、「soCIeTY」をはじめていきたいと思います!
    セイレーン:ウオーッ!よろしくお願いいたします!
    GM:お願いしまーす
    寒骨白:しゃす!!
    華金弓:お願いします!
    GM:では、さくさくゆきましょう。PC紹介!
    GM:PC1、楚永さん&セイレーンさん! お願いします!

    PC1『楚永 遠音/セイレーンの乙女』
    シナリオロイス:茶木屋 清奈(さぎや せいな)
     あなたは保健室登校者をカヴァーとするUGNチルドレンだ。
     茶木屋清香は保険委員長であり、あなたと同じように崩落戦で家族を失っていながらも、笑みを絶やさない明るい少女だ。
     ある日、あなたは雑談の中で、彼女が家族から遺されたという「お守りの匣」を見る。
     お守りというには奇妙な、ただ、その時点では何の力も感じない普通の匣だった。
     ……数日後。清奈を中心に、N市全土を包むような希薄かつ超広範囲のワーディングが観測された。
     中心となった彼女は昏睡状態となり、その傍らには、奇妙に輝く匣が落ちていた。
     あなたは、調査任務として訪れた他二名と共に、それに触れ――

    セイレーン:はーい!
    GM:あ、キャラシはお二人に限っては両方とも張りましょうね。初参戦だし
    楚永遠音:それでは…私から行きますね。
    楚永遠音https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlsDewQIM
    楚永遠音:そなか とおね!崩落戦の前からこの辺りのUGNチルドレンをやっていた子!
    楚永遠音:遺産継承者のチルドレンが詰め込まれていたヤバすぎるクラス、『ギアストレイジ』に所属していました。
    GM:特別なチルドレンを集めるクラス、ロクなことにならない
    楚永遠音:案の定最終的には崩壊してますね…彼女はその前に大けがをして戦線離脱しております。
    楚永遠音:なんやかんやで榎木先生の指揮下に入り、必要な時は任務に出てます。
    GM:よかったね・・・
    GM:よかったのかなあ
    楚永遠音:データの方は額冠による脱法ハヌソラ!
    楚永遠音:タブレット多重精製で攻撃固定値+27を配り、自分も装甲無視で殴るくらいです。
    GM:無法
    楚永遠音:こちらはこんなところで。ほーら、出番よ!
    セイレーン:「うぇえええん!勘弁してぇええ!!!」
    セイレーンの乙女https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY57f71AIM
    セイレーンの乙女:英雄拘束帯:セイレーンの乙女。
    GM:ネーミングがもう半端なく剣呑
    セイレーンの乙女:楚永ちゃんの首に巻き付いており、彼女を護りたいので首を絞めて入院させまくる遺産です。
    GM:ロクでもない
    セイレーンの乙女:昔々、どこかの英雄が死ぬほど心配だった天才に作られた首輪型遺産で、
    セイレーンの乙女:勇猛な行動をする(理性的に動けない)英雄を物理的に故郷に押し込める目的で制作されたそうです。
    GM:ヤンデレ
    GM:いや、英雄の方が悪かった可能性もあるか……
    セイレーンの乙女:芽生えた性格も超クソビビりなので恐怖アージエフェクトを取得しました。
    セイレーンの乙女:ウィンドブレスで衝動判定を踏み倒し、楚永ちゃんを探す邪魔をする奴を縊り殺します。よろしくね?
    セイレーンの乙女:護りたい楚永ちゃんと遠く離れ、目を覚ました彼女は果たして理性を保てるのか!?
    セイレーン:そんな感じで泣いてる所から始まると思います。よろしくお願いいたします!!!
    GM:信じて距離を置くのも乙女のたしなみだよ! お願いします!

    PC2『華金弓(黒瀬直)』
    PC3『棗の槊(興津和沙)』
    シナリオロイス:レンダー
     あなた方は歴戦のUGNエージェントおよびイリーガルだ。
     今回の任務は、大N市全土を包むような超広範囲かつ極めて希薄なワーディングの調査である。ごく一瞬ではあったが、その中心は星辰館高校の生徒だと確認された。
     現場に訪れたあなた達は、そこで奇妙な箱に触れ――


     ――そして、三人ならぬ三器の、奇妙な任務が始まった。

    GM:ではPC2と3。行動値順で、華金弓さんどうぞ!
    華金弓:はーい!
    華金弓http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqP-40QIM
    華金弓:皆様の愛顧により顔出し多目な第12支部所属エージェント、黒瀬直。
    華金弓:その一族に代々伝わる最強武装必中の弓の一類型、輝ける華金弓ちゃんです!
    華金弓:黒瀬の一族が昔からジャームぶちのめしたり、EXレネゲイドを封印したりして来た中で、
    華金弓:当主の武具と特別に扱われてきたことに誇りを抱いている。黒瀬家の姫様か何かと思っている節がある。
    GM:\輝いてるよ!/
    華金弓:ふふん
    華金弓:今代の使い手である黒瀬直については、好き放題色んな形に変えたり、なんかメイン7話で初対面の男に投げ渡したりと。
    華金弓:なんか扱い雑じゃない?とかちょっと怒っている。
    華金弓:弟の輝くんとか、力を引き出させてくれってそれはもう必死に頑張ってて可愛かったよ?
    華金弓:まあ直もたくさん頑張ってるので可愛いは可愛いけど……(P溺愛)という感じ。
    華金弓:シンドロームはノイマンとエンジェルハイロゥ。変形とか本当にやめて欲しい。そういう機能はあんまりない。
    華金弓:能力としては《オリジン:プラント》と必中の弓の固定値で《マスヴィジョン》を当てます。省エネスナイパー。
    華金弓:100%を超えると《カバーディフェンス》で庇いつつ《鏡の盾》で反射して《ラストアクション》でまた殴ります。
    GM:多芸型の必中弓使いだ
    華金弓:それから《ブラックマーケット》による財産点31を持ちます。お姫様なので。
    華金弓:買って欲しいものとかあったら言うのだぞ~。例えばセイレーンちゃんの強い白兵武器とかね!
    GM:お金持ちレネビ~~~~
    華金弓:所有者の願いを叶えるとかが主な力だからね!変形とかほんとやめてほしい。元に戻らなくなったらどうする気だ家宝だぞ。
    華金弓:そんな感じです!よろしくお願いします!
    セイレーン:ヒィ……ただで押し付けられるの怖い……
    GM:願いを叶える達成値10視界射撃! 宜しくお願いします!
    GM:では、最後! 寒骨白さん!
    寒骨白:はーい
    寒骨白http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlu6Z3wIM
    寒骨白:PC3の寒骨白です。
    寒骨白:隋末唐初の勇将。「飛将」「万人敵」と称された当時屈指の猛将単雄信の使ってた槍だよ。
    寒骨白:ホントホント、嘘じゃないよ。だって唐代に書かれた書物の酉陽雑俎(ゆうようざっそ)にも記載があるもの。
    寒骨白:歴とした出典:史実だよ。ホントホント。
    GM:出典:史実
    寒骨白:識者の諸君は酉陽雑俎の信憑性については一旦置いておこうな
    GM:それがわかる識者、なかなかいないからね
    寒骨白:酉陽雑俎に記述のある通り、原型は柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどの大槍だよ
    寒骨白:原型がでかいので人間形態もでかいよ。197cmあるよ。電柱じゃないよ。
    寒骨白:経歴については本人(本槍)は単雄信に使われたから他のやつの手に渡ったり博物館を渡り歩いたりして
    寒骨白:現在はなぜか女子高生に使われていると主張しています。
    寒骨白:ただ酉陽雑俎では最後に李世民と尉遅敬徳の中華最強君臣コンビに火をつけられてぶち折られてるのだけどそのへんに突っ込むと知らぬ顔をします。
    寒骨白:一体何があったのだろう。
    寒骨白:そんな史実と虚実のないまぜになった槍です。
    寒骨白:ないまぜになってるのでオリジンはレジェンドとプラント。
    GM:厳窟王の枠じゃん
    寒骨白:性能としてはレジェントとプラントで上げた達成値を神秘の肉体で無理やり肉体関連の達成地にしつつ
    寒骨白:ついでに死招きの爪を使って!殴る!そんだけ!!
    GM:普通にエグい
    寒骨白:すげえ槍だから槍に変身して暴れるだけですげえことになるんだぜ!!
    寒骨白:隋末をなめるな!!地獄だぞ!!
    GM:あっ俺自身が槍になることなんだ?
    寒骨白:槍だからね!
    寒骨白:そんな感じの子です。宜しくおねがいします。
    GM:あいあい!それでは年代物の三人でコンクリートジャングルを闊歩して貰います!

    生があった
    自由があった
    暮らしがあった
    周る月日があった
    移ろう季節があった
    人々の笑う声があった

    そこには、平等に与えられる平和があった

    争い傷つけ合う事は無かった
    生命を穿つ弾雨も無かった
    流れ出る血も無かった
    崩れる街は無かった
    喪失が無かった
    死が無かった

    そこには、誰もを平等に襲う理不尽が無かった

    ここは、瑕疵なく続く人の社会
    終わりなく巡る、正義の社会
    誰もが望む、偽りの世界

    ダブルクロス The 3rd Edition
    『soCIeTY』

    みなさん
    今日も一日、お元気で

    ダブルクロス 、それは裏切りを意味する言葉


    GM:では、OP1を初めて行こうと思います。
    GM:シーンプレイヤーは楚永さんとセイレーンさん。あ、まだ人間界ですが、侵蝕を上げるのはセイレーンさんの方でお願いしますね
    楚永遠音:はーい!
    楚永遠音:セイレーンの侵蝕を9増加しました(侵蝕率:37->46)
    GM:では

    GM:N市の中でも一、二の規模を誇る学園、星辰館学園。
    GM:ただ人数が多いだけではなく、チルドレンやイリーガル問わず、オーヴァードが多く在籍する点でも常とは異なる。
    GM:とはいえ、いつでも臨戦態勢というわけでもない。
    GM:楚永さんは、古風なチョーカーをつけたいつものスタイルで登校しています……どちらにいますか?
    楚永遠音:はい。現状ですと体調は落ち着いてますが、とりあえず保健室に向かいます。
    楚永遠音:カバー的にはぜんそく扱いで保健室通いの想定です故。
    GM:病弱少女……。
    GM:では、時刻は昼休み。
    GM:保険医は、何やら直前の体育で怪我をした生徒を診に出て行き、部屋には貴方一人。
    GM:開け放たれた窓から、強めの風が差し込んでいる。
    楚永遠音:保健室でぼんやり過ごす時間もすっかりいつもの習慣になってきた。
    楚永遠音:汗ばんだチョーカーの内側を拭き、天井の穴を数える恒例の暇つぶしを始める。
    楚永遠音:ひー、ふー、みー、よー……
    GM:では、楚永さんがJKにあるまじき斬新な暇つぶしをしていると。
    ???:「…………ちぇーいっ!」
    楚永遠音:(56、57、ごじゅうはち…)
    ???:少女が、開いたままの扉から飛び込み前転しながら入ってきた。
    楚永遠音:「わわあ!なになに─ひぐっ!?」
    楚永遠音:理性無きリアクション!首を絞められる!
    茶木屋清奈:「ふっ……決まった! 鬼のいぬ間に保健室で飛び込み前転……!」
    楚永遠音:「っぐ、……」焦らずに息を止める。落ち着け……
    茶木屋清奈:「しかも無音無埃! 10点10点じゅっ……」
    楚永遠音:「……ふう。急に入ってきて、一体どちら様?」
    茶木屋清奈:ここで気付く。「……って、人が!? わー、ごめん、大丈夫?」
    楚永遠音:「私は…いつもの事だし大丈夫よ。次は静かにお願いね」
    茶木屋清奈:「どこのどちら様と聞かれれば、応えないわけにはいくまい」
    茶木屋清奈:「体操部エリートにして保険医員長! サーギャセーナこと茶木屋清奈です」
    茶木屋清奈:「うるさくしてごめんね! センセーいないから代わりに控えてるんだけど、誰もいないと思った!」
    楚永遠音:「茶木屋さんね。よろしくおねがいします」ぺこりとお辞儀。
    茶木屋清奈:「って、あれ。えーっと、楚永さん?」
    楚永遠音:「うん。私が楚永だけど…?」
    茶木屋清奈:「あ、すごい、やっと会えた!」
    茶木屋清奈:「知らないかもだけど、クラスメイトだよ~。」
    楚永遠音:「そうなの?クラス名簿ってどこかにあったかしら……」ごそごそと持ってきたかばんを漁る。
    茶木屋清奈:「後ろの席です! いや、今は席替えしたから違うけど」
    楚永遠音:「そうなんだ。」「あんまり……教室の方にも来れてないからね」
    茶木屋清奈:「あたしが一つ前なんだよ~、名簿番号」
    楚永遠音:「『さ』から…『そ』か。成る程成る程」
    楚永遠音:「『し』から『せ』の人、他のクラスにはいるのかしら…」ぼんやり!
    茶木屋清奈:「後ろの子がずっといなかったから、気になってたんだー」
    茶木屋清奈:「手紙とかも回せないし!」
    楚永遠音:「ふふ。ここまで渡しに来るのも大変だもんね。」
    茶木屋清奈:「そうそう。あ、楚永ちゃん、お昼はまだ?」
    楚永遠音:「お昼?そうね、もうちょっとしたら食べるつもりだったわ。」
    茶木屋清奈:「一緒に食べよ! 袖すり合うと多額の円が落ちるって言う!」
    茶木屋清奈:窓際に置いたパイプ椅子に腰掛け、古風な色合いの風呂敷から弁当を広げる。
    楚永遠音:「それを言うなら多生の縁でしょ。」柔らかい微笑みを浮かべ、かばんからお弁当を取り出す。
    茶木屋清奈:「似たようなものさ!」
    楚永遠音:「まぁ、それもそうね。」
    茶木屋清奈:「全くもー、センセも人遣い荒いんだよなー」
    楚永遠音:今日のおかずはハンバーグだ。冷凍ソースが良い具合に常温で溶けている。
    茶木屋清奈:「手が離せないから、保健室で殿オネガイってさー」
    楚永遠音:「急に頼まれたからあんなに急いでた訳ね……」
    茶木屋清奈:「そりゃ、あたしは保険委員長だけどさー」 出し巻き卵とつくね串。もぐもぐと。
    楚永遠音:ご飯と合わせてはむはむと頬張る。
    楚永遠音:思ったより一口が大きい。
    茶木屋清奈:「そなちゃん、お弁当はお手製?」
    楚永遠音:「んー……共同制作になるのかな?」
    楚永遠音:「下宿先の…大家さん?の妹さんと一緒に作ってるの。」
    茶木屋清奈:「下宿! へえ、いいなあー」
    茶木屋清奈:「あたしも、あたしが家長だからさぁ。弟の分まで一緒に作ってるの」
    楚永遠音:「茶木屋さんも!凄いのね。早起きするのって大変じゃない?」
    茶木屋清奈:「ん。たいていは前の日から作り置きがおおいかな」
    茶木屋清奈:「大会の日とかは多めに作るから大変」
    茶木屋清奈:「食べ盛りだからね! でも、そなちゃんも、ぱくぱくいくねえ」
    楚永遠音:「何だかんだ暇な時間も多いから、色々退屈しないように考えてくれてるんだ。」
    楚永遠音:「学校に行くモチベーションの一つなの!」
    茶木屋清奈:「へえ。……そういうの、いいなあー」 目を細める。
    GM:では、そうやって話しているうちに、昼休みが終わりに近づく。
    茶木屋清奈:「あ、もう終わりか。えっと、確か次の授業は…………」 がくーんと、肩を落とす。
    茶木屋清奈:「歴史の小テストだ……」
    楚永遠音:「ふふ。先生には私から伝えておくわね」
    楚永遠音:「歴史かぁ。読み込むと結構面白いよね」
    茶木屋清奈:「そ、そうかな……? お休み音声なんだけど……」
    茶木屋清奈:「で、でも大丈夫……あたしにはお守りがついてる……」
    楚永遠音:「私の場合、暇つぶしに教科書も読みこんじゃってるから……」
    楚永遠音:「……お守り?健康祈願みたいな?」
    茶木屋清奈:そう言って、風呂敷の端に括りつけてある、小さな箱を手に取る。
    茶木屋清奈:薄ら煤色の、装飾が刻み込まれた箱だ。流行りのアクセサリー、には見えないだろう。
    茶木屋清奈:飾り箱のような、工芸品という印象。
    楚永遠音:「……はこ?」
    楚永遠音:「あんまり詳しくはないけど、きれいな模様ね。」
    茶木屋清奈:「そうでしょ? ママとパパがくれたお守りなの。嫌な気持ちとか、疲れとか取ってくれるんだ~」
    茶木屋清奈:「パワーストーン的な奴かも。」
    茶木屋清奈:祈るように両手で覆う。「なにとぞなにとぞ・・・歴史の小テストで・・・・」
    茶木屋清奈:「悪い点を取っても部活の頃には忘れられますように・・・・」
    楚永遠音:「──」す。
    楚永遠音:ほんの少しだけ空気が引き締まるが、すぐに霧散させる。
    茶木屋清奈:微妙に後ろ向きな祈りをささげたあと、大事そうに風呂敷の中に仕舞う。
    茶木屋清奈:「……よし! ん、なに?」
    楚永遠音:「……いえ、なんでもないわ。」
    楚永遠音:「あんまりにも酷い点数だったら、補習とかにも付き合ってあげるね?」
    茶木屋清奈:「おお、それなら、そなちゃんと教室で会えるね!」
    茶木屋清奈:「楽しみ! あ、いや、テストは頑張るけどね!」
    楚永遠音:「私自体はいつも暇だから。声をかけてくれたら飛んでいくわ。」
    楚永遠音:「ふふ……先ずは目の前の問題よね。」
    楚永遠音:「行ってらっしゃい。頑張って」ひらりと手を振る。
    茶木屋清奈:「頼もしいなぁ。それじゃあね~!」
    茶木屋清奈:そう言って、現れた時と同じくらいの勢いで、彼女は去っていった。
    楚永遠音:扉を閉め、足音が遠ざかる。
    楚永遠音:浮かべていた微笑みが剥がれる。
    楚永遠音:……考えすぎではあるかもしれない。しかし、胸に引っかかった。
    楚永遠音:(大抵の場合、奪う類の道具は碌でもない物を押し付けてくる。)
    楚永遠音:(……帰ったら、榎木先生に話しておこうかしら。)
    楚永遠音:今日の私では、動くための備えは足りない。
    楚永遠音:先ずは……出来ることからやっていこう。
    楚永遠音:(えーっと……アレだったかな。)ベッドに倒れ込み。天井を眺める。
    楚永遠音:(56,57,58……)先ずは、放課後まで待つとしよう。
    GM:……………そして。
    GM:予感というものは、悪い方向でばかり、よく当たるものだ。
    GM:この出会いから数日後。楚永さんが、具体的な行動に至るより早く。
    GM:あなたの住む学区で、極めて大規模、かつ希薄な、極々短時間のワーディングが発生した。
    GM:カメラのフラッシュにも似たワーディングの中心は、一つの古民家。
    GM:茶木屋清奈の自宅。その調査任務が、貴方の元へと下されたのだった。

    GM:というわけでシーン終了!
    GM:シナリオロイス等を取りましょう
    楚永遠音:はーい!とりあえず楚永ちゃん名義で取得!
    楚永遠音:〈急がないとね〉茶木屋清奈:〇庇護/憤懣 で取得!
    楚永遠音:以上です
    GM:強い女の意志の力を感じる・・・・・
    GM:では以上! シーン2!

    GM:OP2。早速ですが全員登場!
    GM:人間の方の登場になりますが、侵蝕は武器の方を遣ってね!
    GM:何故なら・・・あなたのいるところ、武器もまたいるからだ・・・!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:39->42)
    寒骨白:1d10+42
    DoubleCross : (1D10+42) → 3[3]+42 → 45

    寒骨白:きゃっきゃっ
    楚永遠音:セイレーンの侵蝕を3増加しました(侵蝕率:46->49)
    楚永遠音:落ち着いたわ!

    GM:N市  住宅街  
    GM:貴方たちはエージェントに先導され、大ワーディングの発生地点の民家へと向かっていた。
    羽鳥庄太郎:「人払いは、既に行われています」
    羽鳥庄太郎:「偵察ドローンが空撮はしておりますが、念の為、敷地内に直接入った者はまだおりません」
    楚永遠音:「ありがとうございます。羽鳥さん」
    興津和沙:「さっすがー、仕事が早いね。」
    興津和沙:「羽鳥さんって名字の人はみんなそうなの?」
    黒瀬直:「私が知る限りではそうだね」
    黒瀬直:「みな優秀で実直な者ばかりだと考えている」
    楚永遠音:「そうなんですね。凄いなぁ……」
    羽鳥庄太郎:「光栄です。出来る範囲のことを、ごく当然にやっております」
    羽鳥庄太郎:「ただ、それ以上も出来ません。《姫》、《哭死吼根》、そして《貫く邪眼》」
    興津和沙:「おう!」
    楚永遠音:「はい。」
    興津和沙:姫と呼ばれて嬉しそうに返事をする。
    羽鳥庄太郎:「皆さんがお手透きだったのは僥倖でした。幸い、ここは旧家やそれに連なる者の集まる土地でして」
    羽鳥庄太郎:「多少、派手な戦闘が起きても、隠蔽は容易い方です」
    羽鳥庄太郎:びしびしと、背筋を伸ばして止まる。指し示す先は、古い木製の門。
    興津和沙:「つまり全力で速攻でぶちのめせってことね。」
    黒瀬直:「レネゲイドへ直接通じていなくとも、また違ったネットワークの伝手があるからね」
    黒瀬直:「問題は通じた家の厄介事である場合だが」
    楚永遠音:「了解しました。変な叫び声が聞こえたら急いで耳を塞いでくださいね」
    羽鳥庄太郎:「まずは、茶木屋清奈の捜索と救出を。この家には、彼女一人しか住んでいない」
    羽鳥庄太郎:「親戚や友人付き合いは頻繁にあるようですが、屋敷内を詳しく知る者はいませんでした」
    楚永遠音:(……茶木屋さん)
    楚永遠音:急ぎたい。が、一人だけでは何にもできないことも骨にしみている。
    羽鳥庄太郎:「……あ、いえ」
    楚永遠音:「……?」
    羽鳥庄太郎:耳元の通信機を抑える。「……偵察ドローンが茶木屋清奈を発見したようです」
    楚永遠音:「!」
    興津和沙:「話が早い」
    黒瀬直:「ふむ。様子は?」
    羽鳥庄太郎:「屋敷の中心。池に面した広間で……倒れているようです」
    羽鳥庄太郎:「死体、ではないようですが……動いている様子はありません。向かって頂けますか」
    黒瀬直:「うむ。直ちに向かうとしよう」
    興津和沙:「了解。急ぎつつ、慎重にね!」
    黒瀬直:「周囲には私が気を配る。何か怪しいものを見つけた時はすぐ知らせるように」
    黒瀬直:「羽鳥くんも、楚永くんも、姫様もね」
    楚永遠音:「ええ…!」歩みと共に、締め付けが増している気がする。
    楚永遠音:「わかりました。こちらも多少の支援はできますので!」
    興津和沙:「任せといて!」
    羽鳥庄太郎:「ドローンが先導します。お急ぎを!」
    羽鳥庄太郎:門の閂が、内側から開く。《テレキネシス》《サードウォッチ》の合わせ技だ。
    興津和沙:周囲に気をやりながら、ドローンのあとを追いかける。
    興津和沙:この無駄にでかい槍を持って歩くようになってから自然と目標を置いながら周囲に気をつけることができるようになった。
    興津和沙:じゃないと壁とかにガンガンぶつかるからね!
    楚永遠音:たったっと足を速める。呼吸に支障が生じない限界の速度だ。
    楚永遠音:できることとできないことを、死ぬ気で見極めてきた。
    GM:屋敷は広く、和風建築だ。庭は丁寧に手入れされているが、やはり一人だと管理にも限界があるのか。
    GM:雑草が多く、石畳みも凹みが多い。
    黒瀬直:周囲に目を配り、事前に得た空撮との齟齬や怪しい気配が無いか確認しながら駆ける。
    GM:池が見える。同時に、大部屋の端から縁側に投げ出されている、少女の足も。
    黒瀬直:「戦闘痕などは見当たらんな……さて」
    興津和沙:足を止める。
    楚永遠音:「──茶木屋さん!」
    興津和沙:「はい、ストップ。」
    楚永遠音:「はうっ」ブレーキ!
    黒瀬直:「うむ」
    興津和沙:「ナイスブレーキ。こういうときこそ、慎重にね。」
    黒瀬直:「我らの敵は狡猾であることも、邪悪であることもある」
    楚永遠音:「うん…そうだよね。」
    興津和沙:「私がいじわるなGMならこういうところで罠を仕掛けるしね。」
    黒瀬直:「私たちに何かあれば、何よりも彼女を助けることが困難になるからな」
    楚永遠音:「興津さんも黒瀬さんも、やっぱりすごいですね…」
    茶木屋清奈:眠っているようにも、固まっているようにも見える。ただ、肌には赤みがあり、死んでいる様子はない。
    興津和沙:「とは言え、茶木屋さんの状況次第だけど」
    興津和沙:「こっちだと寝てるように見えるだけど、羽鳥さんと黒瀬さん的にはどうー?」
    楚永遠音:「もうちょっと調べたら近づいて良いですよね?」「…慎重に。」
    羽鳥庄太郎:ドローンから声。『目立った力場はありません。部屋の様子はどうですか?』
    黒瀬直:「目で分かる範囲では窮状ではなさそうだね」
    興津和沙:「うん、慎重に。」
    興津和沙:「友達を助けたい気持ちはわかるけど、助けたいからこそ。慌てずにね。」
    黒瀬直:「ふむ」部屋に視線を向ける。
    GM:部屋の奥には、仏壇がある。
    楚永遠音:「うん……」ちらほらと周りを見る。
    興津和沙:「仏壇があって、やっぱり特に荒れてるようには…」
    GM:遺影は三人分。父親、母親、そしてその中の一つ……幼い少年の写真の前には、手製らしきお弁当が備えられている。
    興津和沙:「みえないね。お供え物も、丁寧に捧げられてる。」
    楚永遠音:(そういえば、弟さんがいるって言ってたけど……)
    楚永遠音:「……!」写真に気づく。
    羽鳥庄太郎:『彼女の家族は、四年前……崩落戦の際に事故で亡くなられています』
    黒瀬直:「独り暮らしと聞くが……楚永くんには引っかかることでもあるかね」
    羽鳥庄太郎:『中学生までは施設にいたようですが、高校入学を機に自宅に戻っています』
    楚永遠音:「……はい。一昨日くらいに話したことがあったんですけど」
    楚永遠音:「その時作ったお弁当、弟くんと一緒に作った、って言ってたので……」
    楚永遠音:「……隠し事、だったのかな。」
    黒瀬直:「それでこの屋敷を一人で、か。尋常の事ではなかろうが」
    興津和沙:「え……いや……」
    興津和沙:「怖い話系じゃないよね?それ…?」
    黒瀬直:「苦手か?いや」
    黒瀬直:「苦手になったかね。前の件で」
    興津和沙:「残念ながら昔からおばけは怖いのでっ」
    楚永遠音:「殴れるお化けなら、大丈夫ですよ。」
    楚永遠音:「殴れないお化けなら私たちに関わる力もないと思うので…」
    黒瀬直:「まあ問題ないさ」
    興津和沙:「楚永さんも友達の弟の形をしてるかもしれない幽霊を速攻で殴る覚悟固めたねっ!?」
    興津和沙:こういう時は、少しトンチキなことを言って気を紛らせるに限る
    黒瀬直:「私も拝み屋の係累だ。些か以上に暴力へ寄っているがね」
    興津和沙:「黒瀬さんが拝んでるとこみたことないもの。」
    楚永遠音:「茶木屋さんは本当に家族の事を大切に思っていたもん。」
    楚永遠音:「危害を加えるなんて、お化けになる前の弟さんは望んでないと思うわ!」
    黒瀬直:「成り果てたなら拝んでも意味ないからなあ」
    興津和沙:「土方歳三理論だ……!」
    GM:では、皆さんが話しながらも警戒していると、不意に、力を感じる。
    興津和沙:「わかった、オッケー。周囲に罠、敵影はなし、ならそろそろ突入を…」
    GM:目の前から、ではない。興津さんと黒瀬さんは、腕から。そして楚永さんは、首から。
    GM:……正確には、そこにある『道具』から。
    :気がつけば、清奈の胸元に、小さな匣が存在している。
    興津和沙:「ああ…!?」
    楚永遠音:「……!?」
    楚永遠音:「……気を付けて下さい、二人とも。」
    黒瀬直:「ほう」くるり。周囲への警戒から振り返り、匣へ視線を向ける。
    楚永遠音:「あの箱…大分怪しい。」
    楚永遠音:首元に手をやりながら、疑いの箱を見やる。
    黒瀬直:「見覚えは?」
    羽鳥庄太郎:『レネゲイド反応、急上昇! なんだ、今の今まで……!』
    興津和沙:「いや、冷静に話してる場合じゃ…!!」
    興津和沙:「おい、寒骨白!どうした!落ち着け!!」
    :匣が回転する。震える。キン、キン、と規則的に、甲高い音を立てる。
    楚永遠音:(この首輪も今までにない反応をしている。距離をとるべきか……。)
    楚永遠音:締め付ける周期が、狂い始めている。
    :そして、彼方と、……貴方たちの武器と共鳴するかのように、黒い光を放つ。
    黒瀬直:「さて、遺物を封ずる匣は第4支部に移してあると聞くが──」
    興津和沙:「…!!」
    楚永遠音:首輪から伝わる力はさらに乱れ──
    興津和沙:「ナッメんな!!」黒い光に包まれる前に匣に一撃をかまそうとする!
    :光が強まり、
    GM:振りかぶった興津さんの、手の中から重みが消える。
    GM:具体的には穂先の重さ、七十斤(約42kg)、柄の重さ八十二斤(約137kg)の重みが。
    興津和沙:「なっっ!?」
    黒瀬直:手の内の黄金弓、強く握り想念を込めながら匣を観察。
    黒瀬直:「む」不意に空を掴む感覚。
    GM:黒瀬さんは、握力と想念が空を切る。
    楚永遠音:「Ru、UU──」喉の奥よりこみ上げる、自滅衝動。
    楚永遠音:乱れる気道で、どこまでやれるか。
    GM:そして楚永さんは、その首元に、久しく味わっていなかった解放感を覚えるだろう。
    楚永遠音:────すうっ。
    楚永遠音:遮られることなく、空気が喉を通る。
    楚永遠音:「…あれ?」
    黒瀬直:「はて」
    黒瀬直:「食われたかな。これは」
    :黒い光が萎む。あなたがたは、それぞれ、光と共に箱に吸い込まれる相棒たちの姿を幻視したかもしれない。
    楚永遠音:ふう。すう。はあ。深呼吸を幾度か。
    興津和沙:「マジかね。」
    興津和沙:「楚永さん、大丈夫?」
    興津和沙:深呼吸する様子をちょっと心配そうに見る
    黒瀬直:「その他、異常はないかい?」
    黒瀬直:警戒は配りながら声を掛ける。
    楚永遠音:喉に手をやる。阻む鉄もなく、素肌の感触。
    楚永遠音:「う……嘘でしょ…!」
    :……匣をそのまま数倍に拡大したような、幾何学模様の壁が現れる。清奈を中に取り込む形で。
    興津和沙:「大丈夫じゃな……こっちも大丈夫じゃなさそう!!」
    羽鳥庄太郎:『……レネゲイド反応、数倍に拡大……した状態で、安定しました。』
    興津和沙:「えっと……」
    興津和沙:「風船に一気に空気が入って、破裂する前に空気の注入が止まった。みたいな?」
    興津和沙:「そんな感じ?」
    羽鳥庄太郎:『それ以上の変化はありません。攻撃や、逃走の気配も』
    興津和沙:「なに、数倍に拡大した状態で安定って。」
    羽鳥庄太郎:『大きくなって、止まった、ということです』
    興津和沙:「とってもわかりやすい。」
    楚永遠音:「はっ!……すみません、多分異常アリです。」
    楚永遠音:「私に適合した遺産が……なくなってます。」
    黒瀬直:「私の弓もだな……取り込んで拡張したか」
    興津和沙:「餌にされちゃったかー」
    興津和沙:あまりによくわからない事態になってしまったのでかえって落ちついている。
    楚永遠音:「……放っておくわけには、いかなさそうですね。」
    楚永遠音:「これで大人しくなる保証はどこにもない。そして」
    楚永遠音:「茶木屋さんがまだ中にいる。」
    興津和沙:「で、刺激を与えるとどうなりそうかとか、わかります?」
    羽鳥庄太郎:『分かりませんが……刺激と言うなら、遺産級の武具が三つ取り込まれた状態です』
    羽鳥庄太郎:『本来ならば、安定していること自体がありえません』
    黒瀬直:「匣の機能は納めることだからね」
    黒瀬直:「人を含めるかどうかはわからんが」
    興津和沙:「文字通り箱入り娘になってしまったわけだ」
    楚永遠音:「何とかこじ開ける方法を探さないとですね。」
    羽鳥庄太郎:『皆さんの身体には変化はありませんか?』
    興津和沙:「今のところは、なんとも」
    楚永遠音:「正直な所……」
    楚永遠音:「ちょっと嬉しいです!」
    羽鳥庄太郎:『今の状況で敵に襲われると危険ですか』
    黒瀬直:「少々心が騒ぐ程度だな。これはむしろ遺産の契約が薄れた効果だ」
    黒瀬直:「そして問題はないよ。あれは武器の一つだからね」
    楚永遠音:「私の方も遺産自体に頼るタイプではないので、ナントカなると思います!」
    興津和沙:「あ、私は素手だと攻撃力半減以下なので」
    興津和沙:「問題自体は大したことあります。」
    羽鳥庄太郎:『了解しました、《姫》。ただ、戦力面の増援となると……』
    興津和沙:「うん、だから出来ることをやらせてもらうね。」
    羽鳥庄太郎:『……少々難しいかと。《貫く邪眼》と《姫》を呼んだ状態で戦力不足を訴えると、誰が来るか分かったものではないので……』
    興津和沙:「あははは、何その言い方。黒瀬さんと並べられると私めっちゃ凄腕に評価されてるみたいで笑っちゃう。」
    興津和沙:「うん、帰れって言われるかと思って心配したけど。そんなことなくてよかった。」
    羽鳥庄太郎:『《哭死吼根》も、体調に直に紐づいた遺産が消えている状態です。行動には注意を』
    羽鳥庄太郎:『……ひとまず、様子見をします。というより、正規の調査ですね』
    楚永遠音:「はい……ただでさえいつもの状態ではないし、油断は禁物ですね。」
    羽鳥庄太郎:『原因となる物品がはっきりしています。その物品が何なのか、どういった効果があるのか』
    興津和沙:「了解。私のミスで相棒を取り込まれちまったからね。」
    興津和沙:「別のところでしっかり挽回するよ。」
    羽鳥庄太郎:『この屋敷自体も未調査です。そちらから外堀を埋める事が定石かと』
    羽鳥庄太郎:『……はっ。いえ、黒瀬様に指図をするわけではないのですが!』
    黒瀬直:「なに、私も同意見さ」
    黒瀬直:「そして一歩離れた位置からの指揮は得難いものだ。助かっている」
    楚永遠音:「了解しました。それじゃあ手分けして探した方が……」
    楚永遠音:「いいですかね……!?」うずうずしている!
    興津和沙:「待って、手分けは自信ない!」
    興津和沙:「私、槍がないとただのかよわいお姫様なので!」
    羽鳥庄太郎:『(槍が無くとも、あの重量の槍を振るう腕は健在なのでは……?)』
    黒瀬直:「では、か弱くなったお姫様たちをしっかりとエスコートするとしよう」
    黒瀬直:「いや、その分彼女はお転婆になったかな……?」
    羽鳥庄太郎:『(いや、だが黒瀬様がそう言っているのなら間違いはないのだろうな……)』
    GM:では、あなたたちは武器を奪い・・・そしてそれ以上何もしてこない、謎の匣を相手に、
    GM:改めて調査を行うのだった。

    GM:では、シーン終了。ロイスのみ取得可、購入はなし。
    GM:なお、ロイスは次のPCに引き継がれるものとします。持ち主の印象が残っているのだ。
    黒瀬直:姫:興津和紗/P憧憬〇:N恥辱 で取得。以上!
    興津和沙:同行者:楚永遠音/心配○/恐怖
    楚永遠音:ロイス!黒瀬さん!
    楚永遠音:〈やっぱりベテランだなぁ…〉黒瀬直:〇憧憬/劣等感
    楚永遠音:で取得して以上です
    GM:はーい
    GM:ではシーン終了!
    GM:次のシーンからはお楽しみ、武器マンタイムだ!

    GM:OP3、合流シーン。
    GM:全員登場、武器の名前で出てきて下さい。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:42->47)
    セイレーン:セイレーンの侵蝕を6増加しました(侵蝕率:49->55)
    セイレーン:チェンジ!
    寒骨白:1d10+45
    DoubleCross : (1D10+45) → 2[2]+45 → 47

    寒骨白:きゃっきゃっ

    アナウンス:『本日の気温は、28度。一日、快晴の見込みです』
    アナウンス:『絶好の、お出かけ日和と、なるでしょう。ご家族や友人と、休日を楽しんでください』
    アナウンス:『それでは、みなさん』
    アナウンス:『今日も一日  お元気で──』
    GM:穏やかな女性の声が響き渡る。
    GM:数多の通行人──立ち昇った影のような、輪郭の曖昧な人々が行き交う、都市の真ん中。
    寒骨白:「主ーーーーーーーーー!!!!」
    寒骨白:その穏やかな声をかき消すように甲高い女の声が響き渡る
    GM:そこに、貴方たち三人……三人? はいた。
    寒骨白:「主ーーーー!!どこだーーーーー!!」
    寒骨白:「吾はここにいるぞーーー!!ここにいるぞーーー!!主ーーーー!!」
    華金弓:「むぅ……」
    華金弓:130cmぐらいの人形のように華奢な娘が、妙に機嫌を悪そうにしている。
    セイレーン:「────?」
    セイレーン:ぼてん、と174cmの女性が道路上に倒れる。
    セイレーン:なんだろう?この形。
    セイレーン:……あれ。私を着けていた人はどこだろう。
    セイレーン:──楚永ちゃんは?
    華金弓:「直め、前々から扱いが粗雑じゃない?敬意足りてなくない?と思ってはいたが」
    華金弓:「ちょっと面白がってないだろうなあ奴……ちょっと解放感味わってないだろうなあ奴……」
    セイレーン:「そな…か、とおね。」
    セイレーン:あの子の気配は──ない。
    寒骨白:大声で主を呼んでいた。大柄で赤髪の女?女が君たちに気づく
    寒骨白:「む……」
    セイレーン:「う、うう……」手をつき、体を起こす。
    華金弓:「まあ良い……あの大きい方の大きいのも静かになったようだし」
    セイレーン:「──びぇえええええええええん!!!!!!!!」
    セイレーン:「──びぇえええええええええん!!!!!!!!」
    華金弓:「小さいほうの大きいのも──」
    セイレーン:「そながぢゃんがいないいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!」
    寒骨白:「今度はこっちがうるさくなったなあ」
    華金弓:「こっちもっとうるさい」
    寒骨白:「なあ、なあ。」
    セイレーン:「ヴわぁあああああああんん!!!!」
    寒骨白:「まあ、まあ」
    華金弓:「そう鳴くな小娘よ……」
    寒骨白:セイレーンさんをなだめるように肩を叩く
    華金弓:今の主人のように頭を撫でてやりたいが、到底届かないので膝小僧を撫でている。
    セイレーン:「ひう、…………ひう?」ようやく気付く!
    寒骨白:肩を叩く……?叩く?
    寒骨白:「うわあ。なんだこれ、吾、手が生えてるっ!」
    華金弓:「今更だなお主も」
    寒骨白:「足もある。口も…!声が出るぞ!」
    セイレーン:「あ。あの……ひっく、誰ですが貴方たち……ひくっ」しゃくり上げ!
    寒骨白:「胸は…胸はないな…。まあそこはいい。」
    寒骨白:「誰かと言われれば私は棗の槊でしかないなあ。銘は寒骨白という名を徐世勣より頂いているが。」
    寒骨白:「あれか?そなかとか、直とか」
    寒骨白:「お主ら、もしかして主と一緒にいた連中の武器かなにかか?」
    華金弓:「ああ、わたしも御覧の通りよ」ぐいっと首を曲げて顔を見上げる。
    寒骨白:「いや、無理しなくていいぞ。」
    寒骨白:「大変だろ。その角度。吾が離れよう。このぐらいでいい?」
    寒骨白:じわりじわりと後ろに下がっていきます
    華金弓:「遠いなあ……!」
    セイレーン:「武器……私は英霊拘束帯ですよ?」
    セイレーン:「楚永ちゃんに巻き付いてたんですけど、いなくなってて……」
    セイレーン:「……ひっく。」
    寒骨白:「ああ、あのオシャレな。」
    寒骨白:「主もああいうのすればいいのにって言ってたら、主に怒られた、あれな。」
    華金弓:「ふむ、2人はどの程度状況は見えていた」
    華金弓:「主人どもが調査しに行った、けったいな匣の放った光に呑まれた」
    華金弓:「わたしはそのように記憶しているが」
    セイレーン:「うう…ぐすん」「もしかして、絶対楚永ちゃんを近づけたくない弓さんと柱さんですか…?」
    華金弓:「柱?」ちらりと視線を向ける。
    寒骨白:「その後気づいたらココに立ってて、あのアナウンスが聞こえて………何その近づけたくないという評価」
    寒骨白:「って、その後!槍な!!」
    寒骨白:「槍!酉陽雑俎にも記述のある、由緒ある名槍!!!飛将、単雄信と戦場を駆け続けた伝説の槍!!」
    セイレーン:「槍……?もっと近づけたくないじゃないですか……」
    セイレーン:「楚永ちゃんが怪我しちゃう…………」
    寒骨白:「いい子……」
    華金弓:「なるほど、戦嫌いの類いか」
    華金弓:「ならば、ここではわたしたちに近づいておけ」
    寒骨白:「主!こやつ、いい子だそ!吾のこと柱っていうけどいい子………」
    寒骨白:いつものように主に声をかけるが、返事がない
    寒骨白:「いや、そうか。今は主たちとはぐれてるのだったな」
    寒骨白:「うむ。こやつはどうか知らんが。吾は強いぞ。」
    華金弓:「わたしは姫だが武姫だからな。障害は潰してやるとも」
    セイレーン:「…………楚永ちゃんも、いない…」みるみる涙目になっていくが、頑張って我慢している。
    セイレーン:「うっく……ありがとうございます、槍さんと由美さん……」
    華金弓:「……護るためにも、さっさと状況を打開せねばならんからな」
    寒骨白:「主と同じタイプか、自称姫」
    華金弓:「自称でもなければ由美でもないわ!」
    華金弓:※自称です
    寒骨白:「ああ、そうだ。主らの名前聞いてないぞ。」
    華金弓:「わたしは華金弓。それ以外の名は認めぬと思え」
    セイレーン:「ぴぃ!!すすすみませんすみません!!!!!」
    華金弓:「華で金だぞ。A1というやつだ。最高等級だ!」
    セイレーン:「『英霊拘束帯:セイレーンの乙女』ですぅ……」
    華金弓:「長いな。どこを切り取れば良い?」しれっと
    セイレーン:「えーっと…絞めるのが得意ですから……」
    セイレーン:「セイレーンあたりが無難じゃないかと……」
    寒骨白:「妥当。」
    華金弓:「絞めるの」
    寒骨白:「拘束って呼んでくれって言われたらどうしようかと思った。」
    セイレーン:「はい。キュッと。」
    セイレーン:「〆ません?首……」
    寒骨白:「しめないなー。吾、槍だし。」
    華金弓:「水系の女怪って大体たちが悪いんだよな……」
    華金弓:「束縛が強いっていうか……」
    華金弓:「でもあたしは引き締めるか。弓だし」
    華金弓:「直のやつ弦だけ出して拘束紐みたいに使うしな……」
    寒骨白:「弓系の女怪もたちが悪いな?」
    華金弓:「あたしも不本意だぞ。弓として使って欲しい」
    セイレーン:「器用なんですね、弓さんを持ってる人……」
    寒骨白:「今のはセーフ?」
    華金弓:「うむ……まあ器用ではあるな」
    華金弓:「だが不器用すぎる結果というかそんなところがかわいい……ん、なんだ?」
    華金弓:弓さん以降を聞き取れていない
    寒骨白:「しかし、これ。」
    寒骨白:「どうなってるんだ。」
    寒骨白:「主から離れて」
    寒骨白:「なんか形状も変わってて。」
    寒骨白:「なんか知らんとこにいて」
    寒骨白:「なんだこれ。」
    セイレーン:「そういえば……なんでだろう…………??」
    寒骨白:「極楽浄土のたぐいではないよな?」
    ???:「それは、君たちが選ばれたということだ」
    GM:不意に、横合いから声が掛かる。
    寒骨白:「選ばれてしまっていたか……」
    寒骨白:「いや、誰だお前」
    寒骨白:少し遅れて声の方に振り向く
    華金弓:「誰か優れた遺産を選ばれるならまあわたしだろうが」
    華金弓:「しかし勝手に選ばれるのは気に食わんぞ!」
    セイレーン:「ひぃいいいい!!!!!また誰か来てるぅううう!!!」
    セイレーン:ばばばっと柱さんの影に隠れます
    ???:「命なき魂。記憶なき人格。人の為に或る、生命なき精神。そういうモノは、ここの住人として選ばれる」
    GM:背後の、移動アイスクリーム屋さんから。
    寒骨白:「大丈夫、怖くないぞー。襲いかかる気なら声も出さずにやるはずだからなー」
    寒骨白:セイレーンさんに声をかける
    レンダー:「しかし、君たちほど明確な自我を持つ者は初めてだ」 店舗車の奥で、トルコ風アイスを練る男。
    寒骨白:「ふむ」
    華金弓:「………?」
    華金弓:「練りながら話すやつがあるか」
    レンダー:「元からそうだったのか? それとも絵姿を信仰として得ていたか」
    セイレーン:「ほほほ……本当ですよね……?」ふるふると震えながら話を聞く!
    レンダー:「どちらにしろ、ようこそ”スウレイキョウ”へ。私は、レンダー。歓迎するよ」
    寒骨白:「おい、待て」
    寒骨白:「レンダー殿、と言ったか。」
    セイレーン:「そのう…………ようこそとかどうでもいいんですけど……」
    セイレーン:「楚永ちゃんはどこに行ったか知りませんか……?」
    レンダー:「ここにいる人間は一人だけだ」
    レンダー:「そして、それはソナカという者ではない」
    セイレーン:「そっ……そんな…………」
    寒骨白:「それはお主か?」
    レンダー:「いいや。さっきもいったろう。私は君たちと同じだ」
    レンダー:「肉なき魂だ。君たちより少々早く、取り込まれていたが」
    華金弓:「そうか」
    華金弓:「出る気はないのか?レンダー殿は」
    レンダー:「そちらだけ質問するのは、公平ではないな」
    寒骨白:「うむ、当然だな!」
    華金弓:「ふむ……まあ、道理か。良いぞ、聞こう」
    レンダー:「こちらからも問おう。君たち全員にだ」
    寒骨白:「なんだなんだ」
    レンダー:そう言って、おもむろにカップにアイスを載せていく。三つ。三色。ストロベリー、ミント、チョコチップ。
    セイレーン:「ひぃぃ……」隠れつつも、逃げ出す気配はない。
    寒骨白:アイスの方をちらちらみている
    レンダー:差し出す。「感想を聞かせてくれ」
    寒骨白:「任せろ!!」
    寒骨白:「実は、さっきからずっとそれ気になってたのだ!!」
    寒骨白:「お主が人間でないと言うなら、吾らと同類だと言うのなら、それ、吾らも食べれるのではと思って!!」
    寒骨白:「主がな!いっつも友達と一緒にそういうの美味しそうに食べててな!吾も食べてみたかったのだ!」
    セイレーン:「色がついてます……ね?」
    セイレーン:首をかしげる。アイスをよくわかっていない!
    華金弓:「ほう、自我が薄いとはそういうことなのかね」
    レンダー:「そちらの鰭の君は、私に近いようだな」
    レンダー:「持ち主の行為を思い出せ。食事と言う」
    寒骨白:「あれだ。主が口になんか放り込んだりしてただろ、そっちも」
    寒骨白:「首輪ならなんかゴクンゴクンって音と一緒に喉が動いたりしてだろ。」
    セイレーン:「……ああ!そういえば喉が動いてた!」
    寒骨白:「それだ」
    寒骨白:「あれはな、喉が動いてるだけじゃなくて」
    セイレーン:「こういうのを楚永ちゃんが取り込んでたんですね!」
    寒骨白:「その前の舌という器官で味を楽しんだりしてるのだ。」
    寒骨白:「あと、なんか、栄養とか、取り込んでるらしい。」
    華金弓:「感想というならば、主に味の領域の話だな」
    華金弓:「いや、のど越しなる快楽もあるときくが」
    セイレーン:「それを……私たちができるか、ってことですか?」
    レンダー:「そういうことだ」
    寒骨白:「やったな」
    レンダー:「未知の刺激だ。本来ならば金銭授受の関係が伴うらしいが……まだ、必要はない」
    寒骨白:「では、いたたくぞ。レンダー殿、ほんとにもらっていいのだな?」
    寒骨白:「嘘じゃないな?」
    寒骨白:ワクワクしながらスプーンを手にしている。
    寒骨白:ストロベリー味を手に取る
    寒骨白:主はピンク色が大好きだった!
    セイレーン:「そうなんですか?……えーっと、それじゃあこれ。」
    セイレーン:ミント味を手に取る。
    セイレーン:綺麗な色だったからだ。
    レンダー:「食べる事だ。そうすれば、次の質問にも応えよう」
    華金弓:「……主人の理解を深められるのは悪くないが」
    華金弓:(あー……でも変な領域に入ったらそこの食物を口にしないって直言ってたな……)
    華金弓:(食べないことも理解に繋がる……?)
    華金弓:「ん~……」
    セイレーン:食べる。とりあえず喉に入れればいいのかな。
    寒骨白:そしてそのままスプーンでアイスを口に運ぼうとして
    寒骨白:「いや、違った。」
    寒骨白:「その前にいただきますだ。」
    寒骨白:「いただきます。」
    寒骨白:主はいつもそうしていた!
    華金弓:「おお!」
    華金弓:「確かにそれは直も大事にしていたな!」
    華金弓:「あとよく部下どもと食事を囲んでいた……」
    華金弓:「そのチョコレートクランチなるものを!」
    レンダー:「なるほど、イタダキマス」
    寒骨白:「うむ、いただきますは大事だ。」
    セイレーン:「いただきます……?」そういって一口で詰め込む。
    寒骨白:ぱくり
    寒骨白:なんか、冷たくて、甘酸っぱいものが口の中で、広がって、溶けていって
    寒骨白:今まで感じたこともなければ考えたこともなかった感覚が口から頭に伝わって、そこから得も知れぬ幸福感が全身に広がって
    寒骨白:「これは…すごいな!!」
    寒骨白:「いや、すごいなこれ!!」
    セイレーン:生まれて初めて味わう氷の冷たさ。
    セイレーン:そして喉いっぱいに広がる、合わない人にはとことん合わないミントの清涼感。
    セイレーン:結果としては。単純である。
    セイレーン:「──ごっっぼ!げほ!えっっほ!!!」
    セイレーン:思いっきりむせた。
    セイレーン:「ぶっっっほふ!!いたい!!!!!冷たいってこれですか!??????」
    華金弓:「舌じゃりじゃりする」
    華金弓:「というか舌柔らかいな……?」
    華金弓:「え~……軟弱……」
    寒骨白:「待って、今、こういうとき主がなんて言ってたか思い出すから!!」
    寒骨白:「ごちそうさまでした!!」
    レンダー:「ふむ、見事なまでの三者三様だな」
    レンダー:バンダナを解いて、店車の扉が空いて降りてくる。
    寒骨白:「じゃないな。」
    寒骨白:「えっていうか、二人は外れ引いた?」
    セイレーン:かろうじて零さなかった器を手にえれえれと苦しんでいる。
    寒骨白:「我の、すっごいほわほわーってなる感じですごく、なんだこれ、すごかったんだけど。良かったんだけど」
    華金弓:「不快ではないが、それそのものにはあまり興味がないな」
    寒骨白:「あー、お主の主そういうの興味ありそうなタイプじゃないもんなー」
    レンダー:降りてから、くるりと振り返る。
    セイレーン:「つめたい?だけならまだ大丈夫だったんですけど……」
    セイレーン:「なんか……別の冷たいのが突き刺さって来て……」※ミントの清涼感が合わなかったらしいぞ!
    寒骨白:「毒ではないか。」
    華金弓:「やけに見目がけばけばしいと思った」
    寒骨白:「いや、こんなこと言ったらレンダー殿に失礼だな。吾はあたりを引いたわけだし。」
    セイレーン:「とりあえず危険なものではないとは思いますけど……」
    華金弓:「あんな色の食物屋敷で見たこと……いやクレアが作ってたな」
    華金弓:(でもあやつ直に毒物食わせるしな……本当に毒じゃないのか今の?)
    レンダー:「毒ではないぞ。そういう食べ物だ。そこは再現しているはずだ」
    寒骨白:「では、慣れだな!」
    寒骨白:「我ら、この形態になるのは初めてだし。」
    レンダー:「そうだ。そしてハズレの二人には申し訳ないが、目論見は当たった」
    レンダー:くるりと移動店舗を振り返る。その先の、薄ぼんやりとしていた人々と建物が、一気に色と輪郭を固めていく。
    寒骨白:「ハズレって言っちゃった」
    セイレーン:「うう……はずれだったんだ……」
    寒骨白:「って、む?」
    寒骨白:景色の変化に、にわかに警戒を強める
    レンダー:『区画が増えた』とでも表現すべき、奇妙な反応だ。
    レンダー:「少し歩けば分かるが、ここは、我々のいたN市と呼ばれた街の似姿だ」
    セイレーン:異変を察知して、弓さんの影へ器用に隠れている。
    寒骨白:「ほー」
    寒骨白:(我々、か)
    レンダー:「実際の街とは、どこかが異なる。が、何が異なるのかは分からなかった。見ての通り、町の殆どが、影めいてぼやけているからだ」
    セイレーン:「N市……」(楚永ちゃんがいる所……)
    華金弓:「ふむ。確かに面影は感じられるな」
    華金弓:「街としてのN市は、直がすべて把握している。もちろんわたしも」
    GM:歩く人々、聞こえてくる声。賑やかな町……だが、人々の多くはシルエットで、建物も外形だけで中身がないものが多い。
    レンダー:「君たちには、この町を『体験』してもらう。君たちの強い自我と体験は、この町の『解像度』を上げていく。行動範囲が広がり、現実のそれとの違いが何か、更には元凶や出口が掴める」
    レンダー:「…………かもしれない」
    華金弓:「曖昧だな。とはいえ道が見えるでもなし」
    寒骨白:「むー」
    寒骨白:「では、レンダー殿も、吾らと同じく帰りたい場所が」
    寒骨白:「いや、待たせている人がいるのか?」
    セイレーン:「レンダーさん自体も、あんまりよくわかってない感じなんですね……」
    寒骨白:「その口ぶりは、お主もここから出たいように聞こえるが」
    レンダー:「私は別に脱出したいわけではない。君たちほどの自我がないからな」
    華金弓:「アイスクリームを作る遺産というわけでもないだろうしな」
    レンダー:「だが、これを機に『人間』を知りたいと思っている。恐らく、君たちの反応はそれを学ぶのに役立つだろう」
    レンダー:「なんといったか。ウィンウィンというやつだ」
    レンダー:「少なくとも君たちには、狭い範囲に移動店舗が来るのを待ち続けるのは退屈だろう」
    華金弓:「結局のところ、出来ることをするしかないからな」
    華金弓:「ならばまずは、この身で出来ることを確かめる他あるまいよ」
    レンダー:「たこ焼き、アイスクリーム、ケバブ、赤い羽根募金などが出来るようになるだけだぞ」
    セイレーン:「うう……滅茶苦茶怖いけど……」
    セイレーン:「それしか方法がないなら……やってみます。」
    寒骨白:「それもそうだなー。」
    寒骨白:「ふむ、吾らから人間を学ぶのはうむ、遠回りしすぎしていて正直どうかとは思うが。」
    寒骨白:「だが、文化の伝来とは得てしてそういうもの、未熟なものが未熟なものに伝えることで、本家とはまた違う新たな価値観を創出してゆくのだ!」
    寒骨白:「よかろう!レンダー殿、我らから人間を学ぶがいい!」
    寒骨白:「ただし、疑うことと自分で考えることは忘れるな!吾ら、正直その辺全然自信ないからな!槍だし!」
    セイレーン:「英雄拘束帯ですぅ……」
    レンダー:「苦手同士ならば丁度いいのではないか」
    レンダー:「そちらこそ、私の提案が役に立たないと思えば切り捨てて貰えればいい」
    レンダー:「互いに人間ではないのだ。情に囚われることもない」
    寒骨白:「いや、それ学ぶ姿勢になってないぞレンダー殿」
    華金弓:「なればこそ、情を求める必要があるというものだな」
    レンダー:「む。そうか。そうなるか……」
    寒骨白:「人間を学びたいって言ってるのに、非人間っぷりを強調してどうするのだ」
    レンダー:「現実としてそうであるがゆえに、難しいところだな」
    セイレーン:「わかんないなりに……探す、ですか。」
    華金弓:「不可能を求め、歩みを進めるのもまた人らしさだからな」
    華金弓:「たぶん」
    セイレーン:(たぶんなんだ……)
    華金弓:「とりあえず足を動かすのが吉と見た!」
    レンダー:「赤い君と小さい君は詳しそうだな」
    レンダー:「勉強させてもらうとしよう。うん」
    寒骨白:「よし、では目標はなんやかんやでこの街の解像度あげつつ出口を探す!」
    寒骨白:「そんで主たちと合流し主たちが巻き込まれた事件を解決だ!」
    寒骨白:「それでよいな!華金弓、セイレーン!」
    セイレーン:「は、はひ……」
    セイレーン:(楚永ちゃん、無茶してないといいけど……)
    GM:では、謎の器物青年、レンダーと合流したあなたたちは
    GM:このよくわからない空間の探索をすることになった。必要なのは、人間の体を通した体験である。
    GM:都市を謳歌して解決の手段を探れ。 

    GM:シーン終了! ロイスと購入が可能です。
    華金弓:姫:興津和紗/P感謝:N嫉妬〇 に感情変更。
    セイレーン:ロイス!槍さんに!
    華金弓:同行者:レンダー/P助かる:N隔意〇 で取得
    華金弓:1dx>=10 購入はホローポイント弾
    DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

    華金弓:失敗して以上
    寒骨白:レンダー殿/好奇心○/不信
    寒骨白:以上で
    寒骨白:ボデマ
    寒骨白:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 4[1,4] → 4

    寒骨白:ダメ!終わり!
    セイレーン:〈しっかりしてる、って奴なのかなぁ?〉寒骨白:でかい/〇恐怖 で取得!
    セイレーン:そして黒瀬さんへの感情を弓さん持ってる人/〇恐怖に変更します
    セイレーン:購入はボデマ!
    セイレーン:2dx>=12 最初だし侵蝕温存!
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 1[1,1] → 1 → ファンブル

    セイレーン:うぇええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!
    セイレーン:以上です…………
    GM:経験点ふえればいいのにね
    GM:というわけで続きは明日の14時からでーす
    華金弓:よろしくお願いしまーす!
    セイレーン:よろしくお願いいたします!

    GM:というわけで今日もやっていくぞ~武器卓!
    GM:昼の部は、プライズ判定からミドル戦闘あたりまで行くのを目標としております
    セイレーン:ウオーッ!今日もよろしくお願いいたします!
    華金弓:は~い!
    GM:宜しくお願いします
    華金弓:サクサク人体を満喫していこう
    寒骨白:おねしゃす!
    GM:というわけでミドル1。シーンプレイヤーは華金弓さん

    GM:他は登場自由。侵蝕を振るが良い
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:47->49)
    セイレーン:セイレーンの侵蝕を7増加しました(侵蝕率:55->62)
    寒骨白:1d10+47
    DoubleCross : (1D10+47) → 4[4]+47 → 51

    セイレーン:ヒィイン……
    寒骨白:低めで安定してるなー
    華金弓:よしよし……
    GM:君ら、レネビだから素で侵蝕が高いんだな
    華金弓:おーいえー、ねいばー
    GM:では、まずはプライズ判定からやっていっちゃいましょう
    セイレーン:ウィンドブレスでさらに加速する予定です…………
    ◆プライズポイント開始
    【箱庭のN市を調査せよ】
    《情報:噂話》《情報:UGN》《芸術:》 達成値8  財産点使用可能

    支援判定は《知覚》《肉体》《交渉》
    他のPCの進行度判定の前に宣言して成功することで、対象の判定値+3。

    最大達成値は20。
    プライズポイント9でトリガーイベントへ。
    リミットは6シーン。
    GM:最大達成値が低めになっております
    華金弓:芸術ということは華金弓と寒骨白はオリジン:プラントが乗るね
    セイレーン:ウィンドブレス使います……?
    華金弓:きついならしなくても良いね。財産点も31あるし
    GM:高経験点環境だとこうなるんだなあ・・・
    華金弓:プラント10、財産10で3回やっても確定最短コースだ
    セイレーン:ありがとうございます!大人しく支援に回ろう
    華金弓:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+2した(侵蝕率:49->51)
    セイレーン:じゃあ問題なさそうなら肉体で支援判定します
    寒骨白:いけー
    華金弓:かもーん
    セイレーン:5dx+3>=8 支援判定も難易度8で大丈夫ですかね?
    DoubleCross : (5R10+3[10]>=8) → 9[1,2,5,6,9]+3 → 12 → 成功

    GM:難易度は同じです! 成功!
    寒骨白:キャッキャ!
    セイレーン:できた!
    華金弓:わーい
    華金弓:<芸術>でプライズ判定しちゃうぞ~
    華金弓:3dx+13>=8
    DoubleCross : (3R10+13[10]>=8) → 7[2,5,7]+13 → 20 → 成功

    華金弓:ウワハハハ
    GM:危険すぎる
    寒骨白:キャッキャ!
    GM:3/9
    華金弓:資材を投じるまでもないわ
    寒骨白:ではなんとなく上場UGNで
    セイレーン:ピーピー!
    寒骨白:株式になっちゃった
    寒骨白:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 3[3,3] → 3

    GM:秘密結社が上場するな
    華金弓:経済攻撃されちゃう
    寒骨白:キャッキャ
    GM:さて、ではおおよそ想定通りなので、先に情報を出します その後ロールを考えるとよい

    1/『箱庭のN市』
     N市に酷似した都市。例によって、何か、誰かによって造られた異空間であると思われる。
     ぼやけた景色の彼方から、かすかに高密度のレネゲイド反応を感じる。反応の中心を探すことで、世界を作っている原因に辿りつけるかもしれない。
      →区画〝各地への大通り〟がPOPしました。

    2/『UGNについて』
     UGN支部は、北部と南部に二つ存在する。強力なエージェントは少なく、この町を拠点にしている者も大半は市街に出張しているようだ。
     星辰館の学生イリーガルも居るが、かなり珍しい存在だ。あなた達の主も(設定上は)こちらに存在しているらしく、そのコネを使い尋ねることは可能。
     →区画〝N市北・南支部〟がPOPしました。

    3/『住人について』
     現実のコピーであろう、影めいて曖昧な者達の他に、レンダーと同じような、人間慣れしていない、感情表現の希薄な放浪者が存在する。
     話を聞く限り、共通点は、彼らがもともと「人間の為に作られた道具/武器」であること。仮初の知性と人格を与えられ、取り込まれているようだ。
     →〝総合アミューズメント施設〟がPOPしました。
    GM:というわけで、分かったのはこの三つ!
    GM:解放された区画のどこかに向かうかを選びつつ、任意のロールを行ってください。
    華金弓:ほう、ほう
    寒骨白:楽しそうになってきたぜ…!
    セイレーン:これは悩みどころ……!
    GM:N市支部の現状を見るでもよし、アミューズメント施設ならば任意の娯楽を体験してもらう必要があります
    華金弓:セイレーンちゃんはカラオケとか行きたい?
    セイレーン:ちょっと……気になってはいますね。
    セイレーン:ここには楚永ちゃんはいないってレンダーさんが言ってましたし……
    華金弓:じゃあ行っちゃうか~
    寒骨白:じゃあ、カラオケに行きますか?
    セイレーン:からおけ!
    華金弓:〝総合アミューズメント施設〟のカラオケに行っちゃおう
    GM:ではアミューズメント施設だ!
    GM:では!

    GM:今の段階で通行可能な場所を歩いていると、貴方たちは総合アミューズメント施設に辿りついた。
    GM:N市 総合アミューズメント施設『プロミネンス』
    従業員:「イラッシャイマセ。三名様デ、ゴザイマスカ」
    華金弓:「う~む、人間の身体の体験をせよと言うから、色々あるところに来てみたが」
    セイレーン:うるさいところだなぁ……とか思いながら建物を眺めています。
    華金弓:「色々あるな……一張りと一振りと一着だ」きょろきょろ
    従業員:どことなく無機質な香りがする従業員が、貴方たちを出迎える。
    華金弓:「一着?一巻き?」
    従業員:周囲ではジャラジャラ聞こえる。影の人々が行きかっている。
    従業員:なんとなくUGNボディアーマーっぽい衣装の従業員が、あなたたちを個室へと案内する。
    セイレーン:「巻き……ですかね?私の場合…」
    寒骨白:「いや、ここはレンダー殿に人間について学ばせようという趣旨であるし」
    寒骨白:「3人でいいのでは?」
    寒骨白:「人間が一張とか一振りとか言うまい?」
    従業員:ここまでの道筋の間にも、なんかPDWっぽい人や、日本刀っぽい人がいる。
    レンダー(店員の姿):「そうしてくれると有難い」
    寒骨白:「だ、そうだ。」
    華金弓:「まずは形からか……いや、形はすっかり人間だが」
    セイレーン:「ひぃいいい!!!いつの間に着替えたんですかぁ!??」
    レンダー(店員の姿):「完全に自由に動けるのは君たちくらいだ」
    レンダー(店員の姿):「我々は基本的に、この世界を回すために人格を与えられている」
    レンダー(店員の姿):「ここはカラ・オケ。空の桶。なんでも、一度入れば機械に歌唱力を認められるまで絶対に出られない場所であるらしい」
    華金弓:「死地ではないか」
    寒骨白:「主の行ってるカラオケと違う」
    セイレーン:「怖……帰っていいですか……???」
    レンダー(店員の姿):「いや・・・手続きしちゃったのでな・・・」
    セイレーン:「や……殺るしかない…………!」
    華金弓:「うーむ。それならそれで食い破るのみだが」
    華金弓:「寒骨白殿の入ったことがあるカラオケはどんななのだ?」
    寒骨白:「ふむ、主が行くときはだいたい一人でな。」
    寒骨白:「来たるべき『戦』に備え、姫っぽい歌を沢山習得し極めると意気込み喉が枯れるまで歌い果てている。」
    レンダー(店員の姿):「やはり死地なのでは?」
    セイレーン:「槍さんを持ってる人、一人でカラオケから毎回生還してるんですね……」
    華金弓:「流石に直から姫と崇められる娘は違うな……」
    寒骨白:「でも出入りは自由だぞ?飲み物とかアイスとかガンガン補充してるし。」
    セイレーン:(うう…私の体が二つあれば……)
    レンダー(店員の姿):「来たるべき戦、というのは?」
    寒骨白:「なんか、シンカン、とか、ウチアゲ、とか行っていたが、よくわからん。」
    寒骨白:「その来たるべき戦が、来たことないので」
    セイレーン:「アイスかぁ。ここには当たりもあるんですかね…」
    レンダー(店員の姿):「ああ。飲み物が出る場所ならば道中にあるぞ」
    寒骨白:「うむ、戦なら兵糧が大事だからな。」
    レンダー(店員の姿):ドリンクバーを指し示す。「レバーを捻ると上から流れ落ち、下へと吸い込まれる」
    華金弓:「吸い込まれる」
    寒骨白:「その間にコップを入れるのだ。」
    寒骨白:「すると流れ落ちてくる水がコップにたまる。」
    レンダー(店員の姿):「諸行無常の世を示すための美術品かと思っていたのだが、なるほど」
    従業員たち:「(なるほど……)」
    寒骨白:「そしてコップに溜まった水で喉を潤すという寸法だな」
    華金弓:「おお……水だけでなく色々出るな」
    セイレーン:「そのまま口に流し込むのじゃだめなんですか……?」
    寒骨白:「それだとここでしか水分補給が出来ないだろ?」
    寒骨白:「戦場でもそうだが、食料や水を携行するというのは非常に大事なことだ。」
    セイレーン:「なるほど……そのためにコップを!」
    寒骨白:「主はコップを一人で2,3個持ってて歌い終わるごとにチビチビ水分をとっていた。」
    華金弓:「コップもまた、我々と同じく人の役に立てるための道具だな」
    寒骨白:「うむうむ」
    セイレーン:「確かに飲み物が補充できないところで動けなくなったら死んじゃいますもんね……」
    寒骨白:「では今は我らも人なんでコップ殿には吾らの役に立っていただくとしよう。よろしくな。」
    華金弓:「人間らしくするというのであれば、いろいろと扱ってみるのは良いことだな」
    寒骨白:と言いながら見本を見せるようにドリンクバーで飲み物を取ります
    レンダー(店員の姿):「では各々、用意して部屋に入るといい」
    寒骨白:ドヤ顔もする
    華金弓:「うむうむ」コップを手にして丁寧に撫でる。
    華金弓:「うわっ、凄い緑色だぞこの水」
    セイレーン:「はい……」透き通ったサイダーを手に取る。
    寒骨白:「きれいな色だな。」
    華金弓:「香りも甘ったるいな……」メロンソーダをコップ満杯に注いだ。
    セイレーン:「なんか泡立ってる……はずれじゃないよね……」
    レンダー(店員の姿):「ここにもアイスが……」 ソフトクリームが流れ落ちてきた。
    寒骨白:「曹州の山々を思い出す。」
    レンダー(店員の姿):「人の世には、アイスが不可欠なのかもしれんな」
    寒骨白:「わかる。主もよくアイス食べてた。風呂上りとかに。」
    寒骨白:主がいっつも水を取っていたので自分も水をとっている。
    GM:というわけでカラオケ、挑戦していきますか。
    寒骨白:「では飲み物もアイスも補充したことだし。」
    寒骨白:「いざ死地へ向かおうではないか、諸君!」
    寒骨白:うい!
    華金弓:「ふむ……ここが部屋か」一切乱れない足さばきで、零すことなく辿り着いた。
    華金弓:油断なく視線を配りつつ、暗い部屋に足を踏み入れる。
    セイレーン:「はい…!」おっかなびっくり室内へ入る!
    寒骨白:続いて部屋に入ろうとして
    寒骨白:ガン!!!
    寒骨白:と扉に頭をぶつける。
    セイレーン:「ぴぃ!!!!!」背後の音にびっくり!!!!!
    華金弓:「敵襲か!」振り返る。ちょっとメロンソーダを零す。
    寒骨白:「いたたた、違う。吾が頭をぶつけただけだ」
    寒骨白:「痛いな。レンダー殿、扉はもう少し大きくしたほうがいいぞ。」
    寒骨白:派手な音がしたがコップの水はこぼれていない
    レンダー(店員の姿):「君が大きすぎるだけではないか? 建物は据え置きのはずだ」
    セイレーン:「何という罠……!」
    華金弓:「それは……扉の方は大丈夫だろうか」
    寒骨白:「同行者の心配よりもまず扉の心配とかそれが人間のすることかね?華金弓」
    華金弓:「寒骨白殿は強靭だからな……」
    セイレーン:「大丈夫ですか槍さん!頭に毒の棘とか刺さってませんか!??」
    華金弓:「天下無双の武器と据え置きの器物ではどちらを心配すべきかは明白」
    寒骨白:「まあ、主にもよくぶつけられていたが…」
    寒骨白:「うむ、大丈夫だよ。そんな悪辣な罠は仕掛けられてなさそうだ。」
    寒骨白:「ふふ、正々堂々。歌で勝負する、ということなのであろうな。」
    セイレーン:「よかった……」ほふぅ、とひと息。
    GM:カラオケは《芸術:歌唱》での判定となります。達成値8以上で成功。
    華金弓:「では、早速勝負と行こうか」椅子に座る。
    寒骨白:「意気込みは良いが」
    寒骨白:「お主は、歌えるのか?」
    寒骨白:「その、カラオケに入っている。最近の歌とか。」
    華金弓:「無論。伴奏も任せよ」すぅ、と上げた腕と足の間に弦が伸び、竪琴が出来上がる。
    セイレーン:「──そういえば、ここの…機械?どうやって使うんですか……?」
    華金弓:「えっ」
    華金弓:「最近……?」
    寒骨白:最近:ここ200年
    寒骨白:「最近」
    セイレーン:「最近……」
    華金弓:「……セイレーン殿は知らなさそうだし」
    寒骨白:「狂歌とか京劇で使われていた歌とか、入ってないぞ?ここ?」
    寒骨白:「吾は主がよく来ているのでなんとなく知っている曲はあるが。」
    華金弓:「姫の歌か……」
    華金弓:「では、まずは寒骨白殿の業前を見せてもらおうか」
    華金弓:「では、まずは寒骨白殿の業前を見せてもらおうか」
    華金弓:「装置の扱いにも色々慣れてるだろうしな」
    寒骨白:「うむ。お主の主は、カラオケとか…いくまい…?」
    寒骨白:「楚永どのはいくかもしれないが。」
    レンダー(店員の姿):「人間の中ではポピュラーな娯楽のはずだぞ。早めに具現化しているとはそういうことだ」
    寒骨白:「なるほどな。」
    セイレーン:「……そう言われると、なんだか色々歌ってたような気も……?」
    セイレーン:「うーん…思い出せそうな歌……」
    寒骨白:「うむ、セイレーン殿もそれを思い出せばいけるはずだ。」
    寒骨白:「だが、一番槍の栄誉は吾がいただこうか!槍だけにな!」
    寒骨白:ウキウキしている
    レンダー(店員の姿):「では頼む。あと、歌っていないものたち」
    レンダー(店員の姿):華金弓さんとセイレーンさんに、タンバリンを渡す。
    寒骨白:「それは…!?」
    セイレーン:「…?」受け取って、シャラシャラと振ってみる
    寒骨白:主はだいたい一人で来ているのでよく知らない
    レンダー(店員の姿):「マイクを持たぬ者以外はこれを持つとマニュアルにあった」
    セイレーン:「これは一体……?」
    華金弓:「ふ……鼓笛も一通り扱える。任せておけ」しゃりーん……と狭い部屋に澄み渡る安っぽい音。
    レンダー(店員の姿):「寒骨白殿の主は知らないのか?」
    寒骨白:「なんかあるなあとは思っていたが、主が使っていたのは見たことがないな」
    セイレーン:「おお、鳴らして使うんですね!」ブンブン振ってみる。
    レンダー(店員の姿):「主の友人がカラオケ・イザカヤで振っていたことがあるようなないような」
    華金弓:「姫が扱うものではないということは、引き立て役の楽器ということだろう」
    華金弓:「それにしては、やけにうるさいが」
    寒骨白:「だがなんとなく盛り上がりそうな音だな!」
    寒骨白:「なるほど、流石人間は娯楽への追求が凄まじい!」
    寒骨白:と感心しながらみんなに装置の使い方を説明します。
    寒骨白:「この機械でな。歌いたい曲とか、その曲を歌ってる人の名前を検索してな。」
    セイレーン:「おお……」ブンブン振り続けてたらうるさいので止めました。
    華金弓:「あ、今ちらっと知ってる文字列が見えたな」
    寒骨白:「お、なら華金弓はそれを歌えるかもしれんな。」
    華金弓:「直の娘面してる従僕がおう……ウォーター配信?とかで歌ってた歌詞……」
    寒骨白:「色々やってるのだな、従僕殿。」
    セイレーン:「確か……こんな事口ずさんでたような気がする……?」うろ覚えでポチポチ探してみる。
    華金弓:「直と違って多趣味だ」
    寒骨白:「それで曲が決まったら、こんな感じで、送信してな。」
    寒骨白:ピッ
    華金弓:ソファに座って小さな画面をのぞき込んだりして、次にモニターへ目を移す。
    カラオケ画面:曲:時の河 アーティスト:FENCE OF DEFENSE
    寒骨白:不意に画面が切り替わり、派手な音楽が流れ始める
    寒骨白:「これな!三国志という吾の時代よりもちょっと昔の中華が舞台のアニメでな!」
    セイレーン:「ああっ!これがテレビだったんだ!」
    華金弓:「四方八方から音が……なるほど、狭いのは音を反響させるためか」
    寒骨白:「映像がかっこいいのでみんなにも見てほしいのだ!」
    セイレーン:楚永ちゃんがよく遊んでいた画面とよく似てる!
    寒骨白:横光三国志の可愛げのあるおっさんたちがかっこよく暴れ回る映像が流れる
    寒骨白:それに合わせて寒骨白がその美声を披露するぞ!
    寒骨白:芸術:カラオケ
    寒骨白:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 6[2,6] → 6

    寒骨白:機械を満足させることは出来なかった。
    華金弓:「うむ。実に気持ちの良い歌い振りであった」
    寒骨白:めちゃくちゃ楽しそうに歌っているが
    寒骨白:残念ながら音程とかリズムとか全て微妙に外している!!
    セイレーン:「はい!タンバリンをジャラジャラ鳴らすのも楽しかったですー!」
    寒骨白:「時の河は~~~つづ~~~い~~~ていく~~~~~!!!」
    寒骨白:「サンキューーーー!!!」
    セイレーン:※リズムとかそんなによくわかってないが奇跡的にズレ具合がマッチしている!
    華金弓:「やけに荒っぽい映像も相まって迫力満点だったぞ~!」しゃんしゃん!
    寒骨白:歌い終わってから主はいつもそう言っている
    寒骨白:「うむ、ありがとうありがとう。皆も良い合いの手であった。」
    華金弓:「そして……採点が始まっているぞ!」
    寒骨白:「これは、こちらの機械どのも満足してくれたのではないか?」
    寒骨白:自信アリげに採点結果を待つ
    GM:機械から聞こえてくるドラムロール。
    GM:デン! 63点!  画面いっぱいに出てくる△マーク!
    華金弓:「………」
    華金弓:「寒骨白殿!これは……!?」
    セイレーン:「これは……?」
    寒骨白:「第5の力だよ…!」
    華金弓:「第5の力……!?」
    レンダー(店員の姿):「つまり第1から第4までもあると……?」
    寒骨白:「吾のリズムも音程も、華金弓の合いの手、セイレーンの拍手も完璧であった。」
    寒骨白:「だが、この機械殿はそれだけは満足をしてくれないようだ。この4つの力だけではなく。」
    寒骨白:「未だ見つけられる第5の力、それをなければこの壁を突破する事はできないようだ…!」
    華金弓:「なんと……随一のカラオケ熟達者である寒骨白殿でさえ」
    セイレーン:「つまり……」
    華金弓:「及ばぬというのか……!」
    セイレーン:「ダメだったんですね……」しょんぼり
    寒骨白:「うむ、力足らずでごめんね。」
    寒骨白:しょんぼり
    寒骨白:「だが一つわかったことがる。」
    寒骨白:キリッ
    華金弓:「それは……?」
    華金弓:真面目な顔
    寒骨白:「これ、めっちゃ楽しい」
    セイレーン:「おお……!」
    華金弓:「うむ……!」
    華金弓:「とても盛り上がったな……!」
    寒骨白:「いや、ホントに、歌えばわかる…!得も知れぬ快楽…!」
    セイレーン:「ちょっと凄そうですね…!」
    寒骨白:「武器である吾が今まで感じたことのない娯楽…!リズムって、すごい…!」
    寒骨白:「思えば単雄信殿が敵と数合、カキンカキンと打ち合ってる時にちょっと気持ちよくなる瞬間があったが」
    華金弓:「では寒骨白殿はこの水で喉を潤すがよいぞ」コップをすすすと送る。
    寒骨白:「これはそれを更に更に先へ推し進めたような……うむ、ありがとう」
    寒骨白:ごくりと水を飲む
    華金弓:「一仕事を終えての冷水は極めて心地よいと聞く」
    寒骨白:「……!これは…!」
    寒骨白:「確かに先程の水とは味わいが違う…!」
    セイレーン:「こうして歌った後、楚永ちゃんも飲み物取りに行ってました…!」
    華金弓:「やはりな……」
    セイレーン:「カラオケってすごいなぁ…!」
    寒骨白:「なるほどな、人間のすることは吾らにはわからなくてもちゃんと理由があるのだな。」
    華金弓:「カラオケ……これは想定以上に奥が深そうだぞ」
    寒骨白:「だが奥深さに怯えてもおれん、次が誰が行く?」
    華金弓:「更なる調査か……わたしはセイレーン殿を推す」
    華金弓:「声綺麗だしな」
    セイレーン:「えっ!?私ですか……?」
    寒骨白:「うむ、別に一人一回というわけではないしな。」
    寒骨白:「ガンガン行こう」
    セイレーン:「は、はい……なんとかそれっぽい曲も見つけられましたが…」そう言いながらポチポチと入力していく。
    寒骨白:「なにかななにかな。」
    華金弓:「この次に流れる歌を待つのも」
    華金弓:「中々に楽しみだな……」
    カラオケ画面:曲:塊オンザロック~メインテーマ~ アーティスト:田中雅之
    レンダー(店員の姿):「これは……?」
    セイレーン:「─できた!」
    セイレーン:「は、はい……楚永ちゃんが良く画面の前で遊んでた時に流れてた曲で……」
    セイレーン:「もしかしたら……とおもって、それっぽいの探してたんです!」
    寒骨白:「打楽器の音が否が応でも精神を高揚させてくるな!」
    華金弓:「先のものより軽快だな。映像も色鮮やかだ」
    華金弓:「よし!」シャリン!
    寒骨白:タンタンタン!
    セイレーン:それでは芸術:歌唱で判定します!
    セイレーン:3dx>=8
    DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[1,3,10]+5[5] → 15 → 成功

    寒骨白:いえいいえい
    GM:素打ちで!
    華金弓:すっごーい!
    セイレーン:やりましたー!
    セイレーン:「ちゅっちゅっちゅるっちゅっちゅっちゅちゅーるー──!」
    寒骨白:「!?」
    セイレーン:画面背景で組みあがる家型ロボットが宇宙より迫りくるUFOを次々に撃退していく!
    寒骨白:「!?」
    セイレーン:「──ナナ~ナナナナナ~ナ~ナ~ナ、かたまりだましいーー!」
    セイレーン:UFOを撃破し終えた家型ロボットが宇宙に浮かぶ本隊を叩きに大気圏外より旅立つ!!
    レンダー(店員の姿):「この映像は…いや、歌は………?」
    寒骨白:「!?」
    寒骨白:「??????」
    セイレーン:「ナナ~ナナナナナ~ナ~ナ~ナ、かたまりだましいー!いー!!いー!!!いー!!!!いーー!!!!!」
    華金弓:「おお、宇宙だ」
    寒骨白:「前衛的だな!」
    華金弓:「しかし歌声は予想通りだが……このやたら掴みがたい旋律を」
    セイレーン:家型ロボットが宇宙に浮かぶ本体を叩き潰し、元の大地へと帰っていく!英雄の凱旋だ!!!
    華金弓:「こうまで見事に奏でてみせるとはな……」
    華金弓:「素晴らしい歌唱であったぞセイレーン殿!」
    セイレーン:「はひっ!ありがとうございます!」
    寒骨白:「吾の歌唱にはなかった力が、確かに込められていた」
    寒骨白:「これは、あの辛口な機械殿にも満足していていただけるのでは!?」
    GM:デデデデデデデ・・・・
    セイレーン:実際初めてとは思えない技量!これでダメなら頭を抱えるしかないが──?
    GM:心なしドラムロールが長め!
    華金弓:採点のドラムロールに乗せてタンバリンを鳴らす。
    GM:────ドン! 98点!
    寒骨白:シャラシャラシャラシャラシャラシャラシャラシャラ!!
    華金弓:シャーーン!
    セイレーン:「や……」
    寒骨白:「おおー!」
    華金弓:「これは……!」
    GM:背景でクラッカーが激しく鳴り、「アメージング!」の音声が出る
    セイレーン:「─いやったぁあああ!!!!!」
    セイレーン:歓喜の叫びだ!ちょっとうるさい!
    華金弓:「すごいぞー!」思わず立ち上がって喜ぶ!
    寒骨白:「やったな、セイレーン!」
    GM:持ったままのマイクがキーーーーンとハウリングを起こす
    寒骨白:立ち上がるとまた頭ぶつけそうなので立ち上がらない
    華金弓:「あだだ」
    セイレーン:「はいっ!華金弓さんも、寒骨白さんもありがとうございます……!」
    寒骨白:「これは、主がたまにやるやつ…!」
    寒骨白:「で、アメージング、と言われたが」
    セイレーン:「うう……嬉しいよぉ……」嬉しさの余り涙目!
    レンダー(店員の姿):「見事だ、セイレーン殿。これでこの部屋の封印も解かれるだろう・・…」
    レンダー(店員の姿):「いや、最初から別に鍵は空いていたのだがな」
    華金弓:「アメージングの意味は知っているぞ」
    華金弓:「際立って素晴らしいということだ、セイレーン殿の歌声がな」
    寒骨白:「なるほど、これでよかったのか。」
    華金弓:「そら、勝利の美酒であるぞ」セイレーンが持ってきたコップを丁寧に渡す。
    セイレーン:「あっ!ありがとうございます!」ぐいっと一息でソーダを飲み干し。
    セイレーン:「──ごっっっは!!!!??」当然むせた。
    寒骨白:「セイレーンはよくハズレを引くな」
    寒骨白:とんとんと背中を叩く。
    寒骨白:「こっちはあたりだぞ、遠慮なく飲め」
    寒骨白:ただの水を勧めます
    セイレーン:「えふっ!はぶっ……あ、ほんとうだ……」落ち着いて飲む。
    レンダー(店員の姿):「外れを仕込むとは、分からないもんだな」
    華金弓:「歌を歌う場なのに刺激物を仕込むのは面妖という他ないな……」
    寒骨白:「ロシアンルーレットなる遊戯があると聞く」
    寒骨白:「人間はわざとハズレを仕込むことで、そのハズレを引くという恐怖を楽しんでいるのかもしれんな」
    セイレーン:「はぁ……」ようやく息を整え。
    華金弓:「度胸試しに腕試し、なるほどな」
    セイレーン:「おいしいですね、あたりって」仄かにほほ笑んだ。
    寒骨白:「ふふ、あたりはいいだろう。次はちゃんと引けるといいな」
    寒骨白:「さて、これで機械殿を満足させることができたわけだが。」
    寒骨白:「吾らの目的はまだ達されてはいない。」
    華金弓:「ふむ……?」
    寒骨白:「吾らの目的は、人間らしく楽しむこと。そして、吾らはまだこの遊戯の深奥まで理解できているとはいい難い。」
    寒骨白:「故に」
    寒骨白:マイクを華金弓に突きつける
    寒骨白:「さあ、歌え!次はお主の番だ!」
    セイレーン:「華金弓さんも……!」
    華金弓:「……ふ、良いだろう」パシッ、マイクを受け取り
    華金弓:「それではわたしの美声を披露し……」
    華金弓:一旦マイクを机に置き、端末を操作。
    華金弓:「……それではわたしの美声を披露しよう」
    カラオケ画面:曲:REAL×EYEZ アーティスト:J×Takanori Nishikawa
    華金弓:「直とメイドが時々見ている劇の主題歌でな」
    寒骨白:「ニチアサ、というやつだな…!」
    セイレーン:「ニチアサ……ですか!?」※よくわかってない
    華金弓:「道具と人間の境界を跨ぎつつある新生命を描く物語だ。わたしたちには相応しかろうよ」
    華金弓:芸術:歌唱で判定!
    華金弓:3dx+10>=8
    DoubleCross : (3R10+10[10]>=8) → 6[2,3,6]+10 → 16 → 成功

    寒骨白:ひゅーっ
    華金弓:植物なので歌が上手い!
    華金弓:「0101010101010101……」
    華金弓:鮮やかな色彩の超人たちが舞う映像と共に流れる、軽快で現代的な音楽に合わせて
    寒骨白:「意外とハイカラな歌を…!」
    セイレーン:凄いですー!
    セイレーン:「てててーん!てててーん!」二回目なのでリズムもつかめてきた!
    寒骨白:「おー」
    寒骨白:「かっこいい、かっこいいがこやつら槍は使わないのか!?」
    華金弓:正確無比な歌声で、しかし楽し気に舞いを入れて全身で楽しんでいる。
    華金弓:特に弓を持った者が映っているときは妙に気合が入っている気がする!
    寒骨白:「槍は!?」
    寒骨白:いいながら合いの手も忘れない
    華金弓:「槍使いは……出てない!」
    セイレーン:「け、剣とかは居ましたね……」
    寒骨白:「ヘ、ヘイトスピーチ!!」
    華金弓:「後に続く番組も剣と銃だしな」
    華金弓:「あと盾と……なんかコロコロ転がるやつ」
    GM:ドルドルドルドルドル・・・・・・
    GM:長い長いドラムロールのあと・・・・・・
    GM:ドン! 花丸とともに、100点の数字が露わになる。
    寒骨白:「花丸!!」
    華金弓:「華!」
    セイレーン:「数字が……3つも!」
    華金弓:「これは……凄い奴では……?」
    寒骨白:「主がコウくんとやらにたまに書いてるやつ!あれをもらえると人間は嬉しいらしい!」
    寒骨白:「ので、すごいぞ、これは喜んでいいぞ華金弓!」
    セイレーン:「そうでしたとは……!!」
    華金弓:「おお……わたしもかなり嬉しいぞ!」
    華金弓:「人間への理解が更に深まってしまうな……!」
    華金弓:「やったやった!」
    レンダー(店員の姿):「君たちの戦い、見せてもらった……」
    寒骨白:「何を」
    レンダー(店員の姿):「動ける範囲も大きく広がったようだ」 窓から外を見れば、行き交う人々の
    レンダー(店員の姿):解像度が上がり、より動ける範囲も広がっている。
    寒骨白:「ふむ、なるほど。」
    セイレーン:「──ほんとうだ……!」
    レンダー(店員の姿):「どうする。他の遊戯も体験するか、それとも先に進むか」
    寒骨白:「確かに街の様子は変わっているが」
    寒骨白:「お主はどうだ、レンダー殿」
    寒骨白:「吾らの勇姿を見て、自分も加わってみたいとは思わなかったか?」
    寒骨白:すっとマイクを向けながら言う
    レンダー(店員の姿):「……む?」
    寒骨白:「学ぶというのは見聞するだけではない。」
    寒骨白:「実地をするというやり方もあるのだぞ?」
    レンダー(店員の姿):「私も・・・挑戦しろと」
    寒骨白:「臆している、というのなら無理強いはせぬが?」
    寒骨白:幾分か、挑発するような口調。これも人間らしさの一つだろう
    セイレーン:「ええと、危険はないと思います……多分。」
    レンダー(店員の姿):「ふ・・・・・」薄く笑みを見せる。「これでも武器のはしくれ。そういう物言いには応えたくなる」
    華金弓:「では、せいぜい励むが良い」
    華金弓:「わたしたちに及ぶかは知らんが、応援は盛大にしてやろうではないか」
    華金弓:タンバリンを手にする。
    寒骨白:「うむ、それでこそ、だ!」
    レンダー:「これでも多少の鼻唄くらいは知っている……」
    寒骨白:マイクをわたし、同じくタンバリンを構える
    セイレーン:「ええと……これも行けるかな…?」
    セイレーン:タンバリンの代わりにマラカスを持つ!
    華金弓:「そうだ、わたしも飲もう」
    華金弓:メロンソーダをぐびぐび飲み干す。
    華金弓:「……」
    華金弓:「主に痛い……」
    華金弓:「全然人間分からんな……」
    セイレーン:「やっぱり刺さりますよね、それ……」メロンのシュワシュワを見ながら
    レンダー:「では……確か、私の主が酒の席で友人と歌っていたものは──」
    GM:では、謎の飲み物についての話しもしながら、四人目の歌が始まったところで、シーン終了!

    GM:ロイスと購入が行えますぞ
    寒骨白:応急手当
    寒骨白:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 10[6,10]+8[8] → 18

    寒骨白:買えた!
    寒骨白:同行者/華金弓/敬意○/不安
    寒骨白:同行者/セイレーン/庇護○/食傷
    寒骨白:以上で
    華金弓:歌姫:セイレーン/P友情〇:N厭気 で取得
    セイレーン:ロイスはもうちょい保留!
    華金弓:1dx>=14 購入は大槌で
    DoubleCross : (1R10[10]>=14) → 10[10]+1[1] → 11 → 失敗

    セイレーン:購入はアームドスーツ!
    華金弓:財産ポイント3使って成功。残り28.セイレーンに渡します。
    華金弓:以上!
    セイレーン:ありがとうございます!判定前に援護の風とウィンドブレス!
    セイレーン:侵蝕66!判定ダイス+5!固定値+9!
    セイレーン:8dx+9>=15
    DoubleCross : (8R10+9[10]>=15) → 10[5,6,6,8,9,9,10,10]+4[2,4]+9 → 23 → 成功

    寒骨白:やったぜ
    GM:これがジョックの力……
    セイレーン:OK!大槌をウェポンケースに仕舞いアームドスーツを装備して以上です
    GM:ではシーン終了!

    GM:このままミドル2!
    GM:シーンプレイヤーは寒骨白さん。他自由。
    セイレーン:出るぜ!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:51->56)
    寒骨白:1d10+51
    DoubleCross : (1D10+51) → 3[3]+51 → 54

    セイレーン:セイレーンの侵蝕を2増加しました(侵蝕率:66->68)
    セイレーン:よしよし!
    寒骨白:キャッキャ
    GM:ではそのままプライズを振るが良い
    華金弓:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+2した(侵蝕率:56->58)
    寒骨白:今度は侵蝕低めな僕がっとガンガン行くなこの人
    セイレーン:肉体で支援判定!
    セイレーン:5dx>=8
    DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 9[2,3,5,7,9] → 9 → 成功

    華金弓:そういえば支援も重複するかな
    GM:しますね確か
    華金弓:助けて寒骨白殿~
    セイレーン:固定値入れ忘れたが成功したしいいかな…
    寒骨白:じゃあするー
    寒骨白:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚と肉体の判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    寒骨白:3dx+10
    DoubleCross : (3R10+10[10]) → 5[1,2,5]+10 → 15

    寒骨白:やっててよかった。支援
    華金弓:支援の力が入ってくる~
    華金弓:芸術でプライズ判定
    華金弓:3dx+16>=8
    DoubleCross : (3R10+16[10]>=8) → 5[4,4,5]+16 → 21 → 成功

    華金弓:これがレネビーズの力……
    セイレーン:つよいぜ!
    GM:判定というか
    GM:侵蝕を増やすだけの効果しかない
    寒骨白:キャッキャ
    GM:では三つ出すぞい
    華金弓:うぉー!
    4/『レンダーについて』
     当人の行動や発言に不明瞭な点が多く、体験によって世界を拡げる資格も持たない。
     ただし、他の器物住人達に比べて自由度が高い。あなたたちほどではないが、そこそこの「力ある武器」であることは確かなようだ。

    5/『時系列について』
     様々な日時が示すのは、あなたたちのいた現在から、およそ3年半前の時点だということだ。
     ……すなわち、「崩落戦」の直後だ。このような平和などありえない。UGN支部が僅か二つしか存在しないのも、その証明となる。
     この町は、FHとの抗争がない……「崩落戦」が起きなかった世界である。
     →区画〝UGN北支部〟で話を聞きましょう。
    セイレーン:北!

    6/『茶木屋清奈について』
     こちらでは家族全員が健在なことを確かめられる。また、N市の名家の一つ、鷺宮家の分家筋である。
     古くは旧日本軍の権力者に連なる家系で、本家から離れた後も、その倉庫番を担っていたらしく、自宅には古い道具が残されているという。
     →区画〝茶木屋邸〟がPOPしました。次のシーンで行く必要があります。
    華金弓:旧日本軍……!
    セイレーン:殺さなきゃ……
    華金弓:このシーンはUGN北支部に向かう感じかな
    GM:そうなりますね
    セイレーン:北支部了解です!
    寒骨白:オッケー
    GM:話を聞いた後、行動があるならする感じだ

    GM:UGN北部支部。この街に二つある……二つしかない、支部の片割れ。
    GM:ありふれたオフィスビルだ。都市部の中心にあり、特に外敵への備えがあるようにも見えない。
    寒骨白:「北支部と南支部っというとなんか北町奉行と南町奉行みたいだな。」
    寒骨白:「まあ、あっちは地域で分担してたわけでなく月番制だったらしいが」
    セイレーン:「町奉行……ですか?」てくてくと歩いている。
    レンダー:「元のN市では、十三地区に近い場所だな」
    華金弓:「随分と治安の良いものだ」
    セイレーン:「はい……大分、落ち着いてます。」
    セイレーン:(楚永ちゃんがいる所も此処だったらよかったのに…)
    レンダー:「ここまでは私も来たことがない」
    レンダー:「私の主はUGN関係者ではなかったしな」
    華金弓:「レンダー殿の主人か……どういう御仁だったので?」
    レンダー:「私をよく使ってくれている」
    レンダー:「ただ、そう。今は……なんというべきかな」
    レンダー:「自堕落な主だ」
    セイレーン:「自堕落……ですか?」
    レンダー:「周りからよくそう言われていた。今日一日さえ楽しければいいと、ぼやいていた」
    レンダー:「昔はそうでもなかったのだがな」
    寒骨白:「ふむ、レンダー殿自身は、どう思っているのだ?」
    寒骨白:「吾らに主の在り方を変えることはできぬ。だが、こうあってほしいという理想のようなものはあるだろう。」
    レンダー:「人の価値観は分からない。確かなのは、あれだけの使い手もいない」
    レンダー:「長く私を使ってくれればいい、とだけ考えていた」
    レンダー:「武器というのは、そういうものだろう?」
    華金弓:「だが、今のわたしたちは武器なだけではない、ということかね」
    華金弓:「今は少し、違うのかな」
    レンダー:「君たちと接して、何か変わるのか……」
    レンダー:「君たちはどうだ。主に対して、どう思っている?」
    華金弓:「良き使い手だが、けしからん奴だな」
    華金弓:「この私という武器があろうものが、私が無い状況でも戦えるように日々鍛えている」
    寒骨白:「立派なものでhないか。」
    セイレーン:「そうですね。戦場にも出ないでくれたらなお良いですけど……」
    華金弓:「努力家であることは認めよう。かつての使い手の中でも、うむ。実に」
    寒骨白:「己が武具に相応しい人間足ろうと修練を怠らぬのはよきことであろうよ。」
    華金弓:「だが、一度見知らぬ男に投げ渡しおった。あれは非常に良くない」
    華金弓:「きっと今も『まあ無いならないで問題ないなあ』とかのたまっているに違いないぞあ奴」
    華金弓:「ちょっと心配になってきた……」
    寒骨白:「ああ、それはよくないな。吾らのことを軽んじるのは良くない。」
    セイレーン:「それは……凹みますね、私……」
    寒骨白:「お主の主、あれでうちの主に慰められたり、割に精神的に幼いところあるしな。」
    華金弓:「別の武器にころっと落ちたりしてないかな……」
    華金弓:「悪い物体に優しく誑かされたりして……」
    寒骨白:「やっぱり子供だと思ってるな?」
    レンダー:「保護者のようだな」
    華金弓:「そりゃあ黒瀬の一族で一番長いからな。使い手以外も子供のようなものよ」
    セイレーン:「悪い物体……そんなのがいるんですか……?」
    華金弓:「人の心や体を縛ったりするようなのがな……」
    セイレーン:「なんて酷いことを……!そんな物体絶対生かしておけないですね!」
    セイレーン:ぐっとこぶしを握り、みしり、と骨がきしむ。
    華金弓:「……」じーっとセイレーンを見つめて。
    華金弓:「あー、では次、セイレーン殿は主はどう思っている?」
    セイレーン:「あ、はい……楚永ちゃんに対してですね。」
    セイレーン:「私が巻き付く前からやんちゃな子だったみたいで……こうしている今も凄く心配です。」
    寒骨白:「そもそも英霊拘束具ってなんなの」
    セイレーン:「英雄拘束帯ですか?」
    寒骨白:「それ」
    レンダー:「戦場に出て欲しくない、と言っていたな。武具ではないのか」
    セイレーン:「はい。私以外にも何個?か、他の首用の拘束帯が作られてたらしいですけど。」
    セイレーン:「楚永ちゃんみたいな無茶する人を止めるために生み出されてた……はずです。」
    寒骨白:「よく悪の組織が作ってるやつだな。」
    寒骨白:「ブロリーもしてた。」
    セイレーン:「こう……」そこら辺の標識を掴み。
    セイレーン:めごん。
    セイレーン:標識が握力でへし折れる。
    華金弓:「怪力」
    セイレーン:「キュッと絞めて」
    華金弓:(やはり妖物の類いでは……?)
    セイレーン:「手首と足首も二組ずつ居たので、そこまでしてでも止めたい人がいたんじゃないかなぁ……とは」
    寒骨白:「………」
    寒骨白:「その、楚永殿がどのだけむちゃするかは知らんが」
    寒骨白:「お主もむちゃするなよ?」
    セイレーン:「はい……私が戻れなかったら、楚永ちゃんがどんどん無理しちゃいますもんね。」
    セイレーン:微笑みを浮かべる。その眼は全く笑っていない。
    華金弓:(楚永遠音殿もあっちで割と生き生きしてそう)
    寒骨白:「まあ、どこも主には苦労してるということだな」
    華金弓:「寒骨白殿の主はどうなのだい」
    レンダー:「色々とスタンスがあるものだな」
    寒骨白:「吾の主もなー、もっと天下に覇する将としての気概を見せてくれればなー」
    華金弓:「ふーむ、うちの直は大分心服していたがな」
    寒骨白:「『お姫様』というよくわからないものを目指さざす、もっとわかりやすい道をだな」
    寒骨白:「うん、姫様とか呼んでたしな。あんまり甘やかさないでほしいものだ」
    寒骨白:といいながら主をほめられ少し嬉しそうにする
    セイレーン:「確かに楚永ちゃんを止めてくれるいい人でしたね……」
    華金弓:「はて、興津和紗殿は自由な人という印象だがね」
    華金弓:「そう、自由な。自由なね」
    寒骨白:「まあ、気ままというかなんというか」
    寒骨白:「あれも子供だな。吾の苦労お姫様知らずというやつだ。」
    華金弓:「不満というかなんというか、皆苦労しているのだなあ」
    寒骨白:「まあ、その苦労も悪い気はしないのだがな。」
    寒骨白:「長らく主を持てなかった私には、不満すらも新鮮なものだ」
    セイレーン:「大変ですけど、良い人たちですよね……こうして話せて良かったのかも。」
    GM:では、そうやって立ち話に花を咲かせていると
    ???:「ちょっとちょっと! そこの君たち!」
    寒骨白:「む、なんだなんだ。」
    ???:「窓際でサボ・・・休憩していたら、下の標識が急にへし折れたから、何かと思えば……」
    羽鳥庄太郎:「ジャーム……じゃなさそうだね。オーヴァードかい? うちに何か用かな」
    寒骨白:「羽鳥B殿!!!」
    セイレーン:「はわぁ!?すすすすすすみません!!!!!!」
    寒骨白:「おお、お主も中に入ってたのか!」
    羽鳥庄太郎:「B……? ん、僕のことを知ってるのか?」
    華金弓:「おお、あちらでも姿を見た羽鳥庄太郎殿だな」
    羽鳥庄太郎:「というか、でかいな……なんだきみ」
    セイレーン:「なななななんかやっちゃいまままままし……羽鳥さん?」
    寒骨白:「いきなり人の外見のことを指摘するのは」
    寒骨白:「少々礼儀知らずだと思わないかな、羽鳥B殿」
    セイレーン:「たしか……楚永ちゃんを案内する機械を動かしてた人でしたっけ?」
    羽鳥庄太郎:「誰かから紹介でも受けたのかな」  首を傾げる。その輪郭は細部が揺らめいており、影が滲んでいる。
    羽鳥庄太郎:あと、全体的にやる気が無さそう。
    寒骨白:「む、お主、えっと」
    寒骨白:「最近黒い光りに包まれたりとか、した?」
    羽鳥庄太郎:「……んー?」
    羽鳥庄太郎:「よくわからないな。ここ二年くらい、目立った事件はないよ」
    華金弓:「なんというか平和ボケしてる感じ……二年?」
    華金弓:「肝が太すぎはしないか」
    寒骨白:「なるほど。なるほど。」
    羽鳥庄太郎:「ああ。最後の任務が、20XX年のFHの残党の残党を追い出したくらいだから……」
    セイレーン:「ここがN市だと……たしか凄い事件があったはずですよね。」
    羽鳥庄太郎:「ああ、今は20X○年だから、1年半前か。割と最近だな」
    羽鳥庄太郎:崩落戦の翌年にあたる時系列を呟き、「うっかりうっかり」と頭を掻く。
    寒骨白:「そうかそうか。お主はここの羽鳥B殿なのだな。」
    寒骨白:「そしてしっかりUGNには所属していると見た。」
    レンダー:「解像度が上がり、我々、道具由来以外の個体が生まれるようになっている」
    羽鳥庄太郎:「君たち、僕を知っているようだけど、どこかで会ったのかい」
    華金弓:「ふむ……しかしUGNとしての役割を獲得しているのであれば」
    華金弓:「黒瀬直の名は知っているだろうかな」
    華金弓:「興津和紗殿は覚醒も最近だし、楚永遠音殿は治安が悪くないとここへ来なさそうだ」
    羽鳥庄太郎:「黒瀬直さん! 今は本部エージェントに栄転になった、彼女かい?」
    華金弓:「えっ大出世してる!」
    華金弓:「見たい!」
    華金弓:「じゃない」
    寒骨白:「そう、吾らは『黒瀬』の関係者でな」
    寒骨白:「この街で起きてる事象について調査をしているのだ。」
    寒骨白:嘘はいってない。
    羽鳥庄太郎:「そうかそうか~! 黒瀬さんの知り合いなら大歓迎だよ」
    セイレーン:「黒瀬さん……ここでもすごいんですね…」
    羽鳥庄太郎:「立ち話も何だし中に……事件?」
    寒骨白:「そ、立ち話も何だし。中でな」
    セイレーン:(平和な所に来てほしいんだけどなぁ……)
    華金弓:「わたしの直だからな……うむ」
    羽鳥庄太郎:「久々に聞いたなあ~。あ、昔の情報でいいなら、まとまってますよ」
    華金弓:「落ち着いてまとめる余力があるのは実に良いことだなあ」
    寒骨白:「十分十分。ではお邪魔するぞー。華金弓も子煩悩はいい加減してそろそろ現実に帰ってこような」
    セイレーン:「そ、それではお言葉に甘えて……」標識の騒ぎもうやむやにする構えだ!
    華金弓:「直は幼子たちが支部長をやっている横で平エージェントをしているのを少し気にしているのだ」
    華金弓:「ちょっと嬉しくなってなにが悪い!」
    羽鳥庄太郎:「ああ、標識はこっちで片しておくから大丈夫大丈夫!」
    羽鳥庄太郎:「黒瀬さんの知り合いならね!」
    セイレーン:「ひぃ…ほんとうすみません、ありがとうございます…」
    GM:では、貴方たちはなんやかやで資料室とかに案内されますが、それでいいですかね?
    華金弓:はーい!
    寒骨白:うっす
    セイレーン:OKです!
    GM:──────UGN北部支部 資料室───────
    GM:あなたたちはそこそこ整理の行き届いたところで、PCやら紙の資料やらをあたっている。
    寒骨白:PCの使い方はよくわからないので紙の資料を漁っている
    GM:その中で分かるのは・・・石を投げればR案件に当たるはずのN市と比べ、あまりに事件が少ないこと。
    GM:賢者の泉。石の鉱脈。裏N市、全てが存在しない。平和そのものと言っても良い。
    GM:「崩落戦」など、当然のごとく影も形もない。
    セイレーン:「……」ぺら、ぺらと
    セイレーン:資料を漁る。
    華金弓:「ううむ、あの旧日本軍の脳改造女もおらんし」
    華金弓:「輝も生きているか……」
    セイレーン:「楚永ちゃんが居た教室もなくなってる……」
    華金弓:「じゃあ直、わたし抜きで大出世してるじゃん」
    華金弓:「えっ複雑……」
    寒骨白:「平和な世界だな。」
    セイレーン:「直さんも、危険な目に遭ってないといいですけど…」
    レンダー:「確か、四年前に大規模な戦乱が起きたのだったか」
    寒骨白:「うむ。そうらしいが。」
    レンダー:「それもない、と。……成程。私にとっても複雑だな」
    セイレーン:「レンダーさんも崩落戦で……振るわれてたんですか?」
    レンダー:「いいや。そういうわけではない。ただ……」
    レンダー:「…………」
    レンダー:口を噤む。
    セイレーン:「……?」
    レンダー:「セイレーン。君は、主の身を重んじる遺産だったな」
    セイレーン:「はい。そうですが…?」
    レンダー:「逆説、主が無茶をしなくなれば、君の必要もなくなるわけだが、それはいいのか?」
    セイレーン:「……そうですね、心配ではあるし……怖いですけど」「そうなってくれた方がいいとは思います。」
    セイレーン:「私は無理をする人を繋ぎとめるために造られてますから。」
    レンダー:「……成程」ぱたん、と本を閉じる。「参考にしよう」
    セイレーン:「……レンダーさんは、やっぱり主さんにもまた会いたいですか?」
    レンダー:「そうだ。人の体は興味深いが……やはり私は刃だからな」
    レンダー:「君たちほど卓越した歴史や機能はないが、それでも主への執着はある」
    レンダー:「この空間が、戦乱なきN市であるとして……」
    レンダー:「それを作りだしそうな者に心当たりはあるか?」
    寒骨白:「………それは、誰もがそうであろう。」
    華金弓:「多くの者が、失ったからな」
    寒骨白:「戦乱に巻き込まれた力なきものは、誰もがそれがなかった世界を夢想するものだ。」
    華金弓:「屋敷の保管庫にも、遺品が多く運び込まれた。直の友人のものもそうでないものも」
    寒骨白:「立ち上がり、前を向くことが出来たとしても、それでも、「もし」という思いを消すことはできまい」
    セイレーン:「絞り込める何かが欲しい所ですよね……」
    レンダー:「ふむ……」
    寒骨白:「だが、吾らがこの世界に来たきっかけであればわかる。」
    寒骨白:「そうだな、華金弓」
    寒骨白:「お主なら、部外者の吾よりもこの街の家には詳しいだろう。」
    華金弓:「ああ、茶木屋の家……それから件の匣だな」
    華金弓:「うむ。今のN市の連中は忙しすぎて情報が錯綜しているところもあるが」
    華金弓:「私は知っているし、ここは情報量が少ないからな。すぐ見つかったよ」
    華金弓:資料を机に並べる。
    華金弓:「"茶木屋"は鷺宮……オーヴァード技術に着手していた、旧日本軍と繋がりを持つ名家だ」
    セイレーン:「茶木屋って…楚永ちゃんと話してた子だ!」
    華金弓:「たとえば"無機物"に神を見出すとか、裏側の世界を切り拓くとか」
    華金弓:「そういった事象にも大きく関わっている連中との繋がりというわけだ」
    寒骨白:「ふむ、要するにこういうことだな。」
    寒骨白:「事件の調査をするならまず現場から!」
    レンダー:「事件は会議室、または現場で起きているだろう、というアレだな」
    華金弓:「ああ、向かおうではないか。事の始まりにね」
    セイレーン:「ちょ、直接のりこむんですか……!?」
    セイレーン:「大丈夫かな……何もないといいんですけど……」
    寒骨白:「もしかしたら主たちに会えるかもしれないぞ」
    セイレーン:「行きます。」
    セイレーン:即決!
    寒骨白:(扱いやすいな~主もこれぐらいだったらいいのにな~)
    レンダー:「家は……この位置ならば解像度はもう上がっている地域だな」
    レンダー:「すぐにでも向かえるだろう」
    寒骨白:「よし、善は急げだ。では行こう」
    セイレーン:「はい……!」ごきりごきりと肩を鳴らす。
    GM:では、情報を得たあなたたちは現場へと向かうことになった。
    GM:目的地は、旧日本軍に連なる名家の傍流、茶木屋の家。

    GM:というわけでシーン終了。ロイスと購入をどうぞ
    セイレーン:ロイス!レンダーさんに取っちゃおう!
    寒骨白:ロイスは保留
    寒骨白:応急手当
    寒骨白:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 7[5,7] → 7

    寒骨白:買えない。終わり
    華金弓:1dx>=20 購入はブルーゲイル
    DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 2[2] → 2 → 失敗

    華金弓:財産点18使って成功!残り10点。
    華金弓:以上です
    GM:財産点
    華金弓:財力!
    セイレーン:〈出来れば……会えるといいなぁ〉レンダー:連帯感/〇恐怖
    セイレーン:購入は何にしようか
    セイレーン:配る用のボデマに挑戦しよう!侵蝕的に素振りで…
    セイレーン:3dx>=12
    DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 9[7,7,9] → 9 → 失敗

    セイレーン:ヒィイン……異常です
    GM:泣くほどではなかった
    GM:ではシーン終了! 夜の部は21:00からでーす
    華金弓:おつかれさまでした~

    GM:では次のシーン! 「こちらの世界の」茶木屋さんち! 全員登場でお願いします!
    セイレーン:セイレーンの侵蝕を3増加しました(侵蝕率:68->71)
    セイレーン:ウオーッ
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:58->65)
    寒骨白:1d10+56
    DoubleCross : (1D10+56) → 3[3]+56 → 59

    寒骨白:あんてー
    GM:では

    GM:道中。一度は目にした、茶木屋邸の門が見えたとき。
    レンダー:「私はこれ以上、進むことができん」
    レンダー:ふっと立ち止まり、そう言った。
    寒骨白:「どうした。レンダー殿」
    華金弓:「ふむ、解像度は上がっているとの見込みだが」
    セイレーン:「な、何か危険な物が…?」
    レンダー:「ここに呼ばれた器物には、権限の差がある」
    レンダー:「恐らく、もともとの人格の有無、武器としての位階によるのだろうが……」
    レンダー:「私は、ある程度は自由に動ける権利がある。その上で」
    レンダー:「『ここには近づくな』と、命じられている」
    寒骨白:「吾にはわからぬ感覚だが。」
    寒骨白:「理解した。」
    寒骨白:「つまりここには『何か』があるのだな」
    寒骨白:「この世界の住人を近づけさせたくない、何かが」
    セイレーン:「誰からそういう命令をされたとかって、覚えてますか…?」
    レンダー:「こうして人の体を与えられた際に、沁みついている」
    華金弓:「なるほど、悪くないな」
    華金弓:「つまりこの道は正解だという証左に他ならない。うむ、悪くない」
    レンダー:「……そして、恐らくだが。私よりもさらに力のない器物住人は……」
    セイレーン:「うぅ……絶対何かある……でもいかないと楚永ちゃんとは…………」ぶつぶつ呟きだす。
    GM:左右の道から、人影が現れる。
    セイレーン:物凄くビビッているが退く気配は無さそうだ。
    GM:人のシルエットをしている──だが、どこか歪だ。
    寒骨白:「む」
    セイレーン:「ぴっ」
    スナイパーライフル:右腕から先が、長くのびる銃身が生えている。
    華金弓:「このように使われていると、そういうわけだ」
    決闘者の剣:両腕の側面から、歪んだ直刀が生えている。
    寒骨白:「……!!みたことある!!」
    ワイヤーウィップ:纏められた髪の毛が長大な鞭になっている。
    寒骨白:「主が持ってる漫画で、みたことあるそれ…!!」
    セイレーン:「どれも絶対近づけたくないやつばっかり……!」
    寒骨白:「あー、諸兄らはアレか」
    寒骨白:「この道を通りたくば吾らを倒していけ系のやつらか?」
    寒骨白:「それとも普通に話は通じるか?」
    スナイパーライフル:「…………撃つ」
    決闘者の剣:「斬る────」
    ワイヤーウィップ:「すべての行動値4以下に救いの手を……」
    華金弓:「なんか締りが悪いな」
    寒骨白:「一発で話が通じないとわかる返事をありがとう」
    セイレーン:「ぜぜぜぜぜ全然通じてなさそうですよ寒骨白さぁん!!!??!」
    華金弓:「1人特に話が通じないぞ」
    寒骨白:「安心しろ。セイレーン」
    セイレーン:「はひ…?」
    寒骨白:「話が通じないということは思いっきりやっても後腐れがないということだ」
    セイレーン:「…………。」
    セイレーン:「ほんとうだ!!!」
    寒骨白:「締め付けて壊してもさっきみたいに怒られることはない、思いっきりやれ!」
    セイレーン:「そうですよね……万が一私たちと一緒に出てきたら、楚永ちゃんが危険ですもんね…」
    セイレーン:「砕かなきゃ……!」殺意が宿る!
    華金弓:「それでは武器らしく押し通らせてもらおうぞ!」

    GM:というわけで、ミドル戦闘です!
    GM:エンゲージの説明
    スナイパーライフル(14)

    5m

    ワイヤーウィップ(12) 決闘者の剣(6)

    10m

    華金弓(10)セイレーン(6)寒骨白(6)

    寒骨白:距離が…!!
    GM:せこいことをしている 
    セイレーン:おのれー15m~~~!!!
    寒骨白:大変だ。スナイパーライフルまで届かないぞ…!
    GM:これが我が必勝陣形よ~っ!
    華金弓:許せねえな~
    GM:というわけでサクサクいこう! ミドル戦闘開始!
    GM:セットアップ!
    華金弓:なし!
    セイレーン:なし!
    寒骨白:なし!
    武器ーズ:こちらも全員なし!
    GM:イニシアチブ!
    GM:スナイパーライフルからゆきます
    寒骨白:こいや!!
    スナイパーライフル:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《要の陣形》《小さな塵》
    スナイパーライフル:PC三人に射撃攻撃。
    セイレーン:ヒィ─ッ全体攻撃!
    スナイパーライフル:8dx8+3
    DoubleCross : (8R10+3[8]) → 10[3,3,5,6,7,7,9,10]+10[8,8]+10[3,9]+2[2]+3 → 35

    寒骨白:でー!?
    寒骨白:ドッジ!
    スナイパーライフル:あ、ドッジダイス-2ね。
    寒骨白:1dx+1
    DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4

    寒骨白:全然ダメ太郎
    華金弓:ドッジダイス無しでできません。達成値0!
    セイレーン:ガードしよう!装甲大槌とあわせて17まで弾く!
    スナイパーライフル:ではダメージ
    スナイパーライフル:4d10+15
    DoubleCross : (4D10+15) → 25[3,10,4,8]+15 → 40

    華金弓:耐えきれないのでリザレクト!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:65->68)
    セイレーン:えーっと29+17だから…
    セイレーン:HP6で生存!
    スナイパーライフル:装甲ガード有効
    寒骨白:リザ!
    寒骨白:1d10+59
    DoubleCross : (1D10+59) → 2[2]+59 → 61

    寒骨白:ひっく
    GM:タフだな
    スナイパーライフル:門の屋根の上から、三人に向けて狙い澄ました銃撃!
    スナイパーライフル:当たりにくい頭部は避け、胴体部を狙っている。堅実な仕事だ。
    寒骨白:「む……!」
    セイレーン:「ひぇえええ!!!」頭を抱えてしゃがみ込んだ両手に着弾!
    寒骨白:「おお……!これが痛みか…!!」
    寒骨白:「思ったよりきっついなこれ!!」
    セイレーン:「いいっ!痛いぃい!」両手の鉄製骨格にてかろうじて弾を止める!
    セイレーン:(ででででもここで逃したら楚永ちゃんが……!)
    セイレーン:足をがくがく震わせながら相手を見据え直す!
    華金弓:撃ち抜かれ、肉体に穴が空く。そしてすぐさま金糸が覆い包んで修復する。
    華金弓:「ふ、身体がバラバラになるのは慣れている!」
    寒骨白:「華金弓はいつも主にかわいそう目に合わされてるものな」
    セイレーン:「黒瀬さん…そんなに無茶するんですか……」
    華金弓:「よくよく考えてみるとわたしもっと怒ってもよくない?」
    寒骨白:「よいと思う」
    寒骨白:「だが今はその怒りを彼奴らにぶつけような」
    GM:では、再度イニシアチブ!
    GM:ワイヤーウィップちゃんの行動です
    ワイヤーウィップ:マイナーなし。《コンセントレイト:バロール》《巨人の斧》《カスタマイズ》でその場から攻撃!
    ワイヤーウィップ:対象は寒骨白さん!
    ワイヤーウィップ:侵蝕あげろ!
    ワイヤーウィップ:8dx8+1
    DoubleCross : (8R10+1[8]) → 10[4,6,7,7,8,10,10,10]+10[4,7,7,8]+6[6]+1 → 27

    寒骨白:この野郎!
    ワイヤーウィップ:お前ら本当に俺のキャラか……?
    寒骨白:ドッジ!
    寒骨白:3dx+1
    DoubleCross : (3R10+1[10]) → 4[1,3,4]+1 → 5

    ワイヤーウィップ:命中! ダメージ
    ワイヤーウィップ:3d10+12
    DoubleCross : (3D10+12) → 12[3,3,6]+12 → 24

    寒骨白:死ぬ!リザレクト!
    寒骨白:1d10+61
    DoubleCross : (1D10+61) → 9[9]+61 → 70

    寒骨白:ぎゃす
    ワイヤーウィップ:長髪の先端が、モーニングスターめいた鈍器となって振り回される。
    寒骨白:「ちょ、ま…!」
    寒骨白:ぐしゃり
    セイレーン:「槍さぁああああん!!!!!」
    寒骨白:胴部に鉄球が叩きつけられる。本来なら呼吸すら必要のない槍から空気が抜けていく感覚がある
    寒骨白:遅れて熱とともに全身と引き裂くような痛みが走る
    ワイヤーウィップ:すたん、と回転を終えて着地する。
    セイレーン:「ししし死んじゃ嫌ぁああああああ!!!!!」
    華金弓:「大丈夫か!寒骨白殿!」
    寒骨白:「あんまり、大丈夫ではないが。」
    寒骨白:「吾は"姫"の槍なのでな。この程度で倒れては主に顔向けできん」
    寒骨白:パキ、パキ、と乾いた音とともに体が修復していく。
    セイレーン:「うううう…………!」ぎちぎち、と奥歯を噛みしめる音が響く。
    華金弓:「……その意気や良し!さあ反撃を開始するぞ!」
    GM:というわけでイニシアチブ! 華金弓さん!
    華金弓:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    華金弓:メジャーでコンボ【金華咲殺】《小さな塵》必中の弓で射撃攻撃。侵蝕率+2.対象は
    華金弓:対象はスナイパーライフル。
    GM:近い方が良くない?
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:68->72)
    華金弓:そうかな……?そうかも……?
    華金弓:3dx+26
    DoubleCross : (3R10+26[10]) → 9[3,8,9]+26 → 35

    スナイパーライフル:何故かこいつイベイジョンないんだよな
    スナイパーライフル:回避
    スナイパーライフル:6dx+2
    DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[1,3,3,6,7,10]+8[8]+2 → 20

    華金弓:12+4d10 装甲ガード有効!
    DoubleCross : (12+4D10) → 12+15[6,2,2,5] → 27

    華金弓:低い
    GM:……。
    GM:残るわ
    華金弓:クソザコ弓!
    寒骨白:タフボーイ!!!
    セイレーン:ひぃい……
    GM:こいつエリートだな……
    GM:演出どうぞ
    華金弓:「観念するは無数の金箭、あらゆる邪悪を貫通し撃滅する破邪の一撃」
    華金弓:大きく開いた両腕の間に、黄金に光る弓弦が延びる。
    華金弓:「これが無双なりし華金弓の一撃よ」
    華金弓:眩く光る超高速の一撃が敵を貫く!
    華金弓:少なくとも華金弓は完璧に貫くと思っている!
    スナイパーライフル:「……!」
    スナイパーライフル:屋根が吹き飛び、その上に居た彼も消えさる……かと思いきや!
    スナイパーライフル:間一髪、ハリウッドめいた飛び降りで直撃から逃れている。
    華金弓:「あれっ」
    華金弓:「……」
    寒骨白:「…あやつ、出来るな」
    セイレーン:「わぁあああ!!!まだピンピンしてるううううう!!!!!」
    スナイパーライフル:ごろごろと転がりつつ帽子を被り直す。
    華金弓:「お前なんぞなーっ!直が居たらなーっ!」
    寒骨白:「安心しろ。華金弓、いまは変わりに吾らがいる。二の矢を撃つ機は必ず作る」
    寒骨白:「だから、備えてろ」
    華金弓:「……うむ。次は必ず仕留める」
    セイレーン:「わ……私も頑張らなきゃ……皆が危険な目に……!」
    GM:というわけでイニシアチブ! 行動値6組!
    寒骨白:僕から言っていいですかね。
    セイレーン:どっちから行きやしょうか?
    寒骨白:決闘者殺す
    セイレーン:どうぞです!ウィンドブレススタンバイしてますね
    寒骨白:マイナーで《オリジン:プラント》《オリジン:レジェンド》《骨の剣》《死招きの爪》《斥力跳躍》
    寒骨白:《オリジン:プラント》で感覚の達成値+10、《オリジン:レジェンド》で精神の達成値を+10、これを神秘の肉体の効果で肉体の達成値に+20しつつ
    GM:ちょっとそれインチキじゃない???
    寒骨白:素手の攻撃力を30にさせ決闘者の剣のところまで移動します
    GM:ちょっとそれインチキじゃない????
    寒骨白:出典:史実だよ
    セイレーン:すごいぜ!
    寒骨白:侵蝕が81に
    寒骨白:そしてメジャーで素殴り!死ね、決闘者!!
    セイレーン:ウィンドブレス要ります……?
    寒骨白:うーん、いただいてもいいですか!
    セイレーン:それでは〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉!
    寒骨白:やったー!
    セイレーン:判定ダイスに+5、命中値に+9して下さい!
    寒骨白:キャッキャ
    セイレーン:侵蝕75へ!
    寒骨白:9dx+29
    DoubleCross : (9R10+29[10]) → 8[1,3,4,6,6,8,8,8,8]+29 → 37

    寒骨白:あ
    寒骨白:どうだ!
    決闘者の剣:ウオーッ! 決闘者の剣のガード値は3!
    決闘者の剣:ガードだ!
    寒骨白:4d10+30
    DoubleCross : (4D10+30) → 18[9,3,5,1]+30 → 48

    寒骨白:どうだー!!
    決闘者の剣:ウオーッ
    決闘者の剣:死にます
    セイレーン:やったー!
    寒骨白:では演出!
    寒骨白:────
    謎空間
    徐世勣:単雄信の義弟。共に李密の軍に加わり乱世へと身を投じる。
    徐世勣:「寒骨白についてだって?」
    徐世勣:「ああ、よく覚えてるよ。初めて大兄がアレを振るっているのをみた時、骨まで寒くなるほどにゾッとしたもんだ。」
    徐世勣:「だから、大兄に銘をつけてくれと言われた時、迷わず寒骨白って名が出たのさ。」
    徐世勣:「それからいくつもの戦場を巡ったが、アレほど身が凍えたこともなければ、あれほど感動を覚えたこともない。」
    徐世勣:「英雄が、自分に相応しい武具で出会いに立ち会う瞬間というものは……おっと、話が逸れたな。」
    徐世勣:「寒骨白の脅威は、その単純な大きさだ重さだ。」
    徐世勣:「一丈七尺の長さに両手でも掴みきれないほどの太さの柄、その先端についた重さ七十斤の穂先」
    徐世勣:「それが馬上から振り回される姿を想像してみろ。はっきりと輪郭を持った死が暴れまわっているようなものだ」
    徐世勣:「歩兵なんか、近づくことも出来ないさ。」
    徐世勣:「だが、寒骨白は大兄あっての武具だった。あの槍を使えるやつなんて、大兄以外には…なに?」
    徐世勣:「もし、寒骨白が意思を持って自在に動いたら?」
    徐世勣:「バカなことを聞くものじゃない。そんなことがあったら、戦いにすらならない。」
    徐世勣:「雷や山崩れに対して立ち向かうようなものさ」
    徐世勣:「ただの災厄だ。」
    :────
    寒骨白:轟ッ
    寒骨白:一飛で決闘者の剣のところまで距離を詰める
    寒骨白:そして同時に、赤髪の少女の姿が虚実の入り混じった伝承の槍の姿へと変形する
    寒骨白:一丈七尺の長さに両手でも掴みきれないほどの太さの柄、その先端についた重さ七十斤の穂先
    寒骨白:徐世勣のいうところの災厄が、輪郭を持った死が
    寒骨白:決闘者の剣を吹き飛ばす!!
    決闘者の剣:「────!!」 回避は間に合わない。咄嗟に、両腕の刃をクロスさせて受けんとする!
    寒骨白:「あ、まい!!!」
    寒骨白:ガードごと、吹き飛ばす!圧倒的な暴力!
    寒骨白:「吾の攻撃を防ぎたければ水磨鞭でももってこい!!」
    決闘者の剣:硬度も質量も何もかも足りない。刃が折れ飛び、人影が千切れながら壁に叩きつけられ、
    決闘者の剣:……仮初の体が薄れ、元の剣の姿を取り戻すと、消滅していく。
    寒骨白:「さあ、この姿になったからには吾は手加減を知らぬぞ!かかってこい!!」
    寒骨白:電ちゅ……巨大な槍が高らかに叫ぶ!
    セイレーン:「こここ怖いよぉ……!!!」勝手に威圧されている!
    華金弓:「さすがだ凄いぞ寒骨白殿!ようし、セイレーンも続けぇ!」
    GM:イニシアチブ、セイレーンさんどうぞ
    セイレーン:「ははははははひぃ!!!」
    セイレーン:マイナーで戦闘移動!ワイヤーウィップと柱さんエンゲージに突入!
    セイレーン:メジャー!
    GM:いま柱っていったぞこいつ!
    セイレーン:コンセ2オールレンジ5死神の精度2!/コンボ:殺す
    セイレーン:ワイヤーウィップを千切ります!
    GM:嫌だーっ
    セイレーン:10dx8+3 これでいいはず……!
    DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[2,3,4,4,5,5,7,7,10,10]+10[4,8]+10[8]+2[2]+3 → 35

    寒骨白:いった!
    ワイヤーウィップ:避けろーっ
    華金弓:やっちゃえ!
    ワイヤーウィップ:8dx
    DoubleCross : (8R10[10]) → 9[1,3,4,6,7,7,7,9] → 9

    ワイヤーウィップ:ダメージ下さい!
    セイレーン:良かったぁ…ダメージ!
    セイレーン:4d10+10+12 装甲有効!
    DoubleCross : (4D10+10+12) → 24[5,5,5,9]+10+12 → 46

    ワイヤーウィップ:無理! けしとぶ!
    寒骨白:いえいいえーい!
    ワイヤーウィップ:演出どうぞ!
    セイレーン:侵蝕83へ!
    セイレーン:はあ。すう。ふう。深呼吸を幾度か。
    セイレーン:あの髪のハンマーの支点を壊すには、どこを砕くのが最適であるか。
    セイレーン:(──見えた。)
    セイレーン:これまでの動揺などなかったかのように両手を吊り下げ、するりと駆けだす。
    セイレーン:(いつもの感覚より、もう一段『外さなくちゃ』)
    セイレーン:一陣の疾風と共にワイヤーウィップに体重を乗せたタックルをかまし、
    セイレーン:反動で動く腕を制動。細い首筋を両手で掴む。
    ワイヤーウィップ:「────!? グ、」
    セイレーン:ぎ    
       ち

    セイレーン:──返り血があれば、顔と服を染めていたことだろう。
    セイレーン:「あと、一人です。」
    セイレーン:そういって、乙女は首を投げ捨てた。
    ワイヤーウィップ:呆然とした表情の首が転がって、やがて
    ワイヤーウィップ:二つに千切れた鞭となって消滅した。
    GM:クリンナップ!
    GM:なし! 2ラウンド目セットアップ!
    華金弓:ブルーゲイル使用。行動値と侵蝕率+5。
    セイレーン:なし!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+5した(侵蝕率:72->77)
    GM:こ、ここで!
    寒骨白:マジか
    寒骨白:なし!
    GM:まだ財産余ってるからって
    セイレーン:なっばっ
    スナイパーライフル:なし
    華金弓:要の陣形使ってきたらみんな死ぬからね
    GM:せやね
    GM:ではイニシアチブ、華金弓さん!
    華金弓:必中の弓で射撃攻撃!対象はスナイパーライフル!
    華金弓:4dx+26
    DoubleCross : (4R10+26[10]) → 8[3,4,6,8]+26 → 34

    スナイパーライフル:回避!
    スナイパーライフル:6dx+2
    DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[3,4,6,6,6,10]+5[5]+2 → 17

    華金弓:10+4d10 装甲ガード有効
    DoubleCross : (10+4D10) → 10+23[5,6,4,8] → 33

    スナイパーライフル:死!
    スナイパーライフル:演出どうぞ
    華金弓:「──さて、今度は一撃で仕留めようとは思わんよ」
    華金弓:「反省したのでな」しゅるしゅると長い金色の髪が伸びて地に根差す。
    華金弓:その一つ一つが、致命の一撃を放つ恐るべき弓弦。
    華金弓:「では……さらば!」
    華金弓:眩く光る超高速の一撃がたくさん敵を貫く!
    華金弓:今度こそは貫いて欲しいと華金弓は願っている!
    スナイパーライフル:「……!」
    スナイパーライフル:二射目を準備していた彼には避け切れない!
    寒骨白:「見事!」
    スナイパーライフル:全身に風穴が空き、輪郭が薄れ、分解されたスナイパーライフルになって消滅!
    華金弓:「よし!対戦ありがとうございました!」
    華金弓:メイドがサバイバルゲームをした後にはそう言っていたことを、狙撃銃で思い出したのだった。
    セイレーン:「や、やった……!」
    GM:同時に、度重なる流れ弾を受けた門が崩れ落ちる。
    レンダー:「……鮮やかなものだな」
    レンダー:物影に隠れていたレンダーが顔を出す。「基本的に我々は、主の技能を引き継いでいるのだが……」
    セイレーン:「レンダーさん!だだだ大丈夫でした……!?」
    レンダー:「心配をかけてすまない。……門が崩れたからか、他の理由か分からないが」
    レンダー:「入れるようになったようだ。中に向かおう」
    寒骨白:「うむ、レンダー殿がいてくれるなら頼りになる。」
    華金弓:「技能の引継ぎか。わたしは例外だな……」
    レンダー:「そのようだな」
    華金弓:「それでは往こう!さっさと帰りたいという想いがますます増してきた!」
    セイレーン:「そうですね。楚永ちゃんや他の人たちもどうしてるか……」
    寒骨白:「一人だけ一撃で仕留められなかったことは気にしなくていいぞ?」
    寒骨白:「一人一殺出来たことは変わらぬわけだし」
    セイレーン:「そうですよ……私の手じゃあの銃さんまでは届かなかったですし……」
    華金弓:「ありがとう。でも気にするぞ」
    GM:というわけで、ずかずかと崩れた正門から入っていってください。
    華金弓:「わたしは最高で最強の武器でなければならないからな」とか言いながらずんずん進んでいきます。
    寒骨白:「あいつ、あやつの主に似てるなあ」
    寒骨白:「そう思わないか?」
    寒骨白:セイレーンさんに声をかけながら進んでいく
    セイレーン:「んん……背伸びはしないでほしいなぁとは思いますね…」
    セイレーン:「あんまり続けていれば無茶にも繋がっちゃいますし。」
    セイレーン:さっきまでの研ぎ澄まされた殺意が嘘みたいにガクブル震えながらついていきます。
    寒骨白:「まあ、一番小さいから背伸びも仕方ないなっ」
    寒骨白:「気合で背伸びして無理やり身長を伸ばしていくのも人間というものだ。吾の主たちはどうだった。」
    GM:と、いうわけで進んでいくと。
    GM:とある部屋を最後に、進めなくなっているところがあります。
    GM:仏壇があり、池の見える縁側に面した広間。
    GM:縁側から庭へと降りる道が、半透明の壁によって鎖されている。
    華金弓:「ふむ……ここが終着点かな」
    華金弓:「いや、出発点であったようにも思えるが」
    セイレーン:「はわ…何ですかこの壁……?」
    GM:そして、その向こう。庭にですね
    寒骨白:「なんだろう。」
    GM:何やら調査、相談している体の、あなたたちの主の姿が見えました────
    寒骨白:「主ーーーーー!!!!!」
    セイレーン:「!!!!!!!!!!」
    セイレーン:「楚永ちゃあああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!」
    セイレーン:ガンガン壁を叩き始めます。
    華金弓:「お!お、おおおおぉおお!」
    GM:壁というか、断層に近いですね

    GM:というわけで、シーン終了。ロイスと調達は可能です。
    寒骨白:応急手当ー
    寒骨白:4dx
    DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,7,8,8] → 8

    寒骨白:買えた!!
    寒骨白:2d10+9
    DoubleCross : (2D10+9) → 12[3,9]+9 → 21

    寒骨白:もう一個!
    寒骨白:2d10+21
    DoubleCross : (2D10+21) → 3[2,1]+21 → 24

    寒骨白:ゴミ!!
    GM:かなしい
    華金弓:友人:寒骨白/P感服〇:N恥辱 で取得
    華金弓:2dx>=20 購入はブルーゲイル
    DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 8[3,8] → 8 → 失敗

    華金弓:足りないので以上!
    セイレーン:ロイスは無し!購入は応急手当キット!
    セイレーン:4dx>=8
    DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[2,3,9,10]+7[7] → 17 → 成功

    GM:使って良いよ~
    セイレーン:その……寒骨白さん使います……?
    寒骨白:一応24あれば
    寒骨白:時間凍結チャレンジはできるので、大丈夫!
    セイレーン:じゃあセルフ使用!
    セイレーン:2d10+6
    DoubleCross : (2D10+6) → 7[3,4]+6 → 13

    セイレーン:13まで回復して以上です
    GM:はーい、ではシーン終了

    GM:次のシーン! ラストプライズ!
    GM:シーンプレイヤーは華金弓さん。他は自由!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:77->83)
    セイレーン:当然出るぜ!
    セイレーン:セイレーンの侵蝕を5増加しました(侵蝕率:83->88)
    寒骨白:1d10+81
    DoubleCross : (1D10+81) → 8[8]+81 → 89

    セイレーン:まあ許容範囲!
    寒骨白:ぎゃす

    GM:N市(現実)、茶木屋の家。
    GM:黒瀬さん、興津さん、楚永さんは、調査を進め、この家が鷺宮という旧日本軍の末裔の家に連なるものであることは掴めた。
    GM:だが、それらの情報の共有をしようと、例の結界の前の庭に集まっていたところ、異変を目にする。
    GM:結界の中にいたはずの匣と、茶木屋さんが消えており。
    GM:代わりに、部屋全体を覆うほど拡大した結界の中から、あなたたちのことを呼ぶ声が聞こえたのだった。
    セイレーン:何か固い物で結界を叩く音が響いている。
    セイレーン:「──楚永ちゃあああああああああん!!!!!!!!」
    興津和沙:「………」
    興津和沙:無視して話を続けようとする
    興津和沙:「しかし旧日本軍ってだいぶ無茶してるね。」
    興津和沙:「私そろそろ連中がマジンガーZ作ってても驚かないよ」
    寒骨白:「主ーーーー!!!!」ドンドンドンドンドン!!
    楚永遠音:「そうですね。第5支部でも似たような案件が増加し続けてます……」
    楚永遠音:同じく完全無視。
    興津和沙:「いっそのことね、ゲッター線とかね研究しててほしいわ」
    黒瀬直:「あれ、見なくていいのか君たち」
    黒瀬直:「二人のことを呼んでいるように見えるのだが」
    興津和沙:「主ーーーー!!!!」ドンドンドンドンドン!!
    寒骨白:「主ーーーー!!!!」ドンドンドンドンドン!!
    黒瀬直:「極めて自己主張甚だしいが」
    興津和沙:「……」
    興津和沙:「あれ、やっぱ私にしか見えてない系じゃないです?」
    華金弓:「──直よ……今代黒瀬家が当主、直よ……」
    黒瀬直:「む……あの神々しく凛々しき、しかし鈴の鳴るような声は……?」
    セイレーン:「ぞながぢゃあああああああんんんんん!!!!ぶじでよがったよおおおおおおお!!!!!!!」
    セイレーン:ガンガンガンガンガンガンガンガン!
    黒瀬直:「いや空耳だろうか」
    楚永遠音:「いえ……このタイミングで呼ばれそうな心当たりだと、碌な候補が居なくて……」
    楚永遠音:「……まさかなぁ、とは思ってるんですけど……」
    興津和沙:「いや、うん、わかってる。いつもの声だもの。いつも私の頭の中に響く声と同じだもの」
    寒骨白:「あーーーるーーーーじーーーーー!!!」ドンドンドンドンドン!!
    興津和沙:「楚永さん、腹括ろうか」
    興津和沙:「私は実際あいつがいなくて困ってたし」
    興津和沙:「楚永さんも、まあ、愛着?ぐらいは?ある?よね?」
    セイレーン:「ぞながじゃああああああああんん!!!へんじしでよおおおおおおおおおおお!!!!」
    セイレーン:ガゴガゴガゴガゴガゴガゴ!!!!※殴るペースが増している
    興津和沙:「ほら、下手すると結界が壊れそう」
    楚永遠音:「……」はぁ。とため息を一つ。
    華金弓:「聞くのです……黒瀬直、楚永遠音、興津和紗姫よ……」
    華金弓:「お前たち一旦落ち着かない?もうちょっと雰囲気大事にしない?」小声
    興津和沙:「ほら、名前呼ばれちゃった。ついにちっちゃい人にまで名前呼ばれちゃった」
    黒瀬直:「何か小声で言ってるな……そこそこ仲よさそうだ」
    楚永遠音:「もしかしてだけど、私に巻き付いてたセイレーンだったりするの?」
    セイレーン:「!!!!!!!」
    セイレーン:結界に阻まれた向こう側にいる人魚っぽい女性が、ぶんぶんぶんと首を縦に振る。
    寒骨白:「すまない、主の無事が確認できたのがうれしく……」
    興津和沙:「そっちのでかいのは、寒骨白だよな」
    寒骨白:「そうだーーー!!よくわかってくれたな主ーーー!!!」
    寒骨白:またすぐに声がでかくなる
    華金弓:「気持ちはとてもわか、うるさっ!」
    興津和沙:「わかるわ!お前の声どんだけ聞いてると思ってんだ!」
    楚永遠音:「あのでっかい槍さん、女の人だったんだ……」
    興津和沙:「そうみたい」
    楚永遠音:「セイレーンの方は…名前的にも女の子かなぁとは思ってたけど。」
    華金弓:「黒瀬直……わたしが何者かわかりますね……」
    華金弓:「できればわかってほしい……」
    黒瀬直:「……華金弓なのですね」
    華金弓:「分かっているじゃないか……」嬉しげ
    黒瀬直:「ふむ……」
    寒骨白:「まあ、流れ的にね」
    興津和沙:「まあ、流れ的にね」
    華金弓:「直は消去法も流れも無視して分かってくれるさ……分かってほしい……」
    セイレーン:「ぞながぢゃん!わだじがいない間無茶じでながっだよね!?げがもだいじょうぶ!??」
    レンダー:「──そちら側に居るのが、ふむ、君たちの主か?」
    レンダー:と、三器の後ろから顔を出す。
    寒骨白:「うむ、そうだ。あそこにいる金髪の少女が今の我が主だ」
    楚永遠音:「ああもう……心配するようなことは全然起きてないから、安心してよ……」
    楚永遠音:ちょっぴり気怠さが増している。
    黒瀬直:「どうやら匣に飲まれた遺物たちが、その内側でレネゲイドビーイングとして覚醒していた」
    黒瀬直:「そういうことのようだな」
    華金弓:「さすが直、話が早い……」
    楚永遠音:「そうみたいですね……」
    レンダー:「成程、歴戦だ。どうやら声のやり取りは出来るようだ」
    華金弓:「もうちょっとわたしについて話して欲しくもあるが……」
    華金弓:「ご先祖様の話とか興味ない?あっうん、今はそれどころじゃないって子だよね直……」
    楚永遠音:「あの小さい人が…黒瀬さんの弓かぁ。」
    楚永遠音:(おもったより小さいんだなぁ)
    黒瀬直:「ああ、自慢の宝だ」
    華金弓:「直~」
    黒瀬直:「さて、そちらの御仁は何者かな」
    セイレーン:(楚永ちゃんが華金弓さんに興味を……!??)
    華金弓: 怖気
    楚永遠音:「見たところ、私たちの遺産とは別の方のようですが……」
    レンダー:「君たちの遺産とは違う。一般通過武具と考えてくれ」
    寒骨白:「うむ、中でお世話になったレンダー殿だ」
    レンダー:「一方的に取り込まれて困っていたところを、力ある武器である彼らに協力してもらっている」
    寒骨白:「アイスをおごってくれたり、カラオケに連れて行ってくれたりな」
    寒骨白:「貴重な体験をさせていただいた」
    楚永遠音:「へえ……レンダーさんも武器なんですね。」
    華金弓:「ええ、この内界を案内していただいたのですよ」
    興津和沙:「私がてめえなしで苦労してる時に随分いい御身分だったわけだね!?」
    寒骨白:「ふむ、すまんな、主。苦労をかけてしまったようで」
    寒骨白:ドヤ顔
    セイレーン:「そうなの!!レンダーさんがいろいろ作戦を考えてくれてて…!」
    セイレーン:「危険な奴もいたけどなんだかんだで楚永ちゃんの所まで来れたの!」
    黒瀬直:「なに、苦しい思いばかりしていたよりは良いじゃないか。こうして無事に再会できたしね」
    興津和沙:「まあ、それはそうなんだけどさ」
    興津和沙:「うん、だがまだ合流はできねえんだよな。」
    興津和沙:こっちの方からも壁に触れようとしてみる
    レンダー:「ここから脱出できれば話は早かったのだが……」
    レンダー:「いや、人間のままで戻っても、誰? と言われるだけだろうが」
    GM:レイヤーが違う感覚ですね
    GM:液晶モニタの向こう側という感じ
    興津和沙:「案外わかってくれるかもしれねえよ。私達もわかったくらいだし。」
    興津和沙:と言いながら、やはり確かな空間の断絶を感じる
    楚永遠音:「急に触って大丈夫?興津さん…」
    楚永遠音:とか言いつつ自分もちょんちょんと触ってみる。
    セイレーン:寸分たがわず指を合わせる。
    興津和沙:「向こうもガンガン叩いてるぐらいだし。大丈夫かなって」
    興津和沙:「さて、こいつをどうやって壊せばいいのか。そもそも壊していいものなのか」
    寒骨白:「あ、いいな!ロマンチック!主!主!吾らもこれやろう!」
    セイレーン:「ううう……触れないよぉ……」
    楚永遠音:(ちょっと安心してる自分がいる……)
    華金弓:ちらっ。ちらっ。
    興津和沙:「バカ言ってねえでてめえも考えろ。」
    興津和沙:「私今丸腰なんだぞこのやろう」
    黒瀬直:「うむ。これで匣の内側について知ることも出来るわけだからね」
    黒瀬直:「さしあたっては情報共有、その後に詰めて最終的解決を図ろう」
    寒骨白:「え、ここ匣の中なの?」
    セイレーン:「ハコって言うと……茶木屋ってひとが持ってたやつ?」
    楚永遠音:「そうみたいね。その騒ぎで私たちが来てたんだけど……」
    レンダー:「匣というものは知らないな。気がついたら私はこちらにいた」
    レンダー:「まあ、こうなる前に意識がないのだから当然だが。一から説明して貰えると助かる」
    GM:では、そんな感じで。
    GM:かくかくしかじかまるまるしゃくしゃく、という感じで、三器の冒険と、置かれている状況の共有をしました。
    GM:人間勢については、箱の中の世界について。
    GM:器物勢については、茶木屋さんの持っていた匣に取り込まれたこと自体が、改めて説明されて分かる感じですね
    華金弓:「──というわけなのです」
    黒瀬直:「そういうわけなのだな」
    楚永遠音:「あの箱の中にこの町があったのね……」
    興津和沙:「なるほど。」
    興津和沙:「いや、お前らも大変だったのはわかったよ」
    セイレーン:「そうなの!」頷いている。
    レンダー:「……そういう、匣みたいな謎のアイテムは、そちらにはよくあるのか?」
    黒瀬直:「ふむ。現在第4支部保管庫に"枯れた箱庭"という遺物を封じる遺物はあったはずだが」
    黒瀬直:「その内側に世界を作り出す、とかそういう機能はないな」
    興津和沙:「うん、なるほど。」
    興津和沙:「セイレーンちゃん、めちゃくちゃ承認欲求に対して正直だね?」
    セイレーン:「承認欲求……?」良くわかって無さそうな顔!
    楚永遠音:「とりあえず私に会えてよかったー、ってなる気持ちの一つね。」
    楚永遠音:「私の方はちょっと元気なくしたけど…」
    セイレーン:(任意のものすごいショックを受けていそうな顔)
    黒瀬直:「だがそういう道具があってもおかしくはない。旧日本軍の"アーティファクト"の一種であるとかね」
    華金弓:「直は真面目だな……もう少し反応しても良いのだが……」
    華金弓:「でも凛々しいところは良いぞ……」
    興津和沙:「君たち会話のたびにいちいちのろけるね?特に華金弓さん」
    華金弓:「わたくしの主は魅力的ですので」
    華金弓:「寒骨白殿もそれはもう、貴女の話をたくさんしていましたよ」
    興津和沙:「めっちゃデレてくる!」
    セイレーン:レンダーさんの近くで体操座りをしてます。
    楚永遠音:(めっちゃ凹んでる………)
    寒骨白:「はー?何を言っている華金弓のほうがしてたではないか!」
    寒骨白:「やれ使い方に不満があるといったかと思えば早く主の手に戻りたいとこぼしてみたり!」
    寒骨白:「一番寂しがってたのお主だって、吾知ってるんだからね!」
    華金弓:「あっこらっ」
    華金弓:「寒骨白殿こそ、カラオケで来るべき戦に備えて準備をしているとか」
    華金弓:「それはもう主人のエピソードをたくさん話していたではありませんか」
    興津和沙:「いや、それ私の恥ずかしいエピソードじゃねえか!!何いってんだてめえ!!」
    寒骨白:「いや、しっかり有事に備える主は立派だなと……見ろ、主、感動的な君臣の再開だ!こんな言い争いをしている場合ではないぞ!」
    興津和沙:「ああ、そうだな。そのとおりだな。そのうえで事態は全く進展してねえからな。」
    レンダー:「そう邪剣にしないでやってほしい、セイレーンの主殿」
    レンダー:「セイレーンはセイレーンなりの価値観で、貴女のことを心配しているのだ」
    楚永遠音:「はあ」「……だいじょうぶですよ、レンダーさん。」
    楚永遠音:「セイレーンが無事で私もホッとしてますから。」
    レンダー:「だ、そうだ」
    セイレーン:がば!!!っと顔を上げる。
    セイレーン:「ぞながじゃん…………」ボロボロ涙をこぼしながら喜んでいるぞ!
    楚永遠音:「もう……ハンカチ渡せればよかったんだけど。」
    楚永遠音:苦笑いを浮かべつつ、ぐしぐしと涙を拭うセイレーンの乙女を見ている。
    華金弓:「セイレーン殿はわたくしたちの中でも特に心配していましたからね……」
    華金弓:「とても良いことです……感動的ですね」
    レンダー:「……匣、遺産か」
    レンダー:「主殿たち。『スウレイキュウ』という言葉を聞いたことは?」
    興津和沙:「なにそれ?」
    楚永遠音:「『スウレイキュウ』……?」
    レンダー:「私がこちらに取り込まれた時、刷り込まれた領域の名だ」
    レンダー:「三器にも、最初に伝えたが。こちらで調べる限り、そういう資料はなかった」
    レンダー:「だが、そちら側にならば記録があるかもしれない。調べてみてはくれまいか」
    黒瀬直:「それを作り出し、望んだ者はともかく」
    黒瀬直:「作り出したその場所は外にあるというわけだな。了解した」
    興津和沙:「スウレイキュウ、キュウが宮殿の宮ならなんらかの建物を指してるのかもしれないけど」
    興津和沙:「漢字はわかる?漢字?」
    レンダー:「音だけだ。申し訳ないが」
    楚永遠音:「確かに其れなら、私たちの方が目はありそうですね。」
    楚永遠音:「もう少し辛抱できそう?セイレーン…」
    セイレーン:ぶんぶんと首を振っている。多分大丈夫そうだ。
    GM:というわけで、ラストプライズに挑戦して頂きます
    華金弓:やるぞー!
    セイレーン:ウオーッ!楚永ちゃんまであと一息!
    寒骨白:しゃ!
    GM:あ、判定は武器の方でお願いします! キャラシがそっちなので!
    華金弓:支援ちょーだい!
    寒骨白:オリジンプラント。侵蝕が91に
    寒骨白:5dx+10
    DoubleCross : (5R10+10[10]) → 7[1,2,4,6,7]+10 → 17

    寒骨白:いえーい
    セイレーン:肉体で支援判定!
    セイレーン:6dx+3>=8
    DoubleCross : (6R10+3[10]>=8) → 8[2,2,5,6,6,8]+3 → 11 → 成功

    セイレーン:ヨシ!
    華金弓:みんなの意志の力(肉体と芸術)が体に流れてくる!
    華金弓:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+2した(侵蝕率:83->85)
    華金弓:芸術でプライズ判定
    華金弓:5dx+16>=8
    DoubleCross : (5R10+16[10]>=8) → 10[2,2,6,6,10]+3[3]+16 → 29 → 成功

    GM:すごいのきた
    セイレーン:大回転!
    華金弓:これが3人と3器とレンダーさんと待機してる羽鳥さんの力だ!
    寒骨白:いえーい
    GM:情報全公開!
    7/『遺産:枢霊柩について①』
     幾何学模様が刻まれた、小さな黒い匣。
     契約者の魂を取り込み、縛り付ける事を対価に、「契約者の理想の世界」を匣の中に構築する力を持ったアーティファクト。既にジャーム化している。
     使用中は周囲に存在する「肉体を持たない魂」を無差別に取り込む特性を持ち、取り込んだ魂は契約者が望むように使役され、「その世界の住人」となる。ただし、魂自体の強度が高い場合、取り込まれはするが使役はされない。
     契約者のレネゲイドをコストとして世界を維持する為、当然長く維持すればする程侵蝕は進み、ジャームに近づいていく。茶木屋清奈は潜在的感染者であった。
     匣に対する外部からのあらゆる干渉は無効化される。

    8/『遺産:枢霊柩について②』
     もともとは旧日本軍が開発していた、兵士たちのメンタルケア用アイテムの試作品。
     現物は二つ遺され、一つは主家である鷺宮家に保管され、一つはほとんど壊れていた予備が、分家である茶木屋家に下げ渡された記録がある。
     壊れていた筈の予備が起動したのは、〝もう片方〟が起動状態になったためと考えられる。
     解除する方法は「現実のN市のどこかで起動している、もう片方の破壊」「内部のどこかにいる契約主の説得」「内部のどこかにいる枢霊柩本体の破壊」の3つ。
     また、時間経過による契約主のジャーム化によっても状況は変わると思われるが、望ましい変化ではないだろう。

    9/『枢霊柩と契約者の居場所について』
     茶木屋清奈が願ったのは「四年前の事故が起きなかった世界」。
     匣と契約者の居場所は、それを最も強く願い続けられる場所でなければならない。
     候補はさほど多くないが、自宅以外で可能性として最も高いのは、現実において崩落戦の災禍の象徴となっている「N市震災復興公園」だ。
     最初の極大希薄ワーディング……恐らくN市のスキャンに順ずる行為の際、その地帯を走ったワーディングのみが、やや濃かった記録が出た。
     無論、箱庭の中には公園自体は存在しないが、同じ座標に向かうことは出来る。
    GM:調査の結果、そのようなことが分かりました
    興津和沙:「なるほど。枢霊柩ね」
    セイレーン:「キュウはキュウでもひつぎの柩かぁ……」
    楚永遠音:「キュウはキュウでもひつぎの柩かぁ……」
    華金弓:「まあ、仲がよろしい」
    興津和沙:「つまり、結論としては」
    興津和沙:「今は合流できねえし、する必要もねえってことだな。」
    楚永遠音:「そうですね……何とか侵入できればよかったんだけど。」
    楚永遠音:「今はセイレーンと武器の人たちに任せるしかないみたい…」
    羽鳥庄太郎:「もう片方については、調査を進めていますが、如何せん手がかりがない状態です」
    羽鳥庄太郎:「N市を構築するために大規模ワーディングを発したことで所在がバレた、ということは」
    羽鳥庄太郎:「そちらの方の契約者がN市以外のものを願えば、発動を感知する術がありません」
    興津和沙:「手がかかるとがねえなら指だけでもかかることがねえか探してやらあ」
    興津和沙:「指でもダメなら爪先だ」
    興津和沙:「武器共に仕事させといて主が何もしねえなんてのは筋が通らねえだろ」
    黒瀬直:「うむ。こちらは引き続き真打を探し、華金弓たちには内側からの打開を講じてもらう」
    羽鳥庄太郎:「……仰る通りです。こちらが予備ならば、それより被害は大きくなる可能性が高い」
    黒瀬直:「結局のところ、出来ることをするだけだ。私たちはいつもとそう変わらんな」
    寒骨白:「うむ、任せておけ。」
    セイレーン:「ぜぜぜ絶対来ないでね楚永ちゃん!!?ここも多分すっごい危険になるから!!!」
    楚永遠音:「大丈夫よ。一人で無理するつもりはないから。」
    楚永遠音:「黒瀬さんも興津さんもすっごい頼りになるんだからね?」
    セイレーン:「できれば無理もしないでほしいけど……!うぅううう………」
    セイレーン:「早くぶっ壊して脱出しなきゃ…………!」
    楚永遠音:「そうね。だからちゃんと華金弓さん達と協力する事。」
    楚永遠音:「貴方がもたもたしてたら、その分私は無茶しちゃうからね!」
    セイレーン:「!!!!!!!」
    セイレーン:「黒瀬さん……本当楚永ちゃんをお願いします…………!!!」
    黒瀬直:「寒骨白殿、華金弓を頼むよ」
    黒瀬直:「それにセイレーンくんも。楚永くんとお姫様は私が責任を持って守ると約束しよう」
    興津和沙:「あはは、違うぞ黒瀬どの」
    興津和沙:「そういう言葉は直接華金弓にかけてやれ」
    興津和沙:「お主の弓は、強いが意地っ張りで寂しがりで」
    興津和沙:「お主のことを敬愛している。」
    黒瀬直:「む……そうなるか?」
    興津和沙:「そういう武器にはしっかり主が言葉をかけてやらねばダメだぞ」
    寒骨白:「主、なんで吾の口調の真似してるの?」
    楚永遠音:「そういう気分だったとか?」
    興津和沙:「てめえの言いたいことを言ってやったんだよ!」
    興津和沙:「私もてめえなしでなんとか頑張るから、お前も頑張れよ」
    寒骨白:「ふふ、おう!」
    華金弓:「……本当に仲が良いのですね、貴女方は」
    セイレーン:「はひ!」
    楚永遠音:「苦労をかけられ通しだけど。長い付き合いでもありますから。」
    黒瀬直:「では……そうだな」
    黒瀬直:ずかずかと匣へ足を進める。無造作に向かって、腰を下ろす。
    華金弓:そわそわ……
    黒瀬直:「……華金弓。私たちの至宝よ」
    黒瀬直:「今回も、貴女に頼らせていただきます」境界へ手を添わせる。
    黒瀬直:「ご存じの通り、私はどうしようもなく弱い小娘ですから」
    華金弓:「……ええ」
    華金弓:向けられたその手に合わせて、重ならないけど通じるように。
    華金弓:「任せなさい。いつも通りに、この度も」
    華金弓:「か弱い貴女を、貴方達を。守るためにその力振るうのがこの私です」
    華金弓:「ご存じの通り、私は無双の秘宝"輝ける"華金弓ですから」
    黒瀬直:「……ええ、頼みます」
    寒骨白:「よかったな、華金弓。主から声をかけてもらえて」
    寒骨白:「吾の主のおかげだぞ!」
    寒骨白:あれが姫なのだ!と言わんばかりに声をかける
    セイレーン:「はひ!黒瀬さんと上手くやれてるようで良かったです!」
    セイレーン:(楚永ちゃんに鞍替えする心配もなさそうだし……)
    セイレーン:目が微妙に笑っていない。
    華金弓:「ええ、ありがとうございます。2人とも」
    華金弓:「私たち、本当に良き主を持ちましたね」
    セイレーン:「……ええ!」
    寒骨白:「うむ。『将』とは違うがな。あれもあれでいい有り様だ」
    寒骨白:「さて、セイレーンも気合十分のようだし吾らも行くか。」
    華金弓:「うむ。目指すは枢霊柩の原点。儚き願いの源」
    華金弓:「生まれぬままのN市震災復興公園、その座標だ!」
    セイレーン:「一刻も早くブッ壊して皆で元の世界に戻らないとですね!」
    GM:では、合流と情報収集を終えたあなたたちは、原因の下へと向かう。

    GM:シーン終了。ロイスと最後の調達が可能です!
    寒骨白:ボデマ
    寒骨白:4dx
    DoubleCross : (4R10[10]) → 9[5,7,9,9] → 9

    寒骨白:だーめ。おわり!
    セイレーン:ロイスは満タン!ウィンドブレスほしい人!
    セイレーン:あ、ロイス感情を全員P反転しておきます!
    華金弓:主人:黒瀬直/P溺愛〇:N偏愛に変更
    華金弓:欲しい!ブルーゲイル買いたい!
    セイレーン:それでは援護の風+ウィンドブレス!
    華金弓:ありがとう!
    セイレーン:侵蝕92になりダイス+5!固定値+9!
    華金弓:8dx+9>=20 それではブルーゲイル購入
    DoubleCross : (8R10+9[10]>=20) → 10[1,2,3,6,6,6,8,10]+4[4]+9 → 23 → 成功

    寒骨白:いったー
    華金弓:財産10点余っちゃった!ありがとう!
    華金弓:以上です!
    セイレーン:やったぜ!自分は応急手当でいいかなぁ
    セイレーン:4dx>=8
    DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[3,7,9,10]+7[7] → 17 → 成功

    セイレーン:OK!セルフ使用!
    セイレーン:2d10+13
    DoubleCross : (2D10+13) → 11[6,5]+13 → 24

    寒骨白:やったぜ
    セイレーン:HP24まで回復!以上です
    GM:では明日は15時開始になります。よろしくお願いします!
    華金弓:よろしくお願いしまーす!

    GM:その場所の中心で、彼女たちは、ずっとまどろんでいる。
    茶木屋清奈:「……ふふ。良い天気、ピクニック日和だね」
    茶木屋清奈:「ママ。日差しが強いから、気をつけてね」
    茶木屋清奈:「パパ。あはは、もう息が切れてる、ちょっと運動不足なんじゃない?」
    茶木屋清奈:「清矢も。ほら、食べながら喋らないの……」
    茶木屋清奈:休日のピクニック。箱庭の中の、ありえざる家族の団欒。
    枢霊柩:砂嵐のようなノイズに包まれた平穏を、全体に罅が入った匣が護っている。
    枢霊柩:「ええ。既に、契約は成りやした。儂の代価は///魂、//を//////」
    枢霊柩:「//契約///者の////エラー///望む世界を/////エラー//」
    枢霊柩:「エラー。エラー。接続が確認できません。使用を///停止///して下さい──」
    枢霊柩:「//儂は///儂しsi///契約///兵よ////帝国//////機能異常──/////」
    GM:──本来なら、起きるはずのない事件だった。
    GM:二つ目の枢霊柩は、とうの昔に壊れていた……否、試作品の予備でしかないそれには、最初から、十分に起動するだけのリソースなど与えられていなかった。
    GM:力ある他者の助けがなければ、都市の一つも演算できないほどに。
    GM:不定形のパワーソースが蔓延るこのN市の中に存在しなければ。
    GM:共に作られた真打が起動しなければ。
    GM:持ち主を癒すお守りとして、少女に受け継がれていなければ。
    GM:──どこにでもある願いと、残骸の遺産が起こした、誰の意図でもない、ただの偶然の事件。
    ???:「──だからこそ」
    ???:「だからこそ、この、都市は──」

    GM:はいはい! では準備もよかろうですので、クライマックスシーンを始めて行きたいと思います
    GM:全員登場! 浸蝕を振ると良い!
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:85->88)
    セイレーン:はーい!
    セイレーン:やるぜーっ!
    セイレーン:セイレーンの侵蝕を9増加しました(侵蝕率:92->101)
    セイレーン:ピィ……
    華金弓:セイレーンちゃん……
    寒骨白:1d10+91
    DoubleCross : (1D10+91) → 7[7]+91 → 98

    GM:良い感じにあったまって参りましたね~

    GM:では、あなたたちは箱庭の世界における『災害復興公園』の座標を訪れていました。
    GM:といっても崩落戦のないこちらでは、そこは都市部の真ん中。ありふれたビルが建っているだけだ。
    セイレーン:「──この辺りでしたっけ、楚永ちゃん達が言ってた所……」
    寒骨白:「うむ、そのはず!」
    華金弓:「向こうとあまりにも地形が違って分かりづらいがな」
    華金弓:「これが更地になったというのだから、実際とんでもない事件だったな」
    寒骨白:「でもここで人を探すのは大変だな」
    GM:誰から入りますか?
    華金弓:ではわたしが
    華金弓:行動値が高いからな……ずんずん入っていく
    セイレーン:恐怖に打ち震えながらついていきます。
    セイレーン:レンダーさんにはあんなこと言ったけど楚永ちゃんに会いたいし。
    寒骨白:では殿を勤めよう
    GM:では、自動ドアが開き、三人が中に一歩入ると。
    GM:…………中には、綺麗に整備された公園が広がっています。
    華金弓:「……なんともはや」
    セイレーン:「……えぇえ……?」困惑!
    寒骨白:「おー」
    GM:青々とした芝生。少々の遊具。中心には、記念碑。『N市震災復興公園』。
    GM:直接行ったことがあるかは分かりませんが、ここだけは現実と全く同じ光景が広がっています。
    華金弓:「虚ろな夢と考えれば、都合よく歪むこともあるか」
    セイレーン:「ここだけ別世界ってことは…やっぱりそれだけの想い出があるってことですよね。」
    茶木屋清奈:その一角に、ビニールシートとお弁当を広げている少女がいる。
    華金弓:「或いは主が夢に浸かりきれない証左かもな……おや」
    茶木屋清奈:周囲には、三人ほどの人影が、ノイズ混じりに存在し、談笑しているようだ。
    セイレーン:「あ!確かあの子だった気がします!」
    セイレーン:「この前楚永ちゃんと話してた子!」
    寒骨白:「思い出、あるいは思い入れかな。祈りの象徴であるのだろう。」
    レンダー:「どれもが正解で、だが少し違う」
    寒骨白:「違うとわかってしまうのか。さてはレンダー殿、人間レベルが上がったな?」
    レンダー:「演算能力が足りていないんだ。あの枢霊柩は、試作品の予備機だからな」
    レンダー:「契約者の彼女にとって、より思い入れが深いものほど……構築は仮初のものになる。ああして」
    枢霊柩:少女の傍らには、黒く輝く匣が浮いていて、
    レンダー:歩み出したレンダーは、その前に立ち止まり、君たちの方へと振り返る。
    華金弓:「願いを叶えきってやれぬか。可哀そうに……」
    寒骨白:「む?」
    寒骨白:「どうしたレンダー殿」
    セイレーン:「レンダーさん……?」
    レンダー:「だが、君たちの助けで、その弊害も消えかけている」
    レンダー:「偉大なる、力ある遺産の認識……その観測能力に相乗りすることでな」
    セイレーン:「そ、それって……!?」
    寒骨白:「そうか、それはよかった」
    レンダー:「流石。落ち着いているな、寒骨白殿」
    寒骨白:「まあ、戦場では色々あるからな」
    寒骨白:「レンダー殿にとってはよかったことでも、吾らにはそうではない、ということなのだろ?」
    レンダー:「そうだな。ここまで演算できれば、あとはこちらの余力でなんとかなる」
    レンダー:「彼女の家族も、現実と同じままのこの場所も、直に書き換えられるだろう……」
    レンダー:「制御も使役もできない、異物さえ排除すれば」
    寒骨白:「やはり、人間レベルが上がったな、レンダー殿」
    セイレーン:「………………私たちを排除して、この世界を書き換えたら。」
    セイレーン:「外にいる楚永ちゃん達は、どうなるんですか……?」
    レンダー:「セイレーン殿の疑問と共に、出していない情報を付け加えるなら」
    レンダー:「契約主がジャーム化すれば、取り込む対象が「肉なき魂」に限らなくなる」
    レンダー:「……人間を、際限なくこの領域に取り込み続けるだろう。適切な役割を与えられた住人として。或いは、ここに既にいる仮想演算のコピーと融合する形で。 そうしていずれ、この街が現実に取って代わることになる」
    レンダー:「君たちの主が思い悩むFHとの抗争も、誰をも悲しませた悲劇もない、健全に生きるこの世界に」
    レンダー:寒骨白さんの指摘にも、薄く笑って応えてみせる。
    寒骨白:「そしてお主は主に使われることなく、この世界の守り手として生きるわけか」
    寒骨白:「『長く私を使ってくれればいい』などど言っていたくせに、ふふ、随分な忠義よな」
    レンダー:「私の主は傭兵でな。私も、一度請けた仕事はやり切るとも。──付け加えるなら」
    セイレーン:「──教えてくれてありがとうございます、レンダーさん。」
    セイレーン:「それなら私は。」
    セイレーン:「一刻も早くこの世界を縊り殺さなくてはいけない。」
    レンダー:「こちらこそ、君には礼を言うよ、セイレーン殿」
    レンダー:「──私の主は、崩落戦で全てを失い、そして、そこで初めて私を手にした」
    レンダー:「セイレーン。君は言ったな。もしも自分が居なくても、主が無茶をしないのなら、幸せならば、それでいいと」
    レンダー:「──素晴らしい心意気だと、そう思った。参考にさせてもらう」
    セイレーン:「ええ。私は確かにそういいました。」
    セイレーン:「──でも、楚永ちゃんに頼まれたんです。この世界は任せたって。」
    セイレーン:「任された役目を成し遂げるのも……『道具』の在り方だと思うから。」
    セイレーン:「だから…楚永ちゃんを護れる私であるために。」
    セイレーン:「邪魔するものは砕きます。……貴方だって!」
    レンダー:「そうか。……君たちはどうだ。華金弓、寒骨白」
    華金弓:「争いのない平和な世界は、直の理想でもある」
    華金弓:「取り込まれたのが直であっても、きっとよく似た世界を作ったと思うよ」
    レンダー:「そうか。……だからこそ、そうだ」
    レンダー:「ここは誰もが望む世界であり、そして悪意によって作られたものでもない」
    レンダー:「裏返るには悪くない条件だろう」
    華金弓:「だけどね、レンダー。引き裂く者。あるいは魔剣ソグネかな」
    華金弓:「違っていたなら恥ずかしいので聞き逃してよいぞ」
    レンダー:「…………」軽く目を丸くする。「なんだ。主を知っているのか」
    華金弓:「わたしの主は黒瀬直だからな」厳かに、しかし自慢げに微笑む。
    華金弓:「そう。努力家なんだ。あらゆる事件を調べ尽くして」
    華金弓:「自分の手が届かなかった、喪失のことまで心に刻もうとする愚かな娘なんだ」
    レンダー:「それは賢明なことだ。……成程、この身体も、主の似姿ではある」
    華金弓:「だから私は、彼女が失い、傷つき、それでも進んできた道行きを」
    華金弓:「この私だけは、塗りつぶさせるわけにはいかないからね」
    レンダー:「……よくわからないな。やはり人間の機微は、君の方が先輩らしい」
    華金弓:「おばあちゃんだからね。きみもしっかり育ちなさい」
    レンダー:「ふむ。それでも、選択するのは今だからな」
    寒骨白:「よし、じゃあ、やろうか。」
    レンダー:「ああ。」刀を、祈るように捧げ持つ。
    レンダー:「クヴァル。ネーロイ。ハイランゲル。ガイダンゲル。……」
    寒骨白:「人間の形になろうとなるまいと武器の在り方は単純だ」
    寒骨白:「主の進む道の障害となるものと斬り裂き、貫き、穿つ。それだけだ」
    レンダー:「やはり、武器としては君の態度が最も心地よい。寒骨白」
    レンダー:「その上、人間の機微も十分に介すのだから、全く羨ましい」
    寒骨白:「付き合いが長いからなー。」
    寒骨白:にへらと、笑って敵を睨む
    レンダー:「──だからこそ」
    レンダー:「来れ、枢霊柩。──彼らを敗北せしめる、理想の因果を作り出せ」
    セイレーン:すうっ。ふぅう。深呼吸を一回。
    セイレーン:護るべきものと、壊すべきものを見定める。
    セイレーン:「──行きます!」
    華金弓:「ああ」しゃらんと鈴の鳴るような音を立てて、身体の随所に弦を張る。
    枢霊柩:枢霊柩が変形する。この現実のままの空間で温存していた演算と構築を、集中させる。
    枢霊柩:敗理:──カタチなき人型が、地面に降り立つ。
    枢霊柩:敗理:それは、中国の武将のようにも、遥か先代の武士のようにも、あるいは遠くギリシャの英雄のようにも見える。
    レンダー:「『君たちが敗北する因果』を引き寄せた。上位の遺産三器だ、卑怯とは言うまい」
    寒骨白:「………!!!」
    寒骨白:「尉遅敬徳!!いや、待てそれは反則ではないか!!」
    華金弓:「因果を揺らし、可能性を引き出す異能。実に恐ろしい力だ」
    華金弓:「もっとも、勝つのはわたしたちだがね」
    セイレーン:「卑怯かどうかは別に良いんですけど……」
    セイレーン:「全員無茶しそうな顔してますね。」
    寒骨白:「むちゃする!尉遅敬徳は無茶するぞ!!主君と一緒に5騎で敵陣に突っ込んでいくとか朝飯前にするぞ!」
    セイレーン:「そんなにですか……」
    華金弓:「あの益荒男も相当だぞ。直ほどではないがな」
    セイレーン:「絶対止めなきゃ……!」殺意がさらに研ぎ澄まされていく!
    枢霊柩:敗理:「──────オオオオオオ!!!」
    枢霊柩:敗理:武将が、轟くような鬨の声を上げる。
    枢霊柩:敗理:衝動判定だ! 達成値9!
    華金弓:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 9[4,5,5,7,8,8,9]+1 → 10 → 成功

    セイレーン:判定前に〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉をセルフ使用!
    華金弓:88+2d10
    DoubleCross : (88+2D10) → 88+7[1,6] → 95

    寒骨白:4dx+1>=9
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[1,6,8,9]+1 → 10 → 成功

    寒骨白:よっし
    寒骨白:2d10+98
    DoubleCross : (2D10+98) → 13[6,7]+98 → 111

    寒骨白:ゾロ目!!
    セイレーン:10dx+12>=9 侵蝕105へ!
    DoubleCross : (10R10+12[10]>=9) → 8[2,3,3,3,4,5,5,7,7,8]+12 → 20 → 成功

    セイレーン:余裕のよっちゃんでした。
    セイレーン:2d10+105
    DoubleCross : (2D10+105) → 5[4,1]+105 → 110

    セイレーン:OKOK!
    GM:ではクライマックス戦闘開始! エンゲージ設定は
    GM
    敗理(25) レンダー(10)

    10m

    華金弓(10) 寒骨白(6) セイレーン(6)

    寒骨白:シュッシュ!!
    GM:というわけでセットアップ!
    セイレーン:ないぜ!
    華金弓:なし!
    寒骨白:なし!
    枢霊柩:敗理:《ヴァイタルアップ》 HPが増えます
    寒骨白:ひえ
    レンダー:なし
    枢霊柩:敗理:周囲の芝生が砂嵐に変わっていく。その演算を再現に割り振る。
    GM:ではイニシアチブ!
    GM:動く人!
    寒骨白:いくぞー!時間凍結!
    GM:きやがった!
    寒骨白:HPを20消費、侵蝕が116に
    寒骨白:マイナーで《オリジン:プラント》《オリジン:レジェンド》《骨の剣》《死招きの爪》《斥力跳躍》
    寒骨白:《オリジン:プラント》で感覚の達成値+12、《オリジン:レジェンド》で精神の達成値を+12、これを神秘の肉体の効果で肉体の達成値に+24しつつ
    寒骨白:素手の攻撃力を36にさせ決闘者の剣のところまで移動します
    寒骨白:侵蝕が127に
    GM:決闘者の剣はいない!
    寒骨白:間違えたぜ。レンダーどもだ!
    寒骨白:そしてメジャーでレンダーを素殴りします
    GM:きませい!
    寒骨白:いくぞ!支援はいただけるかな!
    セイレーン:もってけ援護の風+ウィンドブレス!
    セイレーン:侵蝕補正でダイス+6!命中+12!
    寒骨白:ありがとう!
    セイレーン:侵蝕114へ!
    寒骨白:12dx+36
    DoubleCross : (12R10+36[10]) → 9[2,2,5,6,6,6,6,7,7,8,9,9]+36 → 45

    寒骨白:まわらねえ!!!
    レンダー:回らなくてそれかよ!
    レンダー:ウオオーッ! 《アドレナリン》で回避!
    レンダー:6dx+1
    DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,4,4,5,9,10]+2[2]+1 → 13

    寒骨白:回しやがって、許せねえ!死ねえ!
    レンダー:ダメージ下さい!
    寒骨白:5d10+36
    DoubleCross : (5D10+36) → 32[5,4,8,5,10]+36 → 68

    レンダー:ウオオーッ! やばい!
    枢霊柩:敗理:《子羊の歌》。HPダメージをこちらが代わりに受けます
    セイレーン:何ィ─ッ!???
    GM:攻撃演出どうぞ!
    :───
    謎空間
    李元吉:李世民の弟。十人力と謳われた剛勇の士
    李元吉:「あれは、兄上と宣武帝の陵墓を訪ねた時だった。」
    李元吉:「少数で動いたのを王世充の軍に補足されてな。」
    李元吉:「そこを、襲われた。その先鋒にいたのが、単雄信だった。」
    李元吉:「俺と程知節殿と尉遅敬徳殿で真っ先にあいつに向かったさ。大軍の中であいつだけで異質な気を発していた。」
    李元吉:「ヤツを止めなきゃ、兄上の命はない。遠目で発する気を見るだけで、それがわかった。」
    李元吉:「とんでもない使い手と槍だったよ。俺たち三人がかりで、かろうじて足止めが出来た。」
    李元吉:「俺の剣に対してはまるで巨大な斧の重さと鋭さで襲いかかってきた。」
    李元吉:「程知節の梅花斧にはまるで竹でも振るうように軽々とその一撃を受け流し、突きかかってきた。」
    李元吉:「尉遅敬徳の水磨鞭の一撃すら、あの槍は受けきった。」
    李元吉:「なんとか、三人がかりでやつを止めることは出来たがね。」
    李元吉:「軍人としては勝利しても武人としての敗北感は拭いきれるものじゃない。」
    李元吉:「俺たち以外の時代に生きた軍人は幸運だよ。」
    李元吉:「あの『万人敵』と、『寒骨白』を前にする必要がないんだからな」
    李元吉:「は?あの槍が自走して襲いかかってくる世界がある?」
    李元吉:「そりゃご愁傷さま」
    :───
    寒骨白:轟ッ!!
    寒骨白:単雄信は常に一番槍として真っ先に戦端を切り拓いた
    寒骨白:なればその愛槍である寒骨白にも同じことが出来ぬ道理はない!!
    レンダー:「……っ! それは、先程見せて貰った」
    寒骨白:時空の理ごと問答無用にぶっ貫き!レンダーで襲いかかる!
    レンダー:莫大な圧を前に、祈るような姿勢を崩さない。
    寒骨白:「戦場で、何に祈る!」
    寒骨白:「武具なら己が力を信じるべきであろう!」
    寒骨白:構わず、その巨体で持ってレンダーを押しつぶそうとする。どこかに当たれば致命傷だ!
    レンダー:「ああ、無論。己の力だ──」
    レンダー:到底叶うべき圧力ではない。だが、百万回に一度でも、それを止めうる可能性があるのなら。
    レンダー:その自分の力を持ってくるのが、因果を引き裂く者の能力!
    枢霊柩:敗理:収束していた砂嵐が、巨大な白羽の矢に返じ、
    寒骨白:「むっ!」
    枢霊柩:敗理:加速し、寒白骨の刃に衝突! 戦術爆撃めいた音を鳴らし、その勢いを殺す!
    寒骨白:「やはり吾をとめるのはお主か、尉遅敬徳!」
    GM:そして再度イニシアチブ。
    レンダー:《時間凍結》。HPを20消費して動きます。
    華金弓:だよね!
    レンダー:マイナーで高速振動ブレードを起動。
    レンダー:メジャー。《強化の雷光》《熱狂》《ポイズンフォッグ》《狂戦士》。
    レンダー:自分と敗理の、シーン間のダイス+5、攻撃力+12、戦闘移動+5m、暴走。
    レンダー:次のメジャーアクションのみ、C値-1、ダイス+4。
    寒骨白:こ、このド腐れがー!
    レンダー:「武器の役割は、正面からぶつかることじゃない」
    レンダー:「──戦闘で勝利させることだ」
    レンダー:「トロンハイム、ベスト、ミルフォード……」  雷光が走る。
    レンダー:外面から、彼らに何が起きたのかを推し図ることは出来ない。だが彼と、背後の巨大なヒトガタの圧力がさらに広がる!
    寒骨白:「成程。お主の使い手はそういうタイプか。」
    寒骨白:「それも戦士の一つの在り方よな。」
    セイレーン:「……」すぅ。
    セイレーン:見定めた像がブレて、また収束していく。
    セイレーン:「……」はぁ。
    華金弓:「では見せてもらおうか、わたしたちの敗北の理とは如何なるものか」
    セイレーン:大丈夫だ。『起点』は変わってない。
    GM:そしてイニシアチブ。もう入る人はいない……ね、確か!
    華金弓:おっけー!
    セイレーン:大丈夫です!
    寒骨白:おっけ!
    GM:では敗理の手番!
    寒骨白:きやがれ!
    枢霊柩:敗理:マイナーなし。メジャー《コンセントレイト:ノイマン》《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《さらなる波》!
    寒骨白:こんにゃろ!
    枢霊柩:敗理:同エンゲージの寒骨白さんに攻撃。
    セイレーン:いっぱいーっ!?
    華金弓:ノイハヌかあ
    枢霊柩:敗理:26dx6+8
    DoubleCross : (26R10+8[6]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,5,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[1,3,4,6,6,8,8]+10[1,2,4,7]+10[8]+10[10]+10[6]+10[6]+10[10]+2[2]+8 → 100

    華金弓:すごい
    寒骨白:ほあ?
    華金弓:しかもドッジのC値+1だ
    セイレーン:ヒエ……
    寒骨白:え。ガード
    GM:こわっ……なにこいつ……
    枢霊柩:敗理:ではダメージ。
    枢霊柩:敗理:11d10+29
    DoubleCross : (11D10+29) → 55[7,1,4,3,1,4,4,10,6,9,6]+29 → 84

    寒骨白:ひえ、死ぬわ!
    寒骨白:セイレーン 
    寒骨白:のロイス切って復活!
    セイレーン:(がーん!)
    寒骨白:HPが13に
    枢霊柩:敗理:影が膨れ上がり、中華の武将の姿を模す。
    枢霊柩:敗理:寒骨白の宿敵、尉遅敬徳の武器は鉄鞭と伝えられている。
    枢霊柩:敗理:鞭と称されど、それは紛うこと無き殺人兵器。単体では寒骨白には届かずとも、巨大なドリルめいた螺旋溝がついた鈍器が、
    枢霊柩:敗理:……更に、無数に分裂したかの如く連撃で、その刀身を叩きつける!
    寒骨白:「……くっ!」
    寒骨白:一瞬、あり得ざる光景が脳裏に映る
    寒骨白:李世民に火を放たれ、尉遅敬徳の水磨鞭に己がへし折られた、伝承としての寒骨白の記憶が
    寒骨白:記憶とともにその時の痛みが蘇り、一瞬遅れて敗理による打撃の衝撃が体を貫く
    寒骨白:「はっ…!!はっはっは…!」
    枢霊柩:敗理:「────ォオオオッ!」 建物一つが崩落するような轟音が走る。
    寒骨白:拭い去れぬ敗北の記憶。想像することすら出来ぬ勝利の光景。
    寒骨白:それでも、今の主であれば決して折れることはないだろう。
    寒骨白:なれば、吾も折れるわけには行かぬ
    寒骨白:「相変わらずの武威よな、尉遅敬徳よ」
    寒骨白:「しかし、吾は今度こそお主に負けるわけにはいかぬのだ。」
    寒骨白:「まして、捧げる忠義もあく、ただ吾を敗北せしめるためだけに呼ばれたお主には、断じてな!」
    枢霊柩:敗理:人格までは再現されていない。だが、寒骨白の言葉に、凶悪な表情を返す。
    GM:イニシアチブ!
    GM:PC優先! 華金弓さん!
    華金弓:マイナーで《オリジン:プラント》シーン中感覚判定の達成値+10、侵蝕率+2。
    華金弓:メジャーでコンボ【金華咲殺】《小さな塵》必中の弓で射撃攻撃。侵蝕率+2.対象はレンダー。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:95->99)
    華金弓:5dx+26
    DoubleCross : (5R10+26[10]) → 10[2,6,7,10,10]+10[2,10]+1[1]+26 → 47

    寒骨白:回した!
    レンダー:暴走中につき回避不可能!
    レンダー:ダメージを1
    華金弓:5d10+12
    DoubleCross : (5D10+12) → 35[9,8,4,6,8]+12 → 47

    華金弓:結構いい!
    枢霊柩:敗理:《子羊の歌》!
    セイレーン:おにょれ─ッ
    華金弓:「はてさて、確かに見た顔もあるが」
    華金弓:つう、と腕より垂れた弓弦に。竪琴へとそうするように嫋やかな手を添える。
    華金弓:「どの程度の代物か、この私が直々に見てやるとしよう」
    枢霊柩:敗理:華金弓さんには、影は遥か過去の武士の姿に映っている。かつての仇か、それとも過去の宿主か。
    華金弓:大地揺るがすような轟音の中で、それでも耳に届く美しい鳴弦。
    華金弓:そして音より速く届く、光の一刺しがレンダーへ放たれる!
    レンダー:「…………!」
    枢霊柩:敗理:再び、演算砂嵐が消費され、弓の一撃を受け止める。
    枢霊柩:敗理:細い光の一矢は、砂嵐を水飛沫めいて破裂させる。
    華金弓:「この程度は止めるか。良き良き」くすりと微笑みながら、その力を観測し続ける。
    寒骨白:「ふははは!この姿にも慣れてきたようだな、華金弓!」
    枢霊柩:敗理:「…………!」 苦々しげに顔を歪めたようだった。
    寒骨白:「それとも主に会って気が入ったか?」
    華金弓:「ふ、わたしは古き武姫だが」
    華金弓:「常に今が最強というだけのことよ!」
    セイレーン:「…………」すぅ、はぁ。
    寒骨白:「その意気やよし!」
    セイレーン:パターンは掴んだ。当たる。
    寒骨白:「その意気なれば、宿命すら射抜けよう!」
    GM:ではイニシアチブ!
    レンダー:マイナーなし。《コンセ:ソラリス》《アドレナリン》で寒骨白さんに攻撃!
    レンダー:16dx6+3
    DoubleCross : (16R10+3[6]) → 10[1,1,1,1,3,3,3,6,7,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,3,6,8,9,9,10]+10[3,4,5,5,8]+2[2]+3 → 35

    寒骨白:チクショー!
    レンダー:狂戦士さまさまじゃーい!
    寒骨白:いくぞー、ドッジ!
    寒骨白:6dx+25
    DoubleCross : (6R10+25[10]) → 10[1,2,5,6,6,10]+10[10]+1[1]+25 → 46

    セイレーン:やったー!
    華金弓:すごいぞー!
    寒骨白:今、なにかしたか?
    GM:おかしい
    GM:???
    レンダー:「──では、私も」
    レンダー:その姿がブレ──無数に分裂する。
    レンダー:因果律を高速振動させ、極短時間のみの世界線操作を行う能力。
    レンダー:『自身が取りうる全ての斬撃の可能性』を呼び出し、敗理に吹き飛ばされた寒骨白へ追撃する!
    寒骨白:「主を、勝利に導くために」
    寒骨白:「このように万全の体制を整える。それがお主の在り方か。」
    レンダー:「ああ。たとえ勝利が万に一つでも──勝ちうる未来に飛び移る」
    寒骨白:「なれば、吾の在り方とはな。」
    寒骨白:「万に一つの勝ち目のない状況からでも」
    寒骨白:「絶望を穿ち、未来を切り拓く嚆矢となることよ!!」
    寒骨白:轟ッ!!
    寒骨白:再び己が体を槍に変える!!
    寒骨白:あらゆる斬撃が吾を貫こうとするのなら!
    寒骨白:あらゆる斬撃を打ち砕くまでっ!
    寒骨白:「おおおおおお!!」
    レンダー:「────!?」
    寒骨白:世界の因果すら操作する力に、ただ槍としての在り方で!槍としての矜持のみで打ち勝とうする!
    寒骨白:これが!英雄の槍!姫の槍!豪槍!寒骨白だ!
    レンダー:斬撃が弾かれる。馬鹿な。因果を呼び出した時点で、攻撃が届く因果だった──
    レンダー:「対応したのか……!? 因果が呼び出されてから、届くまでの間に!」
    寒骨白:「知らんわ」
    寒骨白:「宿命すら乗り越える。これが英雄よ。吾はその在り方を知っているだけだ。」
    レンダー:「全く。度し難いものだ……!」
    寒骨白:「あ、嚆矢はよく考えたら槍じゃなかったらさっきの言葉はノーカンな。」
    華金弓:「そうだぞ。一番槍だけで満足しておけ」
    GM:では再度のイニシアチブ!
    GM:寒骨白さん! こいつら行動多いな!
    寒骨白:続けて先行っていいですか、セイレーンさん
    セイレーン:アージパワーを使いたいので……先言って良かですか!
    寒骨白:どうぞ!
    セイレーン:ではありがたく!
    セイレーン:マイナー!〈オリジン:ミネラル〉+〈影走り〉!
    セイレーン:侵蝕117にして 装甲値+4!レンダー組エンゲージに突入!
    GM:なんか来た!
    セイレーン:メジャー!コンセ3オールレンジ6死神の精度3!/コンボ:殺す
    セイレーン:ブチ砕く対象はレンダー!
    レンダー:来るなー!
    セイレーン:アージはまだ届かんのでこのまま判定だ─ッ!
    セイレーン:13dx7+3 オラーッ!!!
    DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,1,4,6,6,7,7,8,9,9,9,9,9]+10[1,1,5,6,6,8,10,10]+10[5,6,8]+10[9]+4[4]+3 → 47

    レンダー:暴走中!
    セイレーン:ダメージ!
    セイレーン:5d10+12+15 死神精度補正込み!
    DoubleCross : (5D10+12+15) → 39[8,10,6,6,9]+12+15 → 66

    GM:い、良い出目を…………!
    セイレーン:装甲有効!侵蝕125!
    枢霊柩:敗理:子羊……れない!
    セイレーン:なっばっ
    寒骨白:いえいえい!!
    枢霊柩:敗理:こっちが死ぬんだよ!
    レンダー:倒れます!
    セイレーン:「ふぅううう……!」勝機。
    セイレーン:寒骨白さんに彼の剣が弾かれた瞬間、因果律のブレが僅かに飛ばされた。
    セイレーン:駆け出した疾風は瞬く間に二振りの剣戟にするりと潜り込み、
    セイレーン:血管も再現されたレンダーの首筋を掴む。
    セイレーン:「レンダーさん。」
    レンダー:「……!」 この速度の中で、迷うことなく……!
    枢霊柩:敗理:砂嵐の、量が足りない。既に、削られすぎている。
    セイレーン:「貴方の持ち主さんは、きっと貴方を心配してると思うんですよね。」
    セイレーン:……首筋を締め上げる力を、僅かに緩める。
    セイレーン:声帯が通る程度に。
    レンダー:「セイレーン……!」
    セイレーン:「ここでブチ折るのもいいかな……って思ったんですけど。」
    セイレーン:「それだと、持主さんにあなたの終わりを伝えられなくなっちゃうから。」
    セイレーン:「少しだけ──おやすみなさい。」
    セイレーン:軽く頭を振りかぶり。
    セイレーン:渾身の頭突きを!叩き込む!!!
    レンダー:「────ガッ……!」
    レンダー:額が割られ、光の粒が溢れる。
    レンダー:「セイ、レーン……! 君、こそ……」
    レンダー:「無茶をする……君を縛る、拘束帯こそほしいものだ……!」
    セイレーン:「……ふふふ。そうしてくれる人は……」
    セイレーン:「元の世界にいますから。」
    レンダー:「く……」そう言って倒れる。刀に戻る様子はないが、動く気配はない。
    寒骨白:「よくやった。セイレーン!」
    セイレーン:「寒骨白さん。」
    セイレーン:「─あと一人です!」
    枢霊柩:敗理:無論、健在である。もとより匣の方が、レンダーを引き寄せ、能力を利用していたのだから。
    寒骨白:「おう!レンダー殿を倒しても消えないっぽいしな、あやつ!」
    華金弓:「ああ、あとは匣を破るのみだな!」
    華金弓:「あれ、1人?3人?」
    GM:イニシアチブ。ここで行動が変わります。
    セイレーン:なっばっ
    寒骨白:ばっきゃろう
    枢霊柩:敗理:《加速する刻》。
    枢霊柩:敗理:行動権を得ます。
    枢霊柩:敗理:マイナー。《ライトスピード》
    寒骨白:ばっきゃろう!
    セイレーン:覚悟の鼓舞スタンバイ!
    枢霊柩:敗理:メジャー。《コンセントレイト:ノイマン》《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《さらなる波》そして《神速の鼓動》
    寒骨白:ばっけろう!!
    枢霊柩:敗理:要約:死ね
    セイレーン:ウワーッ!!!
    華金弓:ひえー!
    枢霊柩:敗理:ドッジのC値-1!そしてレンダーのバフは残っているものとします!ダイス
    枢霊柩:敗理:あ、シーン化しているので全員に攻撃です
    寒骨白:知ってる!!
    枢霊柩:敗理:26dx8+8
    DoubleCross : (26R10+8[8]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,6,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,2,4,5,6,9,9,10]+10[5,9,10]+10[8,10]+4[2,4]+8 → 52

    セイレーン:ヒィ─ッ!!!
    華金弓:3dx11>=52 ドッジ
    DoubleCross : (3R10[11]>=52) → 7[6,6,7] → 7 → 失敗

    寒骨白:こいつ、まわすなー!
    枢霊柩:敗理:C値8で回るもんだな
    寒骨白:ドッジ!
    セイレーン:覚悟の鼓舞は見送ります?
    GM:あ、あとね
    セイレーン:固定値+6できるぞ!
    GM:ドッジのC値+1なんですけど、10は越えない
    華金弓:そうなんだ
    寒骨白:なるほど…!
    セイレーン:そうとは……
    寒骨白:6dx+25
    DoubleCross : (6R10+25[10]) → 9[1,4,6,7,8,9]+25 → 34

    セイレーン:自分はダメ元ガード!
    寒骨白:うむ、鼓舞してもらってもダメ!
    GM:そこそこ近づくのが怖いわ!
    セイレーン:装甲19!ガード2!!!
    枢霊柩:敗理:あいよ!
    枢霊柩:敗理:6d10+29
    DoubleCross : (6D10+29) → 35[8,4,10,4,6,3]+29 → 64

    寒骨白:ちぬ!
    華金弓:99+1d10 リザレクト!
    DoubleCross : (99+1D10) → 99+3[3] → 102

    セイレーン:ダメだーっ!死!
    セイレーン:茶木屋さんロイスカットで復活!
    寒骨白:宿敵/尉遅敬徳/敬意/敵愾心○でとって即昇華!
    セイレーン:HP14!
    枢霊柩:敗理:振り回していた鉄鞭が、巨大な白羽の矢に変わる。
    枢霊柩:敗理:和装の武士が、華金弓と対になるような黒く輝く弓にそれを番え、真上に撃ち放ち──
    寒骨白:「華金弓、あれはお主の技かっ!」
    華金弓:「うむ!私の使い手にはこれぐらいのことをするものは5万といる!」
    枢霊柩:敗理:──スコールのように、黒き光の矢が降り注ぐ!
    セイレーン:「あわわあああわっわっわああ!!!!」
    華金弓:「ちょっと盛った!7人ぐらあっぁぁぁ!」
    寒骨白:「大したものだな…!次からは破り方も考えておけっ!」
    セイレーン:声とは裏腹に俊敏な動きで避けまくるが、避け切れない光芒が胴体を撃ち抜く!
    華金弓:降り注ぐ弾雨を浴びたその身、ばらばらとほどけていく。
    寒骨白:黒き矢が身を貫いていく
    寒骨白:痛みで動きが止まりそうになるが、それはまだ許されない
    寒骨白:「…次が来るぞ!!」
    枢霊柩:敗理:そして二度目のメジャーアクション!
    セイレーン:堪忍してェ─ッ!!!
    枢霊柩:敗理:マイナーなし。メジャー、《コンセントレイト:ノイマン》《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《さらなる波》そして《かまいたち》!
    華金弓:なにーっ!
    枢霊柩:敗理:対象は華金弓! 死ねーっ!
    セイレーン:ぎえーっ!
    華金弓:ギャース!
    枢霊柩:敗理:26dx8+8
    DoubleCross : (26R10+8[8]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,2,3,4,4,4,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+6[2,3,3,4,5,6,6]+8 → 24

    寒骨白:さっきこれが出てればかわせたのになー!
    華金弓:4dx>=24 ドッジ!
    DoubleCross : (4R10[10]>=24) → 9[3,4,5,9] → 9 → 失敗

    華金弓:ダメージ来い!
    セイレーン:これが最初に来てれば……!
    枢霊柩:敗理:3d10+24
    DoubleCross : (3D10+24) → 14[3,2,9]+24 → 38

    華金弓:《鏡の盾》で受けたダメージのうち80まで、38を敗理にも与えます。侵蝕率+8。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+8した(侵蝕率:102->110)
    華金弓:《ラストアクション》戦闘不能時にメインプロセスを行います。侵蝕率+5。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+5した(侵蝕率:110->115)
    セイレーン:ウオーッ!
    寒骨白:勝ったな!
    枢霊柩:敗理:受けます! くっ、ギリギリ残っ……何それ!?
    華金弓:マイナーで戦闘移動。3人の居るエンゲージに入ります。
    華金弓:メジャーでコンボ【金華咲殺】《小さな塵》《マスヴィジョン》必中の弓で射撃攻撃。侵蝕率+6。対象は対象は敗理。
    華金弓:華金弓の侵蝕率を+6した(侵蝕率:115->121)
    華金弓:6dx+28
    DoubleCross : (6R10+28[10]) → 6[1,1,4,4,5,6]+28 → 34

    枢霊柩:敗理:暴走中!
    華金弓:4d10+34
    DoubleCross : (4D10+34) → 21[5,3,9,4]+34 → 55

    GM:反撃で飛んでくるダメージじゃねえ!
    華金弓:寒骨白のロイスを昇華、復活します。HPは11.
    枢霊柩:敗理:《空蝉》! そのダメージを0にする!
    枢霊柩:敗理:演出どうぞ!
    セイレーン:ウゲェ─ッ!!!
    華金弓:「ええい、次からは破り方を考えておけだと……」
    華金弓:「私はともかく直が考えていないわけがあろうかよ!」ヒトガタの肉体を再構成。
    華金弓:ばらばらと、ほどけた全身。黄金に光る繊維、それらもまた再構成。
    華金弓:それらは幾つもの黄金弓に。或いは幾つものヒトガタに。
    華金弓:「観念するは無数の金箭、あらゆる邪悪を貫通し撃滅する破邪の一撃」
    華金弓:"輝ける"華金弓が機能。使い手の願いのままに、使い手の技量のままに。
    華金弓:求められた通りの願いを現実へと昇華する。入力された情報を確定事象へと押し上げる。
    華金弓:故に、歴代の猛者から刻まれた戦闘経験の数々は。脈々と啜ってきた契約者の心血は。
    華金弓:「再演するは全ての輝き……これは直の腕の中でも放てぬ一撃よ」
    華金弓:「あ奴が増やせるのは、せいぜい私と自分の身体一つぐらいだからな」
    華金弓:無数に分裂した黒瀬の武人どもが、同じ数だけの華金弓の力を引き出す。
    華金弓:その一つ一つが、一騎当千の恐るべき殺戮技芸!
    枢霊柩:敗理:「……!」 巨大な雨は陽動だ。本命を貫く二の矢こそがこの影の、必殺の技術。
    枢霊柩:敗理:……対峙する黒影の技芸の、『たった一つ』でしかない。
    枢霊柩:敗理:二の矢は確かに華金弓を撃ち抜き、されど、それに数倍、数十倍の矢達によって消し飛ばされる
    枢霊柩:敗理:半ば光芒めいた矢群の後には、しかし、
    枢霊柩:敗理:……穴だらけになり、光に焼き滅ぼされた、「影の木馬」が崩れ落ちる。
    枢霊柩:敗理:……砂嵐の量を大きく減じながら、本体は逃れている。
    枢霊柩:敗理:かつて、セイレーンが由来する英雄が使った逸話の再現。
    GM:そしてイニシアチブ。
    GM:もう誰も行動する人はいないかな?
    セイレーン:「──本当に無茶ばっかりして……!」
    華金弓:全員行動終わったでしょ~
    セイレーン:自分はないぜ!アージ解禁されてるけど……
    寒骨白:シュッシュッ!
    寒骨白:自分の素の行動が残ってるぜ!
    GM:ウワーッ
    GM:寒白骨さんの手番です……
    寒骨白:マイナーなし!!メジャーで素殴り!
    寒骨白:対象は枢霊柩:敗理!
    セイレーン:判定前に持ってけ覚悟の鼓舞!
    寒骨白:じゃあ、もらう!
    寒骨白:6dx+30
    DoubleCross : (6R10+30[10]) → 7[4,4,7,7,7,7]+30 → 37

    セイレーン:命中固定値+6だ!
    セイレーン:侵蝕125→129!
    寒骨白:回らんな…!!
    枢霊柩:敗理:暴走中なんですよね……
    枢霊柩:敗理:誰だよ暴走させたの
    セイレーン:かなしい……
    寒骨白:4d10+36
    DoubleCross : (4D10+36) → 30[3,10,8,9]+36 → 66

    寒骨白:だがダメージはいいぜ!おりゃー!
    枢霊柩:敗理:そのダメージは・・・死にます! エフェクト等もなし!
    セイレーン:やったぁ!!!
    寒骨白:しゃあ!
    華金弓:よっしゃ!
    GM:演出どうぞ!
    :────
    謎空間
    興津和沙:N市に暮らす女子高生。寒骨白の現在の使い手
    興津和沙:「寒骨白の強さの秘密?」
    興津和沙:「そんなもん私が知るかよ。」
    興津和沙:「あ?なんか言ってくれなきゃインタビューにならない?」
    興津和沙:「それこそ私が知るかよ。ああ、うるせえ!わかったわかった!しょうがねえな。じゃあ、あれだ。」
    興津和沙:「あいつが強い槍で在ろうとしてるから」
    興津和沙:「でいいんじゃねえの?」
    興津和沙:「意地っ張りだからな、あいつは。」
    興津和沙:「そんぐらいしかしか言えねえよ、私は。あ、何笑ってんだてめえ。」
    興津和沙:「うるせえ!何が、似てますね、だ!バカヤロウ!私はあんな意固地じゃねえや!」
    興津和沙:「っていうかお前誰だよ、その前にここどこだよ!おい、待てコラ!」
    :────
    寒骨白:轟ッ!!
    寒骨白:時には斧の如き重く
    寒骨白:時には竹のように靭やかに
    寒骨白:英雄の持つ将器と
    寒骨白:姫を目指すもののと覚悟と優しさに触れ
    寒骨白:「さあ、敗北の理よ。吾らが宿命よ!」
    寒骨白:「此度の在陣、ご苦労であった!」
    寒骨白:三度、体を槍に変形させる
    枢霊柩:敗理:「────!」
    枢霊柩:敗理:砂嵐がブレる。武将。武士。英雄。拡散と収束を繰り返しながら、槍を見上げる。
    寒骨白:「お主が吾らに勝利をする定めなら、敗北を得るまで消えぬことができるというのであれば!」
    寒骨白:「吾が、吾らが!その宿命を貫こう!」
    寒骨白:「吾ら、主君と共に未来を生きる武具なればっ!!」
    華金弓:「──征けェッ!寒骨白ッ!」
    寒骨白:轟ッ!!!
    寒骨白:敗北の因果も、死の宿命も!!寒骨白には断ち切る力はない!!
    寒骨白:それでも、己が勝利を信じ、主たちが見せてくれた生き様を信じ
    寒骨白:かつての敗北すら振り払い!
    寒骨白:力で以て、敗理を破らんとする!
    寒骨白:轟ッ!!!
    枢霊柩:敗理:────砕!
    寒骨白:轟音とともに、敗理の体を貫く
    枢霊柩:敗理:ヒトガタが、砕け散る。断ち割られた身体は砂嵐となり、砂嵐はやがて、黒く輝く匣の破片となり。
    寒骨白:「今度は」
    寒骨白:「ああ、いつかは」
    寒骨白:「勝敗の因果などではなく」
    寒骨白:「武人であったお主と相まみえたいものだな、敬徳殿」
    寒骨白:散り散りとなった破片に向けて、そうつぶやく
    枢霊柩:「…………シス////テム/////終/////ます……」
    枢霊柩:最後の破片が、そう残して、パラパラと散った。
    GM:周囲の景色が大きく震え、空の果てからゆっくりと崩れ始める。
    セイレーン:「ひぃ……はぁ……」枢霊柩が砕けたのを見届け、
    セイレーン:へなへなと座り込む。
    寒骨白:「む、これは。」
    華金弓:「これにて一件落着、というやつだな」
    レンダー:「……終わり、か」  額から血めいて光の粒を流しながら起き上がる。
    レンダー:意識を失った、茶木屋清奈を抱えている。
    華金弓:「そうして座り込むのも、こうして二本の足で立つのもお終いだ」
    寒骨白:「うむ、おつかれだったな。皆」
    寒骨白:華金弓とセイレーン、そしてレンダーに声をかける。
    セイレーン:「はい……寒白骨さんもすごい力でしたね。」
    寒骨白:「歴史がな。お主らとは違うのだ。」
    寒骨白:自慢気に笑う。
    セイレーン:「れ、レンダーさんも……すみません、一応殺さない程度には手加減したんですけど……」
    セイレーン:「大丈夫でしたか……?」いけしゃあしゃあ!
    寒骨白:「そりゃ大丈夫だろうよ。こうして生きてるのだから。」
    レンダー:「斬ったはったは武器の常だ。私を負かしたことを謝る必要などないよ」
    レンダー:「契約者を頼む。恐らく君たちはあの、彼女の家に出るだろうからな」
    華金弓:「うむ。それにレンダー殿の主もだな」
    寒骨白:「お主は、主のもとに帰れるのか?」
    レンダー:「私は、最初の大ワーディングの時に徴兵されている。恐らく元いた場所に戻るとは思うが」
    レンダー:「さて、主がまだそこを使っているかどうか」
    華金弓:「私の方から連絡を取るようにさせるさ」
    華金弓:「もっとも直に話が出来たらだがな。実際どうなることやら」
    レンダー:セイレーンさんに茶木屋さんを預けつつ。
    セイレーン:「はわわ……!」慎重に受け取る。楚永ちゃんも心配してる子だし。
    寒骨白:「大丈夫。吾は主と話せるからな。」
    寒骨白:「吾から主、主から直どのに伝えていけばいいだろう。」
    華金弓:「ああそうか、寒骨白殿は平時から話が出来るのだったな」
    セイレーン:「そうですね。……楚永ちゃんと、また話せるかなぁ」
    レンダー:「その言い方からするに、寒骨白殿が特殊な例のようだな」
    華金弓:「うむ……正直なところ」
    華金弓:「私が他者を羨むのは、非常に珍しいことだ。誇ってよいぞ」
    寒骨白:「もっと別のところで羨んでくれてもよいのだが」
    寒骨白:「背とかな?」
    寒骨白:華金弓の側に立って手振りで身長差をアピールする
    セイレーン:「大きいですもんね、寒骨白さん……」←174㎝
    華金弓:「それは別に羨ましくないわ!」
    華金弓:「頭ぶつけるし」
    寒骨白:「まあ、セイレーンも元が首輪とは思えぬほどでかいが、比率で言ったら一番だよね。」
    寒骨白:華金弓の言葉に、くひひ、と笑う
    寒骨白:「ああ、だから吾をぶつけないようにしっかり握っていてくれる主が必要なのだ。」
    セイレーン:「ふふ……そうですよね。」
    セイレーン:「楚永ちゃんのつむじ、初めて見ちゃった……うへへへ……」
    レンダー:(しっかり握っていたところでどうにかなるのか……?)
    寒骨白:「あまり変な趣味に目覚めないようにな?」
    レンダー:「なんにせよ、次に会う時はただの武器同士というわけか」
    寒骨白:「おう。」
    寒骨白:「また、ともに戦うこともあるかもな。」
    セイレーン:「はい……できれば、無茶はしないでほしいですけど。」
    セイレーン:そうならないといいなぁ……と、思いつつ。
    レンダー:「そうだな。逆に──」
    レンダー:「次は負けんぞ」
    レンダー:にやりと笑って、三人に伝える。
    セイレーン:こうして過ごした時間も、やっぱり楽しかったなぁと。一緒に思ってしまう。
    寒骨白:「ふははははは。然り然り」
    レンダー:今までで一番、人間らしい表情だ。
    寒骨白:「武具だけで競った結果などなんの参考にもならぬ。」
    寒骨白:「やはり吾らは使い手の手にあってこそ真価を発揮するというもの。」
    寒骨白:「楽しみにしている。吾も負けぬけどな。」
    セイレーン:「レンダーさんもすっかり元気になったみたいで、良かったです。」
    セイレーン:「でも」
    セイレーン:「楚永ちゃんに危害を加えるなら。どんな手を使ってでもブチ折りますからね……?」
    レンダー:「…………。」
    セイレーン:彼女の目は全く笑っていない。
    レンダー:「やはり君はこう……あれではないか」
    レンダー:「モーニングスターの紐とかになったほうがいいのではないか?」
    セイレーン:「ふふふ……これでも妥協してるんですよ?」
    セイレーン:「知り合う前なら、近づけたくもなかったんですから。」
    レンダー:「……ああ、肝に銘じておこう」
    セイレーン:「でしたら大丈夫!楚永ちゃんと持主さん同士、また逢えたらいいですね!」
    セイレーン:そういって、彼女は優しく微笑んだ。
    華金弓:「……ふむ、そろそろ時間の様子だな」
    GM:あなたたちの姿も、足元から少しずつ消えていっている。
    寒骨白:「うむ、稀有な体験だった。」
    華金弓:「ふむ、形を失う感覚は不本意ながら慣れているが……なかなか名残惜しいものだ」
    セイレーン:「あわわわ……ちゃんと元の世界に出られますよね……?」
    寒骨白:「なあに。きっと戻れる。戻れなくても、あれだ。主たちが探しにきてくれるさ」
    セイレーン:「…そうですね!茶木屋さんは私が支えてますし!」
    華金弓:「これだけは最後に言っておかねばな……レンダー殿」
    レンダー:「何かな、先達殿」
    華金弓:「懐かしい顔に会わせてもらったことへ、感謝を」
    華金弓:「たとえ失われたものであっても、守り切れなかったものであっても」
    華金弓:「私を形作るものだ。今の支えとなるものだ」
    レンダー:「……君たちを破壊するために行ったことに対し、礼を言われるというのもおかしな気分だが」
    レンダー:「受け取っておこう。……といっても、枢霊柩の出力あってのことだ」
    レンダー:「次会った時に同じことはやれないから、それは補足だ」
    華金弓:「お前はずっと律儀だな。好ましいことだ」
    華金弓:「また会おう。敵としてではなくね」
    寒骨白:「主と仲良くな」
    セイレーン:「はい!……お元気で、レンダーさん!」
    レンダー:「ああ、またいつか。華金弓。寒骨白。セイレーン。……偉大なる先達たちよ」
    GM:そうして、武器たちの奇妙な邂逅は終わり。
    GM:あなたたちは仮初の身体ごと、光に包まれ、元の世界に返っていった

    バックトラック

    GM:シナリオ終了! バックトラックです!
    華金弓:はーい!
    セイレーン:ひぃ─ッ!
    寒骨白:うい!
    セイレーン:生きて帰りたいよぉおおおおお!!!
    GM
    Eロイスは三つ。
    主達を締めだした《悪意の伝染》。
    枢霊柩と茶木屋の《愚者の契約》。
    2ラウンドに入ってたらセットアップで使ってた《孤高の超人》です

    寒骨白:よかった
    寒骨白:使う!
    華金弓:振るぜ!
    セイレーン:3つも!
    GM:回すが良い
    寒骨白:127-3d10
    DoubleCross : (127-3D10) → 127-20[2,10,8] → 107

    寒骨白:よっし!1倍ぶり!
    寒骨白:107-4d10
    DoubleCross : (107-4D10) → 107-24[7,3,8,6] → 83

    寒骨白:ただいま!5点!
    華金弓:121-3d10
    DoubleCross : (121-3D10) → 121-5[1,2,2] → 116

    寒骨白:こわ
    セイレーン:振ります!!!
    セイレーン:129-3d10
    DoubleCross : (129-3D10) → 129-13[3,3,7] → 116

    華金弓:ゴミ!
    GM:華金弓さん?!
    セイレーン:こ……怖いので2倍振りしていいでしょうか……
    セイレーン:116-10d10
    DoubleCross : (116-10D10) → 116-50[2,3,8,7,8,2,1,9,6,4] → 66

    華金弓:前にEがドチクショウだったときはロイスもそうだったからな
    華金弓:二倍振りで行く
    GM:安全策は大切だよね
    華金弓:116-10d10
    DoubleCross : (116-10D10) → 116-54[1,8,3,3,8,10,6,2,10,3] → 62

    セイレーン:無事帰還!3点!!!!!
    GM:では、いつもの5点にシナリオの5点、レンダーのDロイス破壊者で1点
    GM:11点+侵蝕経験点を受け取って下さいな
    セイレーン:14点!おいしい!
    華金弓:倍振りで14点!
    寒骨白:16点!
    寒骨白:ごっつぁんです!
    GM:私は(14+14+16)÷3で15点もらい
    GM:無事に全員帰還! 
    GM:ありがとうございました~
    華金弓:おつかれさまでした~
    セイレーン:お疲れさまでした!
    寒骨白:ざっした!

    GM:あの、奇妙な事件から数日後。
    GM:箱と結界が消え、中から三人の武器とともに現れた茶木屋さんを病院に運んだあなたは。
    GM:経過の確認ということもあり、彼女の病室を訪れていた。
    楚永遠音:てくてくと病室を探して歩く。
    楚永遠音:お見舞いする側に回るのは実は結構貴重な体験なのだ!
    楚永遠音:「えー……と、あれかな。」
    楚永遠音:それっぽい病室の前で、軽いノック。
    茶木屋清奈:「どーぞー」
    楚永遠音:「はーい。」そっと入室。
    楚永遠音:のんびりと歩いて、ベッド付近のおあつらえ向きな椅子に腰かける。
    茶木屋清奈:「……そなちゃん!」 驚いた顔。
    茶木屋清奈:「わー、びっくり! どうしたの、身体は大丈夫?」
    楚永遠音:「ふふ。そなちゃんでーす!」
    楚永遠音:「今日は発作も落ち着いてるし、お医者さんから許可貰って来たの!」
    楚永遠音:「茶木屋さんが急に倒れたって聞いて、心配したんだからね?」
    茶木屋清奈:「うぇへへへ、メンボクない」
    茶木屋清奈:「家でねー、なんか日射病? とかでさー」
    茶木屋清奈:「精密検査とか言われて個室だし! もー、ひまひま!」
    楚永遠音:「まったく……でも、後遺症とかなくて本当に良かったわ。」
    楚永遠音:「もうちょっとしたら退院できるのよね?」
    茶木屋清奈:「おーげさなんだよねー。うん、期末テストには間に合う感じ……」
    茶木屋清奈:「期末テスト………には………」
    茶木屋清奈:ずぅーん
    楚永遠音:「ああ……入院中の授業、休んじゃうもんね……」
    茶木屋清奈:「ダイジョウブ、ダイジョウブ! それに、こういうときは……」
    茶木屋清奈:ポケットから出した両手を開いて、けれど、そこには何も無い。
    楚永遠音:「!」
    GM:茶木屋清奈には元より、事件時の記憶はなかった。
    GM:UGNの後処理によって、家の調査も終わり、他に危険物がないことも確認している。
    GM:その上で……あの『匣』についての記憶だけは、処理がされている。
    楚永遠音:無理に言及するのは良くはないだろう。
    楚永遠音:それなら……
    楚永遠音:「……こういうときは?」適度にすっとぼける!
    茶木屋清奈:「……うん、大丈夫」
    茶木屋清奈:俯いて、何か寂しげに笑う。
    茶木屋清奈:「あのさ。……寝てる時に、夢を見たの」
    楚永遠音:「……茶木屋さん。」
    楚永遠音:「夢…っていうと?」
    茶木屋清奈:「家族の夢」
    楚永遠音:「……ご両親と、弟さんがいるって言ってたよね。」
    茶木屋清奈:「ん。けど、今は親戚のおばさん達だけ、かな」
    茶木屋清奈:「ほら。四年前のN市震災でさ、……そういう感じ」
    楚永遠音:「…………そっか。」こうして聞く前に、知ってしまったことではある。
    茶木屋清奈:「公園で、家族でピクニックしてさ。楽しくて、ずっとここに居たいな、って思ってたんだけど」
    楚永遠音:「辛い事を、思い出させちゃったかしら」
    茶木屋清奈:「んーん。」首を振る。「……なんかさ、眩しいのが来たの」
    茶木屋清奈:「こっちはピクニックしてるのにさ。すぐ傍で、バァーッ、ぐぁーっ、ずどーん! みたいな」
    楚永遠音:「ぷふっ」心当たりもあり、思わず吹き出してしまった。
    茶木屋清奈:首を傾げつつ、大げさな身ぶり手ぶりを交えて説明する。
    楚永遠音:「凄い夢ね、それ…」
    茶木屋清奈:「ドカドカ、ギラギラしてて、それはさ、あたしのことなんて何っにも関係なく暴れてて……」
    茶木屋清奈:「そうそう、もう、ひっどい夢だったんだから!」
    茶木屋清奈:「でもさ。それ見てたらなんか……凄いエネルギー貰っちゃってさ」
    茶木屋清奈:「あたしさ、普段もケッコー、虚勢張って明るくしてたんだ」
    茶木屋清奈:「なんかさ、そういうの、馬鹿らしくなっちゃって」
    楚永遠音:「空元気も必要な時はあるけど……それだけじゃあ限界は来るもんね。」
    茶木屋清奈:「うん。……それで、それでね」
    楚永遠音:「そう言うのもいいんじゃない?その夢も本当に喧しかったでしょうし……」
    茶木屋清奈:ぽろりと、目元から涙が零れる。
    楚永遠音:「あ…」
    楚永遠音:そっとハンカチを出す。
    楚永遠音:「……良かったら、使う?」
    茶木屋清奈:「……わ」自分で驚いた顔をして。「あ。あのねっ、その、ごめんね……!」
    茶木屋清奈:「……うぅううう……! ご、ごめんね、なんか、話してたら、よくわかんなくなっちゃって」
    楚永遠音:ふるふると首を横に振る。
    茶木屋清奈:ハンカチを受け取って、顔を覆う。
    楚永遠音:「大丈夫よ。」
    楚永遠音:「泣けるときは、思いっきり泣いちゃえばいい。」
    茶木屋清奈:「うぇえ、ぐすっ、ううぐ、ぞなぢゃん・・・・・・!」
    楚永遠音:「悲しい時に泣けない事の方が……もっと辛いんだから。」
    楚永遠音:茶木屋さんが少しでも安心できるといいなぁと思い、柔らかいほほ笑みを浮かべる。
    茶木屋清奈:「あ゛り゛がど・・・・ううう、あああああ…………!」
    楚永遠音:また落ち着いて、話したいときに話してくれたらいいから。
    楚永遠音:そういう事が伝わるように、優しく背中をさすってあげる。
    楚永遠音:──もらい泣きはしなかった。
    茶木屋清奈:何があったかもわからず。何を忘れたかもわからず。
    楚永遠音:私が泣きたかった所は……4年前に通り過ぎているし。
    茶木屋清奈:それでも、わけもわからず確かに貰った活力で、思いっきり泣く。
    茶木屋清奈:少女の優しさを感じながら、今まで向きあえなかった分まで泣き続けていた。

    GM:事件は終わった。
    GM:といっても、事実を知っているはずの当事者たちは、物言わぬ武器に戻っていて。
    GM:あなたたちは事件の関係者欄一つ書くにも苦労することになった。
    GM:そこで、というわけではないが──
    寒骨白:「吾は物言うぞー」
    GM:唯一、かろうじて興津さんにだけは言葉を伝えられる寒骨白さんの証言を頼りに
    GM:表のN市の施設を順に巡る現場検証を行っていた。
    GM:【N市 総合アミューズメント施設・プロミネンス】
    GM:【カラオケ店 1階 角部屋】
    寒骨白:「うむ、ちょうどこの部屋で華金弓とセイレーンとレンダー殿でカラオケをしてな!」
    興津和沙:「あー、はいはいわかったわかった。」
    興津和沙:「こいつの証言だとこの部屋で間違いないみたいですよ。」
    楚永遠音:「ここで合ってますか?興津さん…」
    黒瀬直:「ここがカラオケか……」きょろきょろと暗い部屋の中を見回す。
    興津和沙:「合ってるみたいだよ。こいつの記憶が確かなら」
    興津和沙:「とりあえず、部屋の中も妙な気配はしないけど」
    黒瀬直:「こちら側に影響が出る、ということも無さそうだな」
    楚永遠音:「ち、ちなみに何でセイレーンたちはカラオケを……?」
    寒骨白:「うむ。あそこのカラオケは採点で良い点をとらなければ二度で戻ることが出来ぬ魔境と化していてな」
    興津和沙:「は?」
    寒骨白:「そしてそこから脱出するために吾らの喉で採点に挑んだというわけだ」
    興津和沙:「いい点採らないと戻れなくなるカラオケボックスとか」
    興津和沙:「なかかなかのトラップだなおい。」
    黒瀬直:「聞いたことがあるな……」真顔
    楚永遠音:「えええ……?」
    興津和沙:「………」
    興津和沙:「今のとこそんな気配はないけど」
    興津和沙:ドアを開いたり閉じたりしてる。
    興津和沙:「ここで歌いだしたら、こっちでもそいつが発動するとかなったら、なかなかことですよね。」
    楚永遠音:「箱の中だけのルールで終わってるならいいんだけど……」
    興津和沙:「一曲、試してみます?」
    黒瀬直:「影響がないかを調べるのが私たちの任務だからね」
    黒瀬直:「罠となれば、食い破るのみだ」
    楚永遠音:「おお!」ぺかーっ!
    楚永遠音:「カラオケって何だかんだ行く機会なかったんですよね!」
    興津和沙:「おお、ノリ気だね、楚永さん」
    黒瀬直:「よし、それでは早速……」
    黒瀬直:(どうやるのだろう)きょろきょろ
    黒瀬直:「まずは熟達者である興津くんの業前を見せて頂こうかな」
    楚永遠音:「あ、そうですね。私もこういう機械初めてで……」
    楚永遠音:「使い方、教えてくれると嬉しいな。」
    興津和沙:「はいはい、じゃあふたりともちゅうもーく」
    興津和沙:「カラオケを始めるにはまずこの機械で歌いたい曲をー……」
    興津和沙:「って二人とも知ってる曲とかあるの?」
    楚永遠音:「えーっ、と…………」
    黒瀬直:「ふむ……」
    楚永遠音:「ゲームの曲とかって乗ってたりするかな……?」レパートリーの死!
    寒骨白:「お主らの相棒たちは歌えたぞー」
    興津和沙:「寒骨白が歌えなかったらお主ら首輪と弓以下だって煽ってますよ」
    興津和沙:「お、ゲームの曲、大丈夫だよ。」
    興津和沙:「ジャンルでね、ゲームってのがあってね。ここから探せば曲名がわからなくても」
    楚永遠音:「よかった!何としても殺らないと……!」
    興津和沙:「なんか殺気籠もってない?」
    セイレーンの乙女:(そそそそながじゃああああああんんん!!!無茶しないでええええええ!!!!!!!)
    楚永遠音:カタカタ首輪が締まり始めてる気がするが、その程度で私は止められないわ。
    黒瀬直:「やはり嫌いかね。彼女のことは」
    楚永遠音:「んー……そうですね。どっちかというと腐れ縁って言うのがしっくり来てはいます。」
    興津和沙:「離れてる時は結構仲よさげにしてたもんね。」
    楚永遠音:「でも、セイレーンが居なければ…私はきっとここには居なかったから。」
    楚永遠音:「そういう意味では、やっぱり嫌いではないですね。」
    楚永遠音:「心配してくれる人を切り捨てるのも良くないって。ちゃんと学べましたから。」
    黒瀬直:「……そうか」
    黒瀬直:「やはり君は、強い子だな」
    楚永遠音:「……ありがとうございます。黒瀬さん。」
    黒瀬直:「うむ。付き合っていくと決めたなら真剣にな」
    楚永遠音:「はい!」
    黒瀬直:「付き合いきれないと思ってもすぐに言うのだよ」
    楚永遠音:「ふふふ、大丈夫ですよ。」
    楚永遠音:「私を差し置いてカラオケデビューしたのがちょっと許しがたいだけなので……」
    セイレーンの乙女:(ふぇえええええん!!!!!レンダーさんに言われだがらやっだだげなのぉおおお!!!!!!!)
    楚永遠音:ちょっぴり締め付けが緩んだ気がする。良い子ね。
    黒瀬直:「そうか、ではお伴しよう」タンバリンをす、と手に取る。
    黒瀬直:「興津姫、まずは何を聞かせてくれる?」
    楚永遠音:「がんばってー!」タンバリンスタンバイ!
    興津和沙:「お、じゃあ私の特訓の成果を見せてやるとするか」
    寒骨白:「行け!主!」
    興津和沙:「では、恥ずかしながら先陣を切らせていただきます。」
    興津和沙:「星辰館のお姫様。UGNでのコードネームは"姫”!」
    興津和沙:「姓は興津、名は和沙!」
    楚永遠音:「きゃーきゃー!」シャンシャン鳴らし始める!
    楚永遠音:そしてテンションに比例して首が締まる!!!
    興津和沙:「そんなお姫様な私に相応しい曲は、こいつだー!」
    カラオケ画面:曲:Princess Bride! アーティスト:KOTOKO
    寒骨白:「出た!主の十八番!!」
    興津和沙:軽快なリズムでテクノ長のイントロが流れてくる
    興津和沙:アップテンプながらどこか可愛らしい曲調
    セイレーンの乙女:(あっ、初めて聞く曲だ…)
    興津和沙:それなのに。
    興津和沙:歌い方はどこかハードロックだ!
    興津和沙:一人カラオケに特化しすぎて自分の歌い方がどんどん独特になっていることに気づいていない!
    興津和沙:芸術:カラオケ
    興津和沙:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

    興津和沙:だが、それなのに妙にしっくり感じで歌えている!
    黒瀬直:「うむ、愛らしい歌だな」
    黒瀬直:「さすがは姫だ」完璧なタイミングでタンバリンを鳴らす。
    楚永遠音:首を絞められているためコメントができない!
    楚永遠音:評価目的でさらにタンバリンをしゃんかしゃんか鳴らす!
    興津和沙:「あーさもひーるもよーるもずっと好きになってくぅぅぅぅぅぅやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」
    興津和沙:「サンキューーーーー!!!」
    興津和沙:無駄に伸びのある高音でフィニッシュを決める
    興津和沙:「はあ、はあ、なかなかのお姫様っぷりだったでしょう。」
    楚永遠音:パフパフパフと叩きながら頑張って気道を確保しているぞ!
    興津和沙:「楚永さんは、大丈夫なのそれ?生きてる?」
    楚永遠音:「──っぶは!!!」
    楚永遠音:「だ……大丈夫……興津さんもすっごいいい曲でしたね……!」
    黒瀬直:「うむ。私が知る通りの興津姫だったね」
    黒瀬直:「力強く、華やかで愛らしい」
    興津和沙:「ありが……いや、カラオケで真面目にコメントされると照れるな!」
    興津和沙:「遊びですからね!そんな真面目にコメントしなくてもいいんですよ、黒瀬さん!」
    興津和沙:でも褒められた事自体は嬉しそうにしている
    黒瀬直:「ふむ、慣れないなりに述べた価値はあったようだ」
    黒瀬直:「喜んでもらえるなら、次も精いっぱい聞くとしよう」
    楚永遠音:「ふぅ……」いつの間にか頼んでいたオレンジジュースを飲んで一息。
    黒瀬直:「楚永くんは歌えるかね?」
    黒瀬直:「曲目というよりは体調の問題だが」
    楚永遠音:「はい!いつでも行けますよー!」
    興津和沙:「首が閉まらないようにせめて祈ってるね」
    楚永遠音:「えーっと……こんな感じで……」慣れない手つきでポチポチと操作し……送信!
    楚永遠音:「できた!」
    カラオケ画面:曲:塊オンザスウィング アーティスト:松崎しげる
    寒骨白:「また塊が…!!」
    興津和沙:「え?セイレーンさんも塊魂歌ってたの?」
    黒瀬直:「ほう、同じ曲をか」
    黒瀬直:「仲が良いのだね」
    楚永遠音:南国調の軽快なイントロと共に、どこか夕暮れの浜辺を彷彿とさせるメロディが流れ出す!
    楚永遠音:「えっ?セイレーンも似たようなやつを?」
    楚永遠音:「絶対に負けられない……!」燃え盛る覚悟が瞳に宿る!
    楚永遠音:芸術:歌唱で判定します!
    セイレーンの乙女:〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉。
    セイレーンの乙女:判定ダイスに+5!固定値+9!!!
    興津和沙:「な、なんかずるしてない!?」
    楚永遠音:6dx+9 キエ─ッ
    DoubleCross : (6R10+9[10]) → 10[3,5,7,8,9,10]+7[7]+9 → 26

    楚永遠音:セイレーン……味な真似してくれるじゃない!
    セイレーンの乙女:(ナナーナナナナナーナーナーナかたまりだましい!)
    楚永遠音:「ナ、ナーナナナ、ナナーナーナーナときめきディスティニー!」
    楚永遠音:どこからともなく、美しい歌声が伴奏を始める!
    寒骨白:(ナナーナナナナナーナーナーナかたまりだましい!)
    楚永遠音:「ナ、ナーナナナ、ナナーナーナーナやっぱりアイ・ラビュー!」
    セイレーンの乙女:「今日もどこかで出!会い!生まれる愛ーーー!
    楚永遠音:ーーー日に!焼!け!た!肌!!!」
    楚永遠音:〆のメロディと共に(任意の決めポーズ)!
    黒瀬直:(やはり、若い子が元気に楽しむ姿を見るのは良いものだ)穏やかに微笑みながらタンバリンを鳴らす。
    寒骨白:「見事なデュエットであった!」
    興津和沙:「セイレーンさんと息ぴったりで最高だったってさ」
    興津和沙:拍手をしながら言う
    楚永遠音:「ありがとう!ありがとうー!…………っは!!!」
    楚永遠音:「すすすすみません!!はしゃぎすぎちゃった……」
    黒瀬直:「聞いているこちらが元気になってくるような、素晴らしい歌いぶりだったよ」
    興津和沙:「いや、かっこよかったよー。一瞬、楚永さんが黒人シンガーに見えたもん」
    興津和沙:笑いながら言う
    黒瀬直:「お疲れ様。冷たい水で喉を潤すと良い」コップを差し出す。
    楚永遠音:「あうう…ありがとうございます……」赤面しながらも、嬉しそうだ。
    楚永遠音:くいっと一口。咽たりなんてしないわ。
    興津和沙:「エフェクト使ったのははしゃぎ過ぎだったと思うけど」
    楚永遠音:「……セイレーン、結構アーティファクトの力も掻っ攫って行ったのかもね……」
    楚永遠音:「流石にもう少ししたら落ち着くとは思いますけど……」
    興津和沙:「あはは、そりゃ大変だ。」
    興津和沙:「相棒が力をつけるならこっちも負けないぐらい頑張らないといけないからね。」
    黒瀬直:「良き担い手たるのは困難だ」
    興津和沙:「けど、こうやって自分の武器と触れ合ったり、競い合ったりするのも。」
    興津和沙:「楽しいよね。」
    楚永遠音:「はい…そうですね。」
    楚永遠音:「こうしてワイワイできるのもセイレーンと出会ってから初めてですし。」
    黒瀬直:「相応しくありたいものだな。力を貸してくれる物たちにも」
    黒瀬直:「それに、付き合ってくれる子たちにもね」
    興津和沙:「そうですねー。けど、それはそれとして」
    楚永遠音:「はい!黒瀬さんも!」リモコンをパス!
    興津和沙:黒瀬さんにマイクを向ける
    興津和沙:「はい、次は黒瀬さんの番」
    楚永遠音:「すっごい楽しいですよ!」
    黒瀬直:「無論」マイクを手に取り、素早く端末を操作する。
    黒瀬直:「クレア……屋敷のメイドの動画配信で歌を募集しててな」
    黒瀬直:「なぜか私にもリクエストがあり、歌うこととなった」
    興津和沙:「そんなことを」
    カラオケ画面:曲:Defender'Z Brand! アーティスト:水樹奈々
    楚永遠音:「おおー!」しゃんしゃん!
    興津和沙:「うわ、わりと最近の曲!」
    黒瀬直:「Ys-Haiya- 鳴り渡れ Ys-Haiya- 天へと」
    黒瀬直:雅やかな和風の旋律の入った、勇ましい電子音楽が鳴り響く!
    黒瀬直:(そして当然)
    黒瀬直:(全力だ!)
    黒瀬直:《砂の加護》を使用。判定+6D
    黒瀬直:10dx 芸術:歌唱
    DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,4,6,7,7,7,7,8,10]+5[5] → 15

    興津和沙:「だ、か、ら!!」
    興津和沙:「遊びに力を使うな!!」
    黒瀬直:瞬時にアイドリッシュな和装を展開。
    興津和沙:「カメラーーーー!!!」
    興津和沙:「防犯カメラがあるからねーー!!機密とか考えてーーー!!!」
    黒瀬直:切れのある舞いを決めながら、全くぶれない正確な歌声を鳴り響かせる!
    黒瀬直:「当然そこも抜かりない!」
    楚永遠音:「うおおー!すごーーーい!!」
    楚永遠音:締まる首輪に指を突っ込みながら空いた手でタンバリン伴奏!!
    黒瀬直:「屍山血河の幾許を築き敗れれば 命の火を外道から護ることが~」
    興津和沙:「確かに歌もパフォーマンスもすごいけどさ!」
    興津和沙:「こんな無茶をしなきゃ手抜かりの心配もしなくて済むんだよ!」
    興津和沙:「楚永さん、今からその首輪あの人に移せない!?」
    セイレーンの乙女:(すみません、世界のどこかにいる手首当たりの私の姉妹を見つけないことには……)
    楚永遠音:「ワンオフ品とか聞いてるので……新しい英雄拘束帯を探した方が確実だと思います!」
    楚永遠音:両手で締まる首輪と格闘中!
    黒瀬直:異様に完成度の高く、真に迫ったパフォーマンスが終わった。
    興津和沙:「いや、でもホントすごいことはすごかった…!」
    黒瀬直:「……ふう」汗の一つもかいてはいないが
    黒瀬直:「その、楽しんでいただけただろうか」
    黒瀬直:どこか不安そうな表情だ。
    楚永遠音:「はい!すごく格好良かったですよ!」
    興津和沙:「ツッコミ甲斐はありました。すごく」
    黒瀬直:「そうか」
    黒瀬直:「楽しんでもらえたなら、良かった」
    黒瀬直:安心して、童女のように笑う。
    興津和沙:「ホント、いつでも全力な人ですよね。黒瀬さんは」
    黒瀬直:「付き合ってもらう以上、手は抜けないさ」
    黒瀬直:「今は、今だけのものだから」
    楚永遠音:「はい……いつ何が起きるかなんて、わかんないですもんね。」
    黒瀬直:「だから君たちも、やりたい事があったら何でも言いなさい」
    黒瀬直:「私に手伝えることなら、協力は惜しまない……説得力はあるかな?」
    楚永遠音:「ふふ!ばっちりですよ。」
    興津和沙:「私は、八割の力で人事を尽くして二割で天命を楽しむぐらいがちょうどいいと思いますけどね」
    興津和沙:「けど、今回はその全力に守られちゃったからあんまり文句は言えないか」
    興津和沙:「寒骨白がいない間、守ってくれてありがとうございました。」
    セイレーンの乙女:(はい……本当にありがとうございます、黒瀬さん…!)
    興津和沙:「まあ、その。余裕がなかったり、してちゃんと言えなかったけど。」
    興津和沙:「一応、ちゃんと感謝してるんですよ?」
    楚永遠音:「黒瀬さん、すっごい頼りになりましたもんね……」
    黒瀬直:「どういたしまして。分かっているとも」
    黒瀬直:「それに、私も君たちに世話になったからね」
    黒瀬直:「お陰様で、華金弓と通じ合うことが出来た」
    興津和沙:「それはさ」
    興津和沙:「嬉しかったり、楽しかったり、した?」
    黒瀬直:「……」少し驚いたように、僅かにまぶた見開いて。
    黒瀬直:「……ああ、そうだな」
    黒瀬直:「付き合いが長いと、慣れで済ませようとしてしまうことがあるが」
    黒瀬直:「新鮮な喜びだったよ。きっと彼女にとってもね」
    楚永遠音:「ええ……きっとそうです。」
    楚永遠音:「そういう事を繰り返して、私たちは生きてるんですから。」
    興津和沙:「それなら、まあ、よかったか。」
    興津和沙:「いや、ダメだな、よくない。君たち座りなさい。」
    黒瀬直:「?」きょとんとして膝に手を載せ着席。
    楚永遠音:「?」こぢんまりと並んで着席
    興津和沙:「二人の歌を聞かせていただきました。歌声もパフォーマンスも大変素晴らしいものでした。そこは100点です。花丸あげます。」
    興津和沙:この前家庭教師の仕事をしたばっかりなのでちょっと先生口調が残っている
    楚永遠音:「よかった!」
    黒瀬直:「やったな!」
    セイレーンの乙女:(無茶しなければ尚良いんですけどね……)
    楚永遠音:ぎりぎりと締め付けが増した気がする。
    興津和沙:「けどね。二人共カラオケに向かう姿勢がダメです。カラオケは観客を楽しませるものではありません。自分が楽しむのが一番なのです。」
    黒瀬直:「なんと」
    楚永遠音:「?」「楽しかったですけど……?」
    興津和沙:「なによりも、こういう空間ではちゃんとリラックスしてストレス解消しなくてはいけません、リラックス、わかる?力を抜くこと?」
    黒瀬直:「分かるぞ、苦手分野だ」
    楚永遠音:「……」「大きな声出してスッキリしましたけど……?」
    興津和沙:「要するにな、カラオケでエフェクト使って侵蝕上げるなんて言語道断なんだよ!」
    興津和沙:「うん、楚永さんはよかった!楚永さんはよかったけど、セイレーンさんがね!」
    楚永遠音:「だってさ?」くいくいと首輪を掴む。
    セイレーンの乙女:(ひぃいいい……しゅみません……)
    楚永遠音:お説教が堪えたのか、ゆるゆると首輪が緩んでいく。
    興津和沙:「というわけ、TAKE2、エフェクト使わずもっかい勝負!」
    興津和沙:なんだかんだ行って自分の点数が一番低かったのが悔しいだけなのだ!
    楚永遠音:──もうちょっと楽しめそうね!
    興津和沙:「ちゃんと、普通に!楽しむこと!特に楚永さんは高校通ってるんだからそういう機会もあるでしょう!」
    楚永遠音:「ええと……私は保健室通いのカバーだから……」
    興津和沙:「細かいことは気にしない!このまま負けっぱなしで帰れるか!」
    楚永遠音:「じゃあ興津さんがトップバッターね!」
    黒瀬直:「よし!全力で楽しみに往くぞ!」タンバリンを構え、しゃりんと心地よい響きを奏でる。
    楚永遠音:「次の曲を急いでひねり出さなくちゃ……!」端末をいじりつつタンバリンスタンバイ!
    興津和沙:「任せとけ。それじゃあ次はこの曲!」
    興津和沙:「愛媛の!!!」
    寒骨白:「みかん!!!」
    GM:そして、高らかに二週目が始まる。
    GM:偶然の事件、ただ一度の出会い。それでも、芽生えた絆は確かにあって。
    GM:そうして、この現実のN市は回っていく。
    『soCIeTY』
    GM:────と、いうわけで全行程終了。
    GM:皆さんお疲れ様です! ありがとうございました!
    寒骨白:おつかれさまでした!
    楚永遠音:お疲れさまでしたァ!
    華金弓:おつかれさまでした~